IMAGICAはこれまでも、SD版では「M.A.P.S」を利用した高品質の映像を実現してきた。「HD-M.A.P.S」は「M.A.P.S」をHDに対応させ、BDでも高品位な映像制作を可能とする。既にアニメ作品やVFX、CG作品などで採用されている。 5月27日にアニプレックスより発売されたBD『BLOOD THE LAST VAMPIRE』でも、ビデオ・エンコードにおいて「HD-M.A.P.S」を利用している。アニメーションのライティングなどのエフェクト処理をより美しくするためである。
『BLOOD THE LAST VAMPIRE』は、2000年の制作当時からデジタル・マスターにマッハバンドが現れていた。 今回は「HD-M.A.P.S」を利用することで、BD化にあたり400カット以上のシーンでカット毎の調整を行った。これにより制作当時の画像をさらに美しく、クリアなBD作品としての高い映像クオリティを実現したという。