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第12回
ハイターゲットアニメの増加 |
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斉藤守彦の「特殊映像ラボラトリー」 斉藤 守彦 ●2010年正月興行を制した 2010年1月某日。 (2)興収100億円の可能性もある 「アバター」の快進撃ぶり!! [筆者の紹介] |
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斉藤守彦の「特殊映像ラボラトリー」 斉藤 守彦 ●健闘「仮面ライダーW・・」 1月某日。 (1)2010年正月興行を制した「アバター」の大ヒットの秘密は? "特殊映像ラボラトリー 第16回 もーろー日記/2010年正月・特殊映像対決始末記-2-" » |
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斉藤守彦の「特殊映像ラボラトリー」 斉藤守彦 【乱立する3Dフォーマット。 7月某日。
シネコンとしては、このフォーマットだと、既設のスクリーンで運用が可能で、しかも3Dシステムの価格も他のよりリーズナブル。ただしメガネに関しては、基本的に映画館サイドが購入しなくてはならず、これが1個5800円ナリ。しかも内部に乾電池を使用するので、定期的にメンテナンスをして、しかるべきタイミング(250時間持つとか)で交換しなくてはならない。流星人間ゾーンのマーカー・チェンジみたいなもんか。ただしシネコン内のスクリーン移動が可能な上に、大規模な設置工事を必要としないあたりが普及のカギかと。 新宿バルト9をはじめ、ティ・ジョイ系列のシネコンに、比較的早く導入されたのがドルビー3Dのフォーマットで、これまた既設スクリーンでの運用は可能なれど、他の2フォーマットが20mまでのスクリーン・サイズまで対応出来るのに対して、12mが限界であるあたりが、ちょっと苦しい。なのでバルト9も座席数200席以上には使っていないはず。 残るRealDフォーマットも、スクリーン移動が出来ないことから、シネコンには適さないが、国内シェア第2位のワーナー・マイカルがこれを大々的に導入している。アメリカ国内ではシェア95%を持つフォーマット故、本国からの指示だった模様。専用のシルバースクリーンを設置しなくてはならないのと、大規模な工事が必要なあたりも普及の障害になっているが、メガネは安価で、この方式での上映だと、観客が3Dメガネをおみやげに持って帰れるという良さがある。 とまあ、この3つのフォーマットは、いずれも一長一短あれど、とりあえず3D効果については、それなりに楽しめる。 (2) 「劇場版仮面ライダーディケイド」と、 「ボルト」3Dバージョン [筆者の紹介] |
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斉藤守彦の「特殊映像ラボラトリー」 斉藤守彦 【「劇場版仮面ライダーディケイド」と、 7月某日。 ぶつぶつ言いながら着席。「劇場版仮面ライダーディケイド」は、さすがに賑やかな内容。横一列のライダーたちは、最初のシリーズの1話から見ている身としては、それだけでも感動的!!ただし、アクション派金田治監督作品としては、不満が残る。ストーリーが詰め込みすぎ。 8月某日。 |
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斉藤守彦の「特殊映像ラボラトリー」 斉藤守彦 【大ヒット!!「劇場版ディケイド」と、 8月某日。 実は今年のライダー映画、前売り券の売れ行きがすこぶるよろしく、オールライダー勢揃いとあっては、そらもー昭和ライダーで育った世代としては放っておけない。個人的な思いもあって、東映の人と会うたびに「今年は興収20億円行きますよ!!」と、根拠のない断言をしていた筆者であった。良かった。嘘つきにならずにすんだ。 8月某日。 以前のものとは違って、今回にわかブーム化している3D映像は、こけおどし効果よりも、奥行きや立体感の表現に秀でている。例えるならば、レイヤーを何枚か重ねることで、奥行きや背景を表現する方法に似ていると言えるだろうか。 アメリカではジェームズ・キャメロン監督が「アバター」で、本格的な3D撮影を行っているが、さすがにそれほどのスケールではないものの、日本のアニメや特撮映像は、3D化するに相応しいコンテンツだと思う。たとえばの話、ウルトラマンが登場する、あのバースのついたカットを、3Dで見たいとは思わないか? (1) 乱立する3Dフォーマット。どれが一番飛び出して見える? |
