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2010.03.08
賞/コンテスト ]
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 3月8日、米国・ロサンゼルスのコダックシアターで、第82回アカデミー賞の授賞式が行われた。授賞式では注目の各賞の受賞作品、受賞者が発表され、豪華なゲスト陣と伴に華やかさを演出した。
 このうち長編アニメーション映画賞には、ピート・ドクター監督の3D CGのアニメーション映画『カールじいさんの空飛ぶ家』が選ばれた。これまで数々の名作アニメーションを生み出してきたディズニー/ピクサー・アニメーションスタジオの最新作である。
 子供向けのアニメーションであるにも関らず、老人が主人公というディズニーにとっても挑戦的として話題を集めた作品だ。結果的には、心暖まる物語と映像の素晴らしさから世界的なヒットになり、アカデミーでもそれが評価された。

 本年のアカデミー賞長編アニメーション部門は、『The Secret of Kells』をはじめ『Fantastic Mr. Fox』や『コララインとボタンの魔女』といったハリウッドのブロックバスター作品と一線を画した野心的な候補リストになっていた。
 しかし、蓋を開けてみれば、大本命の『カールじいさんの空飛ぶ家』が順当に受賞する結果となった。逆に言えば、誰も文句のつけようがない受賞かもしれない。それだけ『カールじいさん』が強かったというわけだ。また、『カールじいさんの空飛ぶ家』は、作曲賞でもマイケル・グッアキーノ氏が受賞をしている。アニメーション映画には珍しい、アカデミーのダブル受賞だ。

 短編アニメーション部門も今年はやや変わった作品が選ばれた。ニコラス・シュメルキン監督のフランス アニメーション『Logorama』である。CGアニメーションではあるけれど、どこかしら2Dアニメーションやストップモーションのテーストを感じさせる作品だ。
 そして、一番目を惹くのは、そのタイトル『Logorama』の由来となっている作品の中に溢れる企業ロゴだ。作品の登場人物、街の風景が古今東西のあらゆる企業のロゴやシンボルから構成されているのだ。作品の主要登場人物に、マクドナルドのドナルドとミュシュランのキャラクターといった具合だ。

 『Logorama』は、社会批評性の強いパロディが全面に押し出された作品である。これまでは米国アカデミー賞の短編アニメーション部門と言えば、アートアニメーションや映像技術のクオリティの高さに注目したものが多かった
 今回の『Logorama』の同賞受賞は、これまでにあまりないものである。短編アニメーション賞の変化を感じさせるものでもある。

 アニメーション以外で注目を浴びていた作品賞、監督賞などでは、『ハート・ロッカー』が両部門を含む6部門を受賞して存在感をみせつけた。
 一方、その対抗馬とみられていた『アバター』は美術賞、視覚効果賞、撮影賞と視覚関連の分野でやはり強さを発揮している。アカデミー賞の受賞は、既に132億円に達している同作の国内興収記録をさらに伸ばすことになるだろう。

米国アカデミー賞 公式サイト(映画芸術科学アカデミー)
http://www.oscars.org/awards/index.html

"米国アカデミー賞アニメーション部門「カールじいさん」と「Logorama」" »
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2010.03.07
賞/コンテスト ]
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 3月7日、三鷹市芸術文化センターにて第8回インディーズアニメフェスタが開催された。各ノミネート作品の上映後、各賞が発表された。
 その結果、グランプリ<三鷹賞>は、石田祐康氏の『フミコの告白』となった。石田氏の『フミコの告白』は、昨年11月に公開されて話題となり各媒体でも取り上げられた作品である。コンテストでも評価が表れてきており、東京国際アニメフェア2010の第9回東京アニメアワード公募部門で学生・優秀賞などを受賞している。

 審査員特別賞には、三原三千夫氏の『おかしなホテル』と野中晶史氏の『眠らせ先生!』が選ばれた。
『おかしなホテル』の三原氏は、これまでスタジオジブリやマッドハウスが制作した数々の劇場映画やテレビシリーズに関わってきたアニメーターとして知られている。近いところでは『パプリカ』や『カイバ』などに参加している。自主制作としては『おかしなホテル』は、『2005年宇宙の旅』に次ぐ2作品目である。
 『眠らせ先生!』の野中晶史氏は横浜の東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻の1期生で、3月19日から馬車道校舎で開催される修了制作展「GEIDAI ANIMATION 01+」では『CLIMBER』が上映展示される。また『眠らせ先生!』は、13日にお台場シネマメディアージュで開催される第4回TOHOシネマズ学生映画祭の短編アニメーション部門において決勝進出作品として最終選考に残っている。

