そんな熱いライブの模様をよりビビッドに記録に残したいという思いと、ソニーの最新技術が結びつき、これまでにないライブの撮影が行われた。ソニーのカメラ「Music Video Recorder(MVR)」とのコラボレーションである。MVRは超小型の高音質、高画質の撮影機器である。 舞台となったのは、11月8日から10日の3日間、シンガポールのサンテックコンベンションセンターにて開催されたANIME FESTIVAL ASIA 2013である。東南アジア最大の日本アニメのイベントで見せた藍井エイルのパフォーマンスをMVRで撮影、ライブの空気感までもリアルに収録した。
「I LOVE ANISONG CONCERT」とタイトルされた公演には、3500人が会場を埋め尽くした。その前で堂々たるパフォーマンスを披露した藍井エイル。「AURORA」や「MEMORIA」などの代表曲や、11月発売のニューシングル「シリウス」も織り交ぜながら会場の喝采を一身に浴びた。 その様子を捉えたカメラは何と40台にも及ぶ。車イスをドリーに見立てたドリー撮影、風船に装着して上空から撮る俯瞰撮影、撮影メンバーの腕や頭に装着した観客目線の撮影など、身近にあるものを駆使してユニークな方法での撮影が行われた。いずれも超小型のMVRならではの特性を活かしたものだ。