検索

clear.gif

120_600_2.jpg



120_600_2.jpg

120_600_2.jpg
カレンダー
バックナンバー

2010.01.28
興行成績 ]
clear.gif

 日本映画製作者連盟は1月28日に、2009年の映画産業の概況を発表した。発表によれば2009年の劇場興行(*)は、興行収入で2060億3500万円、入場者で1億6929万7000人とそれぞれ前年を5.7%、5.5%上回った。
 また、洋画がやや復調を見せ12.3%増の887億2600万円となったが、全体のシェアは43.1%で邦高洋低のトレンドを覆すことは出来なかった。また、公開本数で邦画は2008年の418本から448本に増えたが、洋画は2割近く減少した314本で、ここでも全体のパーワーダウンを見せた。

 一方、アニメーションについては、邦画(アニメ)、洋画(アニメーション)とも堅調であった。国内アニメで10億円の大台を超えた作品は、2008年の6本から9本に増えた。この10億円以上の映画の興行収入の合計は203億8000万円と、200億円の大台を超えた。
 一昨年の283億円からは3割以上の減少だが、2008年には宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』が155億円を叩き出したことを考えれば大健闘だろう。

 こうした数字には前作の2倍40億円となった『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』や16.5億円の『サマーウォーズ』などのヒットが貢献しているだろう。定番シリーズの『劇場版 ポケットモンスター ダイヤモンド・パール アルセウス超克の時空へ』(46.7億円)の健闘に加え、『名探偵コナン 漆黒の追跡者』がシリーズ13作目にしてシリーズ最高を更新、『映画プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!』もシリーズ最高と好調だった。
 アニメ関連ではアニメを原作・原案とした2つ実写映画『ヤッターマン』(31.4億円)、『BALLAD 名もなき恋のうた』(18.1億円)のヒットも、2009年のトピックスである。

 一方、2008年は『カンフーパンダ』のみが10億円を超えた海外アニメーションは、4本と合計82億7000万円と大きく伸びた。こちらはピクサーの2年ぶりの映画『ウォーリー』(40億円)が貢献した。また、『ボルト』(16.5億円)、『Disney'sクリスマス・キャロル』(16億円)と続く、『マダカスカル2』も10.2億円と大台を超えたが、2008年の『カンフーパンダ』の半分で、国内におけるディズニー/ピクサー人気とドリームワークスアニメーション作品の苦戦を印象づける。
 アニメとアニメーションを含めた2009年の10億円以上の興収の合算は286億5000万円となる。10億円以下の映画も含めると2009年の劇場アニメーションの国内興行収入は300億円を超えたと見られる。
 
 こうした堅調な劇場アニメーションの興行は、2010年にも引き継がれる可能性が高い。2010年の興行に含まれる正月興行では、既に『ONE PIECE FILM Strong world』と『カールじいさんの空飛ぶ家』だけで90億円を超えており、アニメーション全体では正月興行で100億円を超えたと見られるからだ。
 夏にはジブリ映画もあり、2009年、2008年の水準を超えてくる可能性は強い。劇場映画公開本数増加もあり、今年も数多くの劇場アニメーションが話題を呼ぶことになりそうだ。
*2009年12月以降の正月興行は含まれず、2008年暮れからの正月興行を含む
 
日本映画製作者連盟 http://www.eiren.org/

【2009年 興行10億円以上の作品抜粋(アニメ)】

『劇場版 ポケットモンスター ダイヤモンド・パール アルセウス超克の時空へ』 (46.7億円)
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 (40億円)
『名探偵コナン 漆黒の追跡者』 (35億円)
『映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』 (24.5億円)
『サマーウォーズ』 (16.5億円)
『劇場版MAJOR 友情の一球』 (10.5億円)
『劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者』 (10.5億円)
『映画プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!』 (10.1億円)
『映画クレヨンしんちゃん オタケベ!カスカベ野生王国』 (10億円)
 9本 203億8000万円 

【2009年 興行10億円以上の作品抜粋(海外アニメーション)】

『WALL・E ウォーリー』 (40億円)
『ボル』ト (16.5億円)
『Disney'sクリスマス・キャロル』 (16億円)
『マダカスカル2』 (10.2億円)
 4本合計 82億7000万円

当サイトの関連記事
映画製作者連盟08年映画統計発表 アニメーション映画も邦高洋低

"2009年国内興収2060億円 映連発表 アニメ9本10億円突破" »
clear.gif
animeanime 20:00 (0) 0)
2010.01.01
興行成績 ]
clear.gif

 マンガ単行本の全巻販売をコンセプトにする漫画全巻ドットコムは、2009年1月1日から12月31日までにサイトを通じて販売したマンガタイトルの上位作品を発表した。
 同サイトの取り扱うマンガのタイトル数はおよそ6000、その中の頂点に立ったのは尾田栄一郎さんの『ワンピースONE PIECE』だった。

 『ONE PIECE』は、2009年の年間を通じてコンスタントに上位をキープしてきた。しかし、漫画全巻ドットコムによれば、映画『ONE PIECE FILM Strong World』の劇場公開以降に記録的な売上を見せたことが年間1位につながったという。同じくロングセラーとなった2位『JIN-仁-』や3位『20世紀少年』をかわした。
 2009年に『ONE PIECE』は、第56巻の初版発行部数が日本記録の285万部となったほか、テレビアニメも視聴率が好調、そして映画の大ヒットと様々な面で大きな人気を獲得している。そうしたムーブメントは、マンガ全巻販売にも及んでいる。

 漫画全巻ドットコムのランキングは一般のランキングに較べて、作品のメディア展開やリバイバルブームなどに強く影響を受ける傾向が強い。2位『JIN-仁-』はテレビドラマが大ヒット、3位『20世紀少年』は、大型劇場映画の第3部完結編が公開されるなどの話題があった。5位『ワンナウツONE OUTS』、7位『君に届け』はテレビアニメ化、6位『メイちゃんの執事』はテレビドラマ化の影響が強い。
 そうした中で、『スラムダンク SLAM DUNK』は、4位に新書版、14位に『「あれから10 日後」完全版』、20位に完全版がランキングされた。新たなメディア展開なしに、高い人気が持続する稀有な存在である。
また、8位の『交響詩篇エウレカセブン』は、マンガ原作から映像に展開する作品が多い中、アニメからマンガとなり、上位にランキングした数少ない作品である。

漫画全巻ドットコム http://mangazenkan.com/

【2009 年漫画全巻ドットコム売上ランキング】
1. ワンピースONE PIECE
2. JIN-仁-
3. 20 世紀少年
4. スラムダンクSLAM DUNK [新書版]
5. ワンナウツONE OUTS
6. メイちゃんの執事
7. 君に届け
8. 交響詩篇エウレカセブン
9. 鋼の錬金術師
10. 花の慶次[完全版]
11. ナルトNARUTO
12. クローズCROWS [新書版]
13. のだめカンタービレ
14. スラムダンク『あれから10 日後』完全版
15. 銀魂
16. クロスゲーム
17. アイシテル~海容~ (前後編全2 冊)
18. ONE PIECE ワンピースキャラクターブックセット(全3 冊)
19. ROOKIES ルーキーズ
20. スラムダンクSLAM DUNK [完全版]

21位以下のランキングは下記サイトで確認ください。
http://www.mangazenkan.com/category/297.html

"漫画全巻ドットコム 年間1位は「ONE PIECE」 映画公開が貢献" »
clear.gif
animeanime 15:00 (0) 0)
2009.12.25
興行成績 ]
clear.gif

 音楽、映像、書籍などの販売動向を集計するオリコンは、12月25日に2009年の映像パッケージ(DVD・Blu‐Ray Disc(BD))の売上ランキングをまとめた「オリコン年間映像ランキング2009」を発表した。
 ランキングは、オリコンが2008年12月22日から2009年12月21日までの売上動向をまとめたものである。国内でも最も知られた販売調査の一年を通した結果が明らかになる。

 この結果、DVD部門、BD部門いずれの総合部門でも、売上枚数ベース、金額ベースの双方でアニメ作品がトップに立った。DVDは7月に発売された『崖の上のポニョ』(84.1万枚/41億5000万円)2位以下を大きく引き離した。
 またBDでは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(EVAN GELION:1.11)』(9.6万枚/5.9億円)で際立った実績を残した。

 分野別でも『崖の上のポニョ』は劇場公開アニメDVD部門、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(EVAN GELION:1.11)』は劇場公開アニメBD部門で1位となっている。
 一方で、アニメ・特撮DVD部門のトップは『銀魂ジャンプアニメツアー2008&2005』 (7.6万枚)、アニメ・特撮Blu-ray Disc部門1位は『化物語第一巻ひたぎクラブ(完全生産限定版)』である。大きな話題を占めた商品が順当に1位になっている。

 また、年間ランキングは、コアなアニメファンに人気の作品以外の意外な人気作品も明らかにする。例えば、アニメ・特撮DVD部門の2位にはアカデミー賞短編アニメーション部門受賞の『pieces of love Vol.1 つみきのいえ』(5.4万枚)が入り、ロングセラーになっていたことが分かる。4位『ウサビッチシーズン2』、5位『ウサビッチシーズン3』も、一般的なアニメファン以外の場所で売れた作品だ。
 『バイオハザードディジェネレーション』は人気ゲームのCGアニメーション作品で、2008年に劇場でのヒットが話題を呼んだ。今回の年間ランキングによれば、劇場アニメDVDで2位(12.1万枚)、劇場アニメBDでも2位(4.2万枚)と映像パッケージで大きな人気となっていることが分かる。DVDとBDの合計は16万3000枚、この数字は2009年のヒット作として話題を呼んだ『化物語』や『けいおん!』の1タイトルごとの売上を大きく上回る。

 また、BD市場でのアニメの存在感の大きさも注目される。総合ベスト10では、枚数ベースでは2位『ダークナイト』、7位『ハリー・ポッターと謎のプリンス』以外の全てがアニメになった。売上ベースでは3位の『ダークナイト』以外の全てがアニメである。
 こうしたBD分野でのアニメファンの力の大きさは、ミュージックBD分野にも及んでいる。売上枚数トップこそ安室奈美恵の「amie amuro BEST FICTION 2008-2009」となったが、2位は「マクロスF ギャラクシーツアーFINAL in ブドーカン」、3位は水樹奈々さんの「NANA MIZUKI LIVE FIGHTER BLUE×RED SIDE」となった。さらに7位「THE IDOLEM@STER 4th ANIIVERSARY PARTY SPECIAL DREAM TOUR’S!!」、8位「田村ゆかりLIVE□LIVE Dreamy Maple Crown」、9位「Animelo Summer Live 2008-Challenge-8.30」とアニメ、ゲーム系がベスト10のうち5タイトルを占めた。
*文中数字は全て[オリコン調べ]

オリコン http://www.oricon.co.jp/

[オリコン年間映像ランキング2009]

[総合DVD部門]
作品別売上枚数ランキング 『崖の上のポニョ』 (84.1万枚)
作品別売上金額ランキング 『崖の上のポニョ』 (41億5000万円)

[アニメ・特撮DVD部門]
1. 銀魂ジャンプアニメツアー2008&2005 (7.6万枚)
2. pieces of love Vol.1 つみきのいえ (5.4万枚)
3. 機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン1 (3.4万枚)
4. ウサビッチシーズン2 (3万枚)
5. ウサビッチシーズン3 (2.9万枚)

[劇場公開アニメDVD部門]
1. 崖の上のポニョ (84.1万枚)
2. バイオハザードディジェネレーション (12.1万枚)
3. ウォーリー (9.6万枚)
4. となりのトトロ (8.7万枚)
5. ウォーリー初回限定2-Disc・スペシャル・エディション (6.9万枚)

[総合Blu-ray Disc部門]
作品別売上枚数ランキング 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(EVAN GELION:1.11)』
(9.6万枚)
作品別売上金額ランキング 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(EVAN GELION:1.11)』
(5.9億円)

[アニメ・特撮Blu-ray Disc部門]
1. 化物語第一巻ひたぎクラブ(完全生産限定版) (5.1万枚)
2. FINAL FANTASY Ⅶ ADVENT CHILDREN COMPLEATE (4.9万枚)
3. 化物語第二巻まよいマイマイ(完全生産限定版) (4.7万枚)
4. 化物語第三巻するがモンキー(完全生産限定版) (4.4万枚)
5. けいおん!(1) (4万枚)

[劇場公開アニメBlu-ray Disc部門]
1. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(EVAN GELION:1.11) (9.6万枚)
2. バイオハザードディジェネレーション (4.2万枚)
3. ウォーリー (2.9万枚)
4. 交響詩篇エウレカセブンポケットが虹でいっぱい(限定版) (1.7万枚)
5. ルパン三世カリオストロの城 (1.1万枚)

いずれのランキング数字も[オリコン調べ]
*ランキングの掲載は2010年1月31日で終了します。

"2009年最も売れたDVD「ポニョ」 BD「ヱヴァ新劇場版:序」" »
clear.gif
animeanime 04:30 (0) 0)
2009.12.16
興行成績 ]
clear.gif

 12月16日にオリコンが発表した12月21日付Blu-ray Discランキングによると、12月7日から13日までに最も売れたBDは『G.I.ジョー スペシャル・コレクターズ・エディション』だった。
 『G.I.ジョー』は、長年愛されてきた玩具フィギュアを基に、ハリウッドで映画化され今年公開された。売上げ枚数は1万枚であった。
 
 BDランキングの2位には、ウォルト ディズニースタジオ ホームエンターテイメントから発売された『崖の上のポニョ』がつけた。スタジオジブリの劇場最新作、DVDは今年7月に発売されているが、より高品質の映像で鑑賞したいファンの支持を集めたかたちだ。こちらの売上げ枚数は9000枚である。
 さらにアニメ2位には『崖の上のポニョ ブルーレイディスク 特別保存版』がランキングされ、アニメ部門の1位、2位を独占した。特別保存版は映画『崖の上のポニョ』に、作品の制作過程を12時間半もの映像に収めた完全ドキュメント「ポニョはこうして生まれた。~宮崎駿の思考過程~」をセットにした重量級の商品である。

 一方、DVD総合ランキングでは、『劇場版 空の境界 殺人考察(後)(完全生産限定版)』がトップとなった。売上枚数は5.2万枚、今回の『殺人考察(後)』を含めてこれまでシリーズ7タイトルが発売されているが、DVD総合ランキング1位は4作目となる。
 高い人気を誇った同作の人気は最後まで衰えることがなかった。7部作の最後を飾るに相応しい結果である。

オリコン http://www.oricon.co.jp/

"「ポニョ」アニメBDで1位、2位 DVDは「空の境界」 " »
clear.gif
animeanime 11:30 (0) 0)
2009.12.06
興行成績 ]
clear.gif

 世界最大の検索エンジンサービス 「Google」は、2009年の検索サービスのトレンドを「Google Zeitgeist」として発表した。世界急上昇(降下)ワードランキングでは、総合急上昇ワード、総合急降下ワード、エンタテインメント、スポーツ、フード&ドリンクの5つの部門が明らかにされている。
 エンタテイメント部門の急上昇ワードでは、日本のアニメ『NARUTO 疾風伝』が4位につけた。1位「マイケル・ジャクソン」、2位「トランスフォーマー」、3位「エミネム」(米国のマルチタレント)に続くものである。『NARUTO』の世界的な人気が検索エンジンサービスからも伺える。また、海外でのシリーズの展開が、従来の『NARUTO』から『NARUTO 疾風伝』に切り替わるタイミングに入ったことも反映している。

 一方で、エンタテインメント部門(世界)の7位に、「anime online(アニメ オンライン)」がランキングされているのも注目される。インターネットでのアニメ視聴が世界的に求められていることが理解出来る。同時に、日本のアニメは現実の世界よりインターネットの世界でより人気が高い状況を示している。
 2009年に日本アニメの国内海外へのネット配信の試みが一気に広がったことが、急上昇に影響しているかもしれない。さらにグローバルなネット世界で、非合法の日本アニメの動画流通が大規模に起きている状況とも無関係ではないだろう。
 このほか日本関連で世界ランク入りしたのは、急降下9位の「Wii」、フード&ドリンク3位の「クックパッド」である。

 また、日本限定のランキングでは、この夏の大ヒット映画『サマーウォーズ』が映画部門の急上昇2位につけた。1位はアカデミー賞外国映画賞受賞の『おくりびと』だった。
 一方で海外の各国別のランキングにも、日本のアニメ関連の語句が幾つか発見出来る。米国のビデオゲームランキング4位は『爆丸』、フランスのエンタテイメント部門の7位は『NARUTO 疾風伝』、10位は『ONE PIECE』だ。香港映画部門1位・台湾映画部門5位には、『崖の上のポニョ』が挙がっている。

Google Zeitgeist  
http://www.google.com/intl/ja/press/zeitgeist2009/index.html

"「NARUTO」Google年間急上昇ワードエンタメ部門 世界第4位" »
clear.gif
animeanime 11:30 (0) 0)
2009.12.02
興行成績 ]
clear.gif

 アニメ『ワンピース』の視聴率が好調である。12月2日にビデオリサーチが発表した11月23日から29日までの関東地区の世帯視聴率によれば、11月29日に放映された第428話『映画連動特別編(スペシャル) アミーゴ海賊団の猛攻』が視聴率12.2%を記録した。
 これは2006年10月に同番組が日曜日の19時半から、日曜日の朝9時半からに放映時間を移動した後では、過去最高となる。また同じ週に放映された番組では、『サザエさん』、『ちびまる子ちゃん』に続く第3位である。人気番組の『ドラゴンボール 改』や『クレヨンしんちゃん』、『ドラえもん』、『名探偵コナン』などを上回った。

 『ワンピース』の視聴率は、2009年に入ってから好調が続いている。2006年10月の番組放映枠移動以降は視聴率の苦戦も見られたが、2009年に入ってからはいまではアニメ番組で少なくなっている2桁視聴率となることも珍しくない。
 2006年10月以降の同番組の最高視聴率は、今年10月11日に放映された第421話の『仲間達の行方 ネガティブ王女と悪魔王』である。これはアマゾンリリー篇の最終エピソードにあたる。今回は2ヶ月足らずで、この記録を塗り替えた。

 第428話の好調な視聴率は、12月12日公開される同作の劇場版『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』と番組が連動していたことも大きな理由であろう。同作は劇場映画第10弾だが、製作総指揮を原作者の尾田栄一郎さんが執ることが大きな話題を呼んでいる。
 前売券はシリーズ最高の販売数を記録しており、映画への期待感が、人気が再び上昇傾向にあったテレビシリーズへも波及したかたちだ。
 さらに12月4日に発売された原作マンガの第56巻が初版285万部を発行し、日本記録を更新した。連載開始から12年、テレビ放映開始から10年、『ワンピース』が新たなムーブメントを生み出している。

『ワンピース』(東映アニメーション) 公式サイト 
http://www.toei-anim.co.jp/tv/onep/
『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』 公式サイト 
http://www.onepiece-movie.com/

"好調「ワンピース」 視聴率12.2%日曜午前移動後の過去最高" »
clear.gif
animeanime 22:00 (0) 0)
興行成績 ]
clear.gif

 テレビアニメシリーズ『化物語』のBlu-Ray Disc(BD)の売上が加速している。11月25日にアニプレックスから発売された『化物語 第三巻 するがモンキー(完全生産限定版)』が、オリコンが12月3日に発表した今週12月7日付の週間Blu-rayランキングで総合首位となった。
 『化物語 第三巻』は集計対象期間となった11月23日から29日までに、4万1000枚を売り上げた。『化物語』シリーズのBDが、オリコン週間Blu-rayランキングで総合首位になるのは今回が3作目、1巻から3巻まで連続となる。

 『化物語 第三巻』の初動売上枚数は、アニメ作品、そして総合ランキングでも『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(EVANGELION:1.11)』の初動4万9000万枚に続き第2位である。BDで初動4万枚を超えたのは史上2作目、テレビアニメシリーズでは初となる。
 シリーズのBD初動売上枚数は『化物語第一巻ひたぎクラブ完全生産限定版』が2万9000枚、『化物語 第二巻 まよいマイマイ(完全生産限定版)』は3万9000枚だった。通常テレビアニメのBD、DVDは、シリーズが進むに連れて数量を落とす傾向がある。『化物語 第三巻』はそうした常識を打ち破り、テレビアニメ部門歴代最高の記録を打ち立てた。
 ランキングを集計するオリコン・リサーチでは、「シリーズが発売されるごとに売上が伸びており、シリーズ発売ごとに人気が拡大していることが伺える」としている。

 一方、DVDランキングでは、『マイケル・ジャクソンTHIS IS IT』が興行収入40億円にまで到達した映画業界と同様に、マイケル・ジャクソン旋風が注目された。2005年に発売されたマイケル・ジャクソンのライブツアー“Dangerous Tour”を収めた『ライヴ・イン・ブカレスト』が1万5000枚を売上げて、5位にランクインした。
 累積の売上枚数は18万1020枚、今年8月に洋楽DVD歴代売上記録を樹立した自身の作品『ナンバーワンズ』の累積18万516枚を上回り、洋楽歴代1位となった。
 今後の注目は大ヒット映画『マイケル・ジャクソンTHIS IS IT』のDVDとBDが、1月27日に発売されると発表されたことだ。アニメやSF系洋画が圧倒的な強みを見せるBDランキングに、どのような影響を与えるかが関心を集めそうだ。

オリコン http://www.oricon.co.jp/

"「化物語 第三巻」BD 前作2巻を上回る初動4万枚突破" »
clear.gif
animeanime 08:00 (0) 0)
2009.11.28
興行成績 ]
clear.gif

 映像・音楽ソフトレンタル・販売の国内最大手TSUTAYAは、2009年のレンタル回数と販売枚数の年間ランキングを発表した。このうちDVD販売ランキングにおいて、宮崎駿監督の最新作『崖の上のポニョ』が1位となった。昨年の劇場興行に続いて、DVDセールスでも同作品の圧倒的な人気を見せつけた。
 『崖の上のポニョ』は、邦画レンタルのランキングでも2位に喰い込んだ。1位は昨年の米国アカデミー外国映画賞を受賞した『おくりびと』とであった。『おくりびと』はセルDVDでは8位となっており、買って観る作品と、借りて観る作品の違いを見せた。

 また、セルDVDでは発表されたベスト15までに、『崖の上のポニョ』以外の日本アニメ作品は見当たらない。アニメーション全体でも13位に『ウォーリー』がランキングされるのみである。邦画レンタルでも10位までに、他のアニメのタイトルは見られない。
 これはTSUTAYAが買い回りに便利なショップとして、広い一般層に利用されているためと考えられる。DVDランキングの上位にしばしば名前を連ねるアニメタイトルは、特典のつく専門店やamazon.comなどを通じた予約販売が好まれているとみられる。

 一方で、マンガを原作とする邦画のレンタル需要は高い。3位の『容疑者Xの献身』、4位『20世紀少年 第1 章 終わりの始まり』、5位『20世紀少年 第2 章 最後の希望』、6位『花より男子ファイナル』、7位『デトロイト・メタル・シティ』とランキング上位を占める。
 TSUTAYAは、マンガのレンタルランキングも公表している。1位は映画でも人気が高かった『20世紀少年』、2位はドラマ化された『メイちゃんの執事』である。映像作品との人気の連動を感じさせるものだ。また、2位『メイちゃんの執事』、3位『君に届け』、4位『スイッチガール!!』、5位『僕の初恋をキミに捧ぐ』と上位5作品のうち4作を占めるなど、少女マンガがここでは大きな力を持っている。

TSUTAYA(ツタヤオンライン)  http://www.tsutaya.co.jp/

TSUTAYA年間ランキング
コミックレンタル 年間ベスト10

1  20世紀少年  浦沢直樹
2  メイちゃんの執事  宮城理子
3  君に届け  椎名軽穂
4  スイッチガール!!  あいだ夏波
5  僕の初恋をキミに捧ぐ  青木琴美
6  聖☆おにいさん  中村光
7  今日、恋をはじめます  水波風南
8  BLOODY MONDAY  恵広史
9  黒執事  枢やな
10  僕達は知ってしまった  宮坂香帆 
(TSUTAYA 調べ)

"TSUTAYA年間ランキング セルDVD1位に「崖の上のポニョ」" »
clear.gif
animeanime 23:30 (0) 0)
2009.11.25
興行成績 ]
clear.gif

 オリコンが発表する11月30日付のBlu-ray Disc(BD)チャートの1位に、『ターミネーター4 スペシャル・エディション』がランキングされた。ランキングは11月16日から22日の売上を集計したものである。
 同商品は11月20日金曜日にソニー・ピクチャーズエンタテインメント発売され、期間中3万1000枚を売上げた。また、DVDでも6万4000枚を売上げて、こちらもランキン1位となった。

 BD初動3万1000枚は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(EVANGELION:1.11)』の4万9000枚を下回るが、洋画のBDとしてはこれまで最高だった『ダークナイト』の2万9000枚を越え歴代1位となる。
 『ターミネーター4』は人気のSFアクション映画シリーズ、6年ぶりのシリーズ最新作として登場した。主演はこれまでのアーノルド・シュワルツネッガーに替り、クリスチャン・ベールとなった。歴代2位の『ダークナイト』の主演もクリスチャン・ベールが務めており、同じ俳優で1位、2位を占めることとなった。

 BDランキングの総合2位は、人気のテレビアニメシリーズ『けいおん!(5)』である。1位こそ『ターミネーター4』に譲ることになったが、売上枚数は2万6000枚と依然人気の勢いは衰えを見せていない。また、アニメ部門では首位となり、シリーズ5作全てが、BDランキングアニメ部門の1位となった。

 Blu-Ray Discの週間ランキングは、アニメと洋画の2ジャンルが市場のほとんどを占めている。なかでも、アニメタイトルの勢いが顕著だ。
 しかし、今回はアニメのヒットタイトルを大作洋画がかわしたかたちとなった。BDの週間チャートでは、11月16日付ランキングでも、『スター・トレックスペシャル・コレクターズ・エディション』が1位に輝いている。アニメ加えて洋画ファンの間でも、BDの普及と需要が高まっていることを感じさせる。

オリコン http://www.oricon.co.jp/

"BD週間チャート 1位に「ターミネーター4」、「けいおん!」かわす" »
clear.gif
animeanime 12:00 (0) 0)
2009.10.14
興行成績 ]
clear.gif

 オリコンの集計する10月19日付 オリコンDVD&Blu‐Ray Disc ランキングのBlu‐Ray部門で、『化物語第一巻ひたぎクラブ(完全生産限定版)』が再び1位に立った。10月12日付のランキング1位に続くもので、2週連続となる。
 10月19日付のランキングは10月5日から11日までの売上枚数を集計したもの。この間の『化物語第一巻』売上枚数は8000枚、10月12日付ランキングの2万9000枚から枚数を減らしたものの、それでも2位『GOEMON』の5000枚にかなりの差をつけた。
 『化物語第一巻』は、発売初週にショップの一部で品切れが出たとされている。そうした買い残し需要を吸収することで、2週連続の1位になったとみられる。

 一方、DVDランキングでは、先週5万3000枚の売上で好調だった『銀魂ジャンプアニメツアー2008&2005』が、今週は総合ランキング9位で8000枚を上積みした。
 2週間の総売上枚数は、6万1000枚である。2009年のOVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)の第1位となる。『銀魂』の高い人気をみせつけた。

 これまでの2009年OVAランキング1位は、米国アカデミー賞短編アニメーション部門受賞の『pieces of love Vol.1 つみきのいえ』の5万4000枚である。『銀魂ジャンプアニメツアー2008&2005』は、ロングランで売上枚数を築いた『つみきのいえ』の記録を2週間で追い抜いた。
 オリコンが調べる2008年12月22日から2009年10月19日までのOVA売上枚数ベスト3は、1位『銀魂ジャンプアニメツアー2008&2005』、2位『pieces of love Vol.1 つみきのいえ』、そして3位は2万8000枚の『ヘタリアAxis Powers第1巻【初回限定版】』となった。個性の異なった3作品が並んだ。

オリコン http://www.oricon.co.jp/rank/

"「銀魂」DVD本年OVA 1位に BDは「化物語」2週連続トップ" »
clear.gif
animeanime 03:30 (0) 0)
2009.10.07
興行成績 ]
clear.gif

 オリコンの発表する10月12日付けのDVD&Blu ray Disc(BD)ランキングのうち、BDランキングのトップに『化物語第一巻ひたぎクラブ完全生産限定版』(アニプレックス)が立った。
 10月12日付けのランキングは、9月28日から10月4日までの売上枚数を集計したものである。これは同じ期間で2位となった『クローズZEROⅡ』の7000枚を大きく引き離した圧倒的な1位である。

 『化物語』は独特の言葉遊びを駆使した作風で人気の西尾維新さんの代表作を、講談社、アニメプレックスがタッグを組み、新房昭之監督のもとシャフトがアニメ化した。もともとアニメ化不可能と言わることが多く、今回の見事な映像化が人気を集めている。
 BD発売時には、売り切れが続出するなど大きな話題を呼んだ。今回はBDの(完全生産限定版)のみで初動2万9000枚は、そうした人気を裏付けたかたちだ。また、テレビアニメの映像パッケ-ジとしては、大ヒットと言ってよい数字だろう。