 また市民審査員賞は大桃洋祐氏の『輝きの川』となった。大桃氏の『輝きの川』は、これまで第11回DigiCon6で最優秀賞や第15回学生CGコンテストでエンターテインメント賞などを受賞してきた。
 昨年新設されたサイエンティフィック・ビジュアライゼーション賞には、瀬尾拡史氏の『細胞の世界』が選ばれている。瀬尾氏の『細胞の世界』はサイエンティフィック・ビジュアライゼーション賞としては初の受賞となった。この受賞についてはノミネート作品の発表時に明らかにされていた。瀬尾氏は昨年より開始された裁判員制度に関して、公判時の証拠映像でのショック緩和のために、代替案としてCGの利用を推進する活動を行っている。
【真狩祐志】

インディーズアニメフェスタ http://www.mitaka-univ.org/iafesta/

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第8回インディーズアニメフェスタ ノミネート作品発表

第8回インディーズアニメフェスタ 受賞作品

グランプリ<三鷹賞>
 『フミコの告白』 石田祐康

審査員特別賞
 『おかしなホテル』 三原三千夫
 『眠らせ先生!』 野中晶史

市民審査員賞
 『輝きの川』 大桃洋祐

サイエンティフィック・ビジュアライゼーション賞
 『細胞の世界』 瀬尾拡史

"第8回インディーズアニメフェスタ 「フミコ」や三原三千夫氏など" »
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賞/コンテスト ]
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 3月6日、東京・秋葉原のUDXシアターにて、第四回声優アワードの授賞式が開催された。式では主演男優賞や主演女優賞などをはじめ各部門の受賞者が発表され、喜びに満ちた受賞者たちがトロフィーを受け取った。
 このうち主演男優賞は小野大輔さん、主演女優賞は沢城みゆきさんが受け取った。小野大輔さんは『黒執事』のセバスチャン役や『涼宮ハルヒ』シリーズの小泉役など幅広い役柄で活躍、その評価を固めている。また、沢城みゆきさんは『CANNAN』のカナン役、『テガミバチ』のラグ役など、こちらも様々な作品の演技で強い印象を残した。

 また、歌唱賞には2009年に大きなムーブメントとなった『けいおん!』から飛び出した「放課後ティータイム」の豊崎愛生さん、日笠陽子さん、佐藤聡美さん、寿美菜子さん、竹達彩奈さんの5人が選ばれた。放課後ティータイムは『けいおん!』に登場する桜高軽音部のメンバーによるバンドで、5人が作品のキャラクターとして音楽を演奏する。同名義で発売されたCDは、アニキャラクターによる初のオリコン週間チャート1位を獲得した。
 声優以外の多彩な活動を対象とするパーソナリティ賞は、小野坂昌也さん。アニメをテーマにしたラジオ番組の活動が評価された。小野坂さんは数多くの長寿番組を持ち、「集まれ昌鹿野編集部」や「A&GGAME MASTER GT-R」などのトーク番組で活躍する。

 声優アワードは、アニメや外国映画で重要な役割を持つ声優の活動を顕彰することで、地位の向上と業界の発展を目指して設立されたものである。東京アニメセンターや日本音声製作者連盟、アニメ関連企業が協力する。
 2007年にスタートし、今回で4回目を迎えるが、声優人気の盛り上がりと共に注目度はますます増している。声優関連の大型イベントとして定着している。

 今回の声優アワードの受賞者発表を受けて、3月28日には東京ビッグサイトで行われる東京国際アニメフェアのTAFステージにて声優アワードスペシャルステージが開催される。
 ステージは15時から16時までの1時間、各部門受賞者が出演し、楽しいトークを繰り広げる予定だ。さらに6日に行われた授賞式の模様や受賞直後の関係者の感動コメントなどをスクリーンで紹介する。声優アワードの感動が再び蘇る。

声優アワード 公式サイト  http://www.seiyuawards.jp/
東京国際アニメフェア2010 公式サイト http://www.tokyoanime.jp/ja/

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声優アワード 富山敬賞に水樹奈々、シナジー賞機動戦士ガンダム

[声優アワード 受賞者]

主演男優賞
   小野大輔
主演女優賞
   沢城みゆき
助演男優賞
   浪川大輔、三木眞一郎
助演女優賞
   井上喜久子、堀江由衣
新人男優賞
   阿部敦、前野智昭
新人女優賞
   伊藤かな恵、豊崎愛生
歌唱賞
   「放課後ティータイム」
   (豊崎愛生、日笠陽子、佐藤聡美、寿美菜子、竹達彩奈)
パーソナリティ賞
   小野坂昌也

