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2007年06月30日
その他 ]
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 6月16日、秋葉原にある「ジーストア・アキバ」5Fに、フィギュアやドールの楽しみ方を伝えるコンセプトドールショップ「リトルワールド」が新たにオープンした。
 同店のコンセプトは、初心者向けにフィギュアやドールの楽しみ方を伝えるというもの。コンセプトプランナーの津田さんは「フィギュアの遊び方を提案していきたい」と語る。
 
 店内には「お披露目コーナー」を設置し、カスタムドールを飾るスペースや、撮影用のジオラマスペースが用意されている。ユーザーはそれぞれの衣装や小物を揃えた自分のドールを持ってきて展示したり撮影ができる。
 また、コスプレのオーダーメイドを行っている「COSPATIO」の協力で、ドール用のコスチュームや小物造形を承る。既成の衣装では飽き足らないが、自作は難しい人にとっては嬉しいシステムだ。オーダーメイドでは予算に応じた制作も引き受ける。

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 ドールの遊び方については、オピニオンリーダーのベガさんを招いて、7月上旬からインターネットラジオ「音泉」でドールやフィギュアについての情報番組をスタートさせる。
 また、秋葉原総合情報ウェブサイト「アキバOS」と提携し、画像を補完するブログを開始する予定だ。番組では、「ウィッグの手入れなどの、ドールを扱うちょっとした工夫やグッズ製作の提案などを話していきたい」としている。
 ジーストア・アキバ店長の田原さんは「自分自身、プラモデルからドールに移動してきたので、経験に沿った提案ができると思う。自分自身が楽しめる商品の提案もしていきたい」と語る。

 キャラクターフィギュアの人気はこの数年で、商品点数と市場規模が急速に拡大した。それに応じて、第二の市場としてドールの人気も高まってきている。ドールとフィギュアの最も大きな違いはカスタマイズが可能な点である。ドールのベテランユーザーの中にはコスプレイヤーも多いという。これは衣装の制作という点で共通する楽しみがあるためだという。この自由度の高さは魅力である反面、新規ユーザーにとっては遊び方についての当惑を誘う。この店はそんな入門者の手助けとして、ユーザー拡大に大きな役割を果たすだろう。
 ベガさん「どこが楽しいのかという興味から入ってほしい。周りの目や評価はすでに変わり始めている。一度、店で見て触ってみてほしい」と語る。
【日詰明嘉】

ジーストア http://www.geestore.com/

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2007年06月28日
イベント ]
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byミルミル

 東京おもちゃショー2007が東京ビッグサイトにて開幕した。28、29日はビジネスデー、30、31日が一般公開日である。
 この時期行われるおもちゃショーでは、秋口までの各社の新製品が一斉に公開される。また大手ばかりでなく、小粒でも元気いっぱいのメーカーがずらりとそろい、おもちゃ業界の懐の深さを堪能できるイベントでもある。

《バンダイ》
 1Fバンダイブースでは、おなじみのキャラクターを前面に押し出しての展示。ほほう、仮面ライダー電王は携帯電話型玩具「ケータロス」が登場ですか。それでクライマックスフォームに変身ですか。ゲキレンジャーはゲキバイオレットが登場ですか。
 出口にはナルト、大怪獣バトル、たまごっち、ドラゴンボールとカード筐体がずらりと並び、イベント限定カードを排出中。これは一般公開日に列になりそう。

《タカラトミー》
 4Fタカラトミーブースは、もうすぐ公開の映画版トランスフォーマーと、秋から放送の「しゅごキャラ!」を始めとして、圧倒的な商品量で勝負。
 7月稼動の筐体ゲーム ポケモンバトリオもお試しプレイできたが、バトルするたびに丸いチップにデータが蓄積されてポケモンが成長する、というのが非常に目新しい。映画公開と重なって話題を呼びそうだ。