 このほかBDランキングでは、3位に初音ミクのアニメ化として話題を呼んだ『BLACK★ROCK SHOOTER-PILOT Edition-』が6000枚でランクインしているのも注目される。
 また、『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 2』、『DARKER THAN BLACK -黒の契約者- Blu-ray BOX』、『東のエデンVOL.3』が、それぞれ4000枚で、4位、5位、6位につけている。相変わらずアニメBDの強さを感じさせる結果となっている。

 一方、DVDでもアニメの強さが目立った。10月12日付けのランキングで、アニメ関連の首位に立ったのは総合ランキング4位の『銀魂ジャンプアニメツアー2008&2005』である。期間中の売上枚数は5万3000枚である。
 作品は2008年と2005年にジャンプアニメツアーで上映されたスペシャルアニメをまとめたものである。白夜叉時代の銀さんの活躍を描く「白夜叉降誕」、「何事も最初が肝心なので多少背伸びするくらいが丁度良い」の2本を収録する。税込み3150円という手頃な値段も人気につながったようだ。
 第8位には2万2000枚で、「BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ(完全生産限定版)」がランクインしている。

オリコン http://www.oricon.co.jp/

"オリコンBDランキング 「化物語 第一巻」2万9000枚でトップ" »
clear.gif
animeanime 03:15 (0) 0)
2009.09.30
興行成績 ]
clear.gif

 オリコンが集計、発表する10月5日付けのDVDランキングで『クレヨンしんちゃん』の動きが注目されている。2003年にリリースされた劇場アニメ『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』が、発売から6年目でランキングの過去最高位を更新した。
 『嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』は、9月21日から27日までの集計で1809枚を売り上げてランキングを48位とした。これまで最高であった2003年12月8日付けの73位を上回る記録である。

 9月5日に『嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』を原案とする山崎貴監督の実写映画『BALLAD 名もなき恋のうた』の公開されたことから、DVDの動きは当初より再び活発化していた。今月初めには100位前後につけていた。
 そうした中で、『クレヨンしんちゃん』の原作者である臼井儀人さんが事故でなくなるという悲劇が起こり、そのシリーズの代表作に注目が集まったようだ。本作は2002年4月の劇場公時に、興行収入13億円を記録し、その後は第6回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞も受賞している。
 劇場アニメシリーズでは、傑作と名高いもうひとつの作品『映画クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』も総合247位で約7年ぶりにランクインしている。

 一方、Blu-Rayランキングでは、こちらもテレビアニメを原作とした実写映画『ヤッターマンてんこ盛りブルーレイ』が、売上1万枚で首位に立った。これは実写邦画でこれまで史上1位であった『20世紀少年-第2章- 最後の希望』を越えるものである。
 実写邦画初動1万枚越えを初めて実現化した。また、DVDランキングでは売上4万6000枚と2位につけており、DVDとBDあわせて5万枚越えになる。

 そのDVDランキングでは、4位に『ヘタリアAxis Powers vol.4【初回限定版』(1万7000枚)、5位に『テニスの王子様OVA ANOTHER STORY~過去と未来のメッセージVol.2<最終巻>』となっている。女性向けに強いアニメが健闘したかたちだ。

オリコン http://www.oricon.co.jp/

"アニメと映画が連動 オリコンDVDで「しんちゃん」急上昇" »
clear.gif
animeanime 12:30 (0) 0)
2009.09.05
興行成績 ]
clear.gif

 マンガの全巻セット販売を行う漫画全巻ドットコムを運営するTORICOは、8月の人気ランキングを発表した。このランキングは8月1日~8月31日まで漫画全巻ドットコムで販売された作品を集計したものである。
 漫画全巻ドットコムはマンガの全巻販売に特化したユニークなサイトだが、その販売ランキングは通常のベストセラーと異なった傾向がある。ロングセラーの作品が上位に喰い込む一方で、インターネットの特性を反映し、メディア展開の活発なタイトルがランキングを伸ばすことが多い。

 そうした中で8月のランキングトップには、尾田栄一郎さんの『ONE PIECE』が輝いた。『ONE PIECE』の1位は今年5月から連続4ヶ月続いたことになり、既に連載から10年以上となる作品の高い人気が続いていることが分かる。
 今年12月には、原作者の尾田栄一郎さん自身が製作総指揮を執る劇場アニメ第10作『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』が公開する。さらに米国ではマンガ連載、テレビアニメシリーズの同時展開するなど、メディア展開を通じて作品の活性化が進んでいる。今回のランキング1位も、こうしたものを反映していそうだ。

 また、第2位には3部作の劇場映画の最終章が公開された『20世紀少年』が入り大幅にランキングを上げた。これまでどおり映画の公開にあわせてランキングを伸びている。
 3位、4位、5位は、『SLAM DUNK』、『NARUTO』、『鋼の錬金術師』と定番タイトルが続く。いずれも巻数が多い作品だけに、全巻セット向きだ。テレビアニメ関連では、7月にテレビアニメが始まった『宙のまにまに』が新たに8位にランクインした。

漫画全巻ドットコム http://mangazenkan.com/

[2009年7月漫画全巻ドットコム売上ランキング]
1位 ONE PIECE ワンピース
2位 20世紀少年
3位 SLAM DUNK スラムダンク
4位 NARUTO ナルト
5位 鋼の錬金術師
6位 藤子・F・不二雄大全集
7位 クロスゲーム
8位 宙のまにまに
9位 銀魂
10位 花の慶次
11位 オトメン乙男
12位 ハヤテのごとく!
13位 スラムダンク『あれから10 日後』完全版
14位 おぼっちゃまくん
15位 交響詩篇エウレカセブン
16位 銭
17位 ONE OUTS ワンナウツ
18位 風の谷のナウシカ
19位 ドラゴンボール[新書版]
20位 マダム・ジョーカー
21位以下のランキングはこちら
http://mangazenkan.com/category/156.html

"8月の漫画全巻ランキング 「ONE PIECE」の好調続く" »
clear.gif
animeanime 17:00 (0) 0)
2009.09.02
興行成績 ]
clear.gif

 8月28日にVAPから発売されたBlu-Ray Disc 『20世紀少年-第2章-最後の希望』が、邦画作品で新記録を打ち立てた。9月7日付けのオリコンDVD・BDの発表によれば、8月24日から30日までの同作品のBD売上げは7717枚であった。
 これはアニメを除く邦画では過去最高の記録となる。これまでは同作品の前作『20世紀少年-第1章-終わりの始まり』の7251枚が、記録を保持していた。8月29日には『-最終章-ぼくらの旗』が全国公開され週末興行ダントツ1位の大ヒットとなったシリーズの人気の高さをみせつけた。

 『20世紀少年-第2章-最後の希望』は、このほかDVDでも3万2000枚を売上げて週間チャートの1位に立った。DVD豪華版も1万2000枚と、3商品で5万枚を超えたことになる。
 また、8月28日には日本テレビ「金曜ロードショー」で、オリジナル製作『20世紀少年~もう一つの第2章~』が放送されている。映画、テレビ、パッケージとクロスメディア展開を仕掛けることで、いずれもが大ヒットになったかたちだ。

 一方、同じ週のオリコンBlu-Rayランキング1位は、この『20世紀少年-第2章-最後の希望』を上回る1万枚を売り上げた『機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン7<最終巻>』である。こちらは、DVDは1万8000枚、合計2万8000枚となる。
 ガンダムシリーズはこれ以外にも、相変わらずの強さを発揮している。旧作テレビシリーズ、OVAのオープニングとエンディングを集めた『ガンダムOP/ED COLLECTIOMN』の2枚のDVDがベスト10入りした。20世紀の作品を集めた「20th Century」が1万6000枚で第4位、21世紀作品を集めた「21st Century」が1万3000枚の第7位となっている。

 このほかアニメ関係では、DVD第2位につけた『涼宮ハルヒの憂鬱4 笹の葉ラプソディ(第1巻) 限定版』(2万2000枚)、BD3位(5000枚)・DVD8位(1万3000枚)になった『鋼の錬金術師FULLMETALALCHEMIST 1』が目立った。ロングランで活躍する作品が健闘した。

オリコン http://www.oricon.co.jp/

"20世紀少年第2章BDが新記録 週間1位はガンダムOO最終巻" »
clear.gif
animeanime 16:00 (0) 0)
2009.08.26
興行成績 ]
clear.gif

 音楽CDや映像パッケージのセールスランキングを算出するオリコンは、スタジオジブリ制作のアニメ『となりのトトロ』のDVDが400週間連続でトップ300にランクインしたことを明らかにした。この記録は8月31日付の2009年8月17日から8月23日のセールスによって達成した。
 『となりのトトロ』期間中の週間売上枚数は1889枚、全体の34位にあたる。DVDの発売日は2001年9月28日で、発売からおよそ8年を経て依然衰えることのない驚異的な人気を誇っている。

 およそ7年半にも及ぶ400週のランクインはそれだけでも大きな数字だが、400週のうち363週がベスト100入りとなっている。
 これは同じジブリ作品の『天空の城ラピュタ』のランクイン358週(うちベスト100が136週)、『魔女の宅急便』の348週(うちベスト100が82週)と較べても群を抜いた数字である。同じスタジオジブリ、宮崎駿監督の作品のなかでも、『となりのトトロ』が特別な存在であることが伺える。

 また、過去8年間の『となりのトトロ』DVDの累計売上枚数は、94万2000枚に達している。現在のペースであれば、近い将来に100万枚の大台を超えることになりそうだ。
 しかし、既に『となりのトトロ』は1997年6月に発売されたビデオでも、累計48万枚を売り上げている。こちらもビデオセールス歴代5位という大記録である。

 8月31日付の週間ランキングでは、このほかDVDの3位には発売から2ヶ月近くになる『崖の上のポニョ』がつけた。ここでもジブリ作品の強さが表れている。
 Blu-Ray ランキングのトップは、2万9000枚の「けいおん!(2)」が断トツの1位。2位、3位には「とある魔術の禁書目録第8巻(初回限定版)」、「ハヤテのごとく!! 2nd season 01(初回限定版)」となり、相変わらずのアニメ作品の力強さをみせつけた。

オリコン http://www.oricon.co.jp/

"「となりのトトロ」 オリコンランキング7年半連続ランクイン" »
clear.gif
animeanime 11:30 (0) 0)
2009.08.18
興行成績 ]
clear.gif

 8月14日から米国で『崖の上のポニョ』が全国公開された。この公開初週の興行成績の確定数値が明らかになった。米国の映画興行情報サイトBOX OFFICE MOJOによれば、3日間の興行収入は358万5852ドル、スクリーン当たりの平均収入は3868ドルとなっている。
 興行ランキングでは9位、その週の封切映画では4位に位置する。『ポニョ』の上となった3作品はいずれも公開規模が1800スクリーンから3000スクリーンと『ポニョ』をいずれも大きく上回る。

 一方で、8月後半は、一般に大型映画のないシーズンとされる。関係者の期待値はもっと高かったかもしれない。実際に興行1位で『ポニョ』の10倍の興収をあげた『District 9』は、製作予算30億円の小型作品で予想外の大ヒットとされている。また、『ポニョ』と同じくブエナビスタが配給するCGアニメーション『G-フォース』は、既に4週目に突入しているがその興行は『ポニョ』の倍である。
 全体的ではネガティブな驚きもない代わりに、ポジティブな驚きもない予想の範囲内の結果だろう。まずまずが、一番相応しい言葉かも知れない。

 気になるのは、今後の動向である。興行成績がさらにどの程度伸びるか予想するのは難しい。それでも通常米国の劇場アニメーションの最終興行成績は、オープニングの週末の3倍から5倍程度に収まることが多いようだ。
 やや強引だがこれを『ポニョ』に当てはめると、1000万ドルから2000万ドル弱という数字が出てくる。映画の評判の良さを考えれば、少しばかりの上振れも期待していいだろうか?

 この数字は日本アニメ歴代1位の『ポケットモンスター ファーストムービー』の8574万ドルには及ばない。しかし、2002年に劇場公開されジブリ作品として過去最高だった『千と千尋の神隠し』の1000万ドルを超えることは十分可能だ。また、2004年に1977万ドルだった『遊戯王 The Movie』も射程圏に入ってくる。
 そうなれば十分な成果となる。全国公開による映画の知名度の向上は、今後発売されるDVD、Blu‐Ray Discの際にも大きな力を発揮する。今回の大物プロデユーサーが指揮を執り、有名俳優を並べた吹替えによる米国版の製作費、宣伝費は不明である。しかし、映像パッケージ商品の販売も含めれば、容易に黒字化すると見られるからだ。

"ポニョ米国公開 初週確定値は359万ドル 全米9位に" »
clear.gif
animeanime 20:30 (0) 0)
2009.08.05
興行成績 ]
clear.gif

 オリコンの発表する2009年7月27日から8月2日のBlu‐Ray Disc(BD)とDVDのランキングで、テレビアニメ『けいおん!』1巻のBD売上枚数が発売第1週で3万3000枚となった。
 これは同週の同部門2位であった『東のエデン』第1巻の5000枚を大きく突き放した第1位である。また、テレビアニメのBD初動売上枚数では、2008年7月に発売された『マクロスF』1巻の記録2万2000枚を上回る。総合部門でも、『ダークナイト』の初動2万9000枚を上回り歴代3位となる。

 『けいおん!』はかきふらいさん原作の人気4コママンガを、京都アニメーションの制作でアニメーション化した。女子高の軽音楽部を舞台にし、そののどかでゆるいストーリーが人気を集めている。
 これまでに番組内に登場する5人組バンドによるミニアルバム『放課後ティータイム』など、音楽関連商品が幾つも発売され人気を集めている。今回も、そうした『けいおん!』人気が、BDの売上をプッシュしたかたちだ。

 アニメのBDでは5月最終週に、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(EVANGELION:1.11)』の初動4万9000枚が総合部門で過去歴代1位の記録を打ち立てたばかり。相次ぐアニメ作品のBD記録更新は、BD市場でアニメファンと作品の存在感が高まっていることを示す。
 BDでの大記録の一方で、『けいおん!』1巻のDVD初動枚数は8000枚にとどまっている。つまり、同タイトルのDVDとBDの購買比率はおよそ3対7と、圧倒的にBDの購買比率が高かったことがわかる。アニメファンにBD利用者が多いことを裏付ける数字でもある。

 その同じ週のDVDランキングでは、『劇場版 空の境界 忘却録音(完全生産限定版)』が、5万2000枚と好調なスタートを切った。昨年来、映画興行、映像パッケージ販売で力強さをみせている同シリーズが依然、圧倒的な支持を集めていることを印象づけた。

当サイトの関連記事
「EVANGELION:1.11」BD 初動4.9万枚 史上最高でトップ登場

"「けいおん!」BD初動3万3000枚 「マクロスF」超える" »
clear.gif
animeanime 16:30 (0) 0)
2009.08.03
興行成績 ]
clear.gif

 マンガの全巻セット販売を行なう「漫画全巻ドットコム」は、7月1日から31日まで同サイトで販売された7月のマンガ全巻セットのランキングを発表した。
 ランキングの1位は、5月、6月に引き続き尾田栄一郎さんによる『ONE PIECE』(集英社)となった。作品の人気が再び活性化しているともされる『ONE PIECE』の勢いをみせつけるかたちとなった。

 第2位は7月から刊行が始まった『藤子・F・不二雄大全集』が初登場でランクインしている。『藤子・F・不二雄大全集』は、『ドラえもん』や『オバケのQ太郎』などの人気マンガを数多く生み出してきた藤子・F・不二雄さんの生み出した全作品の収録を目指している。
 大きな話題を呼んだ大全集の第1期は全33巻、来年6月まで1年間順次刊行される。全巻揃いの定価は税込みで50610円。量、価格とも全巻販売向けの商品と言えそうだ。

 また、全巻ランキングは毎回映画化、テレビドラマ化で大きく順位を変える傾向がある。今回、そうした影響が大きく表れたのは、『エヴァンゲリオン』関連である。
 映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』が7月に入る直前に公開され、大きな話題になった。この結果、4位に『新世紀エヴァンゲリオン』(原作:GAINAX・カラー、作画:貞本義行)、5位は『新世紀エヴァンゲリオン碇シンジ育成計画』(原作:GAINAX・カラー、作画:高橋脩)となり、ランキングを急上昇させた。エヴァブームの一端が、こうしたところにも及んでいる。このほか映画ドラマ関連では、『猿ロック』、『MW』がランクキングを上げている。

漫画全巻ドットコム http://mangazenkan.com/

【2009 年7 月漫画全巻ドットコム売上ランキング】
1位 『ONE PIECE』
2位 『藤子・F・不二雄大全集』
3位 『SLAM DUNK スラムダンク[新書版]』
4位 『新世紀エヴァンゲリオン』
5位 『新世紀エヴァンゲリオン碇シンジ育成計画』
6位 『クロスゲーム』
7位 『猿ロック』
8位 『花の慶次』
9位 『おぼっちゃまくん』
10位 『ROOKIES』
11位 『ONE OUTS』
12位 『MW [文庫版]』
13位 『スラムダンクSLAM DUNK [完全版]』
14位 『MW [B6版] 』
15位 『鋼の錬金術師』
16位 『スラムダンク『あれから10 日後』完全版』
17位 『銀魂』
18位 『ONE PIECE ワンピースキャラクターブックセット』
19位 『ジョジョの奇妙な冒険[新書版]』
20位 『交響詩篇エウレカセブン』

21位以下は下記をご覧ください
http://mangazenkan.com/category/147.html

"マンガ全巻ランキング 藤子・F・不二雄大全集2位に エヴァ急浮上" »
clear.gif
animeanime 21:30 (0) 0)
興行成績 ]
clear.gif

 2004年のテレビアニメ化から5週年を迎えたアニメ『ケロロ軍曹』のシリーズDVD累計出荷数が今年7月で100万枚を突破した。DVDシリーズの発売・販売を手掛けるバンダイビジュアルが発表を行った。
 同社は今年7月25日には、『ケロロ軍曹 武者ケロせれくしょん でござそうろう 上ノ巻』、『ケロロ軍曹5thシーズン 8』を発売し、これが記念すべき100万枚突破となった。

 『ケロロ軍曹』は、吉崎観音さんが「月刊少年エース」(角川書店)で連載中の人気ギャグマンガ。単行本の売上は累計1200万部を超える高い人気を誇っている。2004年にアニメ化され、現在もテレビ放映が続いている。
 DVDは2004年8月に発売開始、これまでテレビエピソードをシーズンごとにまとめたもののほか、DVD‐BOXやテーマごとにまとめたセレクション版なども発売されている。今回、大台を超える記録の達成で、単行本同様の高い人気を見せつけた。

 バンダイビジュアルでは、『ケロロ軍曹 武者ケロせれくしょん でござそうろう 上ノ巻』とその続きとなる『下ノ巻』を、DVD累計出荷数100万枚突破記念のスペシャルDVD商品として位置づけている。
 『武者ケロせれくしょん でござそうろう』は、作品のなかでも人気の高い「武者ケロ」のエピソード全6話をピックアップしたものだ。上下巻それぞれ3話を収録、通常商品よりリーズナブルな税込1995円と2000円以下のスペシャルプライスで販売する。
 最近、バンダイビジュアルが攻勢を強める低価格アニメDVDのラインアップの強化の一環ともなっている。下ノ巻は12月22日発売予定と少し先になるが、子ども向けの商品販売が盛り上がるクリスマス商戦を視野に入れていそうだ。

バンダイビジュアル http://www.bandaivisual.co.jp
「ケロロ軍曹」アニメ版公式サイト
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/keroro/

"「ケロロ軍曹」DVD シリーズ5年で累計出荷数100万枚突破" »
clear.gif
animeanime 17:00 (0) 0)
2009.07.29
興行成績 ]
clear.gif

 人気マンガをミュージカル化し大ヒットとなっている「ミュージカル『テニスの王子様』」のシリーズ関連DVDの累計販売本数が、50万本を突破した。ミュージカルの企画と関連DVDの発売を行うマーベラスエンターテイメントが明らかにしている。
 6月23日に発売された最新作「ミュージカル『テニスの王子様』 The Treasure Match 四天宝寺 feat. 氷帝Ver.5代目青学VS四天宝寺B」によりシリーズ累計50万本の出荷を突破、今回の大記録の樹立となった。

 「ミュージカル『テニスの王子様』」は、マンガ家許斐剛さんの原作を基に2003年にスタートした。原作のキャラクターを生身の人間で再現することをコンセプトとしている。演じる役者の魅力も加わり、マンガやアニメとは異なる独自の世界を築き大きな人気を博している。

 作品は2003年から現在まで、ミュージカル本公演13タイトル、年1回のコンサート「Dream Live」を6回開催するなどビッグビジネスに成長している。また、マンガやアニメのミュージカル化のジャンルを確立させた作品、成功モデルとしてエポックメーキングな作品となっている。
 DVDについては、各公演DVD、コンサートDVDの他、キャストの素顔や公演の舞台裏に迫るSupporter’s DVD」など、これまでに合計31タイトル発売されている。いずれもヒットタイトルとなっており、舞台公演作品の映像商品化のDVD商品としては、異例の大ヒットとなっている。

 マーベラスによれば、「ミュージカル『テニスの王子様』」の累計観客動員数は80万人である。動員数自体も大きな数字だが、DVDの売上枚数はこの観客動員数の6割以上という異例の大きさである。DVDがファンにとって、ライブ公演に並び重みを持っていることが分かる。
 マーベラスは、今後も舞台公演事業と音楽映像事業間のシナジーの創出を目指し、 「ミュージカル『テニスの王子様』」のようなヒット作を創出するとしている。

マーベラスエンターテイメント http://www.mmv.co.jp/
ミュージカル『テニスの王子様』 公式サイト 
http://www.tennimu.com/

"「テニスの王子様」ミュージカルDVD 累計出荷本数50万枚突破" »
clear.gif
animeanime 23:00 (0) 0)
2009.07.08
興行成績 ]
clear.gif

 7月13日付のオリコンDVD&Blu-Ray Disc(BD)ランキングによれば、7月3日に発売された劇場アニメ『崖の上のポニョ』のDVDが6月29日から7月5日の売上枚数で初登場1位となった。初週の売上枚数は50万2000枚と圧倒的な数字となり、2位の『CLANNAD AFTER STORY (8)』(初回限定版)の2万枚を大きく引き離した。
 宮崎駿監督の劇場アニメがオリコンDVDランキング1位に輝くのは、2001年6月発売の『魔女の宅急便』から始まり7作目となる。2008年の劇場興行に続き、宮崎アニメの人気をみせつけた。

 DVDが初動50万枚を突破したのは、2007年の『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド2-Disc・スペシャル・エディション』以来1年7ヶ月ぶり、アニメ作品では『ハウルの動く城』以来3年8ヶ月ぶりの記録である。
 また、50万2000枚は、昨年2008年の年間1位となった作品の売上枚数を、わずか一週間で上回るものである。その勢いの凄さが感じられる。

 オリコンによれば、『崖の上のポニョ』の発売に合わせて、宮崎駿監督作品が軒並ランキングを上昇させている。『となりのトトロ』は先週72位から25位、『天空の城ラピュタ』は131位から50位、『魔女の宅急便』は157位から69位、『もののけ姫』は211位から96位となった。もともと宮崎アニメはロングランでDVDが売れる傾向が強いが、トップ100に5作がランキングされたことになる。
 圧倒な強さを発揮した『崖の上のポニョ』のDVDだが、BDは今年12月に発売を予定する。さらに発売を延期した「ポニョはこうして生まれた。~宮崎駿の思考過程」、「崖の上のポニョ 特別保存版」も12月に発売されるため、12月にさらに関連映像パッケージが盛り上がるだろう。

 一方、同じ週のBDランキングは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(EVAN GELION: 1.11)』が売上7000枚で首位となった。これは6月22日以来3週ぶりの首位復帰である。
 オリコンは6月27日からの『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破』の劇場公開や、7月3日の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の地上波放送が影響したのでないかとしている。
 また、BDランキングでは『交響詩篇エウレカセブンポケットが虹でいっぱい』が健闘しており、限定版が6位、通常版が9位となっている。トップ10のうち5作がアニメであった。

オリコン http://www.oricon.co.jp/

『崖の上のポニョ』 公式サイト http://www.ghibli.jp/ponyo/
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』 公式サイト http://www.evangelion.co.jp/

"ポニョDVD初動50万枚突破 宮崎アニメTOP100に5作品" »
clear.gif
animeanime 13:00 (0) 0)
2009.03.12
興行成績 ]
clear.gif

 マンガの全巻販売を行なう漫画全巻ドットコムが発表する2009年2月(2009年2月1日~2009年2月28日)の漫画全巻セットランキングは、浦沢直樹さんの『20世紀少年』が首位に返り咲いた。
 これは作品を原作とする劇場映画『20世紀少年 第2章 最後の希望』が、1月31日に劇場公開した影響とみられる。映画は昨年8月に公開された第1章と同様大ヒットペースとなっており、そうした人気が売上を後押しした。また映画の公開の前日に、この第1章がテレビ放映された影響もあったかもしれない。

 『20世紀少年』だけでなく、映画化やテレビドラマ化は、ランキングに大きな影響を与えている。今回2位にランクインした『メイちゃんの執事』は、1月からフジテレビ系でテレビドラマが放映されている。10位の『神の雫』や11位の『銭ゲバ』も、人気俳優によるドラマ化が話題の作品である。
 アニメ関連では、4位の『ONE OUTS』、8位『RIDE BACK』とマッドハウス制作のアニメ作品の原作が強さを発揮した。意外なところでは、ゴールデンウィークの劇場アニメ公開が発表された『交響詩篇エウレカセブン』が、5位と急伸している。アニメからのコミカライズ作品としては異例のランキング入りである。こちらは映画化発表に加えて、パチンコ化されたことで露出が増えていることも理由かもしれない。

 漫画画全巻ドットコムの発表するランキングは、漫画全巻販売の大手TORICOが毎月発表する。同社が扱っている2000 タイトルにも及ぶ全巻セットのタイトルから、最も読まれた漫画全巻セットを集計している。
 このランキングは新刊発売がベストセラーに挙がりやすい単巻のマンガランキングに較べて、新旧の作品が網羅されている。また、作品のメディア展開に影響を受ける傾向が強く、マンガを巡る一般的な動向を掴むにも役立つ。漫画画全巻ドットコムのランキングは500位まで発表しており、さらに詳しいランキングは同社の公式サイトで確認出来る。

漫画全巻ドットコム http://mangazenkan.com/ 

【2009 年2 月漫画全巻ドットコム売上ランキングトップ500】
  1位  20世紀少年
  2位  メイちゃんの執事
  3位  ONE PIECE ワンピース
  4位  ONE OUTS ワンナウツ
  5位  交響詩篇エウレカセブン
  6位  SLAM DUNK スラムダンク[新書版]
  7位  NARUTO ナルト
  8位  RIDE BACK ライドバック
  9位  ジョジョの奇妙な冒険
  10位  神の雫
  11位  銭ゲバ
  12位  花の慶次[完全版]
  13位  CROWS クローズ
  14位  銀魂
  15位  キン肉マン[文庫版]
  16位  SLAM DUNK スラムダンク[完全版]
  17位  明日のよいち!
  18位  BLEACH ブリーチ
  19位  スキップ・ビート!  
  20位  ドラゴンボール[新書版]

■21位以下は漫画全巻ドットコムのサイトで確認ください。
http://mangazenkan.com/category/79.html

"漫画全巻ランキング「20世紀少年」1位、エウレカセブン、ライドバックも" »
clear.gif
animeanime 22:00 (0) 0)
2009.02.11
興行成績 ]
clear.gif

 2008年も数多くの映画が公開され、またDVD商品も多数発売された。そうした中、2008年に最も売れた洋画DVDは、2008年3月19日に発売されたミラ・ジョヴォヴィッチ主演の大ヒット映画『バイオハザードⅢ』だった。
 発売元のソニー・ピクチャーズ エンタテインメントによれば、これは2007年12月24日から2008年12月15日までの売上を集計したオリコンの調べに基づくものである。廉価版を除く累計売上枚数は26万3967枚に達している。ゲームに映画と、根強い人気を持つ『バイオハザード』のブランドの強さを見せつけた。

 『バイオハザードⅢ』は、1996年カプコンが開発、発売したゲームシリーズだ。生物兵器によって誕生したゾンビと戦うホラーアクションゲームである。ホーラアクション系のゲームを代表する人気シリーズとなっている。
 このゲームを原作に、2002年にミラ・ジョヴォヴィッチ主演で実写映画化されヒット作となった。その後、2004年にはシリーズ第2 作の続編『バイオハザードⅡ アポカリプス』が劇場公開、2007年にはさらに本作『バイオハザードⅢ』が劇場公開された。
 待望の第3作『バイオハザードⅢ』は、国内興行収入がおよそ30億円となったほか、国内外でシリーズ最高の記録を打ち立てた。今回は、そのDVDも劇場興行と同様の大ヒットとなった。
 現在は、ソニー・ピクチャーズでは昨年12月17日から今年2月27日の期間限定で、『バイオハザードⅢ デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組)』を税込み1980円で発売している。益々ファンが拡大しそうだ。
 
 『バイオハザード』については、新作ゲーム『バイオハザード5』がこの3月にいよいよ発売されるなどさらに注目を浴びている。『バイオハザード5』も大きなヒットになることが期待されている。
 さらに、昨年秋にはCG長編アニメーション『バイオハザード ディジェネレーション』も劇場公開された。そのDVD、ブルーレイディスク、UMDも、2008年12月26日に発売されている。ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントによれば、こちらの売れ行きも絶好調で推移している。

