原恵一監督の新作映画「百日紅」 仏アヌシーで製作発表会見、早くも世界から関心 | アニメ!アニメ!

原恵一監督の新作映画「百日紅」 仏アヌシーで製作発表会見、早くも世界から関心

原恵一監督の最新のアニメ映画が『百日紅』の一端が、フランスで明らかになった。6月11日、アヌシー国際アニメーション映画祭で、『百日紅』の製作発表会見が開催された。

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原恵一監督の新作映画「百日紅」 仏アヌシーで製作発表会見、早くも世界から関心
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『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』や『カラフル』、『はじまりのみち』など次々と傑作映画を世に送り出す原恵一監督の最新のアニメ映画が『百日紅』だ。江戸風俗研究家としても知られたマンガ家・杉浦日向子さんの作品を原監督が映像化とし、製作が明らかになって以来大きな関心を集めている。
そんな作品の一端が、フランスで明らかになった。6月11日、世界最大のアニメーション映画祭として知られるアヌシー国際アニメーション映画祭で、『百日紅』の製作発表会見が開催されたからだ。

原監督は2011年にこの映画祭にて、映画『カラフル』で長編アニメーション部門と観客賞のふたつを受賞している。監督の名前は、同地の関係者にはよく知られている。
そうしたこともあり、製作発表会見には多数のアニメーション関係者が押し掛けた。会見には250人収容の会場が用意されたが、350人以上もの人が訪れた。

会見には本作を制作するアニメスタジオのプロダクションI.Gのスタッフが登壇した。作品についての説明を行った。
会見ではまず作品の世界でもある江戸時代と浮世絵についてから始まった。そこから本作の登場人物でもある葛飾北斎と娘のお栄についてのプロフィール、そしてこ原作者で、故人となっている杉浦日向子さんの紹介などを紹介した。
さらにキャラクターデザインや江戸時代再現した美術ボードを披露。また世界初公開となった特別プロモーション映像を上映した。
会見への反応も非常にアクティブなものだった。会見終了後も多くの人から声をかけられたという。鋭意制作中の本作の力強い追い風になったようだ。

『百日紅』は、2014年中の作品を完成させる予定だ。2015年に東京テアトルの配給で全国公開する。今回の製作発表が海外でとなったように、海外での展開も期待したいとこだ。
日本を代表するアニメ監督の原恵一監督の最新作を日本、そして世界のファンが心待ちにしている。

映画『百日紅(さるすべり)』
2015年全国ロードショー

原作 :杉浦日向子 
監督: 原恵一

映画『百日紅(さるすべり)』
(C)2014 杉浦日向子・MS.HS/「百日紅」製作委員会
《animeanime》
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