「ショッカー人員募集オーディション」 久しぶりの登場に怪しい動き!? | アニメ!アニメ!

「ショッカー人員募集オーディション」 久しぶりの登場に怪しい動き!?

世界征服を企む秘密結社「ショッカー」……。往年の「仮面ライダー」ファンには懐かしいその悪の軍団だが、なぜか最近怪しい動きをしている。

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最近動きが目立つショッカー
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 世界征服を企む秘密結社「ショッカー」……。往年の「仮面ライダー」ファンには懐かしいその悪の軍団だが、なぜか最近怪しい動きをしている。ショッカーが活躍(!?)した当時に子ども時代を過ごしたアラサー、アラフォー以上の世代に、訴えかける何かがあるのか。

 当時は世界征服という目的のために人間や仮面ライダーを苦しめたショッカーだが、人気シリーズの表舞台から去って早40年。しかし、最近になってCMでたまに見かけるようになった。久しぶりにその名前や姿を見たという人も多いだろうが、その姿には以前とは異なる愛嬌がどこかにあり、なんとも憎めないものとなっている。その彼らが、人員募集をはじめている。東映が「ショッカープロジェクト」として主催する「ショッカー人員募集オーディションイベント」だ。知力・体力を測定してショッカーへの適正を試験し、合格者には「名前入りショッカーの証」をプレゼントしたという。オーディション会場が品川プリンスホテルなのだが、格式高いホテルにショッカーたちが集まった姿を想像するだけでシュールだ。

 また、人員増強の一環だろうか、グループウェアの大手サイボウズでもショッカーが紹介されている。仮面ライダーにいつまでたっても敵わず思い悩むショッカーが、“組織力の向上”を目指してサイボウズが提供する中小企業向けグループウェア「サイボウズ Office on cybozu.com」を導入した、というのだが……。公式サイト上で紹介されているショッカー戦闘員たちの姿を見てみると、「チームワークの強化」や「一人ひとりの生産性向上」を目指すためにグループウェアを活用し、自分たちの弱点・欠点を改善しようと必死で頑張っている。個々のスケジュールを一元管理し、情報を共有し、個々のスタッフ(つまり、戦闘員)のコミュニケーションを活性化させたりすることで、組織力の向上を図ろうと真剣だ。その姿はどこからみても善良なる中小企業で働く企業戦士たち。サイボウズ担当者からの説明にじっくりと耳を傾け、健気にメモをとるその背中にはもはや哀愁すら感じる。極めつけは、情報確認に「いいね!」を使っていたが、ショッカー戦闘員たちがこれに躊躇し、「イー!」にカスタマイズしたというくだり。

 ショッカーの逆襲なのかキャラ変更なのかわからなくなってしまっている感があるが、何かの動きがあることは明らかだ。晴れて組織力を向上させたショッカーが、再び仮面ライダーと対峙し、高らかに、そして朗らかに自信に満ちた「イー!!」との雄叫びを聞かせてくれるのか、ショッカーの今年の動きが気になる。

久しぶりに登場した「ショッカー」に怪しい動き!?

《花》
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