「モーニング」の新人賞MANGA OPENにeBookJapan賞設立 業界初、読者投票で決定 | アニメ!アニメ!

「モーニング」の新人賞MANGA OPENにeBookJapan賞設立 業界初、読者投票で決定

革新的な試みで知られ講談社のマンガ雑誌「モーニング」の新人賞MANGA OPENが、電子書籍の販売サイトとのコラボレーションに乗り出す。国内最大級の電子書籍販売サイトeBookJapanは、講談社と共同で、マンガ雑誌『モーニング』の新人賞MANGA OPENにeBookJapan賞を設立する。

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「モーニング」MANGA OPEN eBookJapan賞
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革新的な試みで知られ講談社のマンガ雑誌「モーニング」の新人賞MANGA OPENが、電子書籍の販売サイトとのコラボレーションに乗り出す。国内最大級の電子書籍販売サイトeBookJapanは、講談社と共同で、マンガ雑誌『モーニング』の新人賞MANGA OPENにeBookJapan賞を設立する。
MANGA OPENは他の新人賞では見られない様々な試みを行うことで知られている。新たに追加されるeBookJapan賞も、読者投票によって受賞作が決まる大胆なコンテストとなる。

モーニングの新人賞MANGA OPENは現在同誌で人気連載中の『宇宙兄弟』の小山宙哉さんや『GIANT KILLING』のツジトモさんらを輩出した新人賞だ。
通常の新人賞とは異なり、プロ・アマ問わずの作品募集や、原作やイラスト、CG等の作品も含めて応募を受け付けている。一切の制約のないオープン形式の賞として話題を集めている。

その「MANGA OPEN」にeBookJapan賞が設立される。本賞は受賞作を読者が、投票形式で選ぶことができる点で新しい賞だ。有力マンガ誌の新人賞において読者投票が実施されるのは業界初の試みとなる。
MANGA OPENの最終選考に残った作品をeBookJapanサイトで公開し、読者の一般投票を行う。第1位となった作品にはeBookJapan賞として、賞金20万円及びモーニング本誌掲載権が授与される。またeBookJapanで投票やレビューを書いてくれた読者にも豪華プレゼントを用意している。

『モーニング』の島田編集長は「プロになるためには"世間との間合いのとり方"が重要です」とコメントを寄せ「日本最大の電子コミック書店の店頭に作品が並び、ユーザーの反応に触れることは、自分の才能と世間との間合いをはかる絶好の機会になると思います」と賞設立の意義について述べている。
eBookJapanの小出斉社長は「青年漫画誌のトップを走り続けるモーニング編集部とともに新しい時代を築くこのような取り組みができることを大変嬉しく思っています。新しい才能の誕生にeBookJapanが貢献できることにとても興奮しています」と意気込みを語った。

第33回「MANGA OPEN」は現在作品を募集中だ。締切は11月30日(金)となっている。読者投票の時期は最終選考作品が決定する2013年1月頃を予定している。
[高橋克則]

eBookJapan「MANGA OPEN」 特設ページ
/http://www.ebookjapan.jp/pr/mo/
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