「マーベル・キャラクター大事典」 限定3000部で発売  | アニメ!アニメ!

「マーベル・キャラクター大事典」 限定3000部で発売 

小学館集英社プロダクションは、7月10日に『マーベル・キャラクター大辞典』を発売する。スパイダーマンやX-MEN、アイアンマンなど、数々のヒーローを生み出してきた

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 小学館集英社プロダクションは、7月10日に『マーベル・キャラクター大事典』を発売する。スパイダーマンやX-MEN、アイアンマンなど、数々のヒーローを生み出してきた米国のコミックス出版社マーベル・コミックスのキャラクターを完全網羅、解説する本だ。
 発売元の小学館集英社プロダクションは、6月11日には映画『アイアンマン2』が公開、10月からはアニマックス×マッドハウスによる『アイアンマン』などマーベル作品のアニメ化展開がスタートすることから、マーベル関連の作品をより深く楽しむための必携の一冊として企画した。マーベル・キャラクター解説の決定本との位置づけだ。

 本書はマーベル・コミックスの元編集長トム・デファルコさん、米国を代表するコミックス研究、批評の第一人者ピーター・サンダーソンシさんらが書いた。キャラクター解説の名著『THE MARVEL ENCYCLOPEDIA』の改訂版であると同時に、マーベル70周年記念愛蔵版ともなっている。
 スパイダーマンから、X-MEN、アイアンマン、デアデビル、ハルク、アベンジャーズといった有名スーパーヒーローからマイナーキャラクターまで1000キャラクター以上が登場し、これらを完全網羅する。さらに近年アメコミの中で増えているクロスオーバー・イベントの特集や1960年代~2000年代までのマーベルの歴史の解説も含む。400ページフルカラーの豪華な装丁で、税込み4935円、3000部のみの限定販売となる。
 日本語版では索引も充実し、鑑賞だけでなく高い資料性を兼ね備える。マーベルマニアにも納得の内容だ。日本人に馴染みにくいとされることも多いアメコミだが、本書があればキャラクターも、その歴史も万全、ファン向けであると同時に、入門書ともなるに違いない。

 小学館集英社プロダクションは、これまでもアメリカンコミックスの翻訳出版に力を入れている。『アイアンマン2』劇場公開の直前、6月10日には、『アイ・アム・アイアンマン』も発売する。本書は劇場実写版のコミカライズ『ⅠAM IRON MAN!』のほか、S.H.I.R.L.D.長官ニック・フューリー視点で描いたアナザーサイド・ストーリー『SECURITY MEASURES』、1985年発表の『IRON MAN #200』の3篇を収録する。
 『SECURITY MEASURES』は、現在、映画製作も進むスーパーヒーローたちがチームを組む作品『アベンジャーズ:Avengers』の構想展開で重要な位置を占める。『IRON MAN #200』は、映画のイメージソースとなった作品である。映画の大ヒットに関らずこれまで翻訳出版の少なかったアイアンマンシリーズの魅力を伝えるものとなる。

小学館集英社プロダクション /http://books.shopro.co.jp/

THE MARVEL ENCYCLOPEDIA マーベル・キャラクター大事典

著者: トム・デファルコ/ピーター・サンダーソン/トム・ブレブールト/マイケル・タイテルバウム/ダニエル・ウォレス/アンドリュー・ダーリング/マット・フォーベック
訳者: 柳亨英、光岡三ツ子、沢田京子
仕様: 大型本(252*301)、上製、400ページ、フルカラー
定価: 4935円(税込)
発売日: 2010年7月10日
ISBN: 978-4-7968-7069-6 C0076
発売元: 小学館集英社プロダクション

《animeanime》
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