4月7日、全国10館の劇場で、『宇宙戦艦ヤマト2199 第一章』のイベント上映がスタートした。本作は1974年のオリジナルテレビシリーズ『宇宙戦艦ヤマト』を現代の映像技術と解釈で再構築した話題作だ。そのコンセプトの発表から大きな注目を集めてきたが、遂に正式にファンの前に姿を見せた。シリーズは今後、七章にわたり順次、劇場上映、Blu-ray Disc・DVD発売、インターネット配信を始める。作品展開は、今後1年にも及ぶとみられるが4月7日がその第1歩となった。またこの日、東京・新宿ピカデリーでは、イベント上映の初日舞台挨拶が行われた。出渕裕総監督、沖田十三役の菅生隆之さん、そして作品を応援するタレントの芹那さんが登壇してトークをした。出渕裕総監督にとっては、やはり重要な一日になった。4年前からやっていた作品、完成するかと不安もあったと述べ、満員の劇場に安堵したようだ。また、4月7日が実在の戦艦大和が沈んだ日であるエピソードを紹介し、その因縁も感じていた。完成した作品については、オリジナルのヤマトはアニメの仕事をするきっかけとなった作品、本作を作りながらあらためてその偉大さを感じたと話す。そして、全七章を高いクオリティで届けるために頑張ると決意を新たにした。菅生さんは、沖田役のオファーを貰ったことで、周囲からかなりプレッシャーをかけられているとのこと。一方で、名セリフの「ヤマト、発進!」を言うように頼まれることが多く、アフレコの前からもう何度も言っていると。そして、「38年前に先輩たちが作り上げたヤマトを、今度は私たちが歴史に残るような作品にしていきたいと思います」と挨拶した。芹那さんはヤマトをイメージして自分で考えたという衣装で登場した。今回、ヤマトに初めてふれる若い世代の代表といえる存在だ。初めて観たヤマトの感想は、「全く古くなくて新しい!である。「私と同じくらいの年代の女の子もとっても楽しめる作品」と太鼓判を押す。そのうえで、沖田艦長(菅生隆之さん)に言って欲しいと言葉として「バカめ!」を要望。早くもマニアぶりを発揮した。さらに、SDNを卒業して新しい発進をしている自身のために、菅生さんに「芹那、発進!」と言って貰い、恐縮しつつも大満足な様子だった。『宇宙戦艦ヤマト2199』4月7日より新宿ピカデリー他、全国10館にて第1章上映開始配給: 松竹yamato2199.net原作: 西﨑義展総監督: 出渕裕キャラクターデザイン: 結城信輝音楽: 宮川彬良アニメーション制作: XEBEC、AIC他[キャスト]沖田十三: 菅生隆之古代進: 小野大輔島大介: 鈴村健一森雪: 桑島法子 他
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