シンガポールの大型アニメイベントAFA  マレーシアに展開 | アニメ!アニメ!

シンガポールの大型アニメイベントAFA  マレーシアに展開

シンガポールで毎年秋に開催してきたアニメフェスティバル・アジアが、2012年に初の国外展開をする。4月26日に、同イベントのマレーシア版

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シンガポールで毎年秋に開催してきたアニメフェスティバル・アジア(Anime Festival Asia (AFA))が、2012年に初の国外展開をする。4月26日に、同イベントのマレーシア版となるアニメフェスティバル・アジア・マレーシア(Anime Festival Asia Malaysia)の開催が発表された。
イベントは6月9日、10日に、クアルンプールの国際展示会場プルタ・ワールドトレードセンターのラザクホール1と2を利用する。期間中、日本からの人気アーティストを招いたライブやコスプレ大会などのステージイベントを実施、企業による出展やメイドカフェ、執事カフェの出店など、日本のポップカルチャーファンに向けたイベントを多数企画する。

AFAマレーシアの第1回は、とりわけ音楽に力を入れる。現在、ゲストとしてFLOW、KOTOKO、黒崎真音、Kalafina、そして東南アジア発のアニメ音楽ユニットSea☆A!と豪華なアーティストが並ぶ。期間中開催される「I Love Anisong」に登場する予定だ。
さらにプロダクション I.Gの石川光久社長、カリスマコスプレイヤーのKANAME、有名ブロガーのダニー・チョーといった多彩な公式ゲストを招く。企業ではアジアで積極的に展開するブシロード、グッドスマイルカンパニーの参加が明らかになっている。シンガポールと同様の豪華で多彩なラインナップで、イベントの成功を目指すことになる。

アニメフェスティバル・アジアは、2008年に地元企業のSOZO、電通シンガポールなどによりシンガポールでスタートした。日本のポップカルチャーをそのままの姿で届ける大型イベントとして成功を収めている。日本企業も積極的に関わり、会場に海賊版を持ち込まないなど、ビジネス面での評価も高い。今回は、これを近隣のマレーシアにフランチャイズするかたちだ。
マレーシアのイベントを運営するは地元企業のMochiroで、これに電通マレーシアとSOZOが協力する。Mochiroはマレーシアには約50万人の日本アニメファンがおり、その数は増加しているという。人口ではシンガポールを遥かに上回るマレーシアだけに、その成果にも期待がかかる。イベントが日本ポップカルチャーの認知度や人気の向上につながれば、地域の関連ビジネスへの波及も期待出来そうだ。

アニメフェスティバル・アジア・マレーシア(Anime Festival Asia Malaysia)
http://www.animefestival.my/
《animeanime》
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