「攻殻機動隊」の25年の仕事一望、圧巻のクリエイターの技 大原画展が池袋で始まる | アニメ!アニメ!

「攻殻機動隊」の25年の仕事一望、圧巻のクリエイターの技 大原画展が池袋で始まる

25年にわたり創造されてきた『攻殻機動隊』の世界をアニメやマンガの原画といった制作素材から紹介する企画展が8月8日から西武池袋本店別館2階西武ギャラリーでスタートした。

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士郎正宗さんが、マンガ『攻殻機動隊』を描き初めて2014年で25周年を迎える。デジタルネットワーク社会をいち早く予言し、リアリティ溢れる未来像を描き出した。その独自の世界観は、国内外のクリエイター、アーティスト、技術者に多大な影響を及ぼしてきた。
一方で『攻殻機動隊』は、数多くのクリエイターによって様々に表現されてきた。劇場アニメ、テレビアニメシリーズ、コミカライズ、ゲームなどである。それぞれのかたちで表現された『攻殻機動隊』は、作品の奥深さを感じさせるものでもある。

25年にわたり創造されてきた『攻殻機動隊』の世界をアニメやマンガの原画といった制作素材から紹介する企画展が8月8日から西武池袋本店別館2階西武ギャラリーでスタートした。
会場に並べられたのは、士郎正宗さんの描いたマンガの原画、アニメの原画、背景美術、セル画、設定、ポスターやパッケージの表紙などのイラストである。作品も映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』、『イノセンス』、「S.A.C.」シリーズ、「ARISE」シリーズなど初期から最新作を網羅している。

とりわけ注目したいのは、1995年の『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』、2004年の『イノセンス』の関連資料だろう。数々の名場面を生み出したレイアウト、原画、背景美術など、トップアニメーターの筆致、綿密に描き込まれた見どころのあるものばかりだ。アニメの制作素材が散逸しやすい環境のなかでこれだけのものが残っているのも驚きだ。
それと対比して、「S.A.C.」シリーズ、「ARISE」シリーズを眺めるとまた面白い。同じ『攻殻機動隊』でありながら、そのキャラクターや造形にそれぞれの解釈があり、それぞれの個性を放っているからだ。それでいて全てが『攻殻機動隊』であると見るものに納得させる。作り手の技の素晴らしさが存分に堪能出来る。『攻殻機動隊』ファンは勿論だが、モノを作る人全てに薦めたい企画展だ。

企画展は8月20日までが池袋、期間中は無休だ。その後は8月27日から9月8日まで大阪・阪神梅田本店でも開催、10月には福岡、新潟にも巡回する。詳細はイベントの公式サイトで確認出来る。

攻殻機動隊大原画展
/http://kokaku.gengaten.com
会期: 2014年8月8日(金)~8月20日(水) 
開場時間: 10時~20時 
会場: 西武池袋本店 別館2階=西武ギャラリー
入場料: 一般/800円 大学生・高校生/600円(中学生以下無料)
主催: 「攻殻機動隊 大原画展」実行委員会
共催: 文化放送/トラフィックプロモーション/リブロ
協力: 講談社/Production I.G/バンダイビジュアル
《animeanime》
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