国内作品に絞ったJAPAN Regional Awards部門は、黒木智輝さんの『サイクロイド(CYCLOID)』が最優秀賞に選ばれた。『サイクロイド』は富山水辺の映像祭スフィア2013にてグランプリ、第8回札幌国際短編映画祭にて最優秀ミニショート賞などで、国内外の映画祭で高い評価を受けてきたアニメーション映画だ。 また昨年と同様に東京藝術大学の作品の受賞が多く見られる。優秀賞の『夜ごはんの時刻』(村本咲)と『ツインズインベーカリー』(宮澤真理)と『コーポにちにち草のくらし』(若井麻奈美)、BS-TBS賞の『ひとつのカケラ -A Piece Of Green-』(岩瀬夏緒里)、奨励賞の『あきちあそび』(大城良輔)である。なお岩瀬さんは前回『婆ちゃの金魚』で同じBS-TBS賞を受賞している。 [真狩祐志]