A-1 Picturesが東京駅開業100年アニメ制作 「時季(とき)は巡る~TOKYO STATION~」 | アニメ!アニメ!

A-1 Picturesが東京駅開業100年アニメ制作 「時季(とき)は巡る~TOKYO STATION~」

2014年は、東京駅が開業から100年目にあたる。これを記念して、短編アニメ『時季(とき)は巡る~TOKYO STATION~』が制作されることになった。

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『時季(とき)は巡る~TOKYO STATION~』
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2014年は、東京駅が開業から100年目にあたる。これを記念して、短編アニメ『時季(とき)は巡る~TOKYO STATION~』が制作されることになった。
アニメ制作は、『宇宙兄弟』や『銀の匙 Silver Spoon』、『黒執事』などヒット作を次々に送り出しているA-1 Picturesである。かなり気合が入ったものとなりそうだ。
また、3月26日には、早くもティザー映像が公開された。作品の一端はここからも窺われる。

今回のアニメのコンセプトは、100年の歴史ある東京駅のさまざまな魅力をアニメーションや音楽で伝えるものだ。
アニメ制作のほか、音楽アーティストのさかいゆうさんを起用することも決まっている。「時間を超えた家族愛」をテーマに、さかいゆうさんの「時季(とき)は巡る」がアニメ映像と共に流れる。

さかいさんは今回の起用についてコメントも明らかにしている。
「自分の楽曲からこのような作品が生まれたことは非常にうれしく思います。僕、さかいゆうは、東京から公共機関で最も時間を有する地域の1つ、高知県土佐清水出身です。初めて降りた東京駅はあまりに巨大で、行き交う人の視線が僕を勝手に寂しくさせました。時を経て、人の優しさにふれ、東京、東京駅が、大好きな街、駅になりました。この大勢の中にきっと僕みたいな孤独な田舎者がいると思ったら、その人に歩み寄って、『大丈夫だから、じき好きな街になる』って言ってあげたいです」

アニメのストーリーは、25歳の主人公・美咲を巡るものとなる。結婚を間近に控える美咲は、亡き父の遺品から東京駅の古い写真と共に古い懐中時計を見つける。
美咲の父は東京駅に鉄道員として勤務していたのだ。美咲の思い出の中にある父はいつも自分に厳しかった。美咲は壊れた懐中時計を修理しようと、東京駅構内に存在する時計屋を知ることになる。

近年、国内の有力なアニメスタジオが、企業や団体とタイアップして、アニメ作品を制作することが増えている。アニメの映像が、メッセージを伝えるツールとして判りやすい役割を果たすからだ。
しかし、A-1 Picturesがこれまでこうした取り組みをすることはなかった。A-1 Picturesは有力なスタジオだけに、その映像も期待したいところだ。アニメの全編は5月中の公開を予定している。



Tokyo Station City
/http://www.tokyostationcity.com/

A-1 Pictures
/http://a1p.jp/

さかいゆう
/http://www.office-augusta.com/sakaiyu/
《animeanime》
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