『バイオハザードⅢ』 公式サイト
http://www.so-net.ne.jp/movie/sonypictures/homevideo/bh3_special_edition/

"2008年洋画DVD売上1位に『バイオハザードⅢ』、CG版も絶好調" »
clear.gif
animeanime 13:30 (0) 0)
2009.02.01
興行成績 ]
clear.gif

 1月30日、日本の大手映画配給会社4社によって運営される日本映画製作者連盟は、2008年の全国映画概況と統計表、興収10億円以上の作品の興収を発表した。入場者数は前年比1.7%減の1億6049万人、興行収入は1.8%減の1948億3600万円である。
 国内最大のヒット作は、宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』である。前作の『ハウルの動く城』(196億円)、『千と千尋の神隠し』(304億円)には及ばなかったが、アニメ映画だけでなく、邦画、映画全体でも1位で、宮崎ブランドの強さを見せつけた。

 また、邦画と洋画の比率が、ここ数年話題になることが多いが、2008年は邦画が洋画を再逆転した。邦画の構成比は全体の59.5%、およそ6割、洋画の1.5倍である。
 邦画が前年比で22.4%増と急伸し、1158億5900万円となる一方で、洋画は23.9%減の789億円7700万円にとどまったことが理由である。『崖の上のポニョ』の興収もこうした結果に大きな影響を与えたとみられる。

 こうした中で、アニメーション映画でも、強い邦画、弱い洋画の図式が見て取れる。米国のアニメーション映画で10億円以上の興収をあげたのは、2008年は興収20億円の『カンフー・パンダ』のみにとどまっている。このためアニメーション映画に限ると邦画と洋画の比率は93:7と巨大な差となる。
 10億円以上の作品は、2007年、2006年は3本、2005年、2004年は4本だから、洋画の観客吸引力の低下傾向はアニメーション映画で特に顕著と言えるだろう。この結果、興行側も海外アニメーション作品上映に慎重になっている。米国で大ヒットした作品でも、日本では上映されない、上映しても公開規模が小さくなる作品が増えている。そうした動きが海外劇場アニメーションの市場を、さらに狭めている。

 しかし、国内アニメも『崖の上のポニョ』以外は興収10億円以上の作品が、全てテレビアニメ発の長期シリーズという寂しい結果である。アニメ映画の興収は284.8億円で、邦画全体のおよそ33%を占める(興収10億円以上)。
 ところがポニョ除けば129.8億円と一昨年の175.5億円より大幅な減少である。この落ちた分は、一昨年にあった『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』と『劇場版 どうぶつの森』の分と考えると判りやすいだろう。2008年のアニメ映画のテレビアニメ依存、シリーズ依存が見て取れる。

 国内アニメ映画がテレビアニメ依存だとすれば、邦画はマンガ原作依存である。2008年に興収10億円以上の邦画は28本あったが、このうちマンガ原作は12本、さらに興収に占める割合はおよそ4割にも達している。マンガなしで、現在の邦画ビジネスは語れない。
 一方で、洋画においては、アメリカン・コミックスの吸引力は日本では極めて弱い。2008年に興収10億円を越えたアメリカン・コミックス原作の映画は、『ダークナイト』の16億円のみである。日本以外では記録的な大ヒットになった『アイアンマン』、『インクレディブル・ハルク』は、10億円の興収を越えられなかった。日本の映画ファンにとって、海外アニメーション、アメリカン・コミックス原作が遠くなりつつあることを感じさせる結果である。
 
当サイトの関連記事
全国映画概況発表会見で、「仮面ライダー電王」新作発表?
映連 2007年興収発表 ポケモン50億円 エヴァ20億円

日本映画製作者連盟 http://www.eiren.org/

【2008年 興行10億円以上の作品抜粋(アニメ)】
 『崖の上のポニョ』 155億円 
 『劇場版ポケットモンスター 
  ダイヤモンド・パールギラティナと氷空<そら>の花束シェイミ』 48億円
 『映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝』 33.7億円
 『名探偵コナン 戦慄の楽譜<フルスコア>』 24.2億円
 『映画クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ金矛の勇者』 12.3億円
 『劇場版NARUTO -ナルト- 疾風伝 絆』 11.6億円
   6本 284.8億円 (全体の33%強)

【年 興行10億円以上の作品抜粋(マンガ・アニメ原作)】
 『花より男子 ファナル』 77.5億円 (東宝)
 『容疑者Xの献身』 49.2億円 (東宝)
 『20世紀少年 第1章』 39.5億円(東宝)
 『映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝』 33.7億円
 (『L change the WorLd』 31億円)*
 『名探偵コナン 戦慄の楽譜<フルスコア>』 24.2億円
 『デトロイト・メタル・シティ』 23.4億円
 『映画 クロサギ』 17.2億円
 『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』 14.5億円
 『映画クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ金矛の勇者』 12.3億円
 『劇場版NARUTO -ナルト- 疾風伝 絆』 11.6億円
  *『L』は、マンガ原作映画のスピンオフ
   12本 334億円 (全体の39%)

"映画製作者連盟08年映画統計発表 アニメーション映画も邦高洋低" »
clear.gif
animeanime 23:59 (0) 0)
2008.06.02
興行成績 ]
clear.gif

 漫画全巻ドットコムは、5月1日から5月31日まで全巻セット販売されたマンガ作品ランキングベスト100を発表した。
 同サイトは約1300タイトルのマンガ全巻セットを取り扱っている通販サイトで、新品の単行本をネットで一度に全巻を購入できる点が人気である。

 今月発表された売上げ順位も一般のマンガランキングとはちがった要素が反映されている。このランキングは全国の漫画全巻ドットコム利用者(男性52.4%、女性47.6%)の注文を元に作成したものである。特徴的なのが、ドラマ化などのメディアミックスに影響が強い点である。
 森田まさのりさんの『ルーキーズ』全巻セットは、2ヶ月連続の首位。ドラマ化を受け4月からさらに売上げを伸ばし、前月の3倍近くとなり、漫画全巻ドットコムのタイトル別月間売上数としても過去最高となった。

 また、文庫版の全巻セットも急上昇を見せ、3位にランクインした。また、同じく森田まさのりさんの作品『べしゃり暮らし』(53位)、『ろくでなしBLUES』(76位)もランクインした。昨年、映画化された『クローズ』も引き続き高い人気を誇っている。映画関連としては「ひぐらしのなく頃にシリーズ」の各シリーズが安定的に人気で、40位台から70位台に10シリーズがランクインしている。また、これら21巻全てをまとめた全巻セットも75位に入っている。
 このほか、5月のトピックとしては、主人公の社長就任をきっかけとして様々な媒体に登場した「島耕作シリーズ」が全てのタイトルで大幅なランクアップをしている。

【2008年5月漫画全巻ドットコム売上ランキングベスト100】

1位 → ROOKIES ルーキーズ (1-24巻 全巻)
2位 → クローズ (1-26巻 全巻)
3位 ↑ ROOKIES ルーキーズ [文庫版] (1-14巻 全巻)
4位 ↓ ONE PIECE [ワンピース](1-49巻 続巻)
5位 ↑ クローズ外伝セット (全3冊)
6位 ↑ SLAM DUNK スラムダンク [新書版] (1-31巻 全巻)
7位 ↑ WORST ワースト (1-20巻 続巻)
8位 → 花の慶次 [文庫版] (1-10巻 全巻)
9位 ↑ ジョジョの奇妙な冒険 (1-63巻 全巻)
10位 ↓ 花の慶次 [完全版] (1-15巻 全巻)
11位 ↑ 20世紀少年 (1-22巻+21世紀少年 上下 全巻)
12位 ↓ 砂時計 (1-10巻 全巻)
13位 → キン肉マン [文庫版] (1-18巻 全巻)
14位 ↑ 常務島耕作 (1-6巻 全巻)
15位 ↑ 部長島耕作 [文庫版] (1-7巻 全巻)
16位 ↑ 課長島耕作 [文庫版] (1-8巻 全巻)
17位 ↓ ドラゴンボール [新書版] (1-42巻 全巻)
18位 ↑ 取締役島耕作 (1-8巻 全巻)
19位 ↑ 専務島耕作 (1-4巻 続巻)
20位 ↑ ヤング島耕作 (全4巻)+ヤング島耕作主任編(1-2巻)
21位 ↓ NARUTO ナルト (1-42巻 続巻)
22位 ↑ BLEACH ブリーチ (1-33巻 続巻)
23位 ↓ のだめカンタービレ (1-20巻 続巻)
24位 ↑ 賭博破戒録カイジ(1-13巻 全巻)
25位 ↓ ToLOVEる-とらぶる- (1-9巻 続巻)
26位 ↑ あさきゆめみし [文庫版] (1-7巻 全巻)
27位 ↑ 花衣夢衣 [文庫版] (1-11巻 全巻)
28位 ↑ ジョジョの奇妙な冒険セット (全93冊)
29位 ↓ 新世紀エヴァンゲリオン (1-11巻 続巻)
30位 ↑ サイボーグ009 (1-15巻 全巻)

31位以下は下記をご覧ください。
http://mangazenkan.com/?mode=f6

調査対象 : 漫画全巻ドットコム内販売数
調査地域 : 全国(海外含む)
性別 : 男性52.4%、女性47.6%

漫画★全巻ドットコム http://mangazenkan.com/

当サイトの関連記事
漫画全巻セット ベスト100発表 メディア化作品が人気

"2008年5月 漫画全巻セット トップは2ヶ月連続で「ルーキーズ」" »
clear.gif
animeanime 16:00 (0) 0)
2008.05.05
興行成績 ]
clear.gif

 5月2日から世界公開されたVFX映画『アイアンマン: Iron Man』が記録的なオープニングとなった、公開最初の4日間(プレビューナイト含む)興収が米国だけで1億430万ドル(約108億円)、全世界で2億100万ドル(209億円)に達した。
 これはオープニングの成績としては、2008年のトップ、歴代でも第10位にあたる。『スパイダーマン』や『スパイダーマン2』、『Xメン』を越えることは出来なかったが、『スパイダーマン2』や『Xメン2』を上回っており、これらのシリーズに匹敵するものだ。

 『アイアンマン』は、米国のコミックス出版社マーベルが展開するスーパーヒーロー作品のひとつである。アメコミヒーローとしては、『スーパーマン』や『バットマン』、『スパイダーマン』に較べると知名度が低くマイナー感がある。しかし、今回の大ヒットで一気にメジャーヒーローの仲間入りをしそうだ。
 しかし、新たにメジャーの世界に仲間入りするのは、むしろ原作を出版するマーベルと言えるだろう。この『アイアンマン』は、マーベルが映画製作を自ら手がけた最初の作品だからだ。
 これまで原作としてコミックスを提供するだけだった同社にとって、『アイアンマン』映画化によってもたらされる利益は遥かに大きい。1990年代後半の経営危機から、ライセンス部門を強化することで、一気に業績を拡大させたマーベルは、コミックス出版、ライセンス事業に次ぐ第3のビジネスとして映画製作を築きあげたことになる。

 マーベルは6月13日からは、同じく自社製作の『超人ハルク:The Incredible Hulk』の全米公開も控えており、こちらの結果も大きく期待出来そうだ。結果次第で、現在、企画中とされる『アントマン』、『キャプテンアメリカ』の実現も大きく前進するかもしれない。
 マーベルは5月5日9時から(米国東部時間)から2008年の第1四半期の決算発表を行うが、明るい雰囲気に包まれたものになりそうだ。

『アイアンマン: Iron Man 公式サイト(英語) http://ironmanmovie.marvel.com/
マーベル http://www.marvel.com/company/index.htm

"「アイアンマン」オープニング興収 全世界200億円スタート" »
clear.gif
animeanime 12:30 (0) 0)
2008.04.08
興行成績 ]
clear.gif

kuma.JPG
 2008年4月5日から、よみうりテレビで放送が始まったアニメ『attacked kuma3(アタックド クマサン)』が初回視聴率12.4%を記録した。
 この番組は2008年1月から3月までよみうりテレビで日曜日の昼に12回分がプレ放送された作品である。
 カラフルでかわいらしい熊のキャラクターが話題を呼び、今回本格的にアニメーション化された。4月から土曜日の22時54分から23時まで放送されるミニ番組である。放送は前後に人気バラエティ番組に挟まれていることもあり、短編アニメーションとしては記録的な好視聴率となった。
 多くの人に視聴されることで、今後の人気の広がりが期待できそうだ。

 物語は、悪い宇宙怪獣と戦う伝説の勇者「kuma3」に選ばれた小熊たちの物語である。制作は「モダンペッツ」などで知られるデザインチーム・play set productsとウェッジホールディングスがコラボレーションする。番組ではこのかわいらしいキャラクターたちを生かしたCMの募集を行っている。 
 キャストはkumaピンクに野川さくらさん、kumaグリーンに宮崎羽衣さん、kumaブルーを長澤奈央さんが担当する。

attacked kuma3 公式サイト http://www.ytv.co.jp/kuma3/

(写真は東京国際アニメフェア2008展示会場ウェッジホールディングスブース)

"「アタックド クマサン」初回視聴率12.4%達成" »
clear.gif
animeanime 15:00 (0) 0)
2008.03.14
興行成績 ]
clear.gif

 関東地区では木曜日深夜24時45分で放映されているテレビアニメ『墓場鬼太郎』が、快進撃を続けている。3月13日に放映された第11話『ブリガドーン』が、深夜番組とは思えない視聴率5.8%を記録した。また、瞬間最高視聴率は7.3%にまで達した。
 アニメ番組の視聴率は、夕方から夜にかけてのゴールデンタイムでも、5%あれば人気作品とされるなか、深夜遅くの時間のこの視聴率は記録的と言っていいだろう。世代を超えて高い『鬼太郎』の人気をみせつけたかたちである。

 『墓場鬼太郎』が放映されているのは、フジテレビが設けている「ノイタミナ」と呼ばれるアニメ番組枠である。ノイタミナは大人向けでクオリティの高い作品を広いファンに観てもらうことをコンセプトにしており、これまでも好視聴率番組が続出している。
 そのなかには、『ハチミツとクローバー』、『働きマン』、『モノノ怪』などの作品がある。企画のコンセプト力が評価され、この企画自体がデジタルメディア協会の選ぶ2007年AMDアワードに選ばれている。

 しかし、今回の『墓場鬼太郎』の視聴率は、これまで過去最高であった『のだめカンタービレ』の視聴率5.5%を上回りシリーズ最高となる。
 また、平均視聴率(第11回まで)でも、昨年好視聴率で話題を呼んだ『もやしもん』のそれを大幅に上回る5.0%である。放映は3月20日の1回を残すのみ、最終回ということで視聴率も期待出来る。シリーズ全体での記録更新となりそうだ。
 番組は終わるが、4月23日からは、DVDのリリースが開始される。こちらのセールスへの期待もかかりそうだ。

墓場鬼太郎 公式サイト http://www.toei-anim.co.jp/tv/hakaba/

"「墓場鬼太郎」 平日深夜24時45分で視聴率5.8%の驚異的数字" »
clear.gif
animeanime 21:30 (0) 0)
2008.03.05
興行成績 ]
clear.gif

 社団法人日本レコード協会は第22回日本ゴールドディスク大賞の各賞を3月4日に発表した。このうちアニメーション関連のベストアルバムに与えられるアニメーション・アルバム・オブ・ザ・イヤーには、テレビアニメ『ONE PIECE』のベストアルバムである『ONE PIECE SUPER BEST』(ハッツ・アンリミテッド)が選ばれた。
 『ONE PIECE SUPER BEST』は、歴代のオープニングとエンディング全26曲に新たにボーナス・トラック2曲を加えた28曲からなる。ディスクも2枚の『ONE PIECE』の主題歌決定版である。タッキー&翼の『未来航海』や東方神起『明日はくるから』など話題曲も多い。
 こうした豪華な内容がファンに支持をされ2007年のアニメーション・アルバム・オブ・ザ・イヤーに輝いた。

 日本ゴールドディスク大賞は、今回より着うたとPC配信の2部門を新設している。そのなかのザ・ベスト5 PC配信ソング部門では、話題の映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の主題歌『Beautiful World』(アーティスト:宇多田ヒカル)も選ばれている。
 宇多田ヒカルの楽曲では、少女マンガ誌「マーガレット」で連載されていた人気マンガのドラマ化続編『花より男子2(リターンズ)』のイメージソング『Flavor Of Life』が、シングル・オブ・ザ・イヤーに選ばれている。このほか『Flavor Of Life』はBallad Versionも含めると、ザ・ベスト10シングル、ザ・ベスト5「着うた(R)」ソング、ザ・ベスト5「着うたフル(R)」ソング、PC配信ソング・オブ・ザ・イヤーと合計6部門で受賞した。

 また、昨年日本スタイルのマンガ『アブリル・ラビィーン 5つの願いごと』で、本人がマンガに登場したことで話題呼んだアブリル・ラビィーンさんも、洋楽部門のアーティスト・オブ・ザ・イヤーやアルバム・オブ・イヤー、「着うた(R)」ソング・オブ・ザ・イヤーなど5部門を獲得している。
 そのほかザ・ベスト10アルバムを、『機動戦士ガンダム』の1シーンをCMに使用して話題となったケツメイシの『ケツノポリス5』が受賞した。さらにクラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤーには、『ひみつのアッコちゃん』や『海のトリトン』も収録した『ブラバン!甲子園』が選ばれている。
【真狩祐志】

THE JAPAN GOLD DISC AWARD http://www.golddisc.jp/

当サイトの関連記事
ゴールドディスク大賞 アニメ部門BLEACH THE BEST

アニメーション・アルバム・オブ・ザ・イヤー
『ONE PIECE SUPER BEST』 (ハッツ・アンリミテッド)

『Flavor Of Life』 宇多田ヒカル(EMIミュージック・ジャパン)
シングル・オブ・ザ・イヤー
ザ・ベスト10シングル
ザ・ベスト5「着うた(R)」ソング
ザ・ベスト5「着うたフル(R)」ソング
PC配信ソング・オブ・ザ・イヤー
ザ・ベスト5PC配信ソング
*(Ballad Version含む)

ザ・ベスト5PC配信ソング
『Beautiful World』 宇多田ヒカル(EMIミュージック・ジャパン)

ザ・ベスト10アルバム
『ケツノポリス5』 ケツメイシ(トイズファクトリー)

クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー
『ブラバン!甲子園』 指揮:齊藤一郎 演奏:東京佼成ウインドオーケストラ
(ユニバーサル ミュージック)

"ゴールドディスク大賞アニメ部門「ONE PIECE」、PC部門に「エヴァ」も" »
clear.gif
animeanime 13:30 (0) 0)
2007.12.31
興行成績 ]
clear.gif

 2007年も終わり、07年の劇場アニメの最終的な興収動向が見えてきた。最終的な興収ランキングは、興収50億円を超えたとされる『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ』が圧倒的な強さを発揮した。昨年の『ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ』が興収34億円だから、およそ1.5倍である。
 劇場における携帯ゲーム機向けのポケモンプレゼントや、公開前のイベントなど巧みなプロモーションの効果もあるが、世界的なポケモン人気の復活を感じさせる数字でもある。

 アニメ映画全体の数字は、昨年の興収10億円以上の劇場アニメの合計がおよそ226億円だったのに対して、2007年は200億円をかなり下回ると見られる。これは、昨年大ヒットになった『ゲド戦記』の反動である。ジブリ映画は、劇場作品の公開が通常2年に1度であるため、アニメの興収成績は2年ごとに上下することが多い。
 こうしたジブリ映画の影響を除くと、定番シリーズ映画が2007年は好調であった。先の『ポケモン』以外にも、『ドラえもん』、『クレヨンしんちゃん』、『NARUTO』、『プリキュア』といずれのシリーズも昨年の実績を上回っている。 昨年大きなヒットとなった『名探偵コナン』のみが、前年より減少している。
 
 しかし、子供向けのシリーズアニメが上位を占めているのは、例年と同じである。また東宝の強さも際立っている。
 そのなかで特筆すべきは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』が推定で17億円~18億円の大ヒットとなったことである。これまで比較的高い年齢を対象にした劇場アニメは、ヒットと言われる作品でも10億円前後が限界と見られることが多かった。
 実際にアニメファンの間でかなり人気の高かった2005年の『劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』(12.2億円)や『機動戦士Ζガンダム-星を継ぐ者-』(8.5億円)の興収成績からそれが伺える。
 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』も、当初はそうした規模のヒットを念頭に置いたスクリーン数が用意されていた。しかし、結果は興収10億円の壁をやすやすと跳び越している。マニア向けの作品が、マニアを跳び越えた展開をしたという大きな意味がある。

 劇場アニメの監督として評価の高い原恵一監督の『河童のクゥと夏休み』は、興収3億5000万円程度となった模様である。作品は文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を既に受賞しているほか、日本アカデミー賞優秀賞も獲得している。
 昨年、アニメ映画の賞レースで度々名前を連ねた『時をかける少女』や『パプリカ』も3億円程度の興収であった。映画の評価と興収が必ずしも一致しないことを感じさせる。また、いずれの作品も3億円程度の興収ということは、こうした作品の一般的な興収がこの付近での安定した規模であるとも言える。

【2007年 劇場アニメ興収ベスト10】
1.  劇場版ポケットモンスター
    ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ 
2.  ドラえもん のび太の新魔界大冒険 ~7人の魔法使い~ 
3. 名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー) 
4.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 
5.  劇場版 どうぶつの森 
6. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!
7.  えいがでとーじょー!たまごっち ドキドキ!うちゅーのまいごっち!?
8.  劇場版NARUTO 疾風伝 
9.  ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち 
10.  Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険! 
(上記の順位は、BOX OFFICE MOJOのデータに基づき推定にて作成しています。)
BOX OFFICE MOJO   http://www.boxofficemojo.com/

"2007年 劇場アニメ興収ベスト10" »
clear.gif
animeanime 19:30 (0) 0)
2007.12.20
興行成績 ]
clear.gif

 音楽や映画情報サービスを提供するオリコンが、CDやDVDの年間ランキングを発表した。このうちDVD総合ランキングの11位に、宮崎吾朗監督のアニメ映画『ゲド戦記』があがった。
 ゲド戦記は、2006年の劇場映画の興収ランキング1位で、76億5000万円を稼ぎ出した作品である。スタジオジブリの最新作として大きな注目を浴びていた。また、今年7月のDVD発売開始にあたっては、小説『ゲド戦記』を取り上げた書籍形式の冊子『ゲドを読む。』110万冊を無料で配布するキャンペーンが話題となった。そうしたことがアニメDVDの売上1位となった理由と考えられる。

 このほか総合ランキング18位には、今年7月に劇場公開されたピクサー制作の3DCGアニメーション『レミーのおいしいレストラン』がランキング入りしている。
 しかし、アニメーション作品はこの2作品のみで、日本のアニメの他の作品は、総合20位までにはランキング入りしていない。

 一方、国内有数のDVD販売数を誇るネットショップのアマゾン・ドットコムが発表した同サイトの2007年DVDランキングでは、総合ランキングで『時をかける少女 通常版』が8位でアニメーション作品1位となっている。
 2位以下はアニメーションの部門ランキングを見ると、『レミーのおいしいレストラン』、『機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルボックス』、『コードギアス 反逆のルルーシュ volume09(最終巻)』が続く。『ゲド戦記』は7位となっており、小売店全体とインターネットショップでの顧客の傾向の違いが感じられる。

オリコン http://www.oricon.co.jp/
アマゾン・ドットコム http://www.amazon.co.jp/

"オリコンの年間DVDランキング11位にゲド戦記" »
clear.gif
animeanime 16:30 (0) 0)
2007.12.17
インターネット ][ 興行成績 ]
clear.gif

 インターネットサービスのソネットエンタテインメント(So-net)は、12月17日からブログ上で話題になっているテレビ番組を分析するサイト「BKVテレビランキング」を開始した。
 「BKVランキング」では、番組総合ランキングのほか、「ドラマ」、「映画」、「アニメ」、「バッラエティ」と4つのカテゴリーで、現在、ネットで話題になっている番組をランキングとして公開している。これは日本国内のおよそ80万の一週間分のブログを分析したもので、1日4回更新する。

 オープン初日の12月17日18時現在では、1位は『銀魂』となっており、2位以下は『ヤッターマン』、『NARUTO』、『機動戦士ガンダムOO』、『YES!プリキュア5』と続いている。納得の順位の人気作品が並んでいるが、視聴率やDVD売上ともまた異なるランキングである。
 さらに来年1月放映開始予定の『ヤッターマン』が入っているのは、インターネットならではと言える。世の中のトレンドを先取りするという点でも興味深いものになっている。

 「BKVランキング」がさらに面白いのは、言及された番組を中心にブログで語られたキーワードの関連性を視覚化していることである。番組名と様々な関連キーワードを線でつなぎ、さらにそのキーワードを別の関連キーワードにつなぎ、話題の広がりを見た目で把握出来るようにしている。これはそれぞれの番組ごとに表示される。
 このサービスは、So-netの開発する「Blog Keyword Visualizer Flash version β」(ブログキーワードビジュアライザー)を利用して可能になっている。終わることなく続く、アニメとそれを取り巻く言葉の渦は、複雑化するネット社会を象徴しているようでもある。

BKVテレビランキング http://bkv.so-net.ne.jp/
アニメ番組ランキングのページ 
http://bkv.so-net.ne.jp/tv/ranking/anime/2day

ソネットエンタテインメント http://www.so-net.ne.jp/

"So-net ブログで話題のTV番組ランキング公開 アニメ部門もあり" »
clear.gif
animeanime 19:00 (0) 0)
2007.12.01
興行成績 ]
clear.gif

 年末になると国内外の各ポータルサイトが必ず行う特集で、かつ注目を集めるのが検索エンジンのキーワードランキングである。今年も既に幾つかの発表が始まっているが、今年はgooによる様々な分野別ランキングが注目である。
 今回は一般的な検索エンジンのキーワードに加えて、分野別、さらに同社のサービスを利用した人気ニュースランキングから、独自調査のランキング結果まで数え切れないほどのランキングを発表している。特にアニメ分野の充実は特筆ものである。

 一般的なキーワードランキングのほかに、テレビアニメランキング、2007年放映のアニメランキング、漫画家ランキングなど様々なものが挙げられている。
 最も注目のキーワードランキングでは、「ガンダム」が1位で長年のブランド力の大きさを見せつけている。さらに2位に「ワンピース」、3位が「ブリーチ」とジャンプ系のアニメも強いようだ。4位は「エヴァンゲリオン」、5位は「ケロロ軍曹」である。
 クリエイターでは、「押井守」(12位)、「宮崎駿」(15位)の名前があがってほか、声優の「櫻井孝宏」(17位)、「関智一」(18位)、「平野綾」(20位)も注目だろう。 

 こうした検索ランキングが面白いのは、順位が必ずしも視聴率や世間での知名度とは一致しないことである。例えばアニメ アクセスランキングでは、3位『YES! プリキュア5』や4位『名探偵コナン』というのは判りやすいが、1位は『結界師』となっている。
 さらに5位『ハヤテのごとく!』、6位『コードギアス 反逆のルルーシュ』、7位の『家庭教師ヒットマンREBORN!』は、一般的に必ずしも知られているわけでないがアニメファンであればかなり納得出来る順位かもしれない。

 さらにアニメ分野以外で興味深いのは、映画評判総合ランキング。このランキングは、gooのユーザーが投稿した映画の採点をもとに評判のよかった映画を順位づけしたものである。総合サイトならでのランキグである。
 アニメーションでは『レミーのおいしいレストラン』が7位になっているほか、アニメ映画の1番は18位の『鉄コン筋クリート』、さらに19位に『秒速5センチメートル』がランキングされている。

gooアニメランキングのトップページ http://ranking.goo.ne.jp/service/026/
  アニメキーワドランキング
  http://ranking.goo.ne.jp/ranking/026/key2007_anime_03/
  gooアニメアクセス数ランキング
  http://ranking.goo.ne.jp/ranking/n07/n2007_anime_01/
映画評判総合ランキング 
http://ranking.goo.ne.jp/ranking/n07/n2007_movie_h01/

"gooが年間ランキング発表 アニメや漫画家など分野別に" »
clear.gif
animeanime 22:30 (0) 0)
2007.10.23
興行成績 ]
clear.gif

transformer.jpeg 米国内興収318億円を稼ぎ出す大ヒットになった『トランスフォーマー』が、また大きな記録を打ち立てた。映像パッケージ販売のパラマウント・ホーム・エンタテイメントの発表によれば、10月16日に米国内で発売された『トランスフォーマー』のDVDは、発売から一週間で830万枚に達した。
 『トランスフォーマー』は発売初日だけで450万枚のDVDを販売しており、ハリウッドビッグムービーの強さをみせつけた。

 さらに今回、『トランスフォーマー』は、先のパラマウントによる次世代ディスクの販売方針の変更によってブルーレイでの発売はなく、HD DVDでのみ発売された。
 こちらは発売初日で販売枚数10万枚、HD DVD史上過去最高である。また発売一週間で19万枚の販売も、過去最速のスピードとなっている。販売規模はDVDと一桁違うが、記録更新としては大きな成果である。
 『トランスフォーマー』は日本製アニメを原作にした初のハリウッド大作映画で、日本国内でも大きな話題となった。日本国内でのDVDとHD DVDの販売は、12月19日を予定している。また映画興行の成功から、既に続編、2作目の製作がとりざたされている。

