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2007年01月08日
海外事情 ]
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 アニメの最新情報は、日本人であれば日本の情報サイトで得られる。しかし、日本語の出来ない海外のファンはどうやってアニメの情報を得ているのだろうか?
 当然ながら各国ごとに、それぞれの国のアニメ情報サイトがある。各国ごとの有力アニメ情報サイトを紹介してみたい。まずは日本以外では、世界最大の日本アニメの市場である北米からである。

ファン向けはANNが圧倒的
 北米のアニメ情報サイトの最高峰は、アニメニューズネットワーク:Anime News Network(ANN http://animenewsnetwork.com/)である。ANNの強みはとにかくアクセス数が多く、フォーラムが活発なところだ。
 英語サイトの強みもあり、世界中のアニメファンからアクセスを集めている。その数は日本の大手アニメ情報サイトよりゼロがひとつ違うはずである。
 最近は他のアニメ情報サイトもニュースの質を上げているが、歴史の古さと過去の記事、作品・クリエーターなどのデーターベースの充実で人気が高い。

 さらに、雑誌記事やアニメエキスポ2006で特別番組の制作に協力するなど、多方面にビジネスを展開している。先行者利益を、十分にビジネスに生かしている。
 また、あまり知られていないがANNは米国の会社でなく、カナダの会社である。インターネットの情報企業が、必ずしもニューヨークやロサンゼルスに本拠を構えなくても成り立つ面白い例とも言える。

業界からの信頼が厚いICv2
 ANNがファン向けの情報サイトの雄とすれば、ビジネス情報のトップはICv2(http://www.icv2.com/index.html)である。アクセス数はANNに較べると少ないが、業界関係者からの信頼度は随一である。
 もともとはアメリカンコミックのビジネス情報の会社だったが、日本のポップカルチャーを取り上げることで急成長した。DVDやマンガを販売するリテール情報に強く、確かな数字を基にした情報は他社を寄せつけない。
 これ以外にも、アクティブアニメ:Active anime(http://activeanime.com/html/)やアニメ・ネイション・ニューズ:Anime Nation News(http://www.animenation.net/news/)といった情報サイトは幾つかあるが、ANNとICv2が頭ひとつ抜けて出ている。

成長する専門サイト
 こんなわけで米国のアニメ情報サイトは、ANNとICv2の2強体制で落ち着くかと思われていた。ところが、現在、一部の専門情報サイトがニュース部門に力を入れ人気を高めている。
 その代表はアニメDVDのリリース情報とレビューサイトのアニメon DVD:Anime on DVD(http://www.animeondvd.com/)である。その社長はICv2が選ぶ北米アニメビジネスに影響力のある15人の1人に選ばれているほどだ。(*)
 さらにアニメコンベンション情報のアニメコン・ドットコム:AnimeCons.com(http://www.anime-cons.com/)もニュースを充実させて、人気が高まっている。
 変わったところでは、コスプレ情報専門のコスプレ・ドットコム:Cocplay.com(http://www.cosplay.com/)も、海外のレイヤーから厚い支持を受けている。

 作品やクリエーターの個別情報サイトは、日本の個人サイトに軍配が上がる。米国のファンサイトも数は多いが、日本の有名サイト並というのはなかなか少ない。
 そのなかではスタジオジブリの情報に圧倒的な強みをみせるナウシカ・ネット:Nausicaa.net(http://www.nausicaa.net/)は押さえておきたい。世界中のジブリファンから情報を集めており、情報のスピードの速さは特筆すべきものがある。

見落とせないアニメ専門サイト以外の情報
 アニメ文化の広がりで、伝統的なアニメーション総合情報サイトもアニメのニュースや情報、レビューを取り上げるケースが増えている。なかでもAWN:Animation World Network(http://news.awn.com/)の存在が大きい。
 AWNはオタワ国際アニメーション映画祭など数々のアニメーションイベントの公式サイト運営なども行なう世界的なアニメーションメディアである。また、一般向けより業界向けに近く、豊富な企業ディレクトリーや求人情報などを売りにしている。
 このAWNは、最近、アニメ情報を強化している。情報の量や質はICv2より弱いが、ハリウッドやVFX関連の情報も充実している。北米のアニメーション業界全体の流れを追うには適している。

 同様にアニメーション分野から日本アニメへ関心を広げているのは、アニメーション・インサイダー:Animation insider(http://www.animationinsider.net/)である。こちらもここ1、2年でアニメ関連の記事を増やしている。
 アニメーション・インサイダーはAWNよりファン向けだが、AWNやANNに較べて更新頻度が少ない。しかし、長文のレポートにはかなり優れたものがあり目が離せない。
 アニメーション分野からアニメにウィングを広げるのは、ユーザーからのニーズが拡大していることと、ICv2やANNの成功もある程度刺激を与えているに違いない。

 アニメ文化と他のポップカルチャーとの重なりも重要で、関連分野のサイトにも見逃せない情報やインタビューが掲載されていることも多い。
 なかでもゲーム情報の総合サイトとして有名なIGN(http://www.ign.com/)ははずせない。アニメキャラクターゲームのレビューなども充実している。アジア映画の専門サイトTwich(http://www.twitchfilm.net/)も、アニメ以外に米国での邦画情報を追うためにチェックしておくと面白い。
 さらにアニメやマンガの実写化情報やディズニーやワーナーブラザーズなどのハリウッドのメジャースタジオが関わるビッグビジネスの情報はやはりハリウッド発の情報が強い。
 ハリウッド情報は世界的に知られているヴァラエティ:Variety(http://www.variety.com/)とハリウッドレポーター:Hollywood Reporter(http://www.hollywoodreporter.com/)で、9割以上の情報が押さえられる。

(*)他にメディアからは、ANNの代表が入っている。メディアで一番アニメ産業に影響力があるのはICv2自身なのだが、ICv2が選んでいるのでベスト15に入っていない。

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posted by animeanime at 2007.01.08
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