アメリカンコミックスを代表する出版社DCコミックスのヒーロー、キャラクター達を網羅し、解説する待望の一冊が小学館集英社プロダクション(ShoPro)より11月29日に発売された。DCコミックス70年を超える歴史に残る1000体以上のキャラクターを掲載した『DCキャラクター大事典』である。 本国で発売され、決定版として評価の高い一冊だ。数々の海外コミックスの邦訳出版を手がけてきた小学館集英社プロダクションが、取り組んだ。税込み4935円と少々値は張るが、オールカラーの本書はボリュームもたっぷりでアメコミファンであれば是非手に置きたい一冊である。 DCコミックスは、1930年代にスタート。スーパーマンやバットマン、ワンダーウーマン、グリーンランタン、ジョーカー、キャットウーマンなど、アメコミファンならずともお馴染みの数々のキャラクターを生み出してきた。その活躍はコミックスの世界を超え、映画やアニメーション、ゲーム、玩具など様々分野に及ぶ。 しかし、一方で、長い歴史のなかには、多くの人に知られていない個性的なキャラクターも数多い。『DCキャラクター大事典』ではお馴染みのヒーローに加えて、そうしたキャラクターたち、さらにキャラクターの武器や乗り物、ヒーローたちのラブロマンスや激闘の数々を紹介する。 出版元のShoProは、2010年には『マーベル・キャラクター大事典』も刊行している。米国の2大コミックス出版社のキャラクター事典を手がけることになる。日本の出版社ならではの企画といえるだろう。 ShoProは、12月にさらに2冊DCコミックスの注目作品を出版する。ひとつはヒーロー達の苦悩を描いた『DCスーパーヒーローズ』、アレックス・ロスによる華麗なアートによりDCキャラクターのオリジンストーリーが繰り広げる。『バットマン:ノエル』は、『クリスマス・キャロル』を下敷きにした作品だ。 『DCキャラクター大事典』発売日2011年11月29日著: スコット・ビーティ、ロバート・グリーンバーガー、フィル・ヒメネス他訳: 小学館集英社プロダクション定価: 4935円(税込) 『DCスーパーヒーローズ』発売日2011年12月17日頃作: ポール・ディニ画: アレックス・ロス訳: 石川裕人、秋友克也、沢田京子定価: 3360円(税込) 『バットマン:ノエル』発売日: 2011年12月17日頃作・画: リー・ベルメホ訳: 高木亮定価: 1890円(税込)小学館集英社プロダクション /http://books.shopro.co.jp/
「劇場版ブルーロック」公開記念! 凪誠士郎役・島崎信長と潔世一役・浦和希の対談が「週刊少年マガジン」で実現 2024.4.24 Wed 12:30 『劇場版ブルーロック -EPIOSODE 凪-』より主演の凪誠士郎役・…