 ただし、米国の劇場興収で今年最大のヒットになった『スパイダーマン3』、第2位になったアニメーション映画『シュレック3』は、まだDVDの発売を行っていない。それぞれ発売日が10月30日と11月13日になっている。これらの作品のDVD販売動向次第で、『トランスフォーマー』は年間1位の座を短期間で明け渡すこともありそうだ。
 また、ソニーピクチャーズの『スパイダーマン3』の次世代ディスクでの発売はブルーレイのみである。また年間興収2位の『シュレック3』は、HD-DVDのみの販売で、トップ3の作品の次世代ディスクでの発売方法もきれいに分かれている、
 HD DVDで19万枚を販売した『トランスフォーマー』に対して、『スパイダーマン3』がブルーレイディスクで何枚販売するかも注目だ。次世代ディスクの今後の市場動向を占ううえで目が離せない。

トランスフォーマー公式サイト(日本) http://www.paramount.jp/transformers/
パラマウント公式サイト(日本) http://www.paramount.jp/

"「トランスフォーマー」DVD830万枚 HD DVD 19万枚販売 今年最高" »
clear.gif
animeanime 23:00 (0) 0)
2007.10.02
映画 ][ 海外:米国 ][ 興行成績 ]
clear.gif

 今年の5月25日に米国で劇場公開された『パプリカ』が、公開19週目にして興収が87万ドルに達し、円換算(115.5円)で1億円を突破した。これは米国の映画興行情報サイトBOX OFFICE MOJOの数字にもとづくものである。日本アニメの劇場作品で劇場興収1億円突破は2005年の『ハウルの動く城』以来2年ぶり、トータルで12作目である。
 また成人向けを示すR指定のついた劇場アニメが、米国の劇場興収で1億円を超えたのは、2003年に公開された『カウボーイビバップ 天国の扉』とこの『パプリカ』の2作品だけしかない。
 
 5月の劇場公開当初はニューヨークとロサンゼルスの2館上映だけだった『パプリカ』は、その後公開劇場をしだいに拡大していった。
 最大で37スクリーン同時上映となったが、トータルの公開劇場数はこれを大きく上回る。『パプリカ』は大人向きの劇場アニメが受け入れられないとされる米国で、着実な実績を築き大きな成果を残した。

 こうした成功は作品の持つ力は勿論、巧みなマーケティング戦略も見逃せない。映画の配給を担当したのは、ソニー・ピクチャーズグループの中で名作映画などを専門に扱うソニー・ピクチャーズ・クラシックスである。
 『パプリカ』を名作映画として限定公開するのは当初からの方針であるが、都市部の単館ロードショーから、メディアや口コミを武器に細く長く上映することに成功している。
 その市場規模の小ささから全国ロードショーになり難く、しかし、単発的な限定公開だと潜在的な消費者にアプローチ出来ない日本の劇場アニメの欠点をうまくカバーした方法である。今後は、日本の劇場アニメ公開方法の成功例として広がって行くかもしれない。

 しかし、第19週目を迎えた『パプリカ』の公開規模は前週の10スクリーンから、5スクリーン減らし5スクリーンとなった。
 週末興行成績も2236ドルと前週の96位から104位に後退した。さすがにロングランも5ヶ月目に入り、いよいよ公開も終盤となってきた。

パプリカ公式サイト(日本) http://www.sonypictures.jp/homevideo/paprika/

"「パプリカ」 ロングラン公開5ヶ月目 米国興収1億円突破" »
clear.gif
animeanime 21:30 (0) 0)
2007.09.25
映画 ][ 海外:米国 ][ 興行成績 ]
clear.gif

 日本の人気ゲームソフト『バイオハザード』シリーズを原作とする映画第3弾『バイオハザードⅢ』が、9月21日(金)に米国で劇場公開され好調なスタートを切った。
 映画は9月21日から23日までの週末3日間の興行で、2367万8580万ドルを稼ぎ出した。これは第1作の『バイオハザード』(2002年3月15日公開)のオープニング興行1770万106ドルや、第2作の『バイオハザードII アポカリプス』(2004年9月10日公開)の2303万6273ドルを上回り、シリーズ過去最高となった。

 とりわけ今回はスクリーン数が2828と前作の3284よりも少なかった。同シリーズの変わらぬ高い人気を示す力強い結果と言える。また客足が順調に推移すれば、前作『バイオハザードII アポカリプス』が持つ日本のコンピューターゲーム原作の実写映画で過去最高の最終興収も期待出来そうだ。
 『バイオハザードⅢ』は、国内では11月3日よりスカラ座などで全国ロードショーされる。

       baio3.jpg
  (C) 2007 Sony Pictures Entertainment (J) Inc. All Rights Reserved.

 近年、ハリウッドでは日本のアニメやマンガを原作とするビッグムービーの企画が相次いでいる。しかし実は、日本コンテンツ発のハリウッド大作は、日本のコンピューターゲームの方が先輩である。
 古くは1993年の『スーパーマリオブラザーズ』などもあるが、『バイオハザード』シリーズのほか、『サイレントヒル』や『ストリートファイター』などのヒット作がある。米国で最も成功した劇場アニメの『ポケットモンスター』も、もとを辿れば携帯ゲームソフトから始まっている。

 日本のコンピューターゲームの物語や構成力、それにブランドやその人気は、ゲームソフトの販売数以上に評価が高いといえる。
 『バイオハザードⅢ』のヒットにより、アニメやマンガと並んで、日本のゲームソフトは、ハリウッドのビッグムービーの原作として、今後も注目を浴びそうだ。

バイオハザードⅢ
公式サイト  http://www.sonypictures.jp/movies/residentevilextinction/ 
11月3日(祝)よりスカラ座ほか全国ロードショー

"『バイオハザードⅢ』米国週末興行首位スタート シリーズ過去最高に" »
clear.gif
animeanime 22:00 (0) 0)
2007.08.03
映画 ][ 海外:米国 ][ 興行成績 ]
clear.gif

 米国のポップカルチャーの情報サイトICv2は、米国の大手アニメ流通・配給会社のADVが『秒速5センチメートル』と『APPLE SEED Ex Machina』を今年11月に日数限定の集中上映を行うと伝えている。上映は平日夜の2日間、全米75都市250館を利用して行われる。
 この上映方法は、昨年から米国のアニメ上映の方法として注目され、現在増えつつある。9月には別の配給会社により『鋼の錬金術師 シャンバラを往く者』や『ルパン3世 カリオストロの城』、『鴉 -KARAS-』なども、同じく250館規模での集中上映が企画されている。

 『秒速5センチメートル』、『Ex Machina』は両作品とも、米国でのライセンスをADVが獲得している。『Ex Machina』は、米国でも人気の高いフル3DCGアニメーション『APPLE SEED』の続編である。 
 『APPLE SEED』は、2005年1月に全国31館の劇場で限定公開されている。しかし、劇場公開後に発売されたDVDの販売は好調だったが、劇場興行自体は12万9000ドルと振るわなかった。

 もうひとつの作品『秒速5センチメートル』はインディーズ出身のアニメ監督新海誠さんの最新作である。新海誠監督は、日本と同様アメリカでも熱狂的なファンを持っている。これまで新海監督の米国での本格的な劇場公開はされていない。
 今回のあたらしい劇場公開方法がどの程度、これらの作品のファンにアピールするかは未知数である。

 一方、今年になって数少ない日本アニメのロードショー公開作品である『パプリカ』は、公開から既に10週間目に入っている。小規模ながら全米の中都市から大都市を中心に30館程度の公開規模を続けることで着実に実績を築いている。
 日本アニメの劇場興収では、子ども向けでない作品として『イノセンス』、『カウボーイビバップ 天国の扉』の次ぐ位置になった。波状的に劇場公開をすることで、各上映地域の地元メディアが段階的にレビューを行い、作品への関心も続くプラスの循環を作り出している。

 現在日本のアニメは米国でも人気があるが、ハリウッド映画並みの観客動員はほとんど望めない。一方で、カリフォルニア州やニューヨーク州などの数都市のみの限定公開は、アニメファンが全米各地に広がっている状況では必ずしもファンのニーズを満たしていない。
 これまでの劇場公開方法は、いずれも一般的な日本のアニメ映画には適していないだろう。

 今回の『秒速5センチメートル』や『Ex Machina』に代表される日数を絞ったうえで、より数の多い都市での上映は新しい劇場公開方法といえる。
 また、『パプリカ』のようなイレギュラーなかたちのロングラン上映も、アニメファンからもう少し広い層にアピールしたい作品の公開方法として今後の可能性を示している。

ICv2 http://www.icv2.com/
ADV Producing Dubbed 'Appleseed Ex Machina'

当サイトの関連記事
「秒速5センチメートル」早くも米国進出決定
全米250館で 「カリオスロの城」「ハガレン」「鴉」を集中上映
劇場版「NARUTO」米国160館で上映イベント

秒速5センチメートル公式サイト http://5cm.yahoo.co.jp/
APPLE SEEDエクスマキナ公式サイト http://appleseed.sega.jp/movie/

ADヴィジョン http://www.advfilms.com/

"「秒速5センチメートル」「エクスマキナ」 全米250館で上映(8/3)" »
clear.gif
animeanime 15:00 (0) 0)
2007.07.04
海外:米国 ][ 興行成績 ]
clear.gif

 5月27日から北米での劇場公開した今敏監督のアニメ映画『パプリカ』の好調が続いている。6月最終週の興行で公開から6週間目を迎えた『パプリカ』は、先週から公開劇場数を6つ減らし31館での興行となった。
 しかし、米国の映画興行情報サイトのBOX OFFICE MOJOによれば、週末の興収ランキングで依然35位につけている。この結果『パプリカ』の累積興収は、約57万5000ドル(約7000万円)まで達した。

 この結果、『パプリカ』の興収記録は、同じ今敏監督の『東京ゴットファザーズ』の4倍以上、『パーフェクトブルー』の5倍以上である。この数字は作品が2006年のベネチア国際映画祭のコンペティション公式出品であったことに加えて、今監督への世界的な評価の高まりも反映していると思われる。
 またこれまでの累計興収で、『AKIRA』や『攻殻機動隊』、『スチームボーイ』といった日本の大作劇場アニメの興収記録を上回る歴代14位に浮上した。これより上位には『ポケットモンスター』などの児童・学童向けのアニメとジブリ作品と『イノセンス』、『カウボーイビバップ 天国の扉』、『メトロポリス』の3作品のみとなっている。

 今週以降は公開から既に1ヶ月半以上経っていることもあり今後は興収の大きな伸びはないが、着実に数字を積み重ねそうである。
 興収5000万円突破は2005年の『ハウルの動く城』以来のものとなり、『パプリカ』は、日本のアニメが最も苦手とする北米の劇場公開の市場で価値ある実績を残したと言えるだろう。

『パプリカ』公式サイト http://www.sonypictures.jp/movies/paprika/site/home.html

(参考)
日本アニメの北米歴代興収トップ20
1. ポケモン ザ・ファースト・ムービー
2. ポケモン ザ・ムービー・2000
3. 遊戯王 ザ・ムービー
4. ポケモン3 ザ・ムービー
5. 千と千尋の神隠し
6. デジモン ザ・ムービー
7. ハウルの動く城
8. もののけ姫
9. ポケモン 4エバー
10. イノセンス
11. カウボーイビバップ 天国の扉
12. ポケモン ヒーローズ
13. メトロポリス
14. パプリカ
15. アキラ
16. 攻殻機動隊
17. スチームボーイ
18. ヴァンパイヤハンターD
19. 劇場版X
20. 東京ゴットファザーズ
* 『パーフェクトブルー』は22位、『千年女優』は27位

"「パプリカ」米国興収 歴代で「AKIRA」「攻殻」を上回る(7/4)" »
clear.gif
animeanime 18:00 (0) 0)
2007.05.21
海外:米国 ][ 興行成績 ]
clear.gif

 5月18日に全米公開した3DCGアニメーション『シュレック3』のオープニング週末興行がアニメーション映画として歴代1位の大ヒットスタートになった。
 これは映画を公開した5月18日金曜日に土曜日、日曜日を加えた週末3日間の興行収入である。3日間の興収は1億2200万ドル(約146億円)という桁違いの数字である。

 この興収は全米興収歴代3位となった前作『シュレック2』のオープニング週末興行1億800万ドルを越えてアニメーション作品歴代第1位となっただけでなく、『ハリーポッター』の各シリーズや『スターウォーズ:エピソード3』を超え劇場映画全体でも歴代第3位につけている。
 『シュレック3』より上位にあるのは、昨年日本でも大ヒットして大きな話題を呼んだ『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』と今月過去最高の記録を打ち立たばかりの『スパイダーマン3』のみである。

        シュレック.jpg
        DreamWorks Animation LLC
        Shrek the Third TM &(c)2007 DreamWorks Animation LLC.
        All Rights Reserved.

 また、この週の週末興行では『スパイダーマン3』を超えて週末興行1位に躍り出ている。『スパイダーマン3』に続いてのメガトン級のヒット作品の登場で、夏の劇場映画シーズンの始まったハリウッド映画界にとっては、明るいニュースとなる。
 『シュレック3』はドリームワークスアニメーションが制作する人気シリーズで、誰でも知っている御伽話を中心に風刺が効いたストーリーが世代を超えて支持されている。大人でも楽しめるのが大ヒットの秘密とされている。
 日本では6月30日に公開予定であるが、配給元の角川エンタテインメントでは、前作を上回る興行収入50億円を見込んでいるという。

 米国の劇場アニメーションは、昨年より大作3DCGアニメーションの公開が相次いだ。しかし、公開本数の増加により作品ごとの観客動員数は鈍っており、観客の3Dアニメーションに対する慣れや飽きを指摘する声も出ていた。
 しかし今回の『シュレック3』の大ヒットは、制作会社のブランドと作品のブランドが大きな力を発揮したもので、そうした懸念を一気に吹き飛ばした。

当サイトの関連記事
「シュレック3」 オープニング興収歴代7位で登場

「シュレック3」 公式サイト  http://www.shrek3.jp/site/index.html

全米歴代週末興収(オープニング3日間)
1位 「スパイダーマン3」(2007年) 1億5110万ドル
2位 「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」  1億3560万ドル
3位 「シュレック3」(2007年) 1億2200万ドル
4位 「スパイダーマン」(2002年) 1億1480万ドル
5位 「スターウォーズ:エピソード3」(2005年) 1億840万ドル
6位 「シュレック2」(2004年) 1億800万ドル
 ・
22位 「Mr.インクレディブル」(2004年) 7040万ドル
23位 「ファインディング・ニモ」(2003年) 7020万ドル

"「シュレック3」オープニング週末興行 アニメ歴代1位に(5/21)" »
clear.gif
animeanime 23:00 (0) 0)
2007.05.20
海外:米国 ][ 興行成績 ]
clear.gif

 5月18日に全米4122館の劇場を利用して公開された3DCGアニメーション『シュレック3』は、オープニングデイの興収で歴代第7位となる3810万ドルという好調なスタートを切った。わずか1日で45億円を超える興収を得た。
これはアニメーション映画としては史上最高となるが、土曜日、日曜日の興行収入を合わせて週末興行でアニメーション映画第1位の記録を持つ前作『シュレック2』を超えるかどうかに関心が集まっている。
 しかしこの記録は、先々週に劇場公開されオープニング興収歴代1位に輝いた『スパイダーマン3』の5984万ドル(約72億円)には及ばなかった。このため『シュレック3』は歴代7位にとどまっただけでなく、2007年の1位も獲得することが出来なかった。

 シュレックのシリーズ前作の『シュレック』は最終的な興行が2億6700万ドル、『シュレック2』は4億4100万ドルとなっている。また、『シュレック2』は米国の興行第3位の記録を持つ。
 ドリームワークスアニメーションは、昨年の『森のリトル・ギャング』『マウス・タウン ロディとリタの大冒険』が期待していた成績に及ばなかっただけに人気シリーズの『シュレック3』に対する期待が大きい。さらに、既にシリーズ第4作目の『シュレック4』も制作予定にあがっているだけに、どのくらいの成功になるか関係者ならずとも気になるところである。『シュレック3』は日本では6月30日公開予定である。

シュレック3公式サイト(日本) http://www.shrek3.jp/site/index.html

"「シュレック3」 オープニング興収歴代7位で登場(5/20)" »
clear.gif
animeanime 23:00 (0) 0)
2007.05.13
興行成績 ]
clear.gif

 毎週日曜日の朝9時から放映されている『ゲゲゲの鬼太郎』の視聴率が好調に推移している。番組は4月1日の初回放映時に、ビデオリサーチの調べで視聴率8.9%(関東地区)とかなり高い数字でスタートしている。
 その後も高視聴率を維持し続けて、ゴールデンウィーク期間中の5月6日には遂に11.3%と2桁にのせている。日曜日朝のアニメ番組としては異例の高視聴率を達成している。

 かつての旧シリーズの『ゲゲゲの鬼太郎』には平均20%以上という番組もあるが、テレビ視聴率全体が長期低落傾向にあるなかでは、日曜朝の時間帯としては大健闘である。
 特に『ゲゲゲの鬼太郎』の前に同枠で放映されていた『デジモンセイバーズ』の視聴率が、5%台を中心に動いていたことを考えればなおさらである。

 こうした『鬼太郎』人気は今回で5度目のアニメ化となるように、世代を超えた作品への高い支持にある。子供向けのアニメの人気には親の共感が重要とされるから、親も知っている番組というのは重要なポイントになる。
 それに加えて、4月28日から公開された実写劇場映画『ゲゲゲの鬼太郎』との宣伝における相乗効果もあったと考えられる。実際にこの劇場版も興行成績は極めて好調、興収30億円を越す動きとされている。

 しかし、ここ最近のアニメの視聴率を見ていると、日曜日朝の視聴率の好調は『ゲゲゲの鬼太郎』に限ったものでないようだ。
 同じ日曜日の8時半から放映されている『YES!プリキュア5』も、1月の放映開始以来7%台から8%台の高い視聴率を維持している。こちらも前の番組『ふたりはプリキュア Splash Star』の視聴率が、4%から6%のゾーンで推移していたので大きく伸びている。
 さらに夕方のゴールデンタイムから日曜朝への放映枠移動が話題となった『ONE PIECE』は、5月6日、4月29日にそれぞれ10.5%の視聴率とこちらも2桁を維持している。『ONE PIECE』は、1月以降次第に視聴率を伸ばし始め、現在では夕方の時間帯と遜色ない水準になっている。

 こうした日曜日朝のアニメ番組の好調がそれぞれの作品の個別人気なのか、季節的な要因も影響しているのかは判断しがたいところである。
 ひと昔前には、子供向けのアニメといえば夕方18時から20時が理想的とされてきた。しかし、休日の朝の時間帯は子供向けのアニメの視聴率が伸びやすいという点で、夕方の時間帯と並んで益々重要になって来ているのは間違いなさそうだ。

ゲゲゲ鬼太郎公式サイト(アニメ) http://www.toei-anim.co.jp/tv/kitaro/
ゲゲゲの鬼太郎公式サイト(映画) http://www.gegege.jp/

YES!プリキュア5公式サイト http://www.toei-anim.co.jp/tv/yes_precure5/
ONE PIECE公式サイト http://www.toei-anim.co.jp/tv/onep/

"日曜朝のアニメ視聴率が好調「ゲゲゲの鬼太郎」など(5/13)" »
clear.gif
animeanime 21:00 (0) 0)
2007.05.07
興行成績 ]
clear.gif

 アニメパッケージ販売大手のバンダイビジュアルは、株主総会の開催に向けて、自社サイトのIRページのFQA(よくある質問)コーナーをアップデイトした。
 このFQAの質問のなかで同社は、ネット戦略や海外戦略について株主の質問にわかりやすく答えている。そのいくつかある質問のうち、主要作品の累計販売数について興味ある数字が述べられている。

 これはガンダムなど主要作品の累計販売本数についての質問「『ガンダム』など主要作品はこれまでにどれくらい売れたのでしょうか。」に答えたものである。
 バンダイビジュアルによれば、1987年12月から2006年2月まで同社が国内で販売した「ガンダム」シリーズのビデオグラム(ビデオ、LD、DVDなど)の累計販売本数は1190万本にも及ぶという。
 この数字は2006年2月までのもので、2006年から2007年までの数字は計算されていない。2007年2月期には『機動戦士ガンダム DVD-BOX 1』の初動だけで12万セットが出荷されたとされている。そのほかの作品も含めて2007年2月までに『ガンダム』シリーズのビデオグラムの累計販売本数が現在1200万枚を大きく超えているのは間違いとみられる。

 さらにバンダイビジュアルは、このほかの主要タイトルとして『ウルトラマン』シリーズ、『機動警察パトレイバー』シリーズ、『カウボーイビバップ』シリーズ、『攻殻機動隊』シリーズの累計販売本数に言及している。
 ここに挙げられたなかで『ガンダム』に次いだのは、『ウルトラマン』シリーズの累計578万本、また『機動警察パトレイバー』シリーズ、『攻殻機動隊』シリーズは各170万本である。
 さらにテレビシリーズ26話と劇場映画が1本だけの『カウボーイビバップ』シリーズが95万本とされている。少ない作品数で多くの販売を達成した点で、『カウボーイビバップ』が採算性の高い作品であったことが理解出来る。

 またFQAではないが、2007年2月期の決算では、『コードギアス 反逆のルルーシュ』のDVD1巻から3巻までは22万枚を販売したと報告している。
 『コードギアス反逆のルルーシュ』は現在残りのDVDシリーズの発売が進んでおり、第2シーズン製作も決定している。今後は、こうした新しい作品が主要作品の一角に喰いこんで込んでくるのかが注目される。

バンダイビジュアル http://www.bandaivisual.co.jp/
 
機動戦士ガンダム公式サイト http://www.gundam.jp/

"バンダイV ガンダム累計販売1190万本 ウルトラマン578万本(5/7)" »
clear.gif
animeanime 22:00 (0) 0)
2007.04.22
興行成績 ]
clear.gif

 その発売が大きな注目となっていた劇場アニメ『時をかける少女』が、オリコンのアニメDVDデイリーランキングで1位になる好スタートを切った。DVDの発売は4月20日とされていたが、19日付のデイリーランキングでプレミアムエディション(限定版)が1位、通常版が2位とアニメランキングの1位、2位を独占した。
 20日付、21日付のランキングでも、通常版が1位、限定版が2位と、順位こそ入替わったが上位をキープしている。この勢いで行くと週間ランキングでも上位を独占する可能性も高い。

 しかし、DVDの総合ランキングでは、19日は国内外で評価の高かったクリント・イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』(特別版1位、通常版3位)に阻まれて、惜しくも特別版2位、通常版4位となっている。
 それでも限定版が3980円(定価税込、以下同じ)、通常版が2980円である『硫黄島からの手紙』に対して、『時をかける少女』は限定版が10500円、通常でも4935円と高品質、高価格路線である。売上高ベースで見た場合は、『時をかける少女』が上回っている可能性も高い。
 当初の予約段階からDVDの好調は伝えられているが、その売上高は3億円程度とされる劇場興収を上回る可能性はかなり高いだろう。映画配給と同様にDVDの発売を行なった角川グループにとっては、予想以上の利益をもたらす孝行娘となりそうだ。 

 DVDの発売が盛り上がったのは、話題作にも関わらず発売が映画公開から実に10ヶ月後となったためである。近年の劇場アニメのDVDは、映画公開の興奮が冷めないうちに公開終了後出来るだけ早く発売するのが主流となっている。
 しかし、今回のDVDが当初の予想より大きく遅れたのは、作品が異例のロングランとなり、上映が終わらなかったことも理由のひとつのようである。

時をかける少女公式サイト 
時をかける少女公式ブログ
*DVDの限定特典や都内各ショップのDVD展開情報など内容が盛りだくさん。

"「時をかける少女DVD」 オリコンランキング1位スタート(4/22)" »
clear.gif
animeanime 21:00 (0) 0)
2007.04.20
コミック ][ 海外:米国 ][ 興行成績 ]
clear.gif

 ここ1、2年、日本マンガの米国での躍進が話題になることが増えている。それを代表するようなことが今週の「USAトゥディ」の週間書籍ベストセラートップ150で起きている。
 この「USAトゥディ」の週間書籍ベストセラートップ150で、高屋奈月さんの人気マンガ『フルーツバスケット 16巻』が4月第2週のランキングで第15位となり、日本マンガ初のベスト20入りとなったからである。

 「USAトゥディ」の発表するベストセラートップ150は、総合書籍ベストセラーである。日本の一般的な書籍ベストセラーは単行本、新書、文庫本、コミックと分野別に出されるが、そうしたものを全て含んだ総合ランキングとなっている。
 ベスト150に日本の作家による本がランキングされることはさほど多くないが、マンガだけは別でこれまでにも『NARUTO』(岸本斉史)や『DEATH NOTE』(漫画・小畑健 原作・大場つぐみ)、『BLEACH』(久保帯人)などがランキング入りしている。

 これまでの最高は『NARUTO 11巻』の21位、『フルーツバスケット』の14巻も最高24位にまでなった。このため日本のマンガのベスト20位入りは時間の問題と見られていたが、2007年4月第2週目で『フルーツバスケット 16巻』がこの快挙を成し遂げた。
 『フルーツバスケット』はアニメ化されたこともあるが、米国では本格的なテレビ放映がされたことがない。これは近年テレビアニメの放送とマンガの売れ行きが連動する傾向が益々強まっている米国のマンガ出版では稀有な例となっている。
 それだけにほかのマンガにはない米国人の琴線にふれる何かのある作品といえるだろう。

 『フルーツバスケット』は、日本ではこの春に最終巻23巻が発売され、好評のうちに終了した。しかし、現在米国では最新刊がこの16巻である。
 マンガを発売するTokyopopは、米国版を当初2ヶ月に1冊のペースで発売してきたが、2005年の末からは発売ペースを4ヶ月に1冊のペースに落としている。これは発売スピードを落とすことで、出来るだけ息長く作品を売って行く戦略と考えられる。
 このままのペースで進むと米国で『フルーツバスケット』が完結するのは2009年頃と見られる。『フルーツバスケット』完結のニュースは米国ファンにも既に伝わっているため、残り7巻、およそ2年間をかけて、ファンの熱狂は益々高まって行くだろう。
 
USAトゥディ  This week's top 150 best sellers

当サイトの関連記事
フルーツバスケット14巻 全米ベストセラー24位
NARUTO最高記録更新 全米ベストセラー21位に
米国総合ブックチャートでナルト最新刊29位

関連情報  英語で!アニメ・マンガさん
USA Today発表4月第2週目・一般書籍売上トップ150リスト:『フルーツバスケット』、『ナルト』の持つ日本マンガの順位記録更新!

