12月23日より、日本・インド合作のテレビアニメーション『スーラジ ザ・ライジングスター』が、インドのエンタテインメントチャンネル「Colors(カラーズ)」にて放映をスタートした。本作は日本のテレビアニメ『巨人の星』をベースに、インド向けにローカライズした作品として大きな注目を集めてきた。それがいよいよインドの視聴者の前に登場した。放映するColorsはヴァイアコム系の大手チャンネルで、放映時間は毎週日曜日朝10 時からと子ども視聴の多い時間帯だ。現在、30分枠全26話、半年分の番組を予定している。『巨人の星』は、梶原一騎 さん(原作)、川崎のぼるさん(作画)が1960年代にスタートした人気マンガである。60年代、70年代に絶大な人気を博し、テレビアニメシリーズもたびたび制作された。野球で“巨人の星”を目指す星飛雄馬の活躍を描く。アニメ作品は、スポ根アニメの名作として知られている。作品の舞台となった日本の高度成長期が経済成長を続ける現在のインドに似ているとし、『巨人の星』のストーリーをインドを舞台にローカライズするアイディアが生まれた。物語はそのままに野球をインドで人気のクリケットに置き換えるなど、新たにアニメ制作している。製作には講談社、博報堂、トムス・エンタテインメント、さらにインドの大手アニメーション会社DQ Entertainmentが参加する。アニメーション制作は日本のトムス、DQの共同制作となる。今後はインドからさらにワールドワイドの展開を目指すとしている今回のプロジェクトのもうひとつの特徴は、現地日本企業との新しいビジネスコラボレーションを展開していることである。インドで活躍する日系企業スズキ、コクヨ、全日空、ダイキン、日清食品が番組スポンサーになっていることだ。これらの企業は番組内でも、企業名を見せる。各スポンサーは、日本製品の普及活動などを目指す。これまでも日本のアニメはインドで数多く放送され 人気を獲得してきた。しかし、ビジネスとしては放映のみで終わり広がりにかけるとされていた。『スーラジ ザ・ライジングスター』では、こうしした課題の克服を目指す。インド市場での新たなアニメ展開として、今後も『スーラジ ザ・ライジングスター』は注目を浴びそうだ。トムス・エンタテインメント/http://www.tms-e.co.jp/DQ Entertainment/http://www.dataquestinfoway.com/website/test/index.shtmlColors(カラーズ)/http://colors.in.com/in/『スーラジ ザ・ライジングスター』 (SURAJ-THE RISING STAR)原作: 『巨人の星(Star of the Giants)』 原作/梶原一騎 作画/川崎のぼるアニメーション制作: トムス・エンタテイメント、DQ Entertainment (合作)[テレビ放映]インド放送チャンネル「Colors(カラーズ)」2012 年 12 月 23 日(日)より 毎週日曜日 10 時より (現地時間)話数: 30 分全26 話
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