特別功労賞
   高橋和枝
功労賞
   玄田哲章、田中信夫、杉山佳寿子
シナジー賞
   『機動戦士ガンダム』 (古谷徹、池田秀一)
富山敬賞(話題賞)
   水樹奈々
海外ファン賞
   斎賀みつき
キッズファミリー賞
   水田わさび

"声優アワード主演賞は小野大輔さん、沢城みゆきさん" »
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2010.03.06
賞/コンテスト ]
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 3月6日、第10回デジスタ・アウォードの前編として映像部門のグランプリが発表された。第10回デジスタ・アウォードは、NHK BS2で放送中のデジタル・スタジアムで2009年度にベストセレクション入りした作品の中から年間のグランプリを決定する。

 映像部門では、惜しくもベストセレクション入りを逃した作品から数作を救済する上半期・下半期セレクションで返り咲いた者を含む23組から、最終的に3組がファイナリストに選ばれた。『向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった』の植草航氏、『FORESTRY』のwoodpecker、『フミコの告白』の石田祐康氏である。
 グランプリは、『向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった』の植草氏となった。植草氏の同作は、デジタルクリエイターズコンペティション2009で金の翼賞など、これまでも各コンテストでの受賞で話題となってきただけに納得出来る。
 植草氏とwoodpeckerは、3月25日から東京ビッグサイトで開催される東京国際アニメフェア2010のクリエイターズワールドにも出展している。また、石田氏の『フミコの告白』は、第9回東京アニメアワードで学生・優秀賞でもある。

 『向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった』は、昨年の東京工芸大学の卒業制作作品でもある。現在、植草氏は横浜の東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻、石田氏は京都精華大学マンガ学部アニメーション学科に所属している。植草氏の終了制作と石田氏の卒業制作がどのようなものなのか、早くも密かに来年に注目が集まっている。
 
 これまでBS2で放送されてきたデジタル・スタジアムはデジスタ・ティーンズと名を変え教育での放送になる。初期には総合で放送していたことがあるものの、久々に、しかも日時も水曜日の18時55分からと視聴者数の多い時間帯だ。
 放送は3月31日に初回を迎える。なお、ティーンズとなっているものの対象は未成年のみでなく大学生や院生も含まれる。これまでは社会人の応募も受け付けていたが、送られてくる作品の多くが学生のものであったことから、主眼をクリエイターの発掘から育成へ置くといった方針の転換も背景となっている。
【真狩祐志】

デジタル・スタジアム http://www.nhk.or.jp/digista/

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デジスタ・アウォード2008 映像部門は「パンク直し」に決定

第10回デジスタ・アウォード ファイナリスト(映像部門)

 『向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった』 植草航
 『FORESTRY』 woodpecker(竹内俊太郎/早船将人)
 『フミコの告白』 石田祐康

"第10回デジスタ・アウォード 映像部門のグランプリ発表" »
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2010.03.05
賞/コンテスト ]
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  3月5日、東京・グランドプリンスホテル新高輪で、第33回日本アカデミー賞授賞式が行われた。授賞式では、昨年12月に発表された各部門の優秀賞の中から最優秀賞が発表され、表彰が行われた。
 このうち最優秀アニメーション作品賞には、5つの優秀作品賞の中から『サマーウォーズ』(「サマーウォーズ」製作委員会)が選ばれた。授賞式には細田守監督らが出席し、トロフィーを受け取った。

 優秀作品賞には、このほか『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』や『映画ドラえもん新・のび太の宇宙開拓史』、『ホッタラケの島~遥と魔法の鏡~』、『名探偵コナン 漆黒の追跡者』の有力作品があった。『サマーウォーズ』の受賞は、これらの作品を退けてのものである。
 細田監督にとって最優秀アニメーション作品賞は、第30回日本アカデミー賞の同賞に続く2回目、長編アニメーション作品では連続受賞の快挙となる。
 また、『サマーウォーズ』は、東京アニメアワード・アニメーションオブザイヤー、毎日映画コンクール アニメーション映画賞、文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門大賞、デジタルコンテンツグランプリ経済産業大臣賞など、国内の主要なアニメーション賞、映画賞のアニメーション部門の独占状態となっている。作品の評価の高さを見せつけた。

