神戸市や神戸デジタルコンテンツ振興会議などが主催する第14回アニメーション神戸は、声優育成コース12期生の募集を開始した。これは実践型ワークショップと名付けられた、イベントが主催する人材育成プログラムのひとつである。 アニメーション神戸は、目的のひとつとして人材育成に力を入れている。実践型ワークショップもそのひとつである。人材育成のためのアニメやゲーム関連のワークショップは少なくないが、声優コースを設けているのは珍しい。 ワークショップの内容は発声練習から始まり、台本の読み方や場面に応じた表現の仕方などを学ぶ。対象はプロの声優をめざす人で、募集人数は約35名だ。 選考課題として、自己紹介をMDまたはCD-Rへ録音して提出する。締め切りは7月17日、神戸市の情報化推進部 実践型ワークショップ係まで郵送する。応募された課題作品から、受講生が選考される。 実施されるのは8月22日と23日の2日間で、参加には教材費、宿泊費、初日の夕食費の実費として25000円が必要になる。宿泊型のワークショップは、かなり濃い内容となるだろう。 この声優育成コースは実践型ワークショップの一環として、1998年の第3回から毎年、声優の神谷明氏によって指導が行われてきた。 実践型ワークショップではこのほか、アニメーターコースとアニメーション制作コースも秋に予定されている。【真狩祐志】アニメーション神戸 /http://www.anime-kobe.jp/当サイトの関連記事/アニメーション神戸 アニメーターの育成目指す OJT参加者募集/アニメーション神戸 オリジナル&Webアニメ作品募集開始/第14回アニメーション神戸 主題歌賞ノミネート作品投票受付開始
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