日本人なら誰もが知っている時代ものの傑作『忠臣蔵』。この作品が海を渡り、超大作映画として新たな姿を見せることになった。 忠臣蔵をモチーフに、ユニバーサル・ピクチャーズ製作、カール・リンシュが監督する『47RONIN』の製作発表記者会見が2月28日に英国・ロンドンで行われた。記者会見には、リンシュ監督のほか、主演のキアヌ・リーブス、日本から出演する真田広之、柴咲コウ、浅野忠信、菊地凛子と豪華な俳優陣が姿を見せた。 発表によれば、日本の忠臣蔵をモチーフにした本作には、約2億ドルの製作費が投入される。この3月にクランク・イン、ロンドンのほかハンガリー、そして日本でも撮影を予定する。ワールドワイドな忠臣蔵となる模様だ。 実際に『47RONIN』は3Dファンタジー・アドベンチャーとしている。エンタテイメント性の豊かな娯楽大作が期待される。とりわけ3D立体視の映像も注目される。 カール・リンシュ監督は本作について、「愛と憎しみそして報復は世界中の人々が共感できるもの。日本で誰もが知っている物語だからこそ西洋から見た視点で新しいものが引き出せると感じている。「忠臣蔵」はモチーフ、全くのオリジナルストーリーとなる。3Dも非常に重要になってくる。今まで誰も見たことのない3Dファンタジーになるはずだ!」と、これまでにないオリジナルな物語であることを強調する。 そんな『47RONIN』の主演となるキヌ・リーブスが演じるのは、オリジナルキャストとなる日英混血のカイである。 キアヌは、「こんな作品に主演できることは非常に光栄です。愛や名誉など求めても手に入らないもの、人生において悩むものなどがスペクタクルとともに楽しめるファンタジーでありながらリアルに感じられる作品になるはずです。ストーリー、3D、日本人キャストたちの共演も楽しみです」と語る。 日本からの出演は、真田広之が大石内蔵助を、吉良上野介を浅野忠信が演じる。オーディションの際に、監督からオードリーヘプバーンのようなスターの輝きを持っていたと評された柴咲コウさん、国際舞台での経験が豊富な菊地凛子さんと伴に映画を盛り上げる。 公開時期は現在未発表だが、配給は東宝東和が手掛ける。今後も、かなり話題を呼ぶ一作となりそうだ。『47RONIN』 /http://47ronin.jp/製作: ユニバーサル・ピクチャーズ 配給: 東宝東和監督: カール・リンシュ脚本: クリス・モーガン出演: キアヌ・リーブス、真田広之、柴咲コウ、浅野忠信、菊地凛子
「劇場版ハイキュー!!」興収が81.9(ハイキュー!!)億円を突破! 研磨と黒尾描いた記念ビジュアル公開 2024.3.29 Fri 18:15 『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』の興行収入が、記念す…