 映画は3月3日にDVD、Blu-Ray Discを発売し、大きな話題を呼んでいる。今回のアカデミー賞最優秀アニメーション作品賞は、こうした賞品に人気もさらに高めそうだ。
 2作品続いての国内の映画賞独占は、細田監督の監督としての評価もまた固めるものとなる。宮崎駿、富野由悠季、押井守に続くアニメの巨匠が長い間待ち望まれて来た。細田守監督は、そうした監督の一人として、現在のアニメーションシーンの先頭に立っていると言っていいだろう。

日本アカデミー賞 公式サイト http://www.japan-academy-prize.jp/
『サマーウォーズ』 公式サイト http://s-wars.jp/

"日本アカデミー「サマーウォーズ」が最優秀アニメーション作品賞" »
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2010.03.02
賞/コンテスト ]
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 第13回広島国際アニメーションフェスティバルが、8月7日から11日まで広島市内のアステールプラザで開催される。広島の映画祭は国際アニメーションフィルム協会(ASIFA)公認であるだけでなく、今年で25周年と世界のアニメーション映画祭のなかでも有数の歴史を誇る。国際的にも知られた存在だ。
 フェスティバルは、開催に先立つ2月1日よりコンペティション作品の募集を開始している。作品は2年に一度の開催であることから、過去2年間2008年4月以降に完成した30分以内の作品となっている。また、今回からオンラインによる受付も導入され、より多くの作品に可能性が広がる。応募締め切りは4月1日だ。

 作品募集にあわせて、コンペティションの選考を行う国際選考委員も決定した。スイス・ツツェルン応用科学芸術大学教授でアーティストでもあるオットー・アルダーさん、フランスのプロデューサー兼監督ニコラ・ジャッケさん、ポーランドのアニメーション監督ヴィオラ・ゾヴァさん、米国でアニメーション監督、デザイナー、映画製作と幅広い活動を行っているキャンデイ・クーゲルさんといった面々だ。
 日本からは佐藤皇太郎さんがこれに加わる。佐藤さんは『戦争の本質』、『平和のためのアニメーション』などの監督で知られる。また、バンダイナムコゲームスの研究員としてデジタル分野でも活躍している。多彩な国籍、多彩なキャリアの国際選考委員が揃った。

 また、フェスティバルの国際名誉会長として、ベルギーのアニメーション監督ラウル・セルヴァさんを決定している。セルヴァさんはベルギーのアニメーションを代表する作家で、カンヌ国際映画祭で受賞した『Harpya』などが知られている。 
 大物作家の参加が広島に華を添えることになる。期間中は特別プログラムの中に「ラウル・セルヴァ特集」が設けられ、作品上映やトークが行われる。

 特別プログラムで「広島大会25周年記念」、「ASIFA50周年記念」も設けられる。広島国際アニメーションフェスティバルは、もともとASIFAの日本支部が中心となり1985年にスタートしたものである。今年はその母体となったASIFAが50周年、そして広島が25周年を迎えたことを特に記念する。
 このほか「川本喜八郎特集」、「ヘリット・ファン・ダイク特集」、「アレクセイ・アレクセーフ特集」で上映とトークが予定されている。こちらも作家の登場が期待出来そうだ。期間中はこのほかにも数多くの企画が予定されている。

第13回広島国際アニメーションフェスティバル
http://hiroanim.org/ja/index.html

[国際選考委員]
オットー・アルダー (スイス)
ニコラ・ジャッケ (フランス)
ヴィオラ・ゾヴァ (ポーランド)
キャンデイ・クーゲル (米国)
佐藤皇太郎 (日本)

[国際名誉会長]
ラウル・セルヴァ (ベルギー)

"広島国際アニメーションフェス25周年とASIFA50周年を祝う" »
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賞/コンテスト ]
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 片渕須直監督とマッドハウスのアニメ制作により創られた劇場アニメ『マイマイ新子と千年の魔法』が、フランスとベルギーで大きな賞に輝いた。
 2月12日から20日までベルギーのブラッセルで開かれていたアニメーション映画祭第29回アニマ(ANIMA2010)で、大人向け最優秀観客賞とBETV作品賞を獲得した。また、2月3日から16日までフランス・ヴァル=ド=マルヌ県で開催された児童映画を集めた第20回シネ・ジュニア映画祭でも子供たちとその親に選ばれる観客賞を受賞した。ヨーロッパの映画ファンから相次いで、高い評価を受けた。