《セガサミー》
 セガサミーグループでは、爆丸の新しいシリーズのお披露目を始め、話題沸騰のグランドピアニスト それもハローキティバージョンを展示していて女性の目を引き付けていた。
 また、ホームスターが万華鏡を映し出す商品が出ており、その美しさは息を飲んだ。なにげに「昆虫ダッシュ」「マリン☆マリン」「いっしょにワンワン」と新顔のカードゲームもアピールを忘れていない。

《コナミ/アガツマ/エポック/CCP》
 コナミでは「マジックリーダー」を使った「獣神伝」を大きく展示していた。カードをかざすだけでニンテンドーDSに読み込んでバトルできる、というシステムで、点数を計算したり、判定に悩んだりしなくていい点がうれしい。遊戯王、ブルードラゴン ディーグレイマンなど通常のカードゲームも新製品目白押し。
 アガツマではおなじみアンパンマン商品がずらりと並び、見るだけで安心感が漂う。
 エポックのシルバニアアニメも立ち止まって見ていると時間を忘れそう。
 CCPのトンボ型ラジコンは、古代の巨大トンボが動いているみたいでちょっと怖かったり…

 語り続けると切りがなくなりそうなので、ここでいったん止めて、一般公開日の注意をしたい。30、1日の一般公開日は無料ということもあり、大変な人出が予想される。
 1Fイベントステージではヒーローショーなどもあるので、それがお目当ての方も多いかもしれない。しかし中央のイベントステージだけでなく、メーカーブースでも小イベントが数多く企画されている。事前におもちゃショーのHPでチェックしてみよう。

 会場で特に混むのは冒頭で述べた大手メーカー数社だ。時間によって入場制限がかかるほどの混雑になるので、可能であれば早くに行って、先にこれら大きいブースは回った方がいい。見るものが多いうえに、人が多くてよく見えないのでは子供さんも疲れてしまうだろう。
 会場内で玩具が販売されることはない(親にはうれしい決まりだ)。だが、パンフレット、紙製の小物などが配られるのでそれを入れる子供リュックがあると便利。両手は常に空いている方がよい。

 毎年迷子が大量発生することもあり、迷子センターが総合案内の横に設置されている。万一はぐれたら双方迷子センターで待ち合わせるよう打ち合わせておこう。
 週末も梅雨の中休みで暑くなる、との予報である。暑さ対策も充分にして、楽しいおもちゃショーを過ごして欲しいと心から願う。

著者の紹介 ミルミル
カードからドール、セル画、アンティークまで幅広い知識も持ち、日々コレションを続けている。また、おたく分野の株式投資を得意としており、著書「萌える株式投資」(ベストセラーズ)ほか、雑誌記事の掲載も多数ある。趣味で作る同人誌も人気が高い。

ミルミルのオタクな株式投資blog  http://blog.livedoor.jp/mujinakko_2009/

昨年のレポート
東京おもちゃショー2006:レポート 

東京おもちゃショー2007公式サイト http://www.toys.or.jp/toyshow2007/

バンダイ http://www.bandai.co.jp/
タカラトミー http://www.takaratomy.co.jp/
セガサミーグループ http://www.segasammy.co.jp/
コナミ http://www.konami.co.jp/
アガツマ http://www.agatsuma.co.jp/
エポック http://www.epoch.gr.jp/
CCP http://www.ccp-jp.com/

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2007年06月20日
イベント ]
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 6月20日、東京・日比谷のワーナー・ブラザース映画試写室で、押井守監督の最新劇場アニメ『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』の製作記者会見が行われた。
 この記者会見は本作品製作の初披露であるだけでなく、押井監督が作品についてメディアに語る最初のものである。

