映画「聖☆おにいさん」週末興行9位発進 若者支持で好調な出だし | アニメ!アニメ!

映画「聖☆おにいさん」週末興行9位発進 若者支持で好調な出だし

映画『聖☆おにいさん』が、好調なスタートを切った。本作は75館というミドルサイズの館数での公開となったが、週末の観客動員数ランキングで第9位と健闘した。

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(c)中村 光・講談社/SYM製作委員会
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5月10日から全国ロードショーとなったアニメ映画『聖☆おにいさん』が、好調なスタートを切った。本作は75館というミドルサイズの館数での公開となったが、週末の観客動員数ランキングで第9位と健闘した。
またぴあ映画満足度ランキングでは2位を獲得となっている。観客の本作に対する納得感が動員につながったようだ。

配給によれば、本作の人気の秘訣は若者の支持だという。公開初週の週末は、新宿や渋谷などの都心部の劇場では10代の高校生から20代の女性、学生カップルなどの姿が多く見られた。
さらに公開までに展開した様々なプロモーション、タイアップ企画が認知度の向上につながった。若者やライト層を惹きつけることに成功したと分析する。

なかでも当初話題を呼んだのは、劇場の予告である。超話題作の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の公開時に、映画に合せた予告編、「使徒降臨!」ならぬ「神降臨!」を上映した。続いては、『ONE PIECE FILM Z』での「立川市民に俺はなる!!」が上映となった。
奇抜なアイディアが人気の原作に負けないアイディアが次々に飛び出している。『聖☆おにいさん』らしい取り組みだ。

本作は、ダジャレやお笑いをこよなく愛し、新しいモノ好きな浪費家イエスと、自分とお金に厳しく、シルクスクリーンでTシャ ツを作るのが大好きなブッダが主人公。世紀末を無事に終えた二人は、東京・立川のアパートをシェアし、日本の四季を堪能しながら下界でバカンスを過ごすことになった。
待望のアニメ映画化にあたり、イエス役に俳優・森山未來さんが、ブッダ役にミュージシャンとして活躍する星野源さんを迎えたのも話題だ。
[真狩祐志]

『聖☆おにいさん』
2013年5月10日公開
/http://www.saint023.com/ 
《animeanime》
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