CS放送フジテレビTWOにて毎週金曜24時からテレビドラマ『イタズラなKiss~Love in TOKYO』が放送中だ。本作は多田かおるさんが手掛けた少女マンガ『イタズラなKiss』が原作である。日本では1996年以来、2度目のドラマ化となっている。 今回は新たに、96年版で相手役・入江直樹を演じた柏原崇さんのワンカット出演が決定した。柏原さんは7月12日オンエアの第15話に登場する。 先日放送された第10話では、96年版のヒロイン役である佐藤藍子さんも出演を果たした。旧作の主要キャストが登場するサプライズ演出で、新シリーズのクライマックスを盛り上げていく。
『イタズラなKiss~Love in TOKYO』では、柏原さんは医師役として出演する。原作では入江が将来医師になるという設定であり、白衣姿の柏原さんは96年版の入江が成長した姿のようにも見える。 新シリーズの入江は古川雄輝さんが演じており、彼と廊下ですれ違う瞬間は印象的な場面に仕上がった。柏原さんは出演に際し、本作についてコメントも寄せている。 ドラマは柏原さんが出演するエピソードの翌週、7月19日の第16話で最終回となる。その後、8月28日にセルDVD-BOX第1巻がリリース。9月4日にはレンタルDVDが店頭に並ぶ予定だ。
『イタズラなKiss』は多田かおるさんが1990年から99年にかけて連載していた作品である。累計発行部数は約3000万部を超える大ヒットを記録した。日本以外でも高い人気を誇っており、2005年には台湾、2010年には韓国でもドラマ化が行われた。また、2008年には日本でテレビアニメも放送された。 『イタズラなKiss~Love in TOKYO』は主要キャストに、未来穂香さん、古川雄輝さん、山田裕貴さんなどフレッシュなメンバーを起用した。物語も佳境を迎え、最終話に向けてラストスパートを見せている。 [高橋克則]