10月20日(日)に東京ビッグサイトで開催される自主制作マンガ誌即売会「COMITIA106」内で行われる「第2回 海外マンガフェスタ」について、その概要が記者発表会にて明らかとなった。 海外マンガフェスタはフランス語圏のバンド・デシネ、米国のアメリカン・コミックそして日本のマンガをはじめとした世界各国のマンガを紹介し、国境を越えたマンガ文化の発展・交流を狙うものだ。2012年11月18日に開催された第1回 海外マンガフェスタは国内外のマンガ家を招いたトークライブなどが実施され盛況のうちに幕を閉じた。 第2回目となる今回は、3つのトークライブが目玉となる。米出版社マーベルでコミックのカバーデザインを手掛けるなどで知られているイラストレーター・デザイナーのアディ・グラノフさんと『トライガン』の作者・内藤泰弘さんによる「アメコミの世界」トークがある。 また、スペイン出身のバンド・デシネ作家のフアンホ・ガルニドさん、デザインセンス溢れるカラーリングの作画で知られる若手作家・アルチュール・ド・パンスさん、そして『FIARY TAIL』でおなじみの真島ヒロさんがバンド・デシネを娯楽の面でひもとくほか、『鉄コン筋クリート』『ピンポン』を生んだ松本大洋さんとバンド・デシネの巨匠 ニコラ・ド・クレシーさんがバンド・デシネの芸術性について対談する。 国内外のマンガ出版社による展示ブース、世界で活躍しているMANGAアーティスト50人が集う「アーティスト・アレイ」にも注目だ。 さらに記者発表では、『ルパン三世』のモンキー・パンチさんが登壇。1970年ごろから米国で開催されていたコミックイベントに足を運んでいたが、日本のマンガはほとんど展示されておらず、この影の薄さは日本のマンガ家や出版社がこうしたイベントに参加しないからだと主催者から聞かされたという。 モンキー・パンチさんは、手塚治虫さんにこのことを報告。「なら、殴り込みをかけようじゃないか」という手塚治虫さんの呼びかけのもと、1980年にいがらしゆみこさんや永井豪さん、モンキー・パンチさんら漫画家10人と出版関係者で現地イベントを訪問した。ここから海外で日本のマンガが注目され始めたとして、「国際的なコミックイベントが日本でも開催されて欲しいという思いが、30年を越えて叶った。ここまできたかと感慨深い」と話した。[川俣綾加] 海外マンガフェスタ International Manga Fest in TokyoWebサイト /http://kaigaimangafesta.com/ Facebook /https://www.facebook.com/kaigaimangafesta 会場: 東京ビッグサイト 東展示棟 東5ホール開催日時: 2013年10月20日(日)11:00~16:00 COMITIA /http://www.comitia.co.jp/
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