"「フルーツバスケット」 日本マンガ初 米国週間ベストセラー15位(4/20)" »
clear.gif
animeanime 20:00 (0) 0)
2007.03.01
海外:米国 ][ 興行成績 ]
clear.gif

 米国のアマゾン・ドットコムが発表する同社の2006年のDVDベストセラートップ100に日本のアニメ2作品『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』と『ハウルの動く城』がランキング入りをしている。
 ランキングは2006年のアマゾン・ドットコム全てのDVDの売上げランキングに基づくものので、1位が『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズチェスト』、2位が『カーズ』になっている。
 このうちファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』は40位に、『ハウルの動く城』は71位にランキングされている。

 ランキングをアニメーション作品だけに絞ると『FF7AC』は、『カーズ』、『リトルマーメンド』、『森のリトルギャング』、『アイスエイジ2』、『わんわん物語』に次ぐ6番目となる。
 ハリウッドの超大作アニメーションには及ばなかったが、2005年のアカデミー賞長編アニメーション部門受賞作の『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』や『コープスブライド』、『おさるのジョージ』、『チキンリトル』など公開規模3000館級の大作アニメーションを軒並み上回っている。
 さらに40位近辺には、35位の『ナルニア国物語』や44位の『キングコング』などが存在しており、映画公開なしでこうした作品と肩を並べていることになる。 

 この2作品以外の日本アニメでベストセラー入りしている作品はない。しかし、同時に発表されているアマゾンのエディター登録者による批評家ベスト100には、29位にランキングされた『ハウルの動く城』に加えて、85位に『鋼の錬金術師 シャンバラを往く者』が選出されている。
 ベストセラーにランキングされていた『FF7AC』は、こちらではランキングされていない。こうしてみると『FF7AC』は同じ人気でもより大衆的な人気を獲得しており、『ハウル』と『鋼の錬金術師』はよりマニアックな人気と言えそうだ。

アマゾン・ドットコム 

"FF7ACとハウル 06年米国アマゾンのDVDベスト100に(3/1)" »
clear.gif
animeanime 21:00 (0) 0)
2006.12.27
インターネット ][ 興行成績 ]
clear.gif

 子供のための検索エンジン最大手の「キッズgoo」を運営するNTTレゾナントは、2006年(1月1日から11月30日)に同検索エンジンで、検索数の多かったワードランキングを発表した。
 「キッズgoo」の年間ランキングは毎年公開されているが、インターネットを利用する子供たちの関心を集めている事象を知るものとして毎年注目を集めている。
 
 2006年のこのランキングで1位になったのは昨年に引き続き「ゲーム」であった。これは6年連続の1位で、子供たちの間でゲームに対する関心が依然強いことを示していそうだ。
 ゲーム関連では「たまごっち」が15位になったほか、ニンテンドーDSのソフト「おいでよどうぶつの森」が101位となり、ゲームソフトのなかでは圧倒的な人気を誇っているとしている。さらに「デュエルマスターズ」や「モンスターハンターポータブル」に人気が集まっている。

 「アニメ」は総合8位だった。昨年の7位から1ランクダウンであるが、こちらも子供たちに根強い人気がある。アニメの個別1位はポケモンで、総合では30位でアニメ作品として唯一トップ50入りとなっている。
 NTTレゾナントでは、「ポケットモンスター ダイヤモンド&パール」の発売で再び人気が上昇したではないかと見ている。さらに注目の作品として「デスノート」(230位)を挙げており、「デスノート」はハイティーン 以上だけでなく子供たちにも高い人気があるようだ。
また、アニメ関連の人気ワードに初登場した「きらりんレボリューション」と「アニマル横丁」にも触れている。

 これ以外では総合ランキングで、少女マンガ誌「りぼん」が2位、「ちゃお」が19位になっているのが注目である。
 トップ50に少年マンガ誌がランキングされていないことを考えると、女児の趣味のなかに占めるマンガ雑誌の存在は、これまで思われている以上に大きいかも知れない。

キッズgoo 
NTTレゾナント 
goo 

キッズgoo 2006年検索ランキング
1位(1) ゲーム
2位(2) りぼん
3位(469) 学校
4位(3) リサイクル
5位(1914) カレンダー
6位(4) 地震
7位(11) 地球温暖化
8位(7) アニメ
9位(8) 火山
10位(6) 台風
11位アメリカ/12位点字/13位米/14位沖縄/15位たまごっち/16位環境/17位昔の道具/18位北海道/19位ちゃお/20位自由研究 
( )内は前年の順位。

"キッズgoo年間ランキング ポケモン、デスノート、りぼん(12/27)" »
clear.gif
animeanime 14:00 (0) 0)
2006.12.20
興行成績 ]
clear.gif

 大手出版販売トーハンが発表した2006年年間ベストセラー・新書-ノベルズ部門で、人気マンガ『銀魂』のノベライズ版『銀魂 3年Z組銀八先生』(空知英秋/大崎知仁ノベライズ 集英社)が1位になった。
 『銀魂』は本年4月からアニメも放映されている。『銀魂 3年Z組銀八先生』は銀魂のキャラクターが活躍する学園コメディー小説で、マンガやアニメとは異なる世界が展開する。
 
 2位には人気ベストセラー作家京極夏彦氏の『邪魅の雫』が入っている。そのほかベスト10には、西村京太郎氏、内田康夫氏、田中芳樹氏などの有名作家が並んでいる。
 人気作家を越えての1位獲得は、原作マンガ『銀魂』の高い人気の結果といえるだろう。

 また3位には、同じ少年ジャンプ連載の人気マンガ『D.Gray』のノベライズ本『D.Gray-man reverse (2)』(星野桂/城崎火也 集英社)もランクインしている。
 さらに単行本・文芸部門では、少年ジャンプの『DEATH NOTE』の小説版外伝『DEATH NOTE ANOTHER NOTE ロサンゼルスBB連続殺人事件』(西尾維新/大場つぐみ原作/小畑健原作 集英社)が第8位に入っている。
 こうした結果はマンガやアニメのノベライズ市場の大きさと、そのなかでの少年ジャンプの存在感を感じさせる。DVDやCD、キャラクター商品を中心とするアニメやマンガのメディアミックスに、今後は小説の占める存在も大きくなりそうだ。

 トーハンの年間ベストセラーは、2005年12月から2006年11月までの取扱いを集計したものである。集計ジャンルは総合、単行本(文芸/ノンフィクション/ビジネス/ゲーム関連書籍)、新書(ノベルズ/ノンフクション)、全集の4部門となっている。

 ゲーム関連書籍部門では『おいでよ どうぶつの森 かんぺきガイドブック』(ファミ通書籍編集部 エンターブレイン)が1位になった、2位、6位も『おいでよ どうぶつの森』の関連本である。
 『おいでよ どうぶつの森』は、ニンテンドーDS向けのゲームソフトで、先週末に劇場アニメも公開されている。こちらもメディアミックスの展開がm大きな人気を呼んでいることがわかる。

 さらに、3位、5位、7位、10位はいずれもニンテンドーDS向けの『ポケットモンスター』シリーズの関連本である。DSの関連本は、8位の『Newスーパーマリオブラザーズ』(Nintendo DREAM編集部編 毎日コミュニケーションズ)も含めて、ベスト10のうち8タイトルを占めている。
 06年に日本のゲーム業界を席巻したDSブームが、関連書籍の市場にも及んでいたことがもわかる。

2006年 年間ベストセラーズ(新書-ノベルズ部門)
トーハン調べ」
1. 銀魂 3年Z組銀八先生           空知英秋/大崎知仁ノベライズ 集英社
2. 邪魅の雫                     京極夏彦              講談社
3. D.Gray-man reverse (2)        星野 桂 城崎火也       集英社
4. 霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 田中芳樹              講談社
5. 陽気なギャングの日常と襲撃        伊坂幸太郎            祥伝社
6. 包帯クラブ                    天童荒太            筑摩書房
7. 化生の海                    内田康夫              講談社
8. 外房線 60秒の罠              西村京太郎        実業之日本社
9. 三河恋唄                    西村京太郎            双葉社
10. 湖西線12×4の謎              西村京太郎           角川書店

2006年 年間ベストセラーズ(ゲーム関連書籍部門)

トーハン調べ」
1. おいでよ どうぶつの森     ファミ通書籍編集部       エンターブレイン
  かんぺきガイドブック 
2. おいでよ どうぶつの森  Nintendo DREAM編集部編 毎日コミュニケーションズ
3. ポケットモンスターDP   Nintendo DREAM編集部編 毎日コミュニケーションズ
  シナリオクリアBOOK 
4. FF12 ファーストフライトガイド  Vジャンプ編集部編      集英社
5. ポケットモンスター DP     元宮秀介&ワンナップ編著  メディアファクトリー
  公式ぼうけんクリアガイド 

トーハン 

"トーハン年間ベストセラー1位に 小説版『銀魂』(12/20)" »
clear.gif
animeanime 16:00 (0) 0)
2006.12.18
興行成績 ]
clear.gif

 大手インターネットショッピングサイトのアマゾン・ドット・コム・ジャパンは、2006年1月1日から11月31日までの売上げを基にした「Best of 2006」をジャンル別に発表している。

 このうちDVDアニメ部門では、ピクサーの『カーズ』が1位になったほか、2位は『涼宮ハルヒの憂鬱2限定版』、3位は『機動戦士ZガンダムⅢ 星の鼓動は愛』となった。
 1位こそ米国の大作アニメーションになったが、2位、3位、それに4位の『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』まで上位には日本の人気アニメが続いている。
 さらに7位の『機動戦士ZガンダムⅡ 恋人たち』、8位『Fate/stay night 8 (初回限定版)』、9位『鋼の錬金術師 PREMIUM COLLECTION』、10位『GUNDAM EVOLVE../ (ガンダムイボルブ ダブルドットスラッシュ) Ω(オメガ)』とベスト10のうち7作品が日本のしかもマニア向けの作品となっている。

 国内の全体のDVD売上げランキングはまだ発表されていないが、通常は低価格の海外アニメーションがベスト10に並ぶ一般のランキングに較べて高価格の商品が上位に多いのが特徴といえる。
 また、日本のアニメは、海外のアニメーションと較べて小売価格が高いことから、売上高に占める日本のアニメ作品の比率は、見た目よりもさらに大きくなるだろう。

 さらにマニアの勢いを感じさせるのはアニメ・ゲームミュージックのカテゴリーで、1位『涼宮ハルヒの憂鬱ED主題歌 ハレ晴レユカイ』、2位『涼宮ハルヒの詰合』を筆頭にベスト10にハルヒ関連だけで6作品がランキングしていることである。
 3位はゲーム音楽トップの『「ペルソナ3」オリジナル・サウンドトラック』、4位は『交響詩篇エウレカセブン COMPLETE BEST』である。 
 
 またコミック部門の1位はドラマ化で大きな話題を呼んだ『のだめカンタビーレ』14巻、2位は『マンガ嫌韓流2』、3位はこちらも話題作の『Death note』10巻である。
 さらに4位に『新世紀エヴァンゲリオン』10巻、5位『ファイブスター物語』12巻が続くところは、ネットショップであるアマゾンの特徴かもしれない。
 
アマゾン・ドット・コム 
 Best of 2006 アニメDVDトップ10コミックトップ10アニメCDトップ10

"2006年アマゾン アニメDVD販売1位カーズ、 2位ハルヒ(12/18)" »
clear.gif
animeanime 22:00 (0) 1)
2006.12.08
コミック ][ 海外:米国 ][ 興行成績 ]
clear.gif

 英語版マンガの大手出版社TOKYOPOPは、同社の発売する英語版『フルーツバスケット』(高屋奈月作)の売上げ部数が発売15巻で累計200万部を超えたと発表した。
 『フルーツバスケット』は英語圏で最も人気のある日本のマンガのひとつとして知られている。米国の代表的な書籍ベストセラー「USAトウデイ トップ150」の総合チャートでも度々ランキング上位に顔を出している。

 TOKYOPOPにとっては同社を代表するタイトルであると同時に、同社に多くの利益をもたらした作品とも言える。マンガの小売価格が高い米国では、同作品は定価9.99ドルで販売されている。値引き販売があるとしても、小売段階での売上高はおよそ20億円となるからだ。
 北米のマンガ市場全体が、昨年ようやっと200億円を超えたことを考えれば、その数字の大きさが理解できるだろう。

 しかし、『フルーツバスケット』が英語版マンガの№1かというと必ずしもそうではない。VIZメディアは2006年初めの段階で、既に『犬夜叉』(高橋留美子作)の累計売上数が230万部と発表している。
 また、同時期に売上数110万部とされた『NARUTO』(岸本斉史作)の売上げは破竹の勢いで伸びているからだ。

 それでも『フルーツバスケット』はアニメ版があるものの、これまでテレビ放送などで本格的な展開はされていない。テレビ放映と連動したマンガの売上げが伸びることが多くなっている米国市場で、マンガ単独の力で有力ベストセラーとなった驚異的な作品である。
 米国では15巻まで刊行されている『フルーツバスケット』の発刊の日本との時差は6巻分。日本では連載終了が間近とされるが、今後も物語終盤に向かってまだまだ売上げを伸ばしそうだ。

 一方で、『NARUTO』『犬夜叉』『鋼の錬金術師』(荒川宏作)などのほかの人気作品は、連載終了の気配をみせていない。『フルーツバスケット』が、英語版マンガ歴代1位の販売記録を獲得するかは、微妙なところである。

当サイトの関連記事
海外「ANIME」「MANGA」100の質問 売れてる漫画の具体的な数字って?

TOKYOPOP 
フルーツバスケット公式サイト(日本) 

"英語版フルーツバスケット 累計200万部突破(12/8)" »
clear.gif
animeanime 18:00 (0) 1)
2006.12.02
興行成績 ]
clear.gif

 国内最大手の検索エンジンYahooがまとめた2006年(1月1日~11月5日)の検索ワード漫画・アニメ名ランキングの第1位は、漫画やアニメ・実写映画が大ヒットした『DEATH NOTE』であった。
 2位、3位にはマンガとテレビ双方で大きな人気集める『BLEACH』と『NARUTO』、その後には定番人気の『ガンダム』(4位)、『ドラえもん』(5位)が続いている。
 
 『DEATH NOTE』は昨年からファンの間では高い人気を誇っていたが、意外なことにキーワードのベスト10入りは今年が初めてである。春と秋の2回に分けられた劇場映画の公開とアニメ化、原作の連載終了など相次ぐ話題づくりが、世間の関心を大きく惹きつけたようだ。
 昨年1位から4位にランクダウンした『ガンダム』は、今年は人気のテレビシリーズの新作がなかったことや昨年2本あった劇場映画が今年は1本しかなかったことが響いたと考えられる。
 逆に8位から5位に浮上した『ドラえもん』は、昨年は劇場映画の公開がなかったのに対して、今年は新作劇場映画があったことが有利に働いた。

 ヤフーがアニメ作品と見なさなかったためランキング入りしなかった『ポケットモンスター』は総合ランキングで48位、総合50位の『DEATH NOTE』を上回っている。Yahooの真の漫画・アニメ部門1位は『ポケットモンスター』のようだ。
 またこの部門では、1位から3位までを週刊少年ジャンプの連載マンガが独占しただけでなく、6位『ワンピース』、9位『銀魂』、10位『テニスの王子様』と10位までのうち6つが少年ジャンプ作品である。
 アニメ・マンガ分野での同誌のコンテンツとしての強さをみせつけている。
 
 また、先日Infoseek/楽天が発表した同様の検索エンジンランキングベスト10に入っていた『交響詩篇エウレカセブン』『Fate/stay night』『灼眼のシャナ』の3作品は、Yahooではランキング入りしていない。
 Infoseek/楽天のほうが、Yahooよりマニア度が高いといえそうだ。
 
2006年 Yahooの検索ワード漫画・アニメ名ランキング
1位DEATH NOTE
2位 BLEACH
3位 NARUTO
4位 ガンダム
5位 ドラえもん
6位 ワンピース
7位 NANA
8位 アンパンマン
9位 銀魂
10位 テニスの王子様
(参考DEATH NOTE総合50位、ポケットモンスター総合48位)

Infoseek/楽天 アニメタイトルランキング(2006年)
1位 交響詩篇エウレカセブン
2位 機動戦士ガンダム
3位 ポケットモンスター
4位 DEATH NOTE
5位 Fate/stay night
6位 BLEACH
7位 アンパンマン
8位 ドラえもん
9位 灼眼のシャナ
10位 ワンピース

"Yahoo検索ランキング 漫画・アニメ1位はDEATH NOTE(12/2)" »
clear.gif
animeanime 23:59 (0) 0)
2006.11.30
興行成績 ]
clear.gif

 ポータルサイトのInfoseekが年間キーワードランキングを発表した。このうちアニメ部門の1位は『交響詩篇エウレカセブン』、ゲーム部門の1位は『ファイナルファンタジーⅩⅡ』が獲得した。
 これはInfoseekが毎年、その年の1月1日~11月15日の間に自社の検索エンジンで最も検索されているキーワードを調査しランキング化しているものである。アニメ部門とゲーム部門は、今年から新たに加わっており上記の2作品が1位に輝いた。

 『エウレカセブン』の1位は、アニメのなかでは定番人気の『機動戦士ガンダム』(3位)や『ポケットモンスター』(4位)を抜いてのものになる。
 ランキング1位にはやや意外感もあるが、これは同作品のインターネット無料配信がInfoseek/楽天系のShowTimeで放映されていることに理由がありそうだ。『エウレカセブン』のネット配信を見たいユーザーが取りあえずInfoseekに来て、作品の検索をしたことが考えられる。
 逆に、それだけ多くの人が『エウレカセブン』の配信に興味を持っていたとも言えるだろう。

 4位以下は『DEATH NOTE』(4位)、『Fate/stay night』(5位)、『BLEACH』(6位)、『アンパンマン』(7位)などとなっている。全般に広く人気のある作品が多いが、5位の『Fate/stay night』、9位の『灼眼のシャナ』などにインターネットらしさが出ている。
 また、今年ネット上で大きく盛り上がったとされる『涼宮ハルヒの憂鬱』は、Infoseekのランキングでは19位にとどまった。

 ゲーム部門では、『ファイナルファンタジー』シリーズが圧倒的である。1位になった『ⅩⅡ』のほかに3位に『ファイナルファンタジー』(無印)、7位に『ⅩⅠ』がランクされるなど、シリーズ全体を通すと他の作品を寄せつけない。
 また、ゲーム部門2位の『ポケットモンスター』は、アニメ部門でも4位となっている。アニメとゲームの連携がうまくとれていることがこうしたところからも理解できる。

Infoseek  年間キーワードランキング エンタメ特集

交響詩篇エウレカセブン公式サイト 
ファイナルファンタジー公式サイト

"Infoseek 年間検索アニメ1位はエウレカセブン 2位ガンダム(11/30)" »
clear.gif
animeanime 22:00 (0) 2)
2006.11.25
興行成績 ]
clear.gif

 DVDやCDの売上げランキング発表するオリコンによると11月23日付のDVDデイリーランキングで、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』が初登場で総合ランキングの1位を獲得した。

 ランキング集計された23日の前後は、人気アニメのDVDタイトルの発売が集中している。しかし、『Solid State Society』は、同日にやはりランキング初登場の大型劇場アニメ『ブレイブ ストーリー』や人気シリーズの『機動戦士ガンダムSEEDC.E.73-STARGAZER』、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエデイションⅢ 運命の業火』をランキングで上回るなど好調な滑り出しとなっている。

 『Solid State Society』は人気テレビアニメシリーズのオリジナル長編最新作、大型アニメ企画として注目を浴びている。作品はスカイパーフェクトTVで有料放送されたほかは、一部の上映会を除くとこれまで一般の目にはふれていない。また、3億6000万円と劇場並の制作費を投じたクオリティの高い内容で話題を呼んでいる。
 このためDVDの定価は様々な特典を含めて10,500円(税込)と比較的高額になった。しかし、シリーズ累計150万枚の実績の前で、この価格は全く問題にならなかったようだ。

 また、同日のDVD総合チャートは、上位10タイトルのうち7タイトルまでがアニメが占めている。DVD販売におけるアニメ作品の勢いを見せつけている。2位の『ブレイブストーリー』、6位の『ブレイブストーリー 特別版』のほか5作品の発売元が、全てバンダイビジュアルとなっているのも注目である。
 日清カップヌードルとのコラボレーションや宇多田ヒカルの楽曲提供、大友克洋の企画参加で注目を浴びる『FREEDOM 1』も総合DVDランキング9位と快調なスタートを切っている。

ORICON STYLE 
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 公式サイト 

"攻殻機動隊 S.A.C Solid State Societyオリコン総合1位登場(11/25)" »
clear.gif
animeanime 11:00 (0) 0)
2006.11.23
映画 ][ 海外:米国 ][ 興行成績 ]
clear.gif

 先週末(11月17日)に全米公開されたワーナー・ブラザーズ製作・配給のフル3Dアニメーション『ハッピー・フィート』が、週末興収1位になり好調なスタートを切っている。
 週末3日間の興行収入は4150万ドルと今年公開の3Dアニメーションでは、大ヒット作の『カーズ』(ピクサー)や『アイス・エイジ2』(20世紀フォックス)には及ばなかったが、『森のリトルギャング』(ドリームワークス)と『オープン・シーズン』(ソニー)を上回る。

3Dアニメのメジャーリーグ
 またこの週末興行時の成績は、これまでワーナー・ブラザーズの製作したフル3Dアニメーションの中では過去最高である。さらに注目すべきは、これまで3Dアニメーションの2強のひとつとされたドリームワークス・アニメーションの今年の2作品『森のリトルギャング』、『マウス・タウン ロディとリタの大冒険』いずれの成績よりも良いことである。
 ワーナー・ブラザーズは『ハッピー・フィート』によって、米国の3Dアニメーションのメジャーリーグ入りを果たしたと言っていいだろう。

 これは今年の春に『アイス・エイジ2』を大ヒットさせた20世紀フォックスに続くものである。さらに今年から3Dアニメーションに参入したソニーピクチャーズの『オープン・シーズン』や『モンスターハウス』もある。
 劇場3Dアニメーションの市場はこれまでのピクサーとドリームワークスの2強体制から、メジャースタジオがほぼ出揃った5社体制に移ったと言って良いだろう。

3Dアニメ興収1位、2位 今年は8作品
 しかし、ここで兼ねてから指摘されている3Dアニメーションが多過ぎるのでないかという問題が浮上する。
 今年フル3Dアニメーションが米国の週末興収第1位になるのは、『アイス・エイジ2』、『カーズ』、『オープン・シーズン』に続いて既に4作目となる。さらに興収2位まで視野を広げると、『森のリトルギャング』、『モンスター・ハウス』、『マウス・タウン ロディとリタの大冒険』、『BARNYARD』と実に8作品となる。

 作品急増の大きな理由は、ピクサーとドリームワークスが3Dアニメで好調な業績なのを見た、ハリウッドのメジャースタジオの新規進出である。
 さらに、ピクサーとドリームワークス自身がアニメーションの生産量を増やしていることもある。ドリームワークス・アニメーションは、今年がそうであるように今後は年2作体制となる。また、これまでほぼ2年に1作品のペースであったピクサーも来年は『Ratatouille』を公開予定としており、毎年公開の体制に移りつつある。

多過ぎる3Dアニメに対する懸念
 このため既にハリウッドではフル3Dアニメーションが多過ぎるのではないかと指摘されている。それに対してSF映画が多過ぎるとか、ラブロマンス映画が多過ぎるとか批判がないのに、なぜアニメーションだけそんな指摘をされるのかといった反発も存在する。
 しかし一番の問題は、こうした作品がほぼ全て、児童、学童といった特定の市場を視野に入れて、ターゲットとするマーケットが全く同じだという点である。大ヒットが続出する一方で、今年はピクサーもドリームワークスも、過去の作品ほどのヒットを達成出来なかった。
 また、同じ3Dアニメーションでも、興行的にいまひとつの作品は昨年から増えつつある。

 フル3Dアニメーションは、通常の劇場映画よりも製作予算が拡大する傾向にあるので、通常のヒットでなく大ヒットでなければ採算が取れないケースが多い。このため今後は、大手アニメーションスタジオの競争激化による共倒れも心配される。
 大作3Dアニメーションのオンパレードは、ここ数年がピークとなる可能性も高いのでないだろうか。

ハッピー・フィート公式サイト(日本) 

"ハッピー・フィート興収1位 米国で競争増す3Dアニメ(11/23)" »
clear.gif
animeanime 23:59 (0) 1)
2006.11.17
ゲーム ][ 海外:米国 ][ 興行成績 ]
clear.gif

 D3パブリッシャーUSAとタカラトミーが北米で発売する任天堂ゲームキューブ向けゲームソフト『NARUTO クラッシュ・オブ・忍者2:NARUTO: Clash of Ninja 2』が好調である。
 IT関連情報会社NPDが発表するゲームキューブ向けゲームソフトの10月チャートで同タイトルは売上げ1位にランキングされた。さらにNPDによると、10月発売のゲームキューブ向けソフトの売上げとしては、過去最高になっている。

 『NARUTO クラッシュ・オブ・忍者2』は、『NARUTO クラッシュ・オブ・忍者』のヒットを受けて制作されたもので、前作よりもキャラクターやローケーションが増やされたほかマルチプレイ機能も盛り込まれている。
 タカラトミーによれば、ゲームのヒットはアニメ作品の高い人気に加えて、ゲーム自体のクオリティの高さが評価された結果だという。『NARUTO クラッシュ・オブ・忍者2』は、大手ゲームサイトIGNから10点満点で8.2点、1UPドットコムから10点満点の8.0点、ゲームプロマガジンからは5点の4.25点を獲得している。

 D3パブリッシャーとトミーは、ゲームボーイアドバンス向けのゲームソフト『NARUTO 忍者カウンシル2:NARUTO: Ninja Council 2』も発売したばかりである。今後は、こちらのソフトの売上げも期待出来そうだ。
 既に国内のD3とタカラトミーは、北米市場でのゲームソフトの好調な売れ行きを織り込んだ企業業績の上方修正を行っている。『NARUTO クラッシュ・オブ・忍者2』の好調な売上げは、今後も企業業績に貢献しそうだ。

D3パブリッシャー 
タカラトミー 

当サイトの関連記事 
タカラトミー合併後初の中間決算 業績回復へ
タカラトミー海外好調 業績上方修正
D3業績修正 北米NARUTOゲームで浮上

"NARUTOゲーム 米国ゲームチャート1位に(11/17)" »
clear.gif
animeanime 15:00 (0) 0)
2006.11.15
興行成績 ]
clear.gif

 10月25日に行われたテレビ東京の菅谷定彦社長の定例記者会見によると、テレビ東京とテレビ東京ブロードバンド運営する総合アニメサイト「あにてれ」の月間アクセス数はおよそ4000万アクセスである。
 これは、同社が10月に行った『ポケットモンスター』の新作アニメのネット配信の試みについて菅谷社長が言及した際に触れられた。また、1日の平均アクセス数は133万であるとも述べている。

 テレビ東京は在京地上波テレビのなかでは、アニメ番組放映のおよそほぼ半数を放映している。アニメ番組に強い放送局として広く知られている。そうした自社放映番組の紹介を兼ねた総合アニメサイト「あにてれ」はコンテンツの豊富なアニメサイトとして人気を集めている。
 これまでも国内有数の規模のアニメ関連サイトとされていたが、今回アクセス数が明らかになったことであらためてその人気ぶりが伺える。

 テレビ東京はアニメサイトの人気をもとにアニメとインターネットを融合させたビジネスの強化を打ち出している。現在の「あにてれ」もこうしたコンセプトに基づいて、昨年12月12日にリニューアルされた。
 また、同社のビジネスの大きな目的に、アニメ作品の動画配信と関連商品の物販強化によるサイトの収益化がある。

 今回、国内では完全新作になる『ポケットモンスター 戦慄のミラージュポケモン』をテレビやDVDでなく、インターネット配信で行ったのも、こうしたプロジェクトの一環である。
 『 戦慄のミラージュポケモン』は、10月13日から21日の9日間だけでおよそ40万アクセスとなっており、こうしたテレビ東京の期待に応えたかたちとなっている。

 しかし、サイトのアクセス数は多いものの、有料コンテンツの配信や商品販売からの収益確保という点では、まだ十分な成果とまではいっていないようである。
 今後は、こうした自社コンテンツの人気をさらに収益化することが目指されそうである。

「あにてれ」 

テレビ東京 
テレビ東京ブロードバンド 

"テレ東 あにてれ アクセス数は月4000万(11/15)" »
clear.gif
animeanime 15:00 (0) 0)
2006.10.03
興行成績 ]
clear.gif

 ソニーピクチャーズ・アニメーション制作の3DCGアニメーション第1作『オープンシーズン』が9月29日に全米公開された。公開第1週の米国の週末興行成績が第1位となり、好調が続くソニーピクチャーズの業績に貢献をした。

 興行成績は1位になったものの、今回の『オープンシーズン』の公開最初の週末興収はおよそ2300万ドル。これはピクサー『カーズ』の6000万ドル、20世紀フォックス『アイスエイジ2』6800万ドルの半分にも及んでいない。さらにドリームワークスの『オーバーザーヘッジ』でも、『オープンシーズン』の1.5倍の3800万ドルを最初の週末に稼ぎ出している。
 3DCGアニメーションの興行成績とすればどちらかと言えば平凡な成績で、こうした数字にソニーピクチャーズが、必ずしも満足しているとは言えないだろう。

 しかし、大きな期待とヒットはしたがややもの足らない興行結果は、『オープンシーズン』に限らず、昨年の『ロボッツ』(20世紀フォックス)や『チキンリトル』(ディズニー)などの大作CGアニメーションの多くの作品に共通して見られる現象である。
 こうした背景には、ピクサー作品やドリームワークス・アニメーションの『シュレック』などの成功により3DCGアニメーション作品が増えすぎて、映像的な驚きだけでは観客を劇場に呼べなくなっていることがある。

 今年に入って3DCGアニメーションは、主な作品だけでも10本近くが公開されている。さらに11月には、ドリームワークス/アードマンの新作アニメーション『フラッシュド・アウェイ』も公開される。
 これまで好調とされてきた劇場CGアニメーションであるが、公開作品が増えると共にヒットの程度にも大きな違いが現れ始めているというわけである。また、現時点で2006年に最もヒットしたCGアニメーションは『カーズ』であるが、こちらもピクサーのこれまでの大ヒット作品『ファインディングニモ』や『ミスターインクレディブル』に較べるともの足らない成績である。
 今後は、CGアニメーションと言っても作品の内容と宣伝、時代性など様々な要因により益々興行の格差が広がりそうである。

オープン・シーズン公式サイト 
ソニーピクチャーズ・アニメーション(Image Works)

"ソニー初の3DCGアニメーション 全米1位に(10/3)" »
clear.gif
animeanime 23:59 (0) 0)
2006.08.30
興行成績 ]
clear.gif

 バンダイビジュアルは8月25日に発売開始した劇場版『機動戦士Zガンダム』3部作の最終作『機動戦士ZガンダムⅢ 星の鼓動は愛』のDVDが、9月4日付のオリコンのセルDVD総合ランキングで1位になったと発表した。
 これにより劇場版『Zガンダム』のDVDは、05年10月28日発売の第1部『機動戦士Zガンダム―星を継ぐ者―』、06年2月24日発売の第2部『機動戦士ZガンダムII―恋人たち―』を含めて、シリーズ3作品の全てがオリコンDVDの総合1位という快挙になった。

 今回の初回生産分には、総監督の富野由悠季氏とテーマ曲を手がけるGacktのスペシャル対談など貴重な映像を収録した特典ディスクなどDVDならではの特典が魅力となっている。
 これまで『星を継ぐ者』と『恋人たち』の累計販売枚数は45万枚を超えている。今回の『星の鼓動は愛』の好調な出足は、この記録にさらに数字を上積みすることになるだろう。