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斉藤守彦の「特殊映像ラボラトリー」 斉藤守彦 【この夏休み興行のトピックは、 8月某日。 8月某日。 ディズニー=ピクサーのCGアニメ映画では、「ファインディング・ニモ」が興収110億円、「モンスターズ・インク」が94.95億円を記録しているが、この数年は「カーズ」19.43億円、「レミーのおいしいレストラン」32.73億円、「ウォーリー」40億円と、高アベレージながら、今ひとつ往年の勢いが見られなかったのは事実。かくなる上は「モンスターズ・インク」を超え、あわよくば「ファインディング・ニモ」に追いつき追い越せという意気込みは、頼もしい限り。 ジョン・ラセターをはじめとするピクサーのスタッフは、かねてより3D映像に取り組むつもりだった。ところが彼らの納得出来るクォリティに技術が到達していなかったが、ようやくおメガネに叶うレベルになった。 2009年の夏は、まさしく特殊映像の夏であった。日米の特殊映像たちのこれからに、幸多かれ!! (1) 乱立する3Dフォーマット。どれが一番飛び出して見える? |
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斉藤守彦の「特殊映像ラボラトリー」 第7回 もーろー日記/2009年3月-1- 今日は特撮、明日はアニメ。どこまで続く?特殊映像三昧の日々よ。 斉藤守彦 ■ 丁寧なシリーズ構成と、エピソード編が光った「ケータイ捜査官7」 [3月某日。] 全45話(+スペシャル・エピソード3話)という、3クール以上4クール未満の話数は、当初全51話が予定されていたものが短縮されたせいだそうだが、メインのエピソード以外にも、小中和哉、鶴田法男、渡辺武監督らの手による、エピソード編が丁寧に作られていたことは、シリーズの充実に大きく貢献したと言えるだろう。ただしゲスト監督編である押井守監督の「圏外の女」前後編は、なぜこの時期にこの内容?という疑問大いにアリ。サブタイトルさながら、シリーズとしては圏外に置きたい出来であった。細かい設定と伏線が張られたシリーズだったので、ゲスト監督の入りどころが難しかったのは分かるけど、いくらなんでもこれは…。 ■ クールアニメ・マーケティング・ヒストリー」のココロ まあそんな状況と、「アニメ!アニメ!」は、アニメ・ビジネスサイトであることを考慮した結果、1本のアニメ映画が配給された背景に注目し、なぜそういうマーケティングを行ったのか?またその成果はどうだったのか?を検証したかったのだ。 2009年3月-1- 「ケータイ捜査官7」ほか [筆者の紹介] |
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斉藤守彦の「特殊映像ラボラトリー」 第7回 もーろー日記/2009年3月-2- 斉藤守彦 [3月某日。] キリヤという人が作る映画が気になったからだろうか。どーなんだ?>DVD買った時のオレ。 特撮映画の現場では、よく画コンテが張り出されて、これから撮るカットの「完成予定図」が示されるわけだが、これが時々逆効果になってしまうことがある。画コンテ通りに撮影するかしないかは、あくまで監督の判断なのだが、どーしても画コンテを再現しなくちゃイヤだ!という監督の場合、時に俳優たちのモチベーションを削ぐことになってしまう。ある映画の現場では、貼られた画コンテを見た俳優が「監督ぅ、オレたちのカラダは、こんな風に動きませんぜ!」と訴えたところ、即座に画コンテが撤去されたという。 プレスシートに掲載されているコメントによると「僕はデジタルの申し子のように言われますが、CGを使わなくてすむのならば使いません。作りたいものが何なのかがまず大事で、それを決められた予算内で具現化するために、今はまだデジタルが必要。バジェットのことを考えて脚本を書いたり、お金が足りないからシーンを減らすなんて、僕には考えられない」とキリヤ監督は言うが、こと「GOEMON」に関する限り、このコメントは充分な説得力を持つ。「GOEMON」で優先されたのは、膨大な情報量をビジュアルに反映させることではなく、シンプルなストーリーを面白く語りつくす、つまり「お話の面白さ」が最優先されたのである。 その試みは充分な成果を収めた。再見する機会があったら、画面を彩るCGカットやVFXの類を見ず、俳優たちの芝居だけを見てみようとさえ思う。この作品が紀里谷和明監督が底力を発揮した結果だと思いたいものだ。 2009年3月-1- 「ケータイ捜査官7」ほか |
