10月28日にCGやVFXなどの専門誌「CGWORLD」が、クリエイティブカンファレンスを開催する。会場は文京学院大学本郷キャンパスである。当カンファレンスでは本誌にも登場する各スタジオの生の声を聞くことが出来るものだ。昨年の第1回開催では、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』を制作しているスタジオカラーもセッションを行い盛況だった。注目のCGスタジオが一同に会するプログラムが好評だった。今年も耳寄りなセッションが豊富だ。デジタル・フロンティア、神風動画、スクウェア・エニックス、セガ、ポリゴン・ピクチュアズ、SOLA DIGITAL ARTS、バンダイナムコゲームス、オレンジといった国内有数のスタジオが集まり、24のセッションが設けられる。デジタル・フロンティアは、10月27日に劇場公開される『バイオハザード ダムネーション』のメイキングを取り上げる。神風動画は森本晃司監督とミュージックビデオなど、スクウェア・エニックスは刊行された「Computer Graphics Gems JP 2012」や今年のE3でも公開されたファイナルファンタジー『Agni's Philosophy』のリアルタイムレンダリングをテーマとした。セガはiOSアプリ『百鬼大戦絵巻』のメイキング、ポリゴン・ピクチュアズは『トランスフォーマープライム』のマットペイント、SOLA DIGITAL ARTSは荒牧伸志監督らと映画『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』のメイキング、バンダイナムコゲームスは『アイドルマスター』の「LIVE in SLOT!」の開発環境、オレンジは映画『コードギアス亡国のアキト』のメイキングについてだ。またポリゴン・ピクチュアズはVFXツールを開発してきたファウンドリーの「Nuke」の使用例であることが技術的にホットな点だろう。このほどファウンドリーは「Modo」のルクソロジーと合併を発表したことでも注目を集めている。一方セガのほかにも、ゲーム開発環境として広まりつつある「Unity」の使用例を挙げるセッションもある。技術的な話以外でもファンワークスが『くまのがっこう』などのプロモーションを語るなど、多方面に及ぶものになっている。[真狩祐志]CGWORLD 2012 -クリエイティブカンファレンス-/http://www.borndigital.co.jp/seminar/25.html
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