 観客賞は近年多くの映画祭で導入される様。審査委員が選考する各賞と異なり、映画に参加した観客から最も支持を集めた作品に与えられる。映画関係者や批評家が中心になりがちな映画祭で、観客と映画祭の距離が最も近い賞と言える。
 『マイマイ新子と千年の魔法』は、国内でも映画の観客から映画評価する声が高まった。ヨーロッパの地でも、同様の評価を得た。国境を越えて同じメッセージが伝わったようだ。
 ANIMA2010では、このほか子供向け最優秀観客賞ではりん たろう監督の『よなよなペンギン』が受賞作品となっている。日本アニメ、そしてマッドハウスの劇場アニメが大人と子供の双方の支持を受けた。

 ベルギーのANIMAは、ヨーロッパ有数のアニメーション映画祭として知られている。近年の国際アニメーション映画祭のトレンドである日本の劇場アニメーション上映も積極的に取り入れている。昨年は『崖の上のポニョ』、『河童のクゥと夏休み』などが上映された。
 今回の受賞について映画祭に訪れた片渕須直監督は、「フランスのシネ・ジュニア映画祭で子どもたちの学級から観客賞を授けられたのにつづき、今度はブリュッセルで大人向け最優秀観客賞です。日本でもたくさんの観客の皆さんにあと押しをいただいています。『観客はどの場所でもこの映画の味方でいてくださる』そう思えるのはたいへん心強いことです」と語る。

 昨年夏のロカルノ国際映画祭をスタートに世界各地の映画祭で上映されている『マイマイ新子と千年の魔法』だが、この後もまだ国際的な上映が続く。4月に台湾・台北で行われる2010台湾国際児童フィルム祭では、オープニング作品となることが決まっている。

映画『マイマイ新子と千年の魔法』 http://mai-mai.jp/
ロングラン上映中
3/13(土)よりシネマ・アンジェリカにて上映決定!

ANIMA2010 http://www.animatv.be/
第20回シネ・ジュニア映画祭 
http://www.cinemapublic.org/-Edition-2010-.html?lang=fr

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      (c)高樹のぶ子・マガジンハウス/「マイマイ新子」製作委員会

"「マイマイ新子」 仏・ベルギーの映画祭で観客賞等トリプル受賞" »
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2010.03.01
賞/コンテスト ]
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 世界中の映画館に旋風を巻き起こしている映画『アバター』が、ビジュアル・エフェクト(視覚効果)の専門家の間でも高く評価された。2月28日に、米国の視覚効果協会(The Visual Effects Society)が発表したThe VESアワードで『アバター』が、最多の6部門を受賞した。
 『アバター』が受賞したのは視覚効果・視覚効果映画部門、視覚効果オブイヤー、アニメーションキャラクター・実写映画部門、マットペインティング映画部門、モデル&ミニチュア映画部門、環境造形・映画部門などである。視覚効果の各分野で満遍なく賞を獲得し、この映画の際立った視覚効果技術を印象づけた。

 『アバター』に続いたのが、ピクサー・スタジオが制作した3DCGアニメーション『カールじいさんの空飛ぶ家』である。2009年には数多くのCGアニメーションが制作、劇場公開をされたが、VESアワードでは『カールじいさん』だけが賞の獲得に成功した。
 『カール』じいさんが受賞したのは、アニメーション映画部門、アニメーションキャラクター・アニメーション映画部門、エフェクトアニメーション・アニメーション映画部門である。アニメーション映画関連の3つの賞を独占したかたちである。

 また、そのほかの賞にはテレビシリーズで、『GALACTICA/ギャラクティカ』【結:season4】、ゲームのトレイラー映像で『Halo 3: ODST』、また『CSI 科学捜査班』の名前も見られる。2009年の話題の作品が数多く並ぶ。The VESアワードは、まさに2009年の米国の視覚効果技術成果の一覧の役割を果たしている。

