イギリスのアードマン・アニメーションズ製作の『ひつじのショーン』が長編映画化されることになった。フランスの配給会社スタジオ・カナルとの共同製作になる。4月25日に、アードマンの公式サイトで発表された。監督・脚本はマーク・バートンとリチャード・スターザック。マーク・バートンは『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』や『マダガスカル』で脚本を担当していた。アードマンは、国内では『ウォレスとグルミット』シリーズなどでよく知られている。『ひつじのショーン』は、そのシリーズの人気キャラクターがスピンオフするかたちで誕生した。ショーンが初めて登場したのは映画『ウォレスとグルミット、危機一髪!』である。今回でスピンオフから長編映画への展開というかたちになった。また国内ではNHKでも放送されて人気を呼んでいる。キャラクターも愛されており、映画をきっかけにさらに人気が広がりそうだ。アードマン・アニメーションズは、人形のストップモーション(コマ撮り)・アニメーションで多くの作品を制作している。最近でもアカデミー賞の長編アニメーション部門にノミネートされていた『ザ・パイレーツ!バンド・オブ・ミスフィッツ』などを手がけている。『ひつじのショーン』も、アードマンが得意とするストップモーション・アニメーションで作られている。羊たちのリーダーであるショーンを中心に、楽しい日常を描く。映画ではショーンのちょっとしたおふざけが原因で支配人が農場を去ってしまったことから始まる。ショーンとビッツァー、そしてその仲間たちが彼を連れ戻すために街へ繰り出す。ショーンたちに待ち受ける大冒険とは?映画『ひつじのショーン』の『ウォレスとグルミット』シリーズと同様のヒットが期待出来そうだ。[真狩祐志]『ひつじのショーン』/http://www.shaunthesheep.com/アードマン・アニメーションズ/http://www.aardman.com/
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