「寫眞館」「陽なたのアオシグレ」10月13日池袋で初上映 なかむらたかし、石田祐康の新作2本 | アニメ!アニメ!

「寫眞館」「陽なたのアオシグレ」10月13日池袋で初上映 なかむらたかし、石田祐康の新作2本

なかむらたかし監督の『寫眞館』と石田祐康監督の『陽なたのアオシグレ』の劇場公開が決定した。10月13日のシネ・リーブル池袋における1日限定公開からスタートする。

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『陽なたのアオシグレ』
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新しいアニメーション制作を目指すスタジオコロリドの挑戦が、いよいよ始まる。スタジオコリドでかねてより制作中の2本の映画、なかむらたかし監督『寫眞館』と石田祐康監督『陽なたのアオシグレ』が完成、劇場公開が決定した。
10月13日に、シネ・リーブル池袋で1日限定公開をする。これが本作の初上映となる。映像表現では定評にある二人の監督の異なったテースト作品が同時上映となるのも楽しい試みだ。

ふたつの作品は、新進のアニメ制作会社スタジオコロリドのオリジナル短編として制作された。なかむら監督は、『AKIRA』の作画監督や『パルムの樹』、『ファンタスティックチルドレン』の監督などのベテランダだ。確かな作画力がよく知られている。本作では監督、脚本、原画も手掛けた。
『寫眞館』では、美術監督に木村真二さんらを初め、『スチームボーイ』など長年なかむら監督と共に仕事をしてきたメンバーでメインスタッフを固めている。丘の上の写真家で繰り広げる人間模様を描く。

一方石田さんは、若手の注目のクリエイターだ。学生時代に制作した『フミコの告白』や『rain town』などで注目された。今回はベテランと新人の競演としても注目を集めている。
『陽なたのアオシグレ』は監督と脚本を石田監督、キャラクターデザイン・作画監督・原案協力に新井陽次郎さんが担当した。キャストも発表している。主人公・ヒナタ役の伊波杏樹さんは今作で本格的な声優デビューの新人、シグレ役の早見沙織さんは『バクマン。』、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』、『あの日観た花の名前を僕達はまだ知らない。』などに参加の人気声優である。
そして挿入歌はスピッツの「不思議」である。この楽曲はアルバム「さざなみCD」に収録されている。スピッツが好きという石田監督にぴったりだ。
[真狩祐志]



「寫眞館」「陽なたのアオシグレ」公式サイト
/http://www.shashinkan-aoshigure.com/

『寫眞館』
監督・脚本・原画: なかむらたかし
美術監督: 木村真二
動画検査: 大谷久美子、村田充範
色彩設計:中内照美
撮影監督: 佐藤光
CGI 監督: 大藪大介
音楽: 市川淳
音響監督・音楽プロデュース: 岩浪美和
音響効果: 小山恭正
サウンドミキサー: 山口貴之

『陽なたのアオシグレ』
監督・脚本: 石田祐康
キャラクターデザイン・作画監督・原案協力: 新井陽次郎
原画・動画・作画管理: 間崎渓
色彩設計・色指定検査: のぼりはるこ(緋和)
音楽: 市川淳
音響監督・音楽プロデュース: 岩浪美和
音響効果: 小山恭正
サウンドミキサー: 山口貴之
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