「秘密結社鷹の爪」シリーズ劇場最新作『鷹の爪GO~美しきエリエール消臭プラス~』が、9月13日に全国公開する。幅広い層から人気の本作だが、今回はメカニックに力を注いでいる。大人気ゲームソフト『モンスターハンター4』制作チーム原案の巨大ロボットなども登場する。そして新たなメカデザインで、大きなサプライズが明らかになった。声優界の大御所・大山のぶ代さんが、なんとメカデザインに起用された。大山さんは、監督・脚本を務めるFROGMANさんが手掛けたメカの選定や効果音のアドバイスも行う。ロボットの音声も担当するなど幅広く活躍する。異例の抜擢は、大山さんが人気キャラクター・ドラえもんの声を26年間演じ続けてきたことから実現した。FROGMANさんは「僕はロボットには全くもって疎いので、日本のロボットアニメ史に名を刻み、今なお多くのファンに愛されているこの方に、重要なロボットのメカデザインをお願いすることにしました」と説明する。そして「子供の頃から大好きなロボットアニメなので、こ参加いただけたことは本当に夢のようです!」と喜びを爆発させた。大山さんのロボットアニメ界の巨匠という立場からの参加は、シュールな笑いで人気を集める「秘密結社鷹の爪」らしい起用法だ。また。発表にあわせて、大山さんの選定で不採用になったデザイン画1点が特別公開された。勿論映画本編では、大山さんが採用したメカの姿を見ることができる。メカニックだけでなく、音声にもFROGMANさんのこだわりが発揮されている。最も重要だと語る「びよ~んと、のびた~」というセリフの収録では、大山さんに「もっとゆっくり」「もっとのばして」と細かい指示が飛び、何度も録り直す白熱した現場になった。収録後、大山さんは「意味がわかんないけど、これで大丈夫かしら~」と少々困惑した様子だったが、ベテランらしい完璧な演技でスタジオを後にした。[高橋克則]『鷹の爪GO~美しきエリエール消臭プラス~』/http://鷹の爪.jp/go/2013年9月13日より全国ロードショー監督・脚本・キャラクターデザイン・Flash・声の出演: FROGMAN音楽: manzoキャスト: 河北麻友子、稲川淳二メカデザイン: 大山のぶ代メカ&キャラクターデザイン原案: カプコン「モンスターハンター4」制作チーム企画・制作: DLE配給: 東宝映像事業部
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