視覚効果協会(The Visual Effects Society)
http://www.visualeffectssociety.com/

The VESアワード受賞作品一覧

■ Outstanding Visual Effects (視覚効果中心の映画)
  『アバター』
■ Outstanding Supporting Visual Effects (映画)
  『シャーロック・ホームズ』
■ Outstanding Animation (アニメーション映画)
  『カールじいさんの空飛ぶ家』
■ Outstanding Visual Effects (TVミニシリーズ、TV映画、特別番組)
  『Disney Prep and Landing』
■ Outstanding Visual Effects (TVシリーズ)
  『GALACTICA/ギャラクティカ』【結:season4】エピソード 421 “Daybreak”
■Outstanding Supporting Visual Effects (TVシリーズ)
  『CSI 科学捜査班』エピソード1001 オープニングシーン
■ Best Single Visual Effect of the Year
  『アバター』
■ Outstanding Visual Effects (コマーシャル)
  「アウディ– Intelligently Combined」
■ Outstanding Visual Effects (Special Venue Project)
  『Dance of the Dragons – Eastern』
■ Outstanding Real Time Visuals (ゲームソフト)
  『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア Gulag Extraction』
■ Outstanding Visual Effects (ゲームソフト・トレイラー)
  『Halo 3: ODST – The Life』
■ Outstanding Animated Character (実写映画)
  『アバター』 ネイティリ
■ Outstanding Animated Character (アニメーション映画)
  『カールじいさんの空飛ぶ家』 カールじいさん
■ Outstanding Animated Character (放送番組/コマーシャル)
  『AMF』– The Caterpillar
■ Outstanding Effects Animation (アニメーション映画)
  『カールじいさんの空飛ぶ家』
■ Outstanding Matte Paintings (映画)
  『アバター』 惑星パンドラ
■ Outstanding Matte Paintings (放送番組/コマーシャル)
  『Kaiser Permanente』 エメラルドシティ
■ Outstanding Models & Miniatures (映画)
  『アバター』 輸送機サムソン/ホーム・ツリー/空中に浮かぶ島/AMPスーツ
■ Outstanding Created Environment (映画)
  『アバター』 ジャングル/Biolume
■Outstanding Created Environment (放送番組/コマーシル)
  『V』 パイロット版 Atrium and Ship Interiors
■ Outstanding Compositing (映画)
  『第9地区』
■ Outstanding Compositing (放送番組/コマーシャル)
  『CSI 科学捜査班』 エピソード1001 オープニングシーン
■ Outstanding Visual Effects (学生企画)
  『They Will Come to Town』 Thilo Ewers

"米国視覚効果協会賞「アバター」6部門 「カールじいさん」3部門受賞" »
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2010.02.16
賞/コンテスト ]
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 3月25日から東京ビッグサイトで開催される東京国際アニメフェア2010の第9回東京アニメアワードの公募部門受賞作品が発表された。劇場長編やテレビシリーズを表彰するノミネート部門では、グランプリに相当するアニメーション・オブ・ザ・イヤーに『サマーウォーズ』が選ばれた。

 主に短編作品が審査される公募部門では、G9+1の『TOKYOファンタジア』がグランプリに選ばれた。ここ数年のグランプリは海外作品に与えられていたが、今年は国内作品の受賞となった。
 G9+1は世界最高齢作家集団として結成され、鈴木伸一氏や古川タク氏らのベテラン9名と若手1名でメンバーが構成されている。昨年は結成に合わせてオムニバスの『穴』を発表していた。

 グランプリ以下の各受賞には、一般・優秀賞に椙本晃佑氏の『the TV show』、学生・優秀賞に石田祐康氏の『フミコの告白』、東京アニメ文化賞に武藤健司氏の『虫歯鉄道 -Cavity Express-』、東京ビッグサイト賞(企業賞)に今津良樹氏の『アトミック・ワールド』など、昨年から各コンテストで受賞したり話題となった作品が見られる。武藤健司氏の『虫歯鉄道 -Cavity Express-』は、動画革命東京の制作支援作品でもある。
 一方、海外作品の受賞としては、学生・優秀賞にRony Hotin氏の『Gardien de Phare』、特別賞にMoritz Mayerhofer氏の『Urs』など4作品となっている。『Gardien de Phare』はフランスの実力校・Gobelins(ゴブラン)の作品、『Urs』は昨年末に横浜で開催されたSIGGRAPH ASIA 2009のコンピューター・アニメーション・フェスティバルでも入選していた作品だ。

 第9回東京アニメアワードの表彰式は、東京国際アニメフェア2010の会期3日目である3月27日に行われる。
【真狩祐志】

東京国際アニメフェア http://www.tokyoanime.jp/

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東京アニメアワード 「サマーウォーズ」が大賞など7部門獲得

第9回 東京アニメアワード受賞作品・受賞者
[公募作品部門]

