月刊少年エースに連載「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」アニメ化決定 | アニメ!アニメ!

月刊少年エースに連載「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」アニメ化決定

 2008年8月26日発売の角川書店の月刊誌少年エースで、同誌連載作品『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』のアニメ化が発表された。同作は、2006年に放送され大ヒットとなった『涼宮ハルヒの憂鬱』の番外編4コママンガである。
 原作は同作の谷川流氏、作画はぷよ氏が行っている

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 2008年8月26日発売の角川書店の月刊誌少年エースで、同誌連載作品『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』のアニメ化が発表された。同作は、2006年に放送され大ヒットとなった『涼宮ハルヒの憂鬱』の番外編4コママンガである。
 原作は同作の谷川流氏、作画はぷよ氏が行っている。2007年から連載開始され、現在単行本が1巻発売されている。

 また、同じく角川書店のコンプエースで『ぶーぶーかがぶー』を連載している、えれっと氏による『涼宮ハルヒの憂鬱』のキャラクターを使った2次創作作品の『にょろーんちゅるやさん』もアニメ化されることが発表されている。
 どちらも動画共有サイトYoutube内にある角川アニメチャンネルで配信される。配信時期やアニメ制作会社などについては明らかになっていない。

 『涼宮ハルヒの憂鬱』は2006年に放送された作品。アニメのクオリティの高さや、Webと連動したプロモーションを行い大ヒットを記録したアニメである。
 ファンからの続編を望む声は大きく、それに応える形で角川書店は、2007年7月7日に新シリーズを製作する内容の全面広告を朝日新聞に出し、話題を呼んだ。しかし、現時点では放送時期が未定のままとなっている。原作の文庫本も2007年4月以降、新刊が発売されていない状況である。今回の製作発表はそうしたファンの渇望感を満たすものとしても受け入れられそうだ。

 アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』はエンディングアニメのダンスが特に人気で、Youtube上に、日本国内はもとより世界各国の様々な人たちが音楽に合わせてダンスを踊る投稿が相次いだ。
 角川書店ではこれらをファン活動の一環として好意的に受け止め、削除することなく黙認をしている。さらにはアニメの様々なカットをつなぎ合わせたMADとよばれる動画について、一部を公式認定して角川アニメチャンネルで紹介をしている。

 今回、アニメ化される『にょろーんちゅるやさん』も、『涼宮ハルヒの憂鬱』のキャラクター鶴屋さんをモチーフとしてえれっと氏がウェブサイト上、同人誌で発表したものである。
 角川書店の2次創作への姿勢やビジネスモデルとしての取り込み方が、これまで以上に明確になった製作発表といえる。

角川書店 少年エース /http://www.kadokawa.co.jp/mag/ace/
YouTube - 角川アニメチャンネル 
/http://jp.youtube.com/watch?v=Ze1Y8UbDvzY
《animeanime》
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