 また、同じ9月4日のオリコン総合ランキングでは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディションII それぞれの剣』が4位、『機動戦士ガンダム MS IGLOO-黙示録0079-雷鳴に魂は還る』9位となった。
 バンダイビジュアル発売するガンダムシリーズのDVDが、ベスト10内に3作品が入る相変わらずのガンダム人気の幅広さと健在ぶりをみせつけた。

 バンダイビジュアルは先に発表をした中間決算も好調に推移している。下期は『星の鼓動は愛』をはじめとする依然好調なガンダムシリーズに加えて、好調なセールスが期待出る『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』も11月に発売される。
 さらに年末年始には『機動戦士ガンダム』のDVD BOXも予定されるなど、バンダイビジュアルの業績は下半期も好調を維持しそうだ。

劇場版機動戦士Zガンダム公式サイト 

バンダイビジュアル 

"劇Zガンダム3作連続 星の鼓動は愛オリコン1位(8/30)" »
clear.gif
animeanime 23:59 (0) 0)
2006.08.29
海外:米国 ][ 興行成績 ]
clear.gif

 アメリカの出版業界情報サイトのブックスタンダードが発表した2005年のコミックス&グラフィクノベル部門で、荒川弘さんの『鋼の錬金術師第1巻』が年間売上げ第1位になった。また、2位は『NARUTO第1巻』、3位は『NARUTO第6巻』となった。
 発刊点数が多い『NARUTO』は、ベスト10に5作品を送り出すなど数で圧倒したが1位は、『鋼の錬金術師』に譲った。

 また、日本のマンガはベスト10のうち8作品、ベスト20の15作品、さらにベスト100の80作品を占めるなど、圧倒的な勢いをみせている。
 一方、米国作品の最高位は、昨年映画化もされ話題を呼んだ『シン・シティ:ハードグッバイ』の5位と映画『スターウォーズ エピソード3 シスの復讐』コミック版の6位であった。

 ブックスタンダートは一般書店の流通を主に扱っている。このため今回の順位は書店流通に強いグラックノベルとそのグラフィックノベル部門の過半数を占める日本のマンガの売上が強調されている面が大きい。
 それでも、書店販売を中心とした米国での日本マンガの勢いをあらためて印象づける結果となっている。

 また、今回の順位ではベスト20に入った日本マンガ15作品は、『鋼の錬金術師』と『NARUTO』、『フルーツバスケット』の3タイトルだけで構成されている。具体的には『NARUTO』が7冊、『フルーツバスケット』が6冊、『鋼の錬金術師』が2冊である。
 この結果からは、日本マンガの売上が少数タイトルへ大きく依存していることが理解出来るだろう。この3作品以外で上位に目立った作品には、『るろうに剣心』や『D-N-ANGEL』、『犬夜叉』、『TUBASA』などがある。

*今回の調査は、書籍につけられるISBNコードがある8981の作品が対象となっている。また、ブックスタンダードによればトータルで1187万冊のコミックとグラフィックノベルを調査対象としたとしている。

ブックスタンダード
  コミックス&グラフィクノベル部門2005年間ベストセラー

"2005年米国コミック売上1位に 鋼の錬金術師(8/29)" »
clear.gif
animeanime 23:59 (0) 0)
2006.08.28
興行成績 ]
clear.gif

 人気アニメの『ポケットモンスター』劇場版アニメシリーズを配給している東宝は、8月23日に現在公開中の劇場第9作『ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ』の興収が30億円を突破したと発表した。
 また、98年に始まった同シリーズ9作の累計興収は400億円を越えた。アニメだけでなく映画興行全体でも、単一シリーズが10年足らずで400億円の興収に達したのは快挙と言っていいだろう。

 劇場版『ポケットモンスター』の興収は、当初1作目『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』の75億円から次第に縮小し、5作目の『劇場版ポケットモンスター 水の都の護神ラティアスとラティオス』では20億円台に落ち込んだ。
 しかし、その後の6作目からは興収は急回復し、昨年までは3作品連続で40億円を維持している。キャラクターブランド管理を行うことで、作品とキャラクターの寿命を長期化させた巧みなビジネスの結果である。
 第9作目となる今回は、昨年、一昨年の40億円台にはまだ及ばないが、9年間も続いた劇場アニメ作品としては驚異的な興収となっている。

 また、こうした劇場シリーズの好調さから、劇場作品10周年を記念した第10作目の『ポケットモンスター』の製作が既にスタートしている。記念すべき10作品目は、今年9月28日に発売される新作ゲームソフト『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』の劇場版となる予定である。
 来年は10周年の節目になるだけでなく、4年ぶりの新バーズジョンのゲームソフト『ダイヤモンド&パール』がテーマになるので話題性も十分である。『ポケットモンスター』の人気はまだ当分続きそうだ。

ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ公式サイト 
ポケットモンスター ダイヤモンド&パール公式サイト  

東宝公式サイト 

"ポケモン 劇場シリーズ興収400億円突破(8/28)" »
clear.gif
animeanime 17:00 (0) 0)
2006.08.18
海外:米国 ][ 興行成績 ]
clear.gif

 アメリカの書籍ベストセラーで最もポピュラーな指標とされる「USAトゥディ今週のトップ150」の今週(8月7日-8月13日)のランキングで、日本のマンガ『フルーツバスケット14巻』(高屋奈月)がマンガ作品としては過去最高の24位にランキング入りした。
 「USAトゥディ今週のトップ150」は、あらゆるジャンルのフィクションやノンフィクションを含んだ総合書籍ランキングである。このランキングは日本の多くのベストセラーランキングと異なりマンガ(グラフィックノベル)をランキングから除外しないため、同じベストセラーには『ハリーポッター』や『ダビンチ・コード』などが並んでいる。
 
 『フルーツバスケット14巻』は、8月10日に米国の大手マンガ出版社Tokyopopから公式発売された。先週(7月31日-8月6日)のトップ150に29位で初登場しており、今週はさらにランクを上げマンガ単行本として過去最高の順位を獲得した。
 これまでのマンガ単行本の最高順位は、今年3月の『NARUTO10巻』の29位と先週の『フルーツバスケット14巻』29位である。今年に入ってから『NARUTO』、『フルーツバスケット』以外にも『ツバサ』や『Bleach』が相次いでランキング入りして、あらためてマンガ販売の成長を印象づけている。
 しかし、記録更新が『フルーツバスケット』であったことは、納得であると同時に驚きでもある。

 『NARUTO』はアニメ化され、関連商品の売上が極めて好調な作品として話題を呼んでいる。しかしその一方で、『フルーツバスケット』はアニメ化はされているが本格的なテレビ放映はされたことがない。
 アニメやゲームなどと連動するメディアミックスを中心とした作品が影響力を強めている米国のマンガ作品のなかで、異例な人気作品といえる。
 さらに、日本では決して人気ナンバー1でない作品の作った今回の記録は、アメリカのマンガ市場が日本の読者と異なった嗜好の読者によって構成される市場であることをあらためて認識させるものである。

USAトゥディ今週のトップ150 

フルーツバスケット公式サイト(日本) 
Tokyopop 

"フルーツバスケット14巻 全米ベストセラー24位(8/18)" »
clear.gif
animeanime 20:00 (0) 0)
2006.07.14
興行成績 ]
clear.gif

 7月13日にYahoo!JAPANが発表した2006年検索ワードランキングのテレビ番組部門の上位10作品のうち5作品をアニメ作品が占めている。10位までにランキングされた作品は、2位の『BLEACH』を筆頭に、4位『NARUTO』5位『ドラえもん』8位『ONE PIECE』9位『アンパンマン』と続いている。
 1位こそフジテレビのドキュメンタリー番組『あいのり』となったが、ベスト10の半分をアニメが占めている。ネット上でのアニメ番組に対する高い関心が表れた結果となっている。
 また、『BLEACH』『NARUTO』『ONE PIECE』『銀魂』と少年ジャンプ連載の人気マンガを原作とする作品の高い人気が伺える。

 ネットを離れてテレビ視聴率だけを考えると、アニメで最も人気のある作品は『サザエさん』であるが、20位までにランキングに『サザエさん』の名前は見当たらない。同様に『ちびまる子ちゃん』や『クレヨンしんちゃん』など視聴率の上位常連組みの名前も見当たらない。
 逆に、視聴率のランキングではベスト10に現れない『BLEACH』が検索ランキングに現れている。また、『ドラえもん』や『NARUTO』『ONE PICE』はテレビとネット両方で関心が高い作品といえるだろう。
こうしたところに、インターネット利用者の特性と作品に対する支持の強さの違いが現れている。

 総合ランキングでは、1位の『mixi』2位『2ちゃんねる』3位『Google』などインターネットサービスが中心となっており、発表された30位までにはアニメ関連キーワードは含まれていない。
 また、サブカルチャー関係でも13位『ハンゲーム』と25位の『ファイナルファンタジーⅩⅡ』がランキング入りしているのみである。

ヤフー検索ワードランキング テレビ番組名(アニメなど抜粋)
2位『BLEACH』
4位『NARUTO』
5位『ドラえもん』
8位『ONE PIECE』
9位『アンパンマン』
13位『NANA』
17位『銀魂』
20位『轟轟戦隊ボウケンジャー』(特撮)

Yahoo JAPAN 

"06年上半期ヤフー検索 TV番組2位にBLEACH(7/14)" »
clear.gif
animeanime 14:00 (0) 0)
2006.06.20
興行成績 ]
clear.gif

 スクウエア・エニックスは自社の人気ゲームをアニメ化した『ファイナルファンタジーⅦ アドベントチルドレン』のDVDとUMDの売上枚数が、北米を中心とした英語圏で累計140万枚を突破したと発表した。 同作品は国内では既におよそ100万枚の売上を実現しており、世界での累計販売枚数は240万枚を超える。

 4月に発売された英語版は北米での売れ行きが極めて好調で、発売当初はニールセン調査による全米DVDチャートの総合部門で2位に入るなどその人気をみせつけた。これまでの北米での英語版の累計売上高は130万枚を超え、さらにヨーロッパでも10万枚以上を記録している。
 劇場での興行成績が重視される北米のDVD販売市場では、劇場での公開のない長編作品としては異例の売上記録となっている。
 また、日本のアニメ作品のビデオグラムとしては記録的な100万枚突破を短期間で実現している。今年4月までに米国アニメ作品の売上ランキングでは、前評判の高かった『ハウルの動く城』を大差で抑えて1位となり、今年度のアニメDVDの売上1位になるのではないかとされている。

 スクウエア・エニックスは国内と英語版に続いて、6月7日にはフランス語版を発売した。さらにヨーロッパ地域での各国語版の発売も予定しており、今後も売上枚数はまだまだ伸びそうである。
 『アドベントチルドレン』は、スクウエア・エニックスの前期の業績が思わしくないなかで、同社の業績を大きく牽引した。海外の『アドベントチルドレン』発売枚数は、前期の国内販売枚数を既にかなり上回っており、同社の業績に大きく貢献するだろう。

スクウエア・エニックス  
ファイナルファンタジーⅦ アドベントチルドレン 

"FFⅦアドベントチルドレン世界累計240万枚(6/20)" »
clear.gif
animeanime 20:00 (0) 0)
2006.06.12
海外:米国 ][ 興行成績 ]
clear.gif

 6月9日に全米公開されたピクサー制作の3DCGアニメーション『カーズ』が予想通りの圧倒的な強さを発揮している。アメリカの映画興行情報サイトBOX OFFICE MOJOによると公開第1週6月9日から11日の週末3日間の興行成績は6億2800万ドルとなり、2位の『ザ・ブレイク・アップ』の2億400万ドルをおよそ3倍引き離している。
 公開最初の週の興行成績としてはアニメーション映画としては歴代5位、ピクサーの映画としては歴代3位となる。
 一方、5月に公開されたドリームワークス・アニメーションの『森のリトル・ギャング』は大ヒットながらも期待されたレベルに届いていない。こうした比較から、今回はピクサーのブランド力をあらためてみせつけたかたちになっている。

 しかし、近年、ピクサーやドリームワークスの成功もあり、米国で劇場3DCGアニメーションの公開が急増している。今回の『カーズ』は今年に入ってから劇場で公開される大型3DCGアニメーションとして6作目にあたる。
 また、『カーズ』の興行第1週の成績は一昨年の『Mr.インクレディブル』やその前作『ファインディングニモ』からは10%以上下回っている。今後の展開によって成績は変わるにしても、大型3DCGアニメーションだけで観客を呼ぶ右肩あがりの時代が終わりつつあることもまた確かなようである。
 こうした現象が日本でも起こるかどうかも興味深いところである。日本では『カーズ』の公開は7月4日、『森のリトル・ギャング』の公開は8月5日である。ちょうど日本の大作アニメ『ブレイブ・ストリー』、『ポケットモンスター』、『ゲド戦記』の公開を挟むかたちとなっており、競合することを避けているのもまた興味深い。

カーズ公式サイト 
森のリトル・ギャング公式サイト 

BOX OFFICE MOJO 

"「カーズ」 米国興行成績で1位登場(6/12)" »
clear.gif
animeanime 22:00 (0) 0)
2006.05.22
興行成績 ]
clear.gif

 5月19日から始まった米国週末映画興行は、超話題作の『ダヴィンチ・コード』一色であった。しかし、同じ週末にドリームワークスアニメーション(DWアニメ)の大作劇場映画『森のリトル・ギャング:OVER THE HEDGE』も公開されている。
 DWアニメは『シュレック2』や『マダガスカル』などの大ヒットアニメーションで知られている。それに加えて年に2本しか長編映画を製作しないので、作品の当たりはずれによるビジネスへの影響が大きい。それだけに様々な面からこの作品は、アメリカのアニメーション業界の注目を浴びていた。

 その『森のリトル・ギャング』の興行成績は、1位で7700万ドルを稼いだ『ダヴィンチ・コード』に次ぐ2位であった。興収3729万ドルは『ダヴィンチ・コード』が強すぎるため目立たないが、通常なら1位になっても不思議はない数字である。
 しかし、それでもこれまでのDWアニメのアニメーション作品に較べると力不足感が否めない結果である。DWアニメで最もヒットした『シュレック2』のオープニング週末興行は1億800万ドルには及ばないとしても、昨年の『マダガスカル』の4720万ドルやあまりぱっとしなかった『シャークテイル』の4760万ドルにも及んでいない。
 同じ3DCGアニメでFOXが製作し、3月に公開された『アイスエイジ2』が6800万ドルと好調だっただけに、その差が際立つ。

 『森のリトル・ギャング』は、DWアニメの技術を駆使した高い映像表現が当初から話題を呼んでいた。しかし、結果は高い技術ほどには一般の観客の関心を集められなかったことになる。
 逆に言えば、次々と高度な3Dアニメーションが公開されるなかで、技術の目新しさでは客を呼べなくなっている。また、今年以降、3Dアニメーションの公開は急増する。今後は、3Dアニメーションのブロックバスター的なヒットはこれまで以上に難しくなって来るかもしれない。

森のリトル・ギャング公式サイト 

"ドリームワークス新作アニメは2位スタート(5/22)" »
clear.gif
animeanime 23:00 (0) 0)
2006.05.14
海外:米国 ][ 興行成績 ]
clear.gif

 4月25日に発売後、その週の米国ビデオスキャンの総合DVDチャート2位に登場し注目を浴びた日本アニメ『ファイナルファンタジーⅦ アドベントチルドレン』の販売が依然好調である。
 翌週の5月7日付のビデオスキャン総合DVDチャートでも同作品はチャート6位と健闘し、2週間連続でベスト10入りを果たした。『アドベントチルドレン』の売上が瞬間風速でないことを示した。
 今週1位になったのは、3DCGアニメーションで昨年12月に全米公開された『HOODWINKED』である。赤ずきんちゃんをモデルにした作品で、全米で5000万ドルを越える売上を記録している。先週1位であった『イーオン・フラックス』も、今週は5位と健闘している。

 これまでの好調な売上で『アドベントチルドレン』は、『ハウルの動く城』を押さえて2006年の米国の日本アニメDVD売上げ年間1位になる可能性が強まった。
 また一方で、今回の『アドベントチルドレン』の好調な売れ行きは、現在の米国における日本アニメDVDのトレンドを示している。
 現在、アメリカではテレビアニメシリーズのDVDの売れ行きが落ちている。『鋼の錬金術師』や『NARUTO』、『犬夜叉』といった一部の作品だけが例外とされている。

 替わって人気を集めているのが、DVD化された長編劇場アニメ作品である。昨年最も米国で売れたDVDは、『風の谷ナウシカ』であった。『ナウシカ』のDVD流通は、強力な流通網を持つブエナビスタだが、それだけが理由ではない。
 昨年発売された劇場アニメの『スチームボーイ』や『アップルシード』のDVDの売上も好調であったからだ。
 ここで、興味深いのは劇場作品であっても、劇場ヒット作であるかは無関係である点だ。『風の谷のナウシカ』はアメリカで本格的な劇場公開のない旧作品、『スチームボーイ』、『アップルシード』もアメリカでは限定公開で観客動員は少なかった。
 特に『アップルシード』のDVD売上10万枚以上は、劇場の観客動員数1万数千人をはるかに上回っている。

 劇場公開のない今回の『アドベントチルドレン』の大ヒットも同じ流れで考えることが出来そうだ。つまり、劇場公開されたかどうかや劇場公開の規模とは別に、質の高い劇場アニメのDVDには、人気が集まる傾向が強い。

ファイナルファンタジーⅦ アドベントチルドレン公式サイト(米国)

"FF7 AC 今週はDVD全米6位(5/14)" »
clear.gif
animeanime 17:00 (0) 3)
2006.05.04
海外:米国 ][ 興行成績 ]
clear.gif

 発売予定日の変更でアメリカのFFファンをやきもきさせていた『ファイナルファンタジーⅦ アドベントチルドレン』が4月25日に無事発売された。
 5月3日に公表されたアメリカのビデオスキャンの総合DVD週間売上げチャートランキング(4月30日)で、この『FFⅦアドベントチルドレン』が2位につけ、予想外の結果として現地を驚かせている。1位には日本でも3月に劇場公開されたシャーリーズ・セロン主演のアメリカンコミックス実写化映画『Aeon Flux』、3位には『ナルニア国物語』がつけている。
 
 劇場公開もテレビ放映もされていない作品がDVDの総合チャートの上位を占める例は少ない。そうした点から『アドベントチルドレン』の総合DVDチャート2位というのは快挙といっても良いだろう。
 1990年代以降、日本アニメがアメリカで人気を獲得するようになったとされているが、劇場用の長編アニメーションは日本作品がなかなか攻略出来ない市場とされてきた。また、日本アニメ作品全体でも1996年に押井守監督の『攻殻機動隊』がビルボードのDVDランキングで1位になった以外では、DVDチャートで目立った作品はこれまでにない。
 近年、最も好調であった宮崎駿監督の『ハウルの動く城』は、ビデオビジネスのDVD総合チャートで最高9位であった。

 しかし、実は『アドベントチルドレン』の高い人気は突出したものでなく、日本のゲームコンテンツの根強い人気の現れの一端もいえる。それは、『バイオハザード』や『サイレントヒル』といった実写映画化された日本ゲームコンテンツの作品の高い人気からも判るだろう。
 ものごとは正面切って狙いに行くとなかなかうまく行かず、思わぬところから成功することがある。今回の『アドベントチルドレン』の快挙も、日本アニメの思わぬ成功と言えるだろう。

ファイナルファンタジーⅦ アドベントチルドレン公式サイト
ニールセンビデオスキャン 

"アドベントチルドレン 米総合DVDチャート2位登場(5/4)" »
clear.gif
animeanime 22:00 (0) 6)
2006.04.25
興行成績 ]
clear.gif

 興行通信社の発表する先週末(4/22~4/23)の映画興行によると、先週の1位と2位を占めた『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌〈レクイエム〉』と『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』が2週連続でランキングを維持した。
 先週末からはゴールデンウィークを目指した新作映画の公開も多かったが、好調な興行が伝えられる両アニメ作品が強さを発揮した。

 一方、アメリカでは記録的な大ヒットとなった3DCGアニメーションの『アイスエイジ2』は、両作品に阻まれて3位スタートとなった。また、往年のイギリス人作家アラン・ムーアのSFコミックを原作とする『Vフォー・ヴェンデッタ』が4位につけた。
 『アイスエイジ2』が3位につけたことから、1位から3位までを国内外のアニメーション映画が独占することになった。

興行通信社 
名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌公式サイト 
クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!公式サイト 
アイスエイジ2公式サイト 
Vフォー・ヴェンデッタ公式サイト 

"「コナン」と「しんちゃん」今週もツートップ(4/25)" »
clear.gif
animeanime 21:00 (0) 0)
2006.04.19
興行成績 ]
clear.gif

他を圧倒するディズニーの力
 アメリカのライセンス情報誌のライセンスマガジンは、有力ライセンス企業101社を発表している。このリストはそれぞれの企業が持つプロパティの世界市場での小売売上高を合計し、その金額をもとにランキングづけをしている。
 発表されたリストは、北米以外のライセンス企業は含まれていない。例えば、ポケモンUSAはリストアップされているが、株式会社ポケモンはリストに入っていない。世界企業のリストでなく、アメリカのライセンス企業の世界市場での関連商品の小売価格と理解する必要がある。
 
 全体の上位は、小売売上高2100億ドルのディズニー・コンシュマープロダクト、次いでワーナーブラザース・コンシュマープロダクト600億ドル、ニコロデオン/バイアコム・コンシュマープロダクト520億ドルと米国のメディアコングロマリットが占めた。特に、ディズニーは、2位のワーナーブラザースの3倍以上と圧倒的な力を見せている。
 4位には、アメリカンコミック出身の多くのスーパーヒーローを抱えるマーベル(500億ドル)が入っている。

キティ ポケモンは有力ブランド
 このリストには日本企業と日本アニメを扱う企業が幾つかランキング入りしている。日本企業のトップは、6位のサンリオで年間小売売上高は420億ドルである。
 複数のキャラクターを展開する上位メディア企業に対して、サンリオはそのほとんどを『ハローキティ』のみに頼っている。この順位は、『スターウォーズ』シリーズのルーカスライセンス(10位)や玩具会社でバービー人形を展開するマテル(17位)、『スヌーピー』のピーナッツ(28位)よりも上である。
 単独キャラクターを展開している点では、23位のポケモンUSAも同様である。ポケモンUSAの展開は北・中南米に限られているが、その年間売上高は13億ドルに達している。2006年以降は、国内だけでなく世界市場でのブランド活性化が期待されている。今後もまだまだ世界ブランドとして活躍しそうだ。

VIZと4キッズ
 日本アニメのキャラクターを扱う企業では、米国企業ながら4キッズエンターテイメントが13位にランキングされている。同社の主なプロパティは、『遊戯王』、『おジャ魔女どれみ』、『ワンピース』、そして2006年以降は『ふたりはプリキュア』が加わる。
 しかし、同社の業績はここ2、3年芳しくなく、日本アニメ以外のブランド開拓に力を入れている。
 
 さらに62位には小学館系のVIZメディアがランキングされている。ライセンスマガジンは、VIZのプロパティでは『犬夜叉』が強いとしている。しかし、今年は『NARUTO』のライセンス展開が本格化することに加えて、新たに『BLEACH』のテレビ放映が開始される。
 小売売上高は2億6200万ドルと1位のディズニーグループの1/100、13位の4キッズの1/10であるが、今後の成長が期待される。
 このほか日本関連では、33位にソニーピクチャーズ・コンシュマープロダクト、71位に米国日産、90位にKAWASAKIがランキングされている。

ライセンスマガジン

"米ライセンス企業101にサンリオ、ポケモンなど(4/19)" »
clear.gif
animeanime 17:00 (0) 0)
2006.04.18
興行成績 ]
clear.gif

 映画興行通信社の発表した4月15日、16日の4月第3週の週末映画興行は、1位が『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌〈レクイエム〉』、2位が『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』となり、久しぶりにアニメ作品が1位と2位を占めた。
 前回アニメ作品が週末興行の1位、2位を占めたのは2年前の2004年4月17日、18日である。この時も、1位は『名探偵コナン/銀翼の奇術師<マジシャン>』、2位は『クレヨンしんちゃん/嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ』という同じ顔ぶれであった。
 
 6週間連続1位であった『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』は、3位に転落した。一方、興収30億円を越えると予想されながら、6週間連続興収2位に甘んじた『ドラえもん のび太の恐竜 2006』は高い評判にもかかわらず、1度も1位になることなく今週は8位にまで順位を下げている。

 『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』は、今年でシリーズ劇場映画10年目10作目にあたる。10周年記念ということで早くから宣伝に力を入れており、観客動員は好調だとされている。シリーズ全体の低落傾向が続いていただけに、テレビと映画の今後の展開にとってはよい兆候だろう。
 また、『クレヨンしんちゃん』は昨年の4月第3週初登場は、やはり『名探偵コナン』に次ぐ第3位で、なかなか『コナン』に勝てない。

 『コナン』も『クレヨンしんちゃんも』映画配給は東宝であるのに加えて、先に公開された『ドラえもん』も東宝配給作品である。映画興行における東宝の1人勝ちは言い尽くされた感があるが、劇場アニメにおいても同じようだ。
 さらに、この夏にはスタジオジブリの大型新作アニメ『ゲド戦記』と例年40億円以上の興収を稼ぐ劇場版『ポケットモンスター』の配給も東宝が行う。アニメ作品だけでも、怒涛の勢いといえそうだ。

映画興行通信社 

名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌〈レクイエム〉公式サイト
クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!公式サイト
ドラえもん のび太の恐竜 2006公式サイト 
ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女公式サイト 

"週末興行1位コナン 2位クレヨンしんちゃん(4/18)" »
clear.gif
animeanime 22:00 (0) 0)
2006.04.04
映画 ][ 海外:米国 ][ 興行成績 ]
clear.gif

 アメリカで3月31日公開された3Dアニメーション『アイスエイジ2(ICE AGE:MELTEDOWN』が、興行直後の週末興行で記録的な数字を挙げて注目されている。同作品は、氷河期の終わりを舞台に主人公のマンモスが活躍する子供向けのアニメーションである。この作品の3月31日から4月2日までの3日間の週末興行が6800万ドルを超えた。
 この数字は、最初の週末興行がおよそ7000万ドルであった『ファインディング・ニモ』、『Mr.インクレディブル』とほぼ同じ水準である。また、歴代1位の『シュレック2』と先の2作品に次いで歴代4位の成績になる。

 『アイスエイジ2』の製作は大手映画会社のFOXだが、これまでアメリカの3Dアニメーションの興行収入上位作品はドリームワークスアニメーションとピクサー=ディズニーの作品で占められていた。このためFOXの3Dアニメーションにおける存在感は小さかった。
 FOXの製作した3Dアニメーションで、最もヒットしたのは今回の作品の前作にあたる『アイスエイジ』である。『アイスエイジ2』のオープニング興行は、『アイスエイジ』のそれを46%以上上回っている。
 また、FOXにとっては、昨年7500万ドルの製作費をかけた『ロボッツ』が興行収入で1億2820万ドルにとどまり当てがはずれたこともあり、今回の大ヒットは大きな成果といえる。

 アメリカでは、ここ1、2年で3Dアニメーションの劇場公開は増えており、3Dアニメーションとしての目新しさはなくなって来ている。昨年は、目立ったヒット作はなく、、『アイスエイジ2』は3Dアニメーションとしては、一昨年の『Mr.インクレディブル』以来の大ヒットとなる。
 また、最近は3Dアニメーションでも、大ヒット作とそうでない作品の2極分化が広がっている。そうしたなかで、FOX作品の活躍は人気3Dアニメーションを製作する会社の多極化として注目出来る。

 『アイスエイジ2』は、日本でも4月22日から公開される。しかし、アメリカ同様大ヒットになるかは判らない。フル3Dアニメーションは、アメリカで大ヒットしたものが必ずしも日本でヒットするとは限らないからだ。
 アメリカで大ヒットしたピクサー制作の『ファインディング・ニモ』は、日本でも興行収入110億円の大ヒットとなったが、同じくアメリカで大ヒットだった『シュレック2』の日本での興行収入は25億円にとどまっている。
 『アイスエイジ2』の前作『アイスエイジ』の国内興行収入は19.5億円であった。今回は、アメリカでの大ヒットの余勢を借りてどこまで人気を拡大出来るかが鍵になりそうだ。

アイスエイジ2サイト公式 

"アイスエイジ2 米国で大ヒット快進撃(4/4)" »
clear.gif
animeanime 17:00 (0) 1)
2006.03.29
映画 ][ 海外:米国 ][ 興行成績 ]
clear.gif

 アメリカのエンタテイメント情報誌ビデオビジネスが発表するアメリカのDVD総合売上チャートで、『ハウルの動く城』が初登場9位とトップ10入りした。『ハウルの動く城』の販売がトップ10入りしたのは、3月7日のDVD発売直後の3月12日付けのランキング。
 その翌週の3月19日のランキングでも、11位に入り安定した強さをみせた。

 日本アニメの米国での販売シェアは、全DVD販売の1%台半ばとされている。このため、日本アニメがこうしたDVDチャートの上位に現れることはほとんどない。その中で、スタジオジブリ作品は、例外的に好調な売上げを誇っている。
 例えば昨年は、『犬夜叉』や『攻殻機動隊 Stand Alone Complex』のDVD販売が好調とされたが、売上げ1位は旧作アニメのDVDリリースであった『風の谷のナウシカ』であった。それでも、『ナウシカ』はDVDチャートのトップ10入りは出来なかった。
 それだけに今回の『ハウルの動く城』のトップ10入りは、大きな成果だといえるだろう。