グランプリ
  『TOKYOファンタジア』 G9+1

一般・優秀賞
  『the TV show』 椙本晃佑
  『DUST KID』 Jung Yumi

学生・優秀賞
  『フミコの告白』 石田祐康
  『Gardien de Phare』 Rony Hotin

特別賞 
  『Urs』 Moritz Mayerhofer

東京アニメ文化賞
  『虫歯鉄道 -Cavity Express-』 武藤健司

TOKYO MX賞(企業賞)
  『Shoe』 Qian Shi

東京ビッグサイト賞(企業賞)
  『アトミック・ワールド』 今津良樹

入選(国内学生のみ)
  『月天』 藤本佐知子
  『落ち葉掃きの人』 宮島由希子
  『僕の石鹸』 武井琴
  『視力検査』 岡田拓也

"第9回東京アニメアワード公募部門 「フミコの告白」など受賞" »
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賞/コンテスト ]
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SW-BD.jpg 今年で9回目を向けた東京アニメアワードが選ぶアニメーション・オブ・ザ・イヤーに『サマーウォーズ』が輝いた。『サマーウォーズ』は、昨年以来デジタルコンテンツグランプリ経済大臣賞、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞、毎日映画コンクールアニメーション映画賞、シッチェス国際映画祭最優秀アニメーション賞と国内外の大きな賞を獲得している。
 今回はまたひとつ大きな賞がこれに加わる。特に東京アニメアワードは、業界関係者を中心とした投票によって選ばれている。これまでの賞とやや異なり、いわば身内からも大きく評価されたものとなる。

 『サマーウォーズ』は、年間で最も評価された作品であるアニメーション・オブ・ザ・イヤーを入れ、作品賞・個人賞を含め7部門を受賞した。国内劇場アニメーション作品が受賞の可能性がある9部門のうち7つまでを制したかたちだ。
 この中には国内劇場部門優秀作品賞のほか、細田守監督が監督賞と原作賞を、奥寺佐渡子さんが脚本賞を、美術賞を武重洋二さんが、貞本義行さんがキャラクターデザイン賞を受賞した。
 細田監督にとっては、アニメーション・オブ・ザ・イヤー、監督賞とも2007年の第6回の『時をかける少女』に続く受賞となる。また、奥寺佐渡子さん、貞本義行さんも『時をかける少女』に続くもので、前作に続き『サマーウォーズ』が旋風を巻き起こした。

 テレビ部門の優秀作品賞は、『けいおん!』と『東のエデン』という対照的な作品が選ばれた。『けいおん!』は、軽音部を中心に女子高生のゆるやかな日常を描き2009年に大きなブームを巻き起こした。一方、『東のエデン』は緻密な計算により組み立てられた物語が話題を呼び、現在は、2部作の劇場映画が公開されている。
 OVA部門優秀作品賞は吉浦康裕監督の『イヴの時間』である。OVAであると同時に、作品の最初ウィンドウがインターネットの配信であったことも注目である。インターネット発の作品がなかなか大きな広がりを見せないなか、見事にそれを覆した。こちらも3月に劇場版が公開される。

 『サマーウォーズ』の独占を阻んだ数少ない受賞は、声優賞の神谷浩史さんと音楽賞の鷺巣詩郎
さんだ。神谷浩史さんは『化物語』の主人公阿良々木暦の演技によるもの、鷺巣詩郎さんは『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破』での楽曲によるものだ。いずれの作品も2009年に記録破りの大ヒットとなった作品である。
 東京アニメアワードは関係者による多数の投票という性格もあり、毎年、作品自体の評価と同時に話題性やビジネス的な成功も受賞に反映されている。今年の受賞作品も、『サマーウォーズ』、『けいおん!』、『東のエデン』、『イヴの時間』、『化物語』、『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破』と話題作、ヒット作が並んだ。第9回アニメアワードは、2009年のアニメ業界の断面を見事に映し出している。
画像:  (c)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS
 
東京アニメアワード http://www.tokyoanime.jp/ja/award/

第9回 東京アニメアワード受賞作品・受賞者
[ノミネート作品部門]

アニメーションオブザイヤー 
  『サマーウォーズ』
テレビ部門優秀作品賞 
  『けいおん!』
テレビ部門優秀作品賞
  『東のエデン』
OVA部門優秀作品賞
  『イヴの時間』
海外劇場部門優秀作品賞
  『WALL・E/ウォーリー』
国内劇場部門優秀作品賞
  『サマーウォーズ』

監督賞
  細田 守 『サマーウォーズ』
原作賞
  細田 守 『サマーウォーズ』
脚本賞
  奥寺佐渡子 『サマーウォーズ』
美術賞
  武重洋二 『サマーウォーズ』
キャラクターデザイン賞
  貞本義行 『サマーウォーズ』
声優賞
  神谷浩史 『化物語』
音楽賞
  鷺巣詩郎 『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破』

