学生がアニメーションの現場で活躍するアニメーター、監督に密着しながらアニメーションを学ぶアニメーションブートキャンプが今年も開催される。メディア芸術カレントコンテンツで参加者の募集開始、10月7日まで受け付ける。アニメーションブートキャンプは、昨年初めて実施されたが、合宿形式の従来にない教育プログラムと話題を呼び、また高く評価された。アニメーション分野での就業を目指す学生がグループを組みアニメーションを制作するが、そこにプロのクリエイターが指導を行う。プログラムは、若手の人材育成を目的にした産学連携プロジェクトである。教育の現場では実践的な知識や技術が身につきにくいとされるなか、新たな教育方法を模索するものでもある。短期プログラムのなかで、アニメーションの重要な要素である「観客に伝わる表現手法」や「身体感覚の重視」などを中心に、表現者としてのる基本を学ぶ。ディレクターをプロデューサーの竹内孝次氏、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻准教授の布山タルト氏が務める。また、講師陣には浅野直之氏、板津匡覧氏、稲村武志氏、押山清高氏、片渕須直氏、京極義昭氏、後藤隆幸氏、佐藤好春氏、富沢信雄氏らプロフェッショナルが参加する。こうした多くの協力は、本プロジェクトの趣旨が多くの賛同を得ているとも言えるだろう。スケジューリングは、2013年12月21日から24日までの3泊4日、栃木県那須にある東京藝術大学の研修施設で合宿する。翌2014年2月中旬に文化庁メディア芸術祭開催期間中に講評会を予定する。募集対象は前回は美術系大学の大学生・大学院生のみを対象としていたが、今回はそれ以外の大学や専門学校生と対象が広がる。募集人数は20名程度、参加費は9400円と低く抑えられている。ただし、募集に際しては応募用紙のほか、課題としてアニメーションムービーが必要だ。基礎力が問われる。応募書類により選考が行われる。アニメーションブートキャンプ2013/http://mediag.jp/project/project/bootcamp2013.html日程: レクチャー・合宿 2013年12月21日(土)~24日(月) 3泊4日 講評会: 2013年2月中旬(文化庁メディア芸術祭開催期間中) 場所: 合場所・東京、その後栃木県那須(東京藝術大学の研修施設) 講評会: 東京都内 講師(予定) 浅野直之(アニメーター)/板津匡覧(アニメーター)/稲村武志(アニメーター、スタジオジブリ)/押山清高(アニメーター)/片渕須直(アニメーション監督、脚本家)/京極義昭 (アニメーター、プロダクション・アイジー)/後藤隆幸(アニメーター、キャラクターデザイナー、プロダクション・アイジー)/佐藤 好春(アニメーター、日本アニメーション)/富沢信雄(アニメーション監督、テレコム・アニメーションフィルム) ※講師は変更になる場合があります。ディレクター 竹内孝次 (アニメーションプロデューサー) 布山タルト (東京藝術大学大学院 映像研究科 アニメーション専攻 准教授) アドバイザー 岡本美津子 (東京藝術大学大学院 映像研究科 アニメーション専攻 教授) 主催: 文化庁委託事業「メディア芸術情報拠点・コンソーシアム構築事業 メディア芸術総合情報事務局 応募書類の〆切: 2013年10月7日(月)18:00必着*詳細は上記サイトにて確認ください。
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