2005.09.14
愛・地球博 ]
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レポートby モモ

 入ってまいりました~愛・地球博!
 モモにとって二度目の愛知万博であります。しかし、今回レポートするのは森林体験ゾーンにある『サツキとメイの家』。ご存知の方が多いとは思うけれど、宮崎駿監督の映画「となりのトトロ」の主人公一家の住む家がリアルに再現されています。

tousen.jpg 前回は企業パビリオンの場所か出ることも無かったので万博全体の大きさすらわかりませんでしたが、広い!広い!入場予約時間までブラブラ~していたが、ふと気づけば予約時間。集合場所の日本庭園へ。しかし、そこまでが想像以上にめちゃくちゃ遠い。必死で走りました。遅れる~
 受付のお姉さんが心配するくらいゼーゼー言いながら受付場所へたどり着き、入場記念に昭和30年の来場日と同じ日の複製新聞をもらいました。(疲れた~)

 1回50名入場で2班に分かれて中と外の見学を交互に行うらしい。案内スタッフのお姉さん達の後をゾロゾロと「サツキとメイの家」へと向かう。途中までは一般の日本庭園周遊コースと同じなので入れない人の羨望のまなざしを受ける。(ちょっと優越感)

totoro.jpg モモ達は最初、外からの見学。
 劇中どおり古い日本家屋とモダンな赤い屋根の西洋風書斎のある建物。家の前にある池の中州から建物全体が見渡せます。あとはしげしげと外回りを探検。裏の井戸や炊事場のある勝手口、お父さんの書斎前の腐りかけた柱も再現されていました。(アニメのようにゆすってみたり・・・・)
 書斎の中も外から覗く。お父さんって民俗学者だったのか?考古学者だったのか?置かれている本で見る限りは民俗学者か?
 屋根の鬼瓦には大工さんの遊び心で「丸に‘と’」のマークがありました。トトロの‘と’ね。
 玄関の門柱には薄くなった「草壁」の表札。そうか、草壁さん一家だったっけね。

 15分交代で次は中に。
 部屋の中にお置いてあるものは基本的に何でも触ってOK!サツキちゃんの古ぼけた赤いランドセルやおはじきなど机の中も開けまくり。押入れの中にはキチンとたたまれたお布団の上に、かわいい女の子のパジャマが2つ。雰囲気でてるー
 しかし、みんなが部屋中開けまくって中のものを引き出したりしているのを見ていると、まるで泥棒集団にも見えなくもない。箪笥からお母さんの着物を引き出して見ていたおばちゃんたちの集団はすごかった!
 ツアーの子どもがメイになりきって例の2階への階段探しに夢中。「おトイレ!」って叫ぶのもありです。映画どおりに階段の場所は発見できるも2階は立ち入り禁止。残念。
 案内のお姉さんに聞いたところ2階も劇中どおりに作られているそうですが階段が急で狭いので立ち入り禁止になっているそうです。是非見たかった。マックロクロスケもいるかもね。

 この家はエイジング処理という古臭く見せる処理を施しているので雨の日に家に入る時は、靴下まで脱がして拭いてからじゃないとダメだとか。「家が新しくなっちゃう!」そうです。
 あとは周りの風景が劇中どおりであればもっと良かったかな?もともと有った山というか森林の中に作られているので、これ以上自然を壊してまで再現する必要はないだろうけれど。(それでは愛・地球博のテーマに反する)

 「サツキとメイの家」も万博終了後の施設撤去後の争奪戦が繰り広げられていましたが、このまま耐久年数まで保存ということで良い方向で収まってよかったです。今回の万博開催中に見ることの出来なかった人たちに見てもらえるのが一番良いでしょう。
 モモも展示が始まれば再度来て見たいと思いました。しかし、会場内からでも遠いなぁ~ココ。

愛・地球博
サツキとメイの家 

モモさんの紹介
関西在住。元アニメファンだったが『機動戦記ガンダムウイング』
のヒイロに惹かれてアニメの世界に戻ってきた。ヒイロとアスラン
をこよなく愛する3児の母。

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2005.08.28
愛・地球博 ]
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 予想以上の入場者数を動員している愛・地球博が、終盤にかけて大きな盛り上がりを見せている。しかし、名古屋駅に程近い愛・地球博笹島サテライト会場が別の賑わいを見せていることはあまり話題になっていないようだ。愛・地球博サテライト会場=ポケモンパークである。