 押井監督によれば『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』を製作するにあたって、「僕は今、若い人たちに伝えたいことがある。」といったメッセージのもとに、説教でも希望を語るでもない今の自分にしか出来ない映画を作るという。
 押井守監督といえば『イノセンス』に代表される哲学的なテーマや、深いテーマ性を語りかけるイメージが強い。しかし、トークと質疑応答でおよそ1時間近くにも及んだ異例の記者会見では、「恋愛映画」、「ラブシーンも濡れ場もある」、「自分にとって転機になる作品」、「今までの自分の作品のような映画を期待すると全く違うものになる。」といったような驚きの発言が次々に飛び出した。熱く作品を語る押井監督には、これまでにも増して映画に対する強い情熱がほとばしっていた。

sky2.JPG 今回の映画の原作は、森博嗣さんのSF小説『スカイ・クロラ』シリーズから取られる。原作は、ショーとしての戦争のために生まれた永遠に思春期のままの若者たちが主人公である。さらに映画ではポーランドとアイルランドを舞台に、孤立した日本人部隊という設定になる。
 押井監督は戦闘機の空中戦は3Dアニメーションで、今まで誰も観たことのない映像になると語った。さらに最大の見せ場は「戦闘機」と「濡れ場」とも言う。今回は特報のみで具体的な映像は公開されなかったが、原作のなかからどういった物語を抽出し、映像に表現するかが今回の見所のひとつになりそうだ。

 映画は、2008年の全国ロードショーを目指して製作中である。また制作は、押井守監督と長年タッグを組んで来たプロダクション I.Gが今回も担当する。押井守監督とプロダクション I.Gの作品では、2004年に制作され驚愕の映像作品となった『イノセンス』の記憶が鮮明なだけに、今回もそのアニメ映像表現に大きな期待が集まることになりそうだ。
 監督を押井守氏が務めるほか、キャラクターデザインにプロダクション I.Gの精鋭の西尾鉄也さんが、総作画監督も含めて行う。脚本は『春の雪』や『世界の中心で、愛を叫ぶ。』の若手脚本家伊藤ちひろさん、美術に永井一男さん、音楽は今回も押井作品にお馴染みの川井憲次さんである。

 また、今回の製作は日本テレビとプロダクション I.Gの提携作品で、映画配給はハリウッドメジャー系の大手配給会社のワーナー・ブラザースが行う。
 ワーナー・ブラザースと日本テレビの協業は、2006年大ヒットとなった『デスノート』と同じ枠組みである。ワーナー・ブラザースはアメリカのメジャースタジオであるが、ここ数年、日本国内での邦画のビジネスを積極的に展開している。
 2006年のワーナー・ブラザースと日本テレビによる『DEATH NOTE -デスノート-』の成功は、日本映画界のなかで台風の目となっており、今後の出方が注目を浴びていた。そのワーナーが2008年に向けて送り出す最新作として、世界的な巨匠である押井守監督と日本が誇る最先端のアニメ映画を選んだ。

 今回の記者会見は、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』の第一報というかたちである。このためまだまだ謎の部分は多いが、今回の記者会見だけでも映画のプロジェクトの大きさと押井守監督の意気込みが伝わってくるには十分であった。
 映画『イノセンス』の衝撃から3年余り、ようやく姿を見せた押井守監督の大型劇場新作映画だけに、2008年の劇場公開まで、今後も『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』はさらに大きな注目を浴び続けるだろう。

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スカイ・クロラ The Sky Crawlers
2008年全国ロードショー
日本テレビ プロダクション I.G 提携作品

原作: 森 博嗣「スカイ・クロラ」シリーズ(中央公論新社刊)
脚本: 伊藤ちひろ
音楽: 川井憲次

製作プロリデューサー: 奥田誠治 石川光久
プロデューサー: 石井朋彦

監督: 押井 守

演出: 西久保利彦
キャクターデザイナー・作画監督: 西尾鉄也
メカニツクデザイナー: 竹内敦志
美術監督: 永井一男
美術設定: 渡部隆
色彩設定: 遊佐久美子
ビジュアルエフェクツ: 江面 久
CGIスーパーバイザー: 林弘幸
ラインプロデューサー: 川口徹

制作: プロダクション I.G
配給: ワーナー・ブラザース映画
公開: 2008年
 
「スカイ・クロラ」公式サイト http://sky.crawlers.jp

日本テレビ http://www.ntv.co.jp/
プロダクション I.G http://www.production-ig.co.jp/
ワーナー・ブラザース映画 http://www.warnerbros.co.jp/