 ジブリ作品の好調な売上げは、作品の持つ普遍的な魅力に加えて、親が安心して子供に与えられる作品のためであろう。また、ウォルトディズニー・グループの力を背景にしたブエナ・ビスタの強力な流通網も貢献しているに違いない。
 実際に、3月12日のビジネスオンラインのデータをみると、『ハウルの動く城』はタワーレコードとDVDエンパイヤで売上げ5位、ベストバイで7位など大手のDVD小売チェーンで力を発揮しているのが判る。劇場公開で、いまひとつの成績であった『ハウル』だが、DVD販売で少し取り戻した感じである。

ハウルの動く城公式サイト 

ビデオビジネスオンライン 
 ビデオビジネスの3月12日のDVD販売ランキング 

"ハウルの動く城 米国DVDチャート9位に登場(3/29)" »
clear.gif
animeanime 20:00 (0) 1)
2006.03.14
興行成績 ]
clear.gif

 興行通信社発表の映画興行ランキングで、アニメ作品の活躍が目立っている。春休みシーズンという季節ものではあるが、先週末のランキングでは、上位10作品のうち5作品が日本のアニメ作品となっている。
 1位こそ『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』に譲ったが、2位には『ドラえもん のび太の恐竜2006』が引き続き健闘しており、5位には『ワンピースTHE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』が入っている。また、マニア向けの『機動戦士ZガンダムⅢ 星の鼓動は愛』も10位に踏みとどまっている。

 これら3月第一週の興行ランキングベスト10に入った3作品が、そのままベスト10に残る一方で、今週あらたに『ケロロ軍曹』と『かいけつゾロリ』の2本立て(7位)、『真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝殉愛の章』(8位)がランキング入りした。
 この結果、興行ランキングのうち半分がアニメ作品に占められることになった。いよいよ来週はアカデミー長編アニメーション賞受賞の『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』の公開が始まるため、日米のアニメーション作品対決も見物になりそうである。

 また、別の意味から注目なのは、今週ランキング8位に登場した『真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝殉愛の章』である。この作品は全5作品(うちOVAが2作品)を予定しているが、製作費の30億円をファンドで集めているからだ。またそのうち5億円分を一般公募によるファンドとして公募している。
 同ファンドが募集の際に公開した収益シミュレーション表は、3本の劇場作品の興行合計が最低15億円から始まっている。しかし、先週末興行8位から今後想定される最終興行成績とそこからファンドの元本割れを防ぐDVD販売本数を考えるとかなり厳しいスタートだといえる。
 勿論、今回の作品は5作品のうちの1作品のみ、しかも劇場興行第一週の週末のみであるが、2作目以降が1作目と同様の展開だとすれば楽観出来ない。2作目以降とDVD販売での挽回を期待する必要があるだろう。

興行通信社 

ドラえもん のび太の恐竜2006公式サイト 
ワンピースTHE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵公式サイト 
機動戦士ZガンダムⅢ 星の鼓動は愛公式サイト 
ケロロ軍曹/かいけつゾロリ公式サイト 
真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝殉愛の章公式サイト 
      映画・北斗ファンド‐英雄伝説‐

"映画興行ベスト10 アニメは5本 3月第2週(3/14)" »
clear.gif
animeanime 23:00 (0) 0)
2006.03.08
興行成績 ]
clear.gif

 春休みの映画シーズンが始まった3月第1週末(3/4-3/5)の国内映画興収ランキングのベスト5に、劇場アニメ3作品がランクインした。興行1位こそディズニーの大作ファンタジー映画『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』だったが、2位に『ドラえもん のび太の恐竜2006』、4位にワンピースのシリーズ7作目『ワンピースTHE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』、5位に3部作の完結編となる『機動戦士ZガンダムⅢ 星の鼓動は愛』が入っている。
 
 『ドラえもん』は、毎回30億円程度の興収を稼ぐ人気アニメだが、昨年はシリーズ一新のために劇場公開作品はなかった。今回2年ぶり、新しいキャラクターデザインということで話題性もあり、人気が衰える気配は見られない。
 『ワンピース』も人気が安定的した東映のアニメ作品で、今回は声優にSMAPの稲垣吾郎が登場することや、主題歌をNEWSが担当することが話題を呼んでいる。
 一年間で3本の劇場作品とハイペースで公開を続けた『Zガンダム』は、第1作、第2作が興収ランキング初登場3位で、今回は5位と順位を下げているが堅調な動きである。シリーズ完結ということで話題性も高い。しかし、『Zガンダム』については、ビジネス的により重要なのは劇場公開後のDVD発売と言っていいだろう。

 アニメやアニメーション作品が、あらたに興収ランキングに登場したのは昨年12月の『あらしのよるに』、『チキンリトル』、『ふたりはプリキュア Max Heart』の冬休みシーズン以来。
 学校休みに連動しているのは、この分野が子供をターゲットにしているからである。

 アニメ映画では、今週末3月11日には『かいけつゾロリ/ケロロ軍曹』の2本立てと『真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章』の公開が始まる。さらに、再来週3月18日には、アカデミー賞長編アニメーション作品賞を受賞した『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』の公開が注目される。
 さらに、少し時期は離れるが、4月15日には毎年多くの観客を集める『名探偵コナン』のシリーズ10周年記念作品とクレヨンしんちゃんの最新作が公開される。

 今週公開した3作品も含めて、しばらくアニメーション作品が映画興行を賑わしそうである。そして、その次にアニメ作品が映画興行で話題になるのは、『ポケットモンスター』、『ブレイブ・ストーリー』、『ゲド戦記』などの大型作品が出揃う7月になる。

興行通信社の興収ランキング 

ドラえもん のび太の恐竜2006公式サイト 
ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵 
機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛公式サイト 
劇場版ケロロ軍曹/劇場版 かいけつゾロリ公式サイト 
真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章公式サイト 
名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌 
クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!
ポケットモンスターAG ポケモンレンジャーと蒼海の王子 
ブレイブ・ストーリー 
ゲド戦記

"3月第1週映画興行ベスト5にアニメ3作品(3/8)" »
clear.gif
animeanime 14:00 (2) 0)
2006.02.28
興行成績 ]
clear.gif

 2月24日に発売された『機動戦士ZガンダムⅡ 恋人たち』のDVDが、前作の『機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者』に継いでオリコンのセルDVD総合ランキング(2月20日~26日)で第1位に輝いた。
 また同じく第2位には、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の最終巻である第13巻がランクインし、ガンダムブランドの強さを見せつけた。

 劇場版『Zガンダム』のDVDは、ジリーズ第1作『星を継ぐ者』が昨年10月24日から30日のオリコンチャートで、『バットマンビギンズ』などの有力作品を抑えて1位を獲得して話題となっている。
 バンダイビジュアルによれば、『恋人たち』のDVDは、24日の発売から現在までで早くも23万枚を突破する勢いであるという。昨年10月28日に発売された『星を継ぐ者』の累計販売数が23万枚とされているので、その勢いに翳りはない。
 
 また、『ガンダムSEED DESTINY』は今回の13巻で、最終巻となる。13巻までのシリーズ累計出荷数は、130万枚を突破している。一巻ごとの平均で10万本のDVD売上げは、テレビシリーズのDVD売上げとしては驚異的なものである。

 今回の両ガンダムのオリコンチャートランキング入りは、DVDの売上げ不振がいわれるなかで、ガンダムブランドの強さをあらためて見せつけたかたちである。また、『Zガンダム』に関して言えば、公開された2本の映画DVDの売上高はそれぞれ10億円以上、これは興行収入を大きく上回る金額になる。
 人気ブランドであれば、DVDを中心とした製作費回収のビジネスモデルがまだまだ有効であること示している。

 『Zガンダム』の劇場版は今週の土曜日3月4日から公開される。同シリーズの完結編となるため、また大きく人気を呼ぶに違いない。同時に、この3作目がさらなる利益をバンダイビジュアルにもたらすだろう。

バンダイビジュアル 
機動戦士Zガンダム 星の鼓動は愛公式サイト 
機動戦士ガンダムSEED DESTINY公式サイト 

"劇Zガンダム DVDチャート再び1位に(2/28)" »
clear.gif
animeanime 23:00 (0) 0)
2006.01.16
興行成績 ]
clear.gif

 ゲーム会社のスクウェア・エニックスは、同社の製作した3DCG長編アニメーションの『ファイナルファンタジーⅦ アドベントチルドレン』の出荷が100万枚を超えたと発表した。これは、劇場公開されていない映像作品としては異例の大記録になる。
 同社は昨年10月に、『アドベントチルドレン』は2005年9月14日の発売から3週間で70万枚の出荷を行ったと発表をしている。その発表のあとおよそ3ヶ月でさらに30万枚の出荷を行ったことになる。DVD販売の売上げの大半が発売1、2週間で終わることが多いなかで、異例に長期にわたってソフトが売れていることになる。

 スクウェア・エニックスでは、劇場公開されていない映像作品がこれほど出荷されるのは異例としているが、むしろ今回の同作品の人気は劇場公開されなかったことで増幅されている。ベネチア国際映画祭や東京国際映画祭などで大きな話題を呼んだにもかかわらず、劇場公開されず、『アドベントチルドレン』を観たいファンはDVDなどのソフトを買うしかなかったからだ。

 結果として、映画興行より一人当たりの消費単価が高く、利益率も高いDVDやUMDの売上げが伸び、同社の売上げに大きな貢献をした。これまでに同作品は、推定で40億円程度を売り上げたことになる。
 映画興行と比較すれば昨年邦画の興行収入ナンバー1であった劇場作品の『ポケットモンスター』や社会現象にまでなった『NANA』に匹敵する数字である。
 
 また、同作品は国際映画祭で賞を取るなど海外での評判も高い。今後は巨大市場であるアメリカやヨーロッパでもソフトの発売が予定されており、そちらでも大きな売上げが期待出来る。さらに、1月26日に、同映像作品の続編ゲーム『ダージュ オブ ケルベロス ファイナルファンタジーⅦ』の発売予定もあり、こちらのほうにもいい影響がありそうだ。
 スクウェア・エニックスは、スクウェア時代には劇場作品『ファイナルファンタジー』で、興行的に大きな失敗をした経験がある。しかし、今回は、同じタイトルの同じ3DCGアニメーション映像で汚名返上したことになる。
 その成功の理由は、映像作品を劇場を通さずにあたかもゲームであるかのように売る、かつてないマーケティングの手法にあるといえるだろう。

スクウェア・エニックス  

"FFⅦアドベントチルドレン 出荷100万枚突破(1/16)" »
clear.gif
animeanime 23:59 (0) 0)
2005.11.28
興行成績 ]
clear.gif

 アニメの企画・製作とDVD流通を行うバンダイビジュアルは、人気アニメシリーズ『機動戦士ガンダムSEED』の続編『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のセルDVDの累計販売枚数が11月25日発売の第10巻までで100万枚を超えたと発表した。『ガンダムSEED DESTINY』は、ガンダムシリーズの11作目のテレビシリーズとして、今年9月まで放映され小中学生から高い年代まで男女問わず人気があった。

 シリーズの前作品『機動戦士ガンダムSEED』はテレビシリーズ全13巻だけで130万枚以上のDVDを販売した。今回の『DESTINY』の100万枚達成は、前シリーズの第11巻より早い第10巻と若干早いペースで売れている。最終的に前シリーズの記録を抜くのも夢ではなさそうだ。
 DVDはテレビシリーズを各4話ずつ収録しており、全13巻を予定している。10話までで100万枚ということで、各巻平均10万本の売上げ枚数となり、これまでのおよそ50億円を超える販売高があったことになる。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY公式サイト 
バンダイビジュアル 

"ガンダムSEED DESTINY DVD100万枚突破(11/28)" »
clear.gif
animeanime 23:59 (0) 2)
2005.10.11
映画 ][ 興行成績 ]
clear.gif

 9月23日からイギリスで公開されている『ハウルの動く城』の公開2週目の週末の興行ランキングは(9月30日から10月2日)は、米国の映画情報サイトBOX OFFICE MOJOによると前週の10位から2ランク落として12位となった。週末3日間の興行収入は314,216ドル(およそ3550万円)になり、2週間のトータルの興行収入は866,113ドル(およそ9780万円)になった。
 公開劇場数は、1週間目の95館から1館増えて96館であった。1館あたりの平均興行収入は3,273ドルと3000ドルを大きく越え公開2週間目の映画としては高い水準を維持している。週末全体の興行収入も、前週比-16%と落込みが少なく好調である。
 公開劇場数から考えれば大ヒットは狙えなかったが、堅調な業績は『ハウル』の劇場関係者にとっては満足の出来る成果と考えられる。

ハウルの動く城公式サイト(英国)
ハウルの動く城公式サイト
BOX OFFICE MOJO 

"ハウル 英国公開2週目は12位(10/11)" »
clear.gif
animeanime 23:59 (3) 1)
2005.10.06
興行成績 ]
clear.gif

 定期的に検索エンジンの検索単語ランキングを発表しているライコス50の先週のランキング(10月1日終了)が発表になっている。先週は、米国南部を襲ったハリーケーンの話題が一段落したこともあり、常連単語といえる固有名詞のランキング上昇が目立っている。

 日本関連では、6位『ドラゴンボール』(前回8位)、11位『ポケモン』(同14位)、13位『NARUTO』(同15位)と少しずつランキングを上げている。9月に新番組として始まった『NARUTO』は10位台が定着したようだ。
 しかし、16位『犬夜叉』(同12位)と21位『ファイナルファンタジー』(同19位)はランキングを落とした。それ以外では33位『美少女戦士セーラームーン』(同46位)、49位『遊戯王』(再ランキング入り)となっている。

ライコス50

"今週のライコス50(10/6)" »
clear.gif
animeanime 23:58 (0) 0)
2005.09.27
映画 ][ 海外:ヨーロッパ ][ 興行成績 ]
clear.gif

 9月23日からイギリスでの劇場公開が始まった『ハウルの動く城』の23日(金)から25日(日)までの3日間の興行成績はおよそ37万7000ドル(約4200万円)となり、週末の興行成績で10位につけた。興行順位こそ10位であるが上映劇場数は95館と通常イギリスで全国公開とされる300館から400館クラスの数分の一であることを考えると健闘している。
 興行収入を劇場数で割った平均興行収入は3,977ドルで、こちらも大ヒットとはいかないがヒットと呼ぶに充分な数字を残している。イギリスは世界あるいはヨーロッパ各国と較べても日本アニメの普及が低く、比較的人気が行き渡っていないとされる国である。そのイギリスで、それなりに存在感のある成績を残せたことは次につながりそうである。

ハウルの動く城公式サイト 
ハウルの動く城公式サイト(英国)

"ハウル イギリス公開10位スタート(9/27)" »
clear.gif
animeanime 23:59 (0) 0)
2005.09.21
興行成績 ]
clear.gif

 検索エンジンで検索された単語の検索数ランキングを発表しているライコス50が過去10年間の総合ランキング(英語)を発表した。この総合ランキングで日本アニメの『ドラゴンボール』が2位に、『ポケットモンスター』が3位にランクされ過去10年間のインターネットの世界における日本アニメの存在感の大きさをあらためて印象づけている。
 また、1位は米国女優のパム・アンダーセンだった。近年は、マスメディアにほとんど姿を現さなくなった彼女の根強い人気に、ライコス50は彼女はウェッブ界の偶像だとしている。

 アニメ、日本関係では他に『ファイナルファンタジー』が18位の『スターウォーズ』をかわして17位にランキングしており、さらに『セーラームーン』が31位になっている。近年上位にランクされていた『遊戯王』や『犬夜叉』は、ランキング入りをしていない。
 検索エンジンだけでみれば、米国で最もヒットしたアニメが『ドラゴンボール』と『ポケットモンスター』の2作品であることが判る。さらに、ネット上では大ヒット作品の『ポケットモンスター』より『ドラゴンボール』のほうが注目されていたことになる。

 検索ランキングには、数多くの一般名詞に混じって「ブリトニー・ピアース」や「ジェニファー・ロペス」といった個人名や「9月11日」、「ダイアナ妃」など社会的事件を示す固有名が上位にランクされている。そして、どちらかといえばマニア色が強い。(何しろ1位はパム・アンダーセンだ)
 『ドラゴンボール』や『ポケモン』の人気もそうした延長線上にあると考えられる。しかし、米国のアニメーション関連では30位の『シンプソンズ』のみとなっており、日本アニメの人気が米国アニメーションの人気より深く濃いものであることを示しているだろう。

ライコス50 
ドラゴンボール公式サイト 

"検索ワード過去10年ランク ドラゴンボールが2位(9/21)" »
clear.gif
animeanime 23:59 (0) 0)
2005.08.09
映画 ][ 興行成績 ]
clear.gif

 8月6日に公開されたアニメ映画『NARUTO大激突!幻の地底遺跡だってばよ』が週末の映画興行で初登場1位になった。NARUTOの劇場版は昨年の『NARUTO大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!』2作目で、前作も8月の第4週目に公開され興行収入で13億7000万円をあげるヒットとなっている。今回は、公開がお盆前に移ったことで前回を上回る興行を目指していると思われる。
 このほか興行収入ランキングでは、3位に今週で公開4週目になる『ポケットモンスターアドバンスジェネレーション』、8位には同じく6日公開の『金色のガッシュベルメカバルカンの来襲』、9位に公開3週目の『鋼の錬金術師シャンバラを征く者』がランクインしている。この結果、日本アニメ4作品と米国の3Dアニメである6位『ロボット』まで入れると上位10作品のうちの半数がアニメ作品といこうとになる。
 こうしたことは、お盆シーズンが子供たちを中心とした娯楽映画シーズンであるといえるだろう。今週末にはドリームワークスの3Dアニメである『マダガスカル』も登場することから、お盆シーズンのアニメ映画の勢いはしばらく続きそうな気配である。
 
 娯楽映画ということで言えば、アニメ以外の残りの作品も2位の『スターウォーズ』、4位『妖怪大戦争』、7位『宇宙戦争』、10位『アイランド』と派手なVFXを駆使したSF作品が並んでいる。もともとこうした作品が興行的に強いとはいえ、最も映画の儲かるシーズンにこうした作品が大規模に公開されることは、映画興行におけるアニメ・SFの存在感の大きさを物語っているといえる。

NARUTO大激突!幻の地底遺跡だってばよ 
ポケットモンスターアドバンスジェネレーション 
<金色のガッシュベルメカバルカンの来襲 
鋼の錬金術師シャンバラを征く者 
ロボット 
マダガスカル

"NARUTO 興収1位に初登場" »
clear.gif
animeanime 23:59 (0) 0)
2005.07.26
興行成績 ]
clear.gif

 7月23日に劇場公開した『鋼の錬金術師』は、週末の興行成績で第3位スタートとなった。1位は公開以来快進撃を続ける『スターウォーズ エピソード3/シスの復讐』、2位は『ポケットモンスター・アドバンスジェネレーション』であった。興行収入100億円超クラスを目指す『スターウォーズ』、40億円クラスを目指す『ポケットモンスター』を上回ることは出来なかったが、この夏の注目大作映画の一角である『宇宙戦争』(4位)を崩している。また、『ハガレン』と同様7月23日に公開されたドリームワークスの大作映画『アイランド』(5位)を上回るなど、出足は好調といえるだろう。
 児童・学童向けより高い年齢を狙ったアニメ映画作品としては、近年にない結果を残す可能性もある。また、『ハガレン』は女性にも高い人気を誇っていることから、アニメ作品における女性ファンの取り込みがあらためて注目されて来るに違いない。

『ハガレン』関係の公式サイト(人気を反映して沢山あります)
劇場版鋼の錬金術師-シャンバラを往く者-公式サイト(松竹)
鋼の錬金術師公式サイト(アニプレックス)
ハガレン制作ヨタ日記(BONES) 
ハガレンWeb研究所(スクウェア・エニックス)
鋼の錬金術師-翔べない天使-公式サイト
鋼の錬金術師2-赤きエルクシルの悪魔-公式サイト
鋼の錬金術師3-神を継ぐ少女-公式サイト
毎日放送『鋼の錬金術師』サイト
毎日放送『鋼の錬金術師公式掲示板』
ハガレンゲームウェッブ(バンダイ) 
鋼の錬金術師(カードダス) 
鋼の錬金術師スタンプラリーページ(阪急電鉄)
ハガレンミュージアム(阪急電鉄)

おまけ ハガレン占い(Goisunet
「あなたの鋼の錬金術師キャラクターを判定します」だそうです。 (^^;
http://goisu.net/cgi-bin/psychology/psychology.cgi?menu=c035

"ハガレン興行成績初登場3位" »
clear.gif
animeanime 00:00 (0) 0)
2005.07.16
興行成績 ]
clear.gif

 いよいよ夏休みが始まる。夏休みと伴に、子供や学生を狙った劇場アニメが公開される。最も注目は、TVシリーズで大ブームを巻き起こした『鋼の錬金術師』の劇場版映画『シャンバラを往く者』。『ハガレン』は、他のアニメ映画より比較的高い年齢層を狙った作品だからだ。昨年公開された『イノセンス』、『スチームボーイ』といった高い年齢層を狙った劇場アニメはDVD市場では健闘しているが、劇場公開では事前の予想より苦戦した。『ハガレン』がそうしたマーケットでどれだけ実績を残せるかは、今後のアニメ映画の市場動向に大きな影響を与えそうだ。
 特に、5月に同じ市場を狙った『機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者-』が予想以上に健闘しただけに、ハイティーン以上のアニメ市場の存在を確かにしたいところだ。既に7月の初めの段階で『シャンバラを往く者』の前売り券は12万枚を越えており、かなり健闘が期待される。
 同様に8月20日からと少し遅めの公開になるが、CLAMP原作、NHKにて放映中の『ツバサクロニクル』の劇場展開である『ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君』と『XXXHOLiC 真夏ノ夜ノ夢』の2本立ても女性市場を意識した劇場アニメとしてその動向が気になる存在である。こちらは、上映館数は70館足らずとあまり多くない。

 そうはいっても、やはり劇場アニメのマーケットの中心は児童向けの映画である。人気アニメの『ポケットモンスター』は、今回で8作目になる『ミュウと波導の勇者』が16日から公開される。一時人気が落着いていた『ポケットモンスター』は2003年からのキャラクターブランドの立て直しに成功している。2002年は興行20億円台に落ち込んだ興収も2004年には43億円と回復しており今回も同程度を狙いたいところだろう。
 『ポケモン』よりさらにターゲットになる年齢層の低い『アンパンマン』は親に連れられて映画に行く子供達が主流。ポケモンよりも公開劇場数が少ないため大ヒットは望めないが、人気の安定したキャラクターだけにこちらも安定した成績を残しそうである。
 昨年、予想以上の健闘をした『NARUTO』の新作第2弾『大激突!幻の地底遺跡だってばよ』も、前回並みの13億円程度は狙いたいところだろう。『金色のガッシュベル』もシリーズ作品として安定した人気を誇る作品である。

 一方、アニメ以外のマンガ原作の実写映画では昨年相次いだ『キャシャーン』や『キュティーハニー』、『デビルマン』といった名作マンガ原作とは異なったユニークな作品が並んでいる。既に7月2日に公開になった『逆境ナイン』は、時代に逆行する超熱血ギャグマンガでカルトな人気を誇る島本和彦の代表作。ひたすら熱く、常識はずれのギャグが続く。7月第1週、2週は興行ランキングでも8位に入るなど健闘している。
 カルトな作品といえば『魁!!クロマティ高校 the MOVIE』も負けていない。実写化不可能と言われた不条理なギャグを見事に再現している。

 今年前半の劇場アニメでは『ふたりはプリキュア Max Heart』や『機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者-』といった予想を大きく超えるヒット作が生まれた。夏休み以降もこうした作品が現れるのかが注目される。

"アニメ映画 夏休みの戦い" »
clear.gif
animeanime 00:00 (0) 0)
2005.06.30
映画 ][ 海外:アジア ][ 興行成績 ]
clear.gif

 中国の情報サイトのチャイナブロードキャストドットコム(CRI.com)によれば、6月23日よりアジア5カ国で公開されたしげの秀一原作、アンドリュー・ラウ、アラン・マック監督の映画『頭文字D』は、5カ国のうち4カ国で週末興行ランキング1位になるなど好調なスタートを切った。
 今年一番のヒットになった香港と中国に加え、マレーシアとシンガポールで興行1位になっている。香港の週末3日間の興収は、99館で190万ドル第2位のハリウッド映画スミス夫妻を上回った。中国では450館で290万ドル、シンガポールとマレーシアがそれぞれ38館の72万ドル、25館の37万ドルである。伝統的に中国語映画の興行成績が振るわない台湾でも66館で80万ドルと好調な数字を挙げたと伝えている。
 また、中国情報サイト中国情報局によれば、中国大陸ではオープニング4日間の興行収入が『スターウォーズ シスの復讐』を大きく超え今年1位、香港では歴代2位の成績だった。

 『頭文字D』は日本マンガを原作に製作費は1200万ドル(およそ13億円)と台湾スターの周傑倫を始めとする豪華なアジアスターの競演で話題を呼んでいたが、原作、出演、制作が東アジアのコラボレーションとして今後のアジア映画の新しい動きを象徴する作品になりそうだ。日本での9月の公開を予定している。

CRIの記事 Initial D Hits Asian Box Office Records
中国情報局の記事 『頭文字D』:爽快&迫力の生ドリで全アジアが酔う

頭文字D 映画公式ページ(中国) 
頭文字D 映画公式ページ(日本) 

"『頭文字D』アジアで大ヒット興行1位" »
clear.gif
animeanime 00:00 (0) 0)
2005.06.27
興行成績 ]
clear.gif

 米国で公開中の『ハウルの動く城』の3週目の週末興行成績の速報値が米国の映画情報サイトBOX OFFICE Mojoで発表されている。この発表によれば、『ハウル』の6月24日(金)から26日(日)までの配収は202館で56万ドルとなり先週末との比較で35.2%減、興収ランキングも13位から16位にダウンしている。一館当たりの興収は2772ドルと一般的な公開映画並みとなっている。
 しかし、トータルの興収は249万3000ドルで当面の目標ともいえる『もののけ姫』の237万5000ドルを超え、日本アニメの興収としては歴代第7位につけた。しかし、上映館の数や興収の鈍化により5位の『千と千尋の神隠し』や6位の『デジタルアドベンチャー』といった作品を追い越すのは厳しい状況である。
 
 公開前は米国の劇場アニメ市場でマイナーな日本アニメの殻を打ち破ることが期待された『ハウルの動く城』であったが、結果はやはり一部のコアなファンの間で人気が留まった。この結果、今後も劇場用日本アニメは『イノセンス』や『スチームボーイ』のような比較的高年齢のアニメマニアに向けて発信するか、ジブリ作品のように芸術性を全面に押し出すかのどちらかに限られる状況が続きそうである。日本初の大ヒット劇場アニメの夢はまた先送りになった。
 今後は、フジテレビとGDHが手掛けている『ブレイブストーリー』といった作品がこの殻を破れるのか、あるいはホラー映画のようなアニメでない作品で日本の作品の成功が続くのが注目されるであろう。

BOX OFFICE Mojo 
ハウルの動く城公式サイト 

"ハウル 米国興行3週目" »
clear.gif
animeanime 00:00 (0) 0)
2005.06.17
海外:米国 ][ 興行成績 ]
clear.gif

 米国の映画情報サイトのBOXOFFIC Mojoによると、6月10日に公開され、本日17日に大公開される『ハウルの動く城』の劇場数は202館となった。これは、事前に期待されていた『千と千尋の神隠し』並みの700館から800館に遠く及ばず、比較的上映館数の多い限定公開という規模に留まっている。
 このため、今週末に期待出来る興収は200万ドルから300万ドルの間で、さらに上映が続いたとしても劇場数が変わらなければ興収1,000万ドル突破は厳しい状況となっている。興収237万ドルの『もののけ姫』を越すことは確実だが、興収1,000万ドルの『千と千尋の神隠し』を越えるのは難しそうである。

 一方、既に公開されている36館の興行は順調で一館あたりの興収は高水準を維持しており、米国興行ランキングの15位前後を推移している。10日の公開から15日水曜日までの6日間で興行収入は56万7000ドルとなった。

BOXOFFIC Mojo  
ハウルの動く城公式サイト(米国) 

"ハウル 米国拡大公開は202館" »
clear.gif
animeanime 00:00 (0) 0)
2005.06.15
興行成績 ]
clear.gif

  現在公開中の『機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者‐』の公開3週間目の週末(6月11日、12日)の興行ランキングは、先週5位からランキングを2つ下げて7位につけている。少ない劇場数に対して相変わらず堅調だといえる。これまでの興行収入は5億円から6億円、観客動員数は40万人を越えた模様である。しかし、大ヒットの目安となる10億円の興行収入には、前売り券の売上げを集計に加えても大台に届くかどうか微妙な状況である。

 1位は、先週末封切られた『戦国自衛隊1549』、2位は先週1位からランクダウンの『電車男』、3位は公開6週目に入った『交渉人真下正義』と邦画の好調ぶりを再確認させた。『Zガンダム』以外に封切られている主なアニメ映画はなく、ランキングにもアニメ作品は登場していない。
 今後は、7月16日公開の『ポケットモンスターアドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者』、『それいけ!アンパンマン ハピーの大冒険 』と7月23日公開される比較的高い年齢層を狙った『鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』までは、目立ったアニメ映画の公開はない。

