インド版「忍者ハットリくん」が日本逆上陸 5月13日アニマックス放映開始 | アニメ!アニメ!

インド版「忍者ハットリくん」が日本逆上陸 5月13日アニマックス放映開始

5月13日より、アニメ専門チャンネルのアニマックスにてテレビアニメ『忍者ハットリくん』の放映が開始となる。日本のテレビ朝日、シンエイ動画、とインドのコングロマリットであるリライアンスメディアワークスの共同制作によって生まれた新作だ。

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(C)藤子スタジオ/テレビ朝日・シンエイ
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5月13日より、アニメ専門チャンネルのアニマックスにてテレビアニメ『忍者ハットリくん』の放映が開始となる。藤子不二雄(A)さんのマンガを原作とする『忍者ハットリくん』は、世代を超えて人気の高いアニメ番組のひとつだ。1980年代に大人気を博した。
今回放映を開始するのは、この続編となる。新作テレビシリーズの登場は25年ぶりだ。新シリーズは、全26話で毎週放送、各話が2エピソードで構成されている。

本作はさらに大きなサプライズがある。実は今回のテレビシリーズは、日本のテレビ朝日、シンエイ動画、とインドのコングロマリットであるリライアンスメディアワークス(Reliance Media Works)の共同制作によって生まれたものである。また、ビジネス展開では広告会社博報堂DYメディアパートナーズも協力する。
もともとインドでは、旧作の『忍者ハットリくん』が高い人気を博していた。そうしたニーズを捉えて、インド市場に向けて制作された。
こうした経緯もあり本作は、2012年5月よりインドの大手子どもチャンネル「Nick India」で放映されている。近年、急速に注目を浴びるインドでの日本アニメのビジネスの取り組みのひとつにもなっている。

アニメ制作はインドで行われたが、キャラクター設定やストーリーは、旧作を踏襲している。日本のアニメそのままとなっている。ハットリくんやケンイチ、シンゾウ、ケムマキたちが東京の町で活躍する。これはやはりインド展開で話題を呼んだインド版『巨人の星』と対照的な動きになっている。
伊賀の里で修行を積んだ忍者ハットリくんは、ひょんなことから三葉家の居候になる。その家のひとり息子のケンイチとその友達になる一方で、ライバルの甲賀忍者ケムマキたちも巻き込んで、毎回、様々な事件に遭遇する。

そんな話題作の日本逆上陸は、25年ぶりの新作に加えて、インドとのコラボレーションとしても注目を集めるだろう。海外展開を目指す日本のアニメ、マンガにも様々な示唆を与えそうだ。

アニマックス
/http://www.animax.co.jp/

『忍者ハットリくん』
放送日: 2013年5月13日(月)より順次放送
全26話を毎週放送(1話に2エピソード)。

[キャスト]
ハットリくん: 堀絢子
獅子丸: 緒方賢一
ケンイチ: 天神林ともみ
シンゾウ: 日向ゆきこ
ケムマキ: 小川一樹
影千代: 深田愛衣
ゆめ子: 佐藤晴香
ママ: 北原美和
パパ: 柳沢栄治
《animeanime》
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