"東京アニメアワード 「サマーウォーズ」が大賞など7部門獲得" »
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賞/コンテスト ]
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 声優アワード実行委員会は、今年で第4回目を迎える声優アワードのうち実行委員会の推薦で選ばれる特別賞の5つの受賞者を発表した。功労賞、特別功労賞、シナジー賞、富山敬賞(話題賞)、キッズファミリー賞である。
 声優アワードは、一般投票と選考委員会の審査によって選ばれる主演男優賞・女優賞などの第1群と第2群の各特別賞から構成される。各賞は毎年授賞式の会場で発表されてきたが、今回は特別賞を先行発表した。

 物故された声優の中から優れた業績を残した人を顕彰する特別功労賞は、高橋和枝さんに贈られる。『サザエさん』の二代目磯野カツオ役や『快獣ブースカ』のブースカ役、『ルーシー・ショー』のルシル・ボールの吹替など多彩な活躍をした。
 功労賞は3人、玄田哲章さん、杉山佳寿子さん、田中信夫さんである。長年業界に貢献してきた人物が選ばれる賞である。玄田哲章さんはアーノルド・シュワルツネッガーやシルベスター・スタローンの吹替をはじめ外画の吹き替えではなくてならない存在である。杉山佳寿子さんの演じた『アルプスの少女ハイジ』のハイジの声は、誰にも馴染みがあるに違いない。田中信夫さんはバート・レイノルズやグレッグ・ モリスの吹き替え、さらに『コンバット!』のサンダース軍曹でも知られている。

 声優という職業を各メディアを通じて多く広めた人物に贈られる目的で設けられている富山敬賞(話題賞)は、水樹奈々さんが選ばれた。
 2009年はNHK紅白歌合戦に出場し、声優・アーティストとして大きく注目された。声優の仕事に多くの人の目を向けさせただけに納得の受賞だ。6月に発売したアルバム「ULTIMATE DIAMOND」がオリコン週間アルバムチャートでの1位獲得も、多彩な活動ぶりを感じさせるものである。

 そして、声優アワードのなかでただひとつ作品中心に選ばれるシナジー賞は『機動戦士ガンダム』である。声優の魅力を最大限に発揮した作品に与えられる賞だが、今年は2009年に30周年を迎えたファーストガンダムの古谷徹さん、池田秀一さんが受け取る。
 さらに今年から新設されたキッズファミリー賞は、水田わさびさん。子供たちの視点から選らばれたこの賞で、ドラえもんの好演が子供たちから支持を集めている。

 授賞式は2010年3月6日東京・秋葉原のUDXシアターで行われる。今回発表された5部門のほか、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、新人男優賞、新人女優賞、歌唱賞、パーソナリティ賞の8部門、そして海外ファン賞の発表、授賞式も行われる予定だ。

声優アワード公式サイト http://www.seiyuawards.jp

■特別功労賞
 高橋和枝

■功労賞
 玄田哲章
 杉山佳寿子
 田中信夫

■富山敬賞(話題賞)
 水樹奈々

■シナジー賞
 『機動戦士ガンダム』
 (アムロ・レイ役:古谷徹、シャア・アズナブル役:池田秀一)

■キッズファミリー賞
 水田わさび

"声優アワード 富山敬賞に水樹奈々、シナジー賞機動戦士ガンダム" »
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2010.02.10
賞/コンテスト ]
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 米国で最も知られたコミックスの賞であるウィル・アイズナー賞のコミックスの殿堂(Hall of Fame)入り候補に、日本のマンガ家辰巳ヨシヒロさんが選ばれた。ウィル・アイズナー賞は、米国最大のコミックス・ポップカルチャーイベント サンディエゴ・コミコンを運営するコミコンインターナショナルが設けるものである。毎年コミックス界に業績のあったアーティスト数名を選び出し、殿堂入りとしてその功績讃える。
 2010年はアイズナー賞選考委員会から、コミックス『ターザン』の作者である故バーン・ホーガスさんと『アーチ・コミックス』のクリエイター 故ボブ・モンタナさんを決定した。さらに13人の候補リストを作成、投票により4人の殿堂入りを決める。辰巳さんはこの候補者リストの一人となっている。

 コミックスの殿堂は1987年よりスタートした、アイズナー賞のなかでも最も古い賞のひとつである。アイズナー賞の名称の由来となったウィル・アイズナーさんのほか、スタン・リーさんやウィンザー・マッケイさん、チャールズ・シュルツさん、メビウスさんなど102人あまりの業界を代表するアーティストが選ばれている。
 日本