カルトムービーがカルトを超えて大ヒット、世界の映画界で話題を呼んだのが2010年に劇場公開された『キック・アス』だ。日本でも劇場公開が危ぶまれる中、ファンの熱意で実現ヒットにつながった。主人公のデイヴは、特殊な能力はないけれど、自らスーツを着込んでヒーロー活動を続ける。そのうちに、犯罪組織の戦いに巻き込まれて・・・というストーリーだ。この大好評を受けて、本作の続編が作られた。国内では2014年2月に全国公開する『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』である。その日本語版特報がこのほど完成、公開を開始している。気になる映像は、なんと主人公のキック・アスではなく、美少女の覆面ヒーローであるヒット・ガールにフォーカスしたものになった。ファンであれば納得の楽しい演出である。ヒット・ガールは、前作でキック・アスを上回る存在感をみせつけた。可愛い顔でメチャメチャ強く、大胆なアクションで敵を次々に倒していく。演じたのは、撮影当時11歳だったというクロエ・グレース・モレッツである。本作で一躍スターダムに乗り上がったクロエは、その後『ヒューゴの不思議な発明』のイザベラ役、リメイク版『キャリー』のキャリー役などで出演している。いまやハリウッドを代表する女優になっている。『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』の出演は、それだけに意味も大きい。ファン待望と言っていいだろう。本作ではヒット・ガールも、キック・アスと同様、普通の学園生活を満喫しようとする。ところがそこはヒーローの宿命か、やはり再び悪に立ち向かう運命となる。30秒間の特報では、少し大人になったヒット・ガールの魅力が激しいアクションと伴に満載となった。疾走するバイクを操ったり、走る車に飛び乗りながら縦横無尽に悪を殲滅、容赦なく叩きのめしていく姿と口の悪さはこれまでと同様だ。前作からさらにパワーアップした『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』の公開は、まだ少し先になる。出来ればいまから2014年の予定に加えておきたい作品だ。『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』2014年2月全国公開/http://kick-ass-movie.jp/Facebook /https://www.facebook.com/KICKASS.JPTwitter @KICKASS_JP監督・脚本: ジェフ・ワドロウ脚本: マーク・ミラー、ジョン・ロミータJr.製作: マシュー・ヴォーン、アダム・ボーリング、タルキン・パック、デイヴィッド・リード[キャスト]アーロン・テイラー=ジョンソン、クロエ・グレース・モレッツ、クリストファー・ミンツ=プラッセ、ジム・キャリーほか2013年/イギリス/103分/カラー/シネマスコープ/ドルビーデジタル/原題:Kick-Ass2 R15+
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