「京騒戯画」100万再生数を突破 バンプレスト×東映アニメが仕掛けるオリジナルアニメ | アニメ!アニメ!

「京騒戯画」100万再生数を突破 バンプレスト×東映アニメが仕掛けるオリジナルアニメ

2011年よりバンプレストと東映アニメーションが手がける異色のオリジナルアニメ『京騒戯画』が、大きな記録を達成した。インターネットで配信される同作の再生回数が100万回を突破した。

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Ⓒ東映アニメーション/京騒戯画プロジェクト
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2011年よりバンプレストと東映アニメーションが手がける異色のオリジナルアニメ『京騒戯画』が、大きな記録を達成した。インターネットで配信される同作の再生回数が100万回を突破した。
『京騒戯画』は、バンプレストと東映アニメーション共同で製作しているオリジナルアニメである。京都によく似た街「鏡都」を舞台に、ファンタジックなストーリーとなっている。

本作の展開で話題を呼んでいるのが、作品の発信方法である。テレビや映画、OVAといった一般的なアニメのメディア展開を行わない。完全新作のエピソードをインターネットで無料配信する。インターネットで認知度を高め、作品の世界を広げていく。
作品をまず無料で提供し、その後別のビジネスを広げていくフリーミアムの考え方に基づいた2010年代ならではの仕掛けを目論んでいる。それだけに累計100万以上もの再生数は、作品の今後の可能性も拡大することになる。

一方、アニメファンの間では、完全無料とは思えない作品のレベルの高さが話題だ。本作の監督は松本理恵さんが務める。松本さんはプリキュアシリーズで演出経験が豊富で、特に映画『ハートキャッチプリキュア~花の都でファッションショーですか?』では監督も務めた。次世代の若手監督の1人としても注目されている。

『京騒戯画』は2011年12月に第1弾として短編を公開、2012年8月に第2弾としてショートストーリー(全5話)を順次公開した。人間、寺、妖怪の3つの勢力がせめぎあう京都に似た街「鏡都」。そこに迷い込んだ主人公・コトを中心にアクションが繰り広げられる。
第2弾では作中の登場人物にスポットを当てており、第1弾の補足を超えて広がるキャラクター達の関係性や、作品の世界観で魅了している。

バンプレストは、今後も本作で10代後半から20代前半の男女をメインターゲットにした映像表現を追究するとしている。東映アニメーションとのコラボレーションでコンテンツの活性化を目指す。
現在は、単行本の発売や一番くじなどを展開するが、今後は作品の知名度活かしたキャラクター展開が増えそうだ。

「京騒戯画」
公式サイト /http://www.kyousogiga.com/

これまでの配信エピソード
第一弾
2011年12月10日
「京騒戯画」本編配信 
第二弾
2012年 8月31日 1話「コト、主人公かく語りき」
2012年10月27日 2話「ショーコ、科学者慌て窮す」
2012年11月10日 3話「八瀬、妖怪鏡都通信」
2012年12月 8日 4話「明恵、坊主かく語りき」
2012年12月22日 5話「古都、黒兎回想録」
《animeanime》
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