興行順位はここで確認ください
興行通信社の週末ランキング http://www.cinemanavi.co.jp/info/last.html
機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者‐公式サイト 

"劇場版Zガンダム 3週目は7位" »
clear.gif
animeanime 00:00 (0) 0)
2005.06.13
興行成績 ]
clear.gif

 フランスのアヌシーで開かれていたアニメーションフィェスティバルのアヌシー2005の受賞作品が発表された。残念ながらおよそ230作品から選ばれた9部門21作品の受賞作品の中に日本からの出品作品は含まれていない。
 劇場映画の大賞ともいえるクリスタル賞を受賞したのはハンガリーのAron GAUDER監督の『ザ・ダイレクト』である。『ザ・ダイレクト』はブタペストのゲットーを舞台にしたリアルな内容で2Dと3Dの技術を融合させた作品となっている。
 また、短編アニメーションのクリスタル賞には、オーストラリアのアンソニー・ルーカス監督『神秘的で地理的なジャスパーモレロの冒険』、テレビアニメーションのクリスタル賞にはイギリスのマーク・ベイカー、ネヴィル・アストレイ両監督が2歳から5歳児向けに制作した『ペッパ・ピッグ‐仕事をするミイラブタ‐』が選ばれた。また、変わったところではテレビシリーズの特別賞にアメリカのTVアニメーションとして人気の高い『スポンジボブ』が選ばれているのが目を引いた。

 ヨーロッパ開催という事情のためか受賞作にはヨーロッパの作品が目立ったが、ヨーロッパ作品がアート指向の強いアニメーション作品に強みを持っていることもこうした結果を反映しているのだろう。
 国別では、開催国のフランスの受賞作品が2作品に留まったのに対して、イギリスから6作品が受賞したのが際立っている。そのイギリスからの受賞の中で広告部門の受賞作品は、ホンダのコマーシャルのためのアニーション作品であった。米国からは3作品、カナダとオーストアリアから各2作品ずつが選ばれているが、日本以外の韓国、台湾といったアジアの国・地域も出品作品はあったものの受賞はなかった。

アヌシー2005 受賞作品一覧 http://www.annecy.org/home/index.php?Page_ID=604

"アヌシー映画祭 受賞作品発表" »
clear.gif
animeanime 00:00 (0) 0)
海外:米国 ][ 興行成績 ]
clear.gif

 6月10日に米国公開になった『ハウルの動く城』が出足順調な興行になっている。米国の映画興行情報サイトBOX OFFICE Mojoの発表した6月10日から12日までの金曜日から日曜日の興行成績(暫定)は、36館スタートで興行ランキング14位であった。週末の興収は40万1千ドルとなり、この時点で米国の歴代日本アニメ興行ランキングで『スチームボーイ』の41万ドルに次ぐ第16位になっている。
 1館ごとの平均売上高は11,138ドルで、この数字は現在公表されている先週末公開映画21作品の中では、初登場1位になった『Mr. and Mrs. Smith』の14,909ドルに次ぐものである。さらに、ここ1年で公開された日本アニメ『スチームボーイ』の3,940ドル、『アップルシード』2,574ドルを上回っているおり、単館あたりの売上げが好調であった『イノセンス』6,760ドルも大きく越えている。一方、現在大ヒットを続けているドリームワークスの3Dアニメ『マダガスカル』の初登場の際の14,769ドルよりは、25%程度下回っている。
 しかし、この数字は2002年9月20日の当初26館で公開された『千と千尋の神隠し』の週末興行約45万ドル、1館平均17,301ドルを大きく下回っている。翌週から拡大公開の予定が決まっている『ハウルの動く城』と当初は限定公開のみとされていた『千と千尋の神隠し』との比較は難しいが不安な要素ではある。

 17日から『ハウルの動く城』は、全米各都市に拡大上映されるが仮に劇場数を『千と千尋の神隠し』並みの700館とすると最初の週末で700万ドルを越える興収が期待できる。この数字は、『もののけ姫』や『イノセンス』、『カウボーイビバップ 天国の扉』を大きく上回り、日本アニメの歴代ランキング7位以上は確実といって良いだろう。さらに、興収960万ドルの『デジモンアドベンチャー』や1000万ドルの『千と千尋の神隠し』も射程圏に入っている。
 しかし、『ハウルの動く城』に求められているのは、上位4つを占める3つの『ポケットモンスター』の映画と『遊戯王』の一角を崩すこと、また、TV発以外の日本アニメも劇場で観客を動員出来るという存在感を示せることである。今後、どの程度の観客が伸びるか注目される。

ハウルの動く城公式サイト(米国)
BOX OFFICE Mojo 

《追記 6月14日》
 BOX OFFICE Mojoより週末の確定値が発表されましたが週末興行3日間の興収は427,897ドル、1館あたり11,888㌦とやや上方修正されました。ランキング順位、1館あたりの興行順位は変わりません。
 AnimeNewsNetworkによると拡大公開は200館とされており、当初目指した700~800館は確保出来ていないようです。今後の情報待ちですが、そうであれば『千と千尋の神隠し』を抜くのは厳しくなります。

"ハウルの動く城 米国で順調な出足" »
clear.gif
animeanime 00:00 (0) 0)
2005.06.07
興行成績 ]
clear.gif

 興行成績の好調が伝えられているZガンダムの劇場作品『機動戦士ガンダム‐星を継ぐ者‐』の6月第1週の興行ランキングは先週の第3位からは順位を落としたがランキング5位と好調さを保った。
 6月第1週は新たな封切映画が一挙に5作品ランキングに登場するなど順位に大きな変動が見られた。1位は、社会現象といえほど話題になった『電車男』の映画版が新たに登場し、さらにジュリアン・ムーアの新作スリラー『フォーガットン』が3位に入ってきた。さらに、絶好調と言われる『交渉人真下正義』が2位、『ミリオンダラー・ベイビー』が4位で、『Zガンダム』は5位となった。
 週末にかけて都市部など一部で『Zガンダム』の上映劇場をより大きな劇場へ差替えたようだが、上映館数自体は相変わらず少ないままである。先週末封切のブルース・ウィルス主演の『ホステージ』やウィル・スミス主演の『最後の恋の行方』などより上位にランクされたのは大健闘といえる。6位の『ホステージ』は、松竹系の劇場も含めた250館規模の公開なので5位の『Zガンダム』と興行成績で逆転した形となる。公開当初は限定グッズやパンフレットの売り切れが続出した『Zガンダム』だが、封切後の勢いはしばらく続きそうな気配である。

興行成績はmovie@Niftyで確認出来ます。
http://movie.nifty.com/as/column/movie_685/1.htm

機動戦士ガンダム‐星を継ぐ者‐公式サイト 

"劇場版Zガンダム 興行2週目は5位" »
clear.gif
animeanime 00:00 (0) 0)
2005.06.01
興行成績 ]
clear.gif

 5月28日、29日の週末に驚異的な稼働率で週末の興行ランキング3位に登場した『機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者‐』であるが、バンダイビジュルは自社サイトのIRのページで全国6つの劇場で興行収入が日計新記録であったことを伝えている。
 この記事は「全国各地でファンの長蛇の列が出現『機動戦士Zガンダム―星を継ぐ者―』好スタート!」で、その中でシネリーブル池袋、新宿ジョイシネマ、シネリーブル梅田、パラダイススクエア(大阪)、シネリーブル神戸、シネリーブル博多といった都心を中心とした6館で新記録を樹立したと伝えている。日計記録は1日の興行収入の合計であり、この記録の達成は、劇場の定員に対する入場者数や上映回数が極めて高かったことを示している。
 
 また、映画情報サイトのエイガドットコムは、5月31日発表の興行成績のコメントで『Zガンダム』の週末2日間の興行が83スクリーンで1億6074万円、最終予想は10億円前後、スクリーン数に対する興行は記録破りとしている。

バンダイビジュアル http://www.bandaivisual.co.jp
機動戦士Zガンダム―星を継ぐ者―公式サイト
http://www.z-gundam.net
エイガドットコム http://www.eiga.com

"劇場版Zガンダム 新記録樹立は6劇場" »
clear.gif
animeanime 00:00 (0) 0)
2005.05.07
海外:米国 ][ 興行成績 ]
clear.gif

 米国で『Mr.インクレディブル』のビデオグラム(DVD/ビデオ)の売上高が記録的な数字に達している。米国の通信社ロイターによれば3月の販売開始以来の『Mr.インクレディブル』のビデオグラムの売上げ枚数は、米国内だけで既に1770万枚を販売したという。これは、合計で3000万枚以上販売した『ファインディング・ニモ』次ぐ規模になる見通しだという。
 また、5月5日に発表されたピクサーの第1四半期の決算は、この『Mr.インクレディブル』のビデオグラムの好調な売上げを背景に売上高が1億6120万ドル、利益は8190万ドルといずれも前年同期比の約3倍と極めて好調であった。

 こうしたディズニーを中心とするアニメのビデオグラム(DVD、ビデオ)が記録的な売上げをあげる一方で、米国市場での日本アニメのビデオグラムの売上げは通常は1作品当たり数万枚単位に過ぎない。また、日本アニメの米国の全ビデオグラムの売上げに占める割合も1%程度にとどまっている。
 近年、米国市場での日本アニメの台頭が言われているが、実際は、米国のアニメーション市場は依然米国製アニメーション中心の市場であり、日本アニメの現状はその中で将来に亘るマーケットを得られるかどうかが課題となっている。ディズニーのような大作アニメとマニア向けの日本アニメを同列に語ることは難しい。しかし、成功すれば大きいのが米国市場ともいえる。日本アニメもやり方しだいで意外に大きなビジネスチャンスがあるのでないだろうか。

 『Mr.インクレディブル』のビデオグラム(DVD/ビデオ)は、日本では6月15日に通常版2,940円と限定版15,750円の2通りが発売される予定になっている。

ピクサー 

"Mr.インクレディブル 米国で1700万枚の売上げ" »
clear.gif
animeanime 11:57 (0) 0)
2005.04.28
海外:米国 ][ 興行成績 ]
clear.gif

 米国のコミック・アニメの情報サイトICV2によると、米国の大手アニメ専門チャンネルとして知られるアダルトスイムが商業ケーブルテレビの視聴率新記録を達成した。月間視聴率の史上最高を記録したのは、本年4月期(3/28から4/24)の18歳から34歳、18歳から24歳、18歳から24歳男性の3部門である。この結果アダルトスイムは、商業ケーブルテレビの若い層でのNO.1の位置を保っている。一方、18歳から49歳部門では第3位に留まっている。
 しかし、今回の視聴率押し上げに貢献した作品群はアダルトスイムの主要な放映作品である日本アニメ作品ではなく、米国作品の『Family Guy』、『 Futurama 』、『 Robot Chicken』などの米国の作品である。
 また、アダルトスイムと同じチャンネルを時間帯で分けて放映されるカートゥーンネットワークの視聴率も極めて好調であるという。特に、日本アニメが過半数を占める土曜の夜のトゥーンアミブロックが9歳から14歳部門を中心に好調であるとしている。

 米国のアダルトスイムの好調さは、従来の一般の大人はアニメ(カートゥーン)を観ないとされて来た米国人の習慣がしだいに壊れつつあることを示している。これは、マニア市場や大人向けのアニメ作品に強みを持つ日本企業に取り、市場拡大という面で良い兆候である。
 しかし、こうした市場拡大の中で日本の作品並みに米国作品が人気を呼んでいることは注目される。市場拡大と共に米国企業がこの市場の可能性に着目することで、大人向けアニメ(カートゥーンを含む)市場での日本のシェアが将来的に縮小するかもしれないからだ。
 こうした事情は子供向けのアニメ市場でも同様で、日本アニメの受ける要素を取り入れた米国作品は今後も増えるだろう。そうした作品は、日本アニメの真似を超えた人気を獲得する可能性も高い。先日、東京国際アニメファアの『海外からみた日本のアニメ』と題したパネルの中で、カートゥーンネットワークでバイヤーを務めるテリー・カレギアン氏が「日本アニメと日本テイスト入れた現地向けのアニメとどちらが視聴者に好まれるか」といった質問に対して、「日本テイスト入れた現地向けのアニメだ」と断言されたことが思い出される。 

ICV2の記事 Adult Swim Sets New Ratings Records

アダルトスイム 
 Family Guy 
 Futurama  
 Robot Chicken 
カートゥーンネットワーク(米国) 
 トゥーンアミ 

"米国アダルトスイム 視聴率新記録を達成" »
clear.gif
animeanime 18:58 (0) 0)
2005.04.21
興行成績 ]
clear.gif

 テレビ番組の視聴率は、昔も今もどこまで当てになるのかと言われ続けている。実際、観てなくてもテレビがついていれば視聴率であるし、録画でテレビを観る人も多いからだ。
 その録画率だが、実際には録画率調査も行われている。しかし、データはあまり公開されておらず、入手は難しいのが現状だ。この録画率を映画興行ランキングや視聴率のように手軽に無料で入手出来る良いサイトがある。ソニーとソネットの運営するサイト『テレビ王国』である。
 このサイトの目的は総合的なテレビ番組情報の提供である。さらに、ソニーのテレビ番組予約システム「iCommand」を提供し、このシステムを利用した翌週の番組録画予約ランキングを公表しているのだ。
 勿論、このランキングはネットユーザーで、ソニーのシステムに対応した機器の所有者になる。その結果は一般的な調査より偏りがあるはずだ。しかし、通常の調査でも調査世帯数は数百件である。さらに、ネットユーザーで最新のIT機器を使う人々の動向と割り切ると別の意味で興味深く見ることが出来る。また、リストはあとから結果がでてくる通常の視聴率と異なり、翌週の動向が先に出てくるなどユニークな点もあり、テレビ番組の人気について異なった視点を与えてくれる。

 そこで、4月21日現在の録画予約ランキング(4月21日から28日まで)をみてみると、上位4作品までは、『恋におちたら・僕の成功の秘密』、『タイガー&ドラゴン』、『夢で逢いましょう』、『アタック№1』と残念ながらアニメ作品は入っていない。しかし、5位には『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』が入っている。このランキングは毎日変わるので、翌日の番組が上位に食い込む傾向がある。つまり、2日も先の番組である『SEED』が上位に入っているのは正直かなり凄いことである。最近は、『SEED』はビデオリサーチのアニメ部門の視聴率ベスト10に顔を出さなくなっており、現在の人気はどうかと思っていたが、録画に関しては大人気といって良さそうだ。
 さらに、8位『紅の豚』、10位『ハチミツとクローバー』、11位『ああっ女神様』、12位『SPEED GRAPHER』がランクインしている。『紅の豚』を除くと深夜番組が続いているのは、やはりという感じである。また、ゴールデンタイムの人気アニメはひとつも入っていない。なんとなく観るアニメと確信犯的に観るアニメの違いは明白なようだ。
 そして、深夜アニメの視聴者が実際の放映時間にテレビの前にいないという、当たり前の事実をあらためて確認させてくれる。1%から3%台の深夜アニメの実際の視聴率はそれよりだいぶ高いと想像が出来る。
 意外なところでは『鋼の錬金術師』の再放送が14位に入っている。面白い作品は何度観ても面白い。録画してでも何度でも観たいというところだろうか。この作品の根強い人気も感じさせる。『ハガレン』は、本放映では週末のゴールデンタイムに放映していたが、『SEED』と共に属性的には深夜アニメに近いのかもしれない。

テレビ王国 
テレビ王国のランキング 

"録画予約ランキングはアニメを語る" »
clear.gif
animeanime 18:26 (0) 0)
2005.04.20
興行成績 ]
clear.gif

 映画興行収入の速報ランキングを提供している興行通信社の劇場映画の週末興行収入ランキングをみるとGWを前にランキング入りしている作品が先週末で様変わりをした。これは、ゴールデンウィークを前に各社が力を入れた新作が相次いで公開されたためである。今週は、ベスト10のうち6作品が新作であった。
 アニメ作品では、先々週末に1位で『名探偵コナン水平線上の陰謀〈ストラテジー〉』初登場(今週3位)したほか、先週末は『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃』2位で初登場、また公開劇場数が上記2作品より少ない『ふたりはプリキュア マックスハート』が初登場4位と健闘している。
 しかし、これらのあおりを受けて21週間と5ヶ月以上に亘りベスト10入りしていた『ハウルの動く城』がランク外に去った。この後は、韓国アニメの『ワンダフルデイズ』が4月23日に限定公開されるほかは、5月28日の『機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者‐』まで目立ったアニメ作品の公開はない。

興行通信社 

名探偵コナン水平線上の陰謀公式サイト 
クレヨンしんちゃん伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃公式サイト 
ふたりはプリキュア マックスハート公式サイト 
ワンダフルデイズ公式サイト 
機動戦士Zガンダム公式サイト 

"GW前の興行ランキングの変動" »
clear.gif
animeanime 18:00 (0) 0)
2005.04.14
興行成績 ]
clear.gif

 レコード業界の調査・研究を行っている財団法人日本レコード協会が『日本のレコード産業2005年度版』の中で2004年の音楽ソフト、映像ソフトの生産状況を公表している。調査報告は、各媒体別に2004年の生産高と販売タイトル数を発表しており、全体の傾向は音楽ソフトの生産の下落が続く一方で、ビデオレコードの生産は順調な伸びをみせているとしてる。
 今回の調査によれば、DVD・ビデオの生産数量は、90年代後半の3千万枚(巻)から2000年以降に急増し、2004年には1億4600万本に達していることが判る。一方で生産金額は90年代後半の一千百億から3百億円の間から昨年でも1960億円とその伸び率は生産量を大きく下回る。こうした生産数量と生産金額の成長率の乖離は、急激なDVD・ビデオの販売単価の下落を示している。

 調査は個別作品やジャンル別の生産量は公表していないが、各ジャンル別の発売タイトル数と発売されている作品のカタログ数を公表している。その中からDVD・ビデオ関連のアニメ分野の数値を取り出すと、日本のレコード産業におけるアニメの重要さがあらためて確認出来る。
 報告によれば、2004年のアニメ作品のDVD、ビデオの新規発売タイトル数は2,777タイトルと、全発売タイトル9,513作品のうちの約29%を占めている。テレビ作品やOVA作品を含む映画作品に限れば、邦画の1,401タイトル、洋画の1,681タイトルを大きく上回り全体の約47%占める。
 さらに、カタログ数でもアニメ作品の存在感は大きく、DVDとビデオ合わせた全体の40,744タイトルのうち7,846タイトルとなり、映画作品の中の21,849タイトルのうち49%がアニメ作品である。つまり、単純に考えれば店頭で目にするDVD映画作品のおよそ半分がアニメであるというわけだ。

 こうした国内DVD、ビデオ市場におけるアニメの大きさは映像ソフトだけでなく、音楽市場にもある程度いえる。例えば、CDアルバムの市場ではアニメの1年間の発売タイトル数は584作品と演歌の400タイトルやクラシックの283タイトル大きく上回っている。さらに、アニメ主題歌のタイアップなど目に見えないアニメの影響力も考えれば、日本のレコード産業におけるアニメの力は無視出来ないくらい大きなものだと言えるだろう。

社団法人日本レコード協会 

"DVD国内市場におけるアニメタイトル数" »
clear.gif
animeanime 16:04 (0) 0)
2005.03.24
海外:米国 ][ 興行成績 ]
clear.gif

 米国のアニメ・コミックの情報サイトICV2によると、2月22日に発売された米国版か『風の谷のナウシカ』のDVDは発売最初の週にニールセン・ビデオスキャンの調査で売上げランキング14位になった。同時に発売された『猫の恩返し』、『紅の豚』はそれぞれ27位と49位であった。
 2週目の『ナウシカ』ランキングは30位で他の2作品はトップ50から姿を消した。一週目の『ナウシカ』の売上高は、その週に3週目に入った『シャークテイル』の20%程度の水準とICV2は伝えている。

 米国での積極的な旧作ジブリ映画のDVD化は、6月の『ハウルの動く城』の公開を見据えたタイアップの色彩が濃いように感じる。しかし、『風の谷のナウシカ』は20年も前の作品で、米国市場でまともに公開されたことのない作品である。こうした中で、実写も含めたDVDチャートに食い込んでくるのはさすがである。

ICV2 
スタジオジブリホームページ 

"風の谷のナウシカ米国DVDチャート14位" »
clear.gif
animeanime 14:45 (0) 0)
2005.03.18
興行成績 ]
clear.gif

 この秋に中島美嘉と宮崎あおい主演で実写映画化決まっている人気少女マンガ矢沢あい原作の『NANA』のトリビュートアルバム『LOVE for NANA~Only 1 Tribute~』がオリコンのデイリーチャートで初登場1位になった。このアルバムは大塚 愛、木村カエラ、ZONE、布袋寅泰、ジャパハリネットなど、レーベルやレコード会社の枠を越えて、13組のアーティストが参加している。大塚 、ZONE、布袋寅泰といった13組の人気アーティストが『NANA』をイメージした曲をそれぞれ提供したものである。レーベルやレコード会社の枠を越えた協力としても大きな話題を呼んだ。『NANA』の作品にあるおしゃれなイメージを利用した新しいタイプの商品展開として注目されている。

オリコン 
『Love for NANA』公式サイト 
NANA公式サイト 

"『NANA』アルバム オリコン初登場1位" »
clear.gif
animeanime 14:33 (0) 0)
2005.03.17
興行成績 ]
clear.gif

 3月第2週の日米の興行成績で対照的なアニメーションが興行成績第1位になっている。日本で興行第1位になっているのは、ゲーム作品から展開されたアニメ作品『ロッグマンエグゼ』とカードゲームから展開したアニメ作品『デュエル・マスターズ』である。
 両作品は先週末第1位であった『ローレライ』に取って替わった。映画情報サイトeiga.comによると土日の動員数は32万人、興行収入3億2000万で最終的な興行収入で10億円以上は見込めるとしている。両作品は、首都圏よりローカルで圧倒的に強いともいう。
 先週2位の『シャークテイル』は3位に、『ワンピース』は4位にランクを落とした。先週5位であった『ハウルの動く城』は8位となり公開から4ヶ月で初めて、ベスト5から抜けた。

 一方、米国の第1位となった『ロボット英題:Robots』はFOXが手掛ける3DCGアニメーションである。こちらの作品はこれまでの3DCGアニメーションに較べると圧倒的に12歳以下の低年齢に支持されているという。
 週末3日間の興行収入は約3600万ドル(約38億円)であった。FOXの手掛ける3DCGアニメーションとしては、昨年の春の『アイスエイジ』の約4630万ドルを下回っているが成績としては悪くない。むしろ、2作品のヒット作品をだすことで、ディズニーに独占され続けて来た米国の劇場アニメーション市場に割って入ることが出来たといえる。ここ2年間の3DCGアニメーションにおけるドリームワークスの躍進や、今回のFOXの動きなどを見ると劇場アニメーション市場でのディズニー独占は終わりつつあるようだ。
 その理由は、セルアニメーション(あるいは2Dアニメーション)の時代が少なくとも劇場アニメーションについては終わりつつあり、新興企業の参入余地が生まれていることにあるかもしれない。ディズニーが今年2月に公開した2Dアニメーションの『くまのプーさん』は、製作予算約2億ドルの米国のアニメーションとしては大作とはいえないが、公開最初の週でも興行ランキング5位580万ドルの興行収入に留まっている。キャラクターとして圧倒的な人気を誇る『くまのプーさん』ですらこうした現状である。一方、日本では、2Dアニメ『ロックマン・エグゼ&デュエル・マスターズ』が1位になっており、いまだアニメの中心が2Dアニメであるのとは対称的である。

 米国の劇場公開といえば、今週末には大友克洋監督の『スチームボーイ』の米国公開が始まる。公開劇場数は約40館ながら、米国では日本アニメの古典ともされている『AKIRA』の監督をした大友氏だけに注目度は極めて高い。米国で公開されるのは、一部の劇場を除き120分から106分に短縮となる英語バージョンである。日本では、長過ぎるのではないかと指摘もあった『スチームボーイ』だけに、この英語バージョンがどのように現地で受け取られるか気になるところである。

ロックマン・エグゼ&デュエル・マスターズ公式ページ
ロボッツ公式ページ(米国) 
くまのプーさん公式サイト(米国)
米国版スチームボーイ公式サイト 

"日米でアニメが興行1位に" »
clear.gif
animeanime 14:26 (0) 0)
2005.03.08
興行成績 ]
clear.gif

 先週の金曜日3月5日公開に『シャークテイル』と『ONE OIECE オマツリ男爵と秘密の島』の日米の2作品が劇場公開された。その先週末の劇場興行収入ランキングの速報が興行通信社より公開されている。
 速報によれば、ランキングの1位は東宝系の潜水艦映画『ローレライ』が圧倒的な強さをみせたという。しかし、2位、3位はそれぞれ『シャークテイル』と『ONE OIECE オマツリ男爵と秘密の島』が占めた。『シャークテイル』の公開劇場数はおよそ240館、『ワンピース』の公開劇場数は300館近くである。

 『シャークテイル』は、米国のドリームワークス製作の3DCGアニメだが、昨年秋米国で大ヒットしており日本でも積極的な宣伝が日本でもかけられた注目を浴びていた。『ワンピース』のほうは、人気アニメの劇場作品シリーズある。昨年3月公開には、前作『ONE OIECE THE MOVIE 呪われた聖剣』が18億円の興行収入を稼いでいる。
 映画情報サイトのエイガドットコムによると、『シャークテイル』は土曜、日曜の2日間で2億1900万円の興収で、ドリームワークスのアニメーション作品では過去最高だという。一方、『ワンピース』は、1億7500万円と前年前作比63%であったという。

 また、今週末3月12日(土)にはゲームの世界から展開したアニメ『ロックマンエグゼ』とカードゲームから展開したアニメ『デュエルマスターズ』といった男子学童に人気のある作品の2本立てが東宝洋画系で全国公開される。公開劇場数は260館を超える見込みで、こちらも多くの観客を集めそうである。
 春休みの劇場公開作品は、事実上これら3作品の争いになっている。これに加えて、昨年秋公開の『ハウルの動く城』は、公開から4ヶ月をたつがいまだ週間の興行収入ランキングの上位に喰いこんでいる。現在の興行収入は約180億円と見込まれているが、200億円越えを目指して再び宣伝を仕掛けている可能性も高い。春休みに向けて、現在のところは、『シャ-クテイル』が一歩抜け出した形だが、どういった種類の作品が観客の支持を集めるのかも含めて興味深い。

シャークテイル 
ONE OIECE オマツリ男爵と秘密の島
劇場版ロックマンエグゼ&劇場版デュエルマスターズ 

"春休みの劇場アニメ" »
clear.gif
animeanime 23:59 (0) 0)
2005.02.15
映画 ][ 海外:アジア ][ 興行成績 ]
clear.gif

 Yahoo!オーストラリア&ニュージーランド版のニュースによると、韓国で公開中の『ハウルの動く城』の観客動員数が300万人を超えた。記事によると、公開から50日たった2月11日までの総観客動員数は、300万5200人になった。これは、これまでの韓国で公開された日本映画の観客動員数で最高だった『千と千尋の神隠し』の約200万人を大幅に上回っている。
 しかし、現在は公開劇場数が24館に縮小されていることもあり、業界関係者の話によれば、韓国でこれまで一番観客動員数が多かったアニメーション映画『シュレック2』の320万人を抜くことは難しそうであるという。

 一方、1月12日より公開されているフランスでは、公開最初の週で興行ランキング1位、その後2位⇒4位⇒7位と推移している。4週目までのフランス国内での興行収入は約610万ドルになっているが、この数字は前作の『千と千尋の神隠し』の約730万ドルにはまだ及んでいない。『千と千尋の神隠し』は公開からの順位は4位⇒4位⇒7位⇒9位で、8週に亘ってベスト10入りをしていた。
 日本での興行成績は、Varietyによれば公開から12週目に入った先週末で約1億6617万ドル(約174億円)となっている。こちらも、興行収入300億円を超えた『千と千尋の神隠し』に及んでいない。

Yahoo!オーストラリア&NZ版の記事 
Japanese Animated Film Draws Over 3 Million Korean Viewers

"ハウルの動く城 韓国で300万人突破" »
clear.gif
animeanime 13:44 (0) 0)
2005.01.19
興行成績 ]
clear.gif

 宮崎駿監督の『ハウルの動く城』が先週より公開されているフランスで公開最初の一週目で配収第1位になった。フランスでは、『ハウルの動く城』は1月12日より公開されているが、先週の配収210万ドル(約2億1000万円)はこの週のトップであった。

 『ハウルの動く城』は現在公開中の韓国では、既に観客動員数250万人を超え、韓国で公開された日本映画としては歴代第1位となっている。また、韓国のアニメ映画で最高を動員数を記録した『シュレック2』の300万人に迫りつつある。
 フランスでは、1月12日より全仏383館で公開されている。宮崎監督の前作の『千と千尋の神隠し』は、フランスでは2002年4月に約200館で公開されたが、興行成績は、第1週、第2週の第4位が最高であった。

ハウルの動く城公式サイト 

"ハウルの動く城 仏で配収第1位" »
clear.gif
animeanime 18:17 (0) 0)
2005.01.11
海外:アジア ][ 興行成績 ]
clear.gif

 韓国日刊紙の朝鮮日報オンライン版(日本語版)によると、韓国で『ハウルの動く城』の観客動員