AICのシンガポール合作アニメ AMFでプレミア紹介(12/1) | アニメ!アニメ!

AICのシンガポール合作アニメ AMFでプレミア紹介(12/1)

 11月29日からシンガポールで開催されたアジア・テレビジョン・フォーラム2006で、日本のアニメ制作会社AIC(アニメ・インターナショナル・カンパニー)とシンガポールのナンヤン工科大学が共同制作したアニメーションのプロモーションが上映される。

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 11月29日からシンガポールで開催されたアジア・テレビジョン・フォーラム2006で、日本のアニメ制作会社AIC(アニメ・インターナショナル・カンパニー)とシンガポールのナンヤン工科大学が共同制作したアニメーションのプロモーションが上映される。

 この作品『Justeen』は、ナンヤン工科大学が開発した新しいソフトウェアを利用して同大学のコンピューター工学部とAICが共同制作している。シンガポール政府はこのソフトウェアがアニメーション制作の環境を劇的に変えると評価し、同国は輸出可能なクオリティーの高いアニメの制作を実現するとしている。作品は1話30分の全13話、来年には完成し、日本国内での放映も見込まれている。
 また、このプロジェクトは同国を代表する海外とのコンテンツ制作のプロジェクトとしても、シンガポール内で大きな注目を浴びている。

 AICは国内では『天地無用』や『GUN×SWORD』などの人気アニメの制作で知られる老舗のアニメスタジオである。
 また、ナンヤン工科大学はシンガポールの技術系総合大学として、同国の高等教育を支えている。
 
 アジア・テレビジョン・フォーラムは、大手コンベンション会社リードが運営している。・フォーラムの目的は、東南アジア地区のテレビ番組とアニメーションのフィルムトレードであり、地域のコンテンツ産業の活性化である。
 期間中はフィルムトレードショーのほか、ビジネスコンファレンスやHDTVなどをテーマにした技術コンファレンス、ワークショップなども開催される。さらに「AAN Conference-Putting Asian Animation on the World Map‐」と題された、アジア地区のアニメーションの状況を巡る講演会とパネルディスカッションも用意されている。

 今年で5年目を迎えるフォーラムは、シンガポール政府のコンテンツ産業育成政策「クリエイティブ2006」の主要イベントともされている。
 現在は東南アジアを代表するフィルム・マーケットとなっており、昨年の期間内取引は3300万ドル(約38億円)に達している。

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《animeanime》
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