1982年、コンピュター時代を先取りし、世界で初めて全編にCGを取り込んで誕生した映画が『トロン』である。当時のディズニーが新時代の映像を目指して総力をかけて製作した。作品はあまりにも時代を先取りしたこともあり、その後のCG映画の歴史には直接にはつながらなかったが、SFやテクノロジーに関心のある少年たちの心に深く残る作品となった。 その特異性からおよそ30年近くもSFファン、映画ファンの間でカルトムービーとして愛されて来た。そんな人気作品にハリウッドが目をつけないわけがなく、2000年代に入るとその再映画化がたびたび噂される様になる。そして、この程『トロン』の続編にあたる『トロン: LEGACY』の製作・劇場公開が、ウォルト・ディズニーにより明らかにされた。 劇場公開が発表されたのは、全米のエンタテイメント業界関係者とファンたちが集まるサンディエゴ・コミコン(comi-con International)の場である。会場では映画の正式タイトル『トロン: LEGACY』と2010年12月17日の世界同時公開を発表した。 また、コミコンの会場に設けられたディズニーのブースでも『トロン: LEGACY』のコーナーが設けられ、訪れたファンたちに作品を強く印象づけた。特に前作に登場した蛍光カラーに光るマシーンの現代版というべきマシーンが注目を集めていた。 『トロン: LEGACY』のストーリーは、1982年版の続編となる。映画の中でも、現実と同様およそ20数年間の月日が流れている。本作の主人公は、前作の主人公であったケヴィン・フリンの息子サム・フリン。サムは25年前に行方不明になった父親について調べるうちに、自らがトロンの世界に引き込まれる。そして、電子の世界を舞台にした大冒険が始まる。 作品は旧作のスタッフも多数参加し、伝説の映画のエッセンスを継承する。さらに、最先端の技術を映像に取り込むのも前作同様だ。映画は最新の3D技術を取り入れた大作SFアドベンチャーとなっている。2010年に疾走する『トロン: LEGACY』が大きく盛り上がりそうだ。『トロン: LEGACY』 /http://www.disney.co.jp/tron/
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