押井守公式サイト ガブリエルの憂鬱 http://www.oshiimamoru.com/

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2007年06月18日
イベント ]
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 6月18日、東京・秋葉原のアキバ3Dシアターで、劇場アニメ『Genius Party 〈ジーニアス・パーティ〉』の完成披露試写会が開催された。『Genius Party 〈ジーニアス・パーティ〉』は、いま日本で一番尖ったアニメを製作するクリエイター集団STUDIO4℃が、そのクリエイティビティーを最大限に発揮した話題作である。
 7つの短編作品から構成される今回の映画には、福島敦子さん、河森正治さん、木村真二さん、福山庸治さん、二村秀樹さん、湯浅政明さん、渡辺信一郎さんとまさに『Genius Party 〈ジーニアス・パーティ〉』の名前の通り、豊かな才能が競演している。
 今回の完成披露試写会には、このうち6人の監督と声の出演をした4人の人気俳優柳楽優弥さん、菊地凛子さん、三上博史さん、栩原楽人さんが揃うという非常に華やかな雰囲気となった。

 まず挨拶に立ったSTUDIO4℃の佐伯幸枝プロデューサーは、映画制作のうえで監督に対して何の制約も設けないという、今回の極めてユニークなコンセプトを語った。そもそもの始まりは、アニメを制作する中でクリエイターの制約のない作品も観てみたいという思いが出発点にあるという。
 こうしたプロデュース側の思いに応えた結果、河森監督は20年前の中国旅行の経験から活き活きした子供たちを描いた『上海大竜』を制作し、木村監督は「普段手がける背景美術のなかに、同じテイストのキャラクターを入れたかった」という思いを『デスティック・フォー』で実現している。

 また、「これまでアクションばっかりやってきたためやる機会がなかった」という渡辺信一郎監督の青春映画『BABY BLUE』や、自らの個性を最大限突き詰める二村秀樹監督の『LIMIT CYCLE』も、『Genius Party 〈ジーニアス・パーティ〉』だからこその企画といえるだろう。
 そうしたなかに「簡単な物語にしたかった」とする湯浅監督に、「絵よりストーリーに力を入れた」マンガ家の福山庸治監督と多彩な作品が並んでいる。

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 今回の試写会は第1弾の7作品だが、既に『Genius Party 〈ジーニアス・パーティ〉』第2弾の7作品の制作も発表されている。この中には前田真宏さんの『ガラ/GALA』、田中達之さんの『陶人』、大平晋也さん『わんわ/“WANWA”THE PUPPY』、ヒロ・ヤマガタさん、中澤一登さん『MOON DREIVE』、ニコラ・ド・クレイシーさん『Le manchot melomane』、森本晃司さん『次元爆弾/DIMENSION BOMB』といった作品が含まれている。 

 Genius Party 〈ジーニアス・パーティ〉は、来年2月にワシントンDCのケネディ・センターで大規模なプレミア上映会も開催する。このワールドプレミアには今回の第1作の7作品だけでなく、第2弾も合わせた14作品が並ぶことになる。
 日本アニメの最先端のクリエイターを集めた作品群が、どのような評価を得るのかもいまから気になるところである。第1弾の映画は日本では7月7日より、シネ・リーブル池袋、渋谷シネ・アミューズ他にて全国順次公開である。Genius Party 〈ジーニアス・パーティ〉開催まで、まさにカウント・ダウンが始まった。

Genius Party 〈ジーニアス・パーティ〉公式サイト http://www.genius-party.jp/

2007年7月7日より
シネ・リーブル池袋、渋谷シネ・アミューズ他にて全国順次公開

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2007年06月06日
イベント ]
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 7月28日に公開を控えた夏休みのアニメ映画『河童のクゥと夏休み』をテーマにしたスペシャルトークイベントが、6月5日に東京・有楽町よみうりホールで開催された。
 今回のスペシャルイベントは、『河童のクゥと夏休み』の初の一般公開試写会であると同時に、6月5日の世界環境デーのアピールも目指したものである。これは『河童のクゥと夏休み』が豊かな自然の大切さを描き出していることから実現したものである。

