世界コスプレサミットにロシア、英国が参戦 | アニメ!アニメ!

世界コスプレサミットにロシア、英国が参戦

世界コスプレサミット2012(WCS 2012)の新たな参加国にロシアが決定したことを明らかにした。2012年4月15日にモスクワで開催される日本カルチャーイベント「ХИНОДЭ」の決勝大会

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 世界コスプレサミット実行委員会は、来年開催を予定する世界コスプレサミット2012(WCS 2012)の新たな参加国にロシアが決定したことを明らかにした。2012年4月15日にモスクワで開催される日本カルチャーイベント「ХИНОДЭ」の決勝大会で、ロシア代表を選出する。
 ロシアの参加は、モスクワを拠点に日本文化の振興をするジャパンハウスが運営、イベント団体 鬼の夜が支援で実現する。鬼の夜はモスクワでの日本のマンガ・アニメ関連イベントの開催に実績がある。

 ロシア大会は、まず2012年3月中旬までに書類とビデオによる一次審査を実施。そこで本戦出場する20組を決定する。その20組が参加して、4月15日決勝大会となる。
 決勝大会はステージパフォーマンスにより審査される。華やかなコスプレコンテストは、イベント「ХИНОДЭ」の目玉となりそうだ。優勝ペア一組が、コスプレ世界一を決めるため日本で開催される世界コスプレサミットに出場する。

 2012年は、もう1カ国の新参加も既に決定している。ヨーロッパの大国のひとつ英国である。こちらは2月24日から26日までロンドンで開催されるHYPER JAPAN 2012で決勝大会を行う。HYPER JAPANは2010年にスタート、日本カルチャーをテーマにしたイベントとして急成長している。2011年夏のイベントではおよそ3万人の来場者を集めた。
 ヨーロッパのなかで英国は、フランス、イタリア、スペイン、ドイツなどと比べると日本のアニメ、マンガの影響が弱いとされている。英国のコスプレイヤーが、先行する各国にどれだけ迫るかも注目される。

 世界コスプレサミットは、2003年にテレビ愛知が海外コスプレイヤーを日本へ招待し交流を図ったのがスタートである。当初の海外からの参加はイタリア、ドイツ、フランスの3カ国に過ぎなかった。
 その後、世界各地で成長する日本のポップカルチャーイベント、コスプレ人気を背景に、その規模を年々拡大している。本年8月の世界コスプレサミット2011には、オーストラリア、ブラジル、中国、ドイツ、デンマーク、スペイン、フィンランド、フランス、イタリア、日本、韓国、メキシコ、マレーシア、オランダ、シンガポール、タイ、アメリカの17ヶ国が参加した。
 新参加国の決定で、2012年の参加国は本年をさらに上回る可能性が高くなった。それに合わせてイベントの国際色も益々豊かになりそうだ。

世界コスプレサミット 公式サイト /http://www.tv-aichi.co.jp/wcs/
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