『風立ちぬ』は個人部門でも、キャラクターアニメーション(長編アニメーション)部門(Character Animation in an Animated Feature Production)で作画監督の高坂希太郎さん、脚本(長編アニメーション)部門(Writing in an Animated Feature Production)では宮崎駿さんがノミネートされている。全体で3部門でのノミネートになった。 キャラクターアニメーション(長編アニメーション)部門の候補は6人、脚本(長編アニメーション)部門は4人である。競争は激しいが、2014年2月1日にUCLAのルイスホールで開催される授賞式で、その名前が呼ばれることを期待したいところだ。
日本作品の活躍の一方で、今回は、ハリウッドの大手スタジオで働く日本人アーティストの活躍も注目される。 長編アニメーション部門にもノミネートされた『クルードさんちのはじめての冒険』は、個人部門のキャラクターデザイン(長編アニメーション)部門(Character Design in an Animated Feature Production)も候補となっている。カーター・グッドリッチさん、シェーン・プリモアさん、そして野口孝雄さんが対象である。いずれもドリームワークス・アニメーションのアーティストだ。 また、プロダクションデザイン(長編アニメーション)部門(Production Design in an Animated Feature Production)では、『モンスターズユニバーシティ』が候補になっている。こちらはピクサー・アニメーション・スタジオのアーティストである堤大介さんと、リッキー・ニエルヴァさん、ロバート・近藤さんが対象者である。こちらの賞の行方も注目だ。