 イベントに先立って環境省の鷺坂審議官が挨拶に立ち、世界環境デーが設けられている理由と地球温暖化防止のアピールを行った。
 さらに映画に登場する河童のクゥが地球環境を守る「チームマイナス6%」チーム員になるべく、クゥの声優役冨澤風斗さんがクゥにチームバッジを授与するデモシストレーションが行われた。

kuu2.JPG それに引き続き映画の監督である原恵一さんと解剖学者、また『バカの壁』の著者で知られる養老孟司さんとのビッグな対談が行われた。
 二人はこれまで面識はなかったという。しかし、緊張しているという原監督であったが、トークでは気の合ったところを見せた。養老孟司さんは原監督を「映画の通りの人」とそのやさしい人柄を表現するなど、どこかしら相通ずるものが合ったのかもしれない。
 また養老孟司さんは「僕はファンタジーが好きだから、とても楽しく観れた」と映画を評した。

 トークは養老孟司さんによる米国や中国、ロシアなどの二酸化炭素を多く排出している国に対して日本はもっと発言すべきといった厳しい話題から、原監督の今回の映画のきっかけまで幅広い範囲に及んだ。
 原監督によると、映画の原作に木暮正夫さんの『かっぱ大さわぎ』、『かっぱびっくり旅』を選んだのは、自然というよりもいろいろなことを盛り込めそうな物語と思ったからである。そのうえで、東久留米や以前から何度か訪れたことのある遠野を舞台にしているという。
 原監督も語るように、映画自体は声高に自然環境を訴えるものではない。それでも映画を観るなかで、河童のクゥが生きる場所のなくなった現代の日本に、自然環境の大切はメッセージとして伝わったに違いない。

 『河童のクゥと夏休み』は子供向けの映画としては、2時間を大きく越えるかなりの大作となっている。しかし、映画は途切れることなく続く物語で飽きさせることはない。むしろ、アニメ映画にありがちな説明不足がなく、無理なく映画に入り込める。映像と物語の双方に、丁寧に作られた深さを感じさせる。
 毎年、夏休みには多くの子供向け映画が公開される。しかし、そのなかで今年は『河童のクゥと夏休み』が、子供に見せたい映画の筆頭になりそうだ。

 『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』で世のアニメファン・映画ファンを驚かせ、『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』で多くの大人と子供を泣かせてから5年。原恵一監督の新作アニメは、相変わらず人の心を動かすことに巧みである。
 また、子供のためのモノというアニメの本来的な役割を十分意識した作品を世の中に送り出すことに成功している。

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「河童のクゥと夏休み」
   公式サイト http://www.kappa-coo.com/

7月28日(土)シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー

原作 : 木暮正夫 (「かっぱ大さわぎ」「かっぱびっくり旅」より)
脚本・監督 : 原 恵一
キャラクターデザイン・作画監督 : 末吉裕一郎
美術監督 : 中村 隆
色彩設計 : 野中幸子
撮影監督 : 箭内光一
音楽 : 若草 恵
音響監督 : 大熊 昭
編集 : 小島俊彦
アニメーション制作 : シンエイ動画
題字 : 武田双雲
製作 : 「河童のクゥと夏休み」製作委員会
配給: 松竹
協力: 日本子守唄協会     支援: 文化庁

6/5世界環境デー スペシャルトークショー映画「河童のクゥと夏休み」試写会
場所: 有楽町よみうりホール
日時: 6月5日(火)世界環境デー
後援: 環境省

河童のクゥ「チームマイナス6%」チーム員宣言
   河童のクゥ(ぬいぐるみ) / 冨澤風斗 (クゥの声)
「世界環境デー」スペシャルトークショー
   ゲスト 養老孟司 / 原恵一

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