![]() |
|
第12回
ハイターゲットアニメの増加 |
|
|
| [ グラフィックノベルコン ] |
|
今回、ニューヨーク・コミコンがにあわせて開催されたグラフィクノベル・コンファレンスは、コミックの世界で主流であった雑誌体裁のコミックでなく、書籍形式のコミックであるグラフィックノベルに焦点をあてたものである。 コンファレンスは、「ICV2白書:グラフィックノベルの成長性と多様性」、「グラフィクノベルは文学になるか?」、「アニメとマンガの今後」、「バイヤーズパネル:次の3年」とう専門性の高い業界関係者向けの4つのパネルからなっている。 さほど広くない会場は100名を大きく越える業界関係者で埋まり、真剣な表情でパネリストの話を聞き入っていた。それだけ業界関係者にとってグラフィックスノベルとその中核をなすマンガへの関心が高いといえる。 コンファレンス全体の基調は、この業界の未来に対してかなりポジティブであるように感じた。業界全体が、グラフィックノベルがいかに現在の地位を獲得したかについて振り返り、さらにそれを未来につなげる方法を模索しているようだった。 そこに日本のクリエーターの存在に対する意識があまりなかったことも残念である。それはコミック雑誌の制作が、クリエーターでなく出版社主導というアメリカの出版文化に根ざしているのかもしれない。あるいは、ビジネスを中心とするコンファレンスの性質にもあったかもしれない。 もし、今後もグラフィックノベル、そしてマンガのさらなる発展を考えれば、その創作者である日本のクリエーターとのコラボレーションが重要になるに違いない。しかし、彼らの多くにとって、日本マンガは読者に人気がある作品の無尽蔵の供給源といった認識なのかもしれない。 |
| posted by animeanime at 2006.02.27 |
|
コメント
|
|
|