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斉藤守彦の「特殊映像ラボラトリー」 第7回 もーろー日記/2009年4月-1- 斉藤守彦 ■ モスラはなぜ、女子に受けるのか? [4月某日。] モスラ出演作品中最大のヒットとなった「ゴジラVSモスラ」や、平成以降の作品には触れていないあたりは残念。「ゴジラVSモスラ」がヒットした時、「モスラは女性受けする。だから客層が広がるんだ」と、東宝関係者が言ってたけれど、なぜモスラが女性に受けるのか?については、「そりゃまあキレイだし」程度の認識であった。この本を読むことによって、なんとなーく納得出来たところもあり、釈然としないところもあり。うーん。 ■ 「ラスト・ブラッド」 [4月某日。] 「死ぬほど苦労した」というアクションもさることながら、チョン・ジヒョンがこれほどセーラー服が似合うとは思わなかった。もともと童顔だしね。今回はスマイル・ショットを封印。三つ編みヘアーも凛々しく、年齢のギャップなど乗り越えて、16歳の少女・サヤになりきったあたりはグッド。「空の境界」の両儀式なんかも、彼女だったら似合うかも知れない(反論は、受け付けません)。対する小雪は、オリジナル版にはないオニゲンなる悪役。つくづくVFX映えする女優さんなんだなあ。純白の和服とロングヘアーをなびかせて、大自然の中にちょばっと立つその姿は、まさしく巨悪の雰囲気を漂わせた、毅然たる美しさ。「怪奇大作戦」の「ゆきおんな」を実写版リメイクする時こそ、小雪の出番だ。 2009年3月-1- 「ケータイ捜査官7」ほか |
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斉藤守彦の「特殊映像ラボラトリー」 第7回 もーろー日記/2009年4月-2- 斉藤守彦 ■ 「真マジンガー」を見て、今川泰宏熱がぶり返す! [4月某日。] 久々にぶり返した今川熱が、翌日になっても収まらず、「ジャイアントロボ/地球が静止する日」の、十傑集総登場のエピソードが見たくて見たくて、しんぼーたまらなくなる。どれ。棚からごそごそとDVDを引っ張り出し、プレイヤーにセット。「EPISODE:6 罪と罰 〜全てはビッグ・ファイアのために〜」。梁山泊にマスク・ザ・レッドが下半身をビッグ・ゴールドに埋め込ませて侵入し、素晴らしきヒィツカラルドがフィンガースナップを連打して大殺戮。そして直系の土鬼と血風連の登場。「我らその名を血風連!!」。この合唱台詞こそ今川作品だ!!そういえば血風連、「衝撃!Z編」にも出てなかったか? [4月某日。] 年末の「特殊映像決算2008」にも書いたけど、このシリーズ、スタート以来16年。ここらで見直しをはかるべきでは…興行収入もまた、往年の勢いが見られないし…と、興行成績をよーく見ると、あら、そーでもないかなあ?去年は12.3億円だったけど、2007年の「歌う! ケツだけ爆弾!」は15.5億円も上げてるぞ。みんな大好きな(わしゃそーでもないが)「モーレツ!オトナ帝国の逆襲」でさえ、興収14.5億円。ほほお…これってけっこう、凄いことかもしれない。というのは、「クレヨンしんちゃん」シリーズの場合、1999年の「爆発!温泉わくわく大決戦」が興収9.4億円と10億円の大台を切ったことで、製作・配給サイドがテコ入れを検討。その結果、従来5〜6週間だった興行期間を、2000年の「嵐を呼ぶジャングル」から3週間に短縮。それもゴールデン・ウィーク中の、休日の多いあたりに集中して上映するという方法を。今日までとっているのである。 2009年3月-1- 「ケータイ捜査官7」ほか |
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