 万博のサテライト会場となっているが、笹島会場は実質『ポケモンパーク』そのものだ。広い会場のほとんどが『ポケモンパーク』で占められていることに加えて、事実上集客のほとんどを担っているからだ。
 しかし、さらに驚かされるのは『ポケモンパーク』内では万博色が全くないことである。会場を飾る案内や広告、物販店まで含めて、見事に『ポケモン』に統一されている。それは、『ポケットモンスター』の持つブランド管理の巧みさの象徴でもある。

 これまで日本でディズニーランド型のキャラクターテーマパークが成立するかについて、頭の中で考えてみたことがある。結論は、少なくとも単一キャラクターで展開するには非常に厳しいのでないかということであった。
 単一キャラクターだけでは顧客が限定されること、特定のキャラクターの人気によりかかることはそのキャラクターの人気の持続にビジネスが左右されリスクが高いからだ。しかし、今回の『ポケモンパーク』の人気を見ると考え直す必要がありそうだ。

 『ポケモンパーク』はパーク内から他のキャラクターを徹底的に追放することで、統一した世界を作り出すことに成功している。統一した世界観の中で楽しむことは、思った以上に気持ちがいいものである。こうした世界観の心地よさは『ポケモン』を大好きといった層でない人にもアプローチする力がある。
 そして、こうした統一世界観の創出に見られる『ポケモン』ブランド管理の巧みさは、想像以上にこのキャラクターブランドが長続きすることを感じさせる。
 問題は、投下資本と回収資金との関係である。しかし、必ずしも大規模でなくても、立地場所とアトラクションの数や質と効果を考えれば、今回の暫定的なパークをより発展させた施設に大きな可能性がありそうである。それは、『ポケットモンスター』だけでなく、他の有力キャラクターブランドにも通じるところがある。

ポケモンパーク公式サイト 
ポケットモンスター公式サイト

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2005.08.23
愛・地球博 ]
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 「出来れば観たい、でも名古屋まで行くのは面倒だ」と思っていた愛知万博:愛・地球博の『めざめの方舟』に行って来た。今回、人に誘われて観に行くことになったのだがやっぱり観て良かった。
 作品自体が面白かった以上に、この作品が万博会場のあの舞台装置と一緒になることで完成している作品だからだ。つまり、『めざめの方舟』を観るのは会場でしか出来ない体験なのである。それは、家で観たDVD版の『めざめの方舟』を観ることでも判った。DVD版自体も優れた作品で面白いのだが、それは僕のパビリオンで感じた印象とはだいぶ異なっていた。
 パビリオンで感じてDVDにはなかったのは、画像全体が自分を包み込むイメージである。それは上にも下にも周りにも映像があるという体験だ。勿論、四方八方に映像があれば、全ての映像を観ることは出来ない。しかし、その全体の一部しか観れないがゆえに感じる映像との一体感は、全てが四角い枠の中に納まってしまうDVDのそれとは明らかに違うのだ。
 作品の内容は、3部作のうち『狗奴』と題されたパートで正味15分ぐらいの作品である。系統だったストーリーはなく「犬」、「DNAの螺旋モデル」、「獣人」、「漢字」といったこれまで押井守作品にしばしば現われたモチーフが散りばめられたイメージ映像である。
 川井憲次の印象的な音楽もあり、映画『イノセンス』の択捉での祭のシーンを思い出した。しかし、圧巻は床一面に張られたプラズマパネル現れた動物を示す漢字が様々に変化し、現代美術のようなに模様を作り出しているシーンであろう。観る側に映像の持つ高揚感を与えるとても美しいシーンだ。

 上映後に、後ろのほうから予想通りの反応『意味が判らない』という声が聞こえてきた。パンフレットを読めば、それぞれの映像にそれなりの意味づけはされている。しかし、僕はもうだいぶ前から押井守作品を理解するという作業を放棄している。
 理解しようしても理解出来ないのは最初から判っているのだし、理解しなくても十分面白いからだ。僕にとっての押井作品は自分の感性に働きかける刺激である。正直、やっぱり映像とタイトルの『めざめの方船』の関連は判らない。めざめがあるとすればそれは映像による感性への働きかけではなかっただろうか。

夢みる山:めざめの方船
愛知万博
押井守公式サイト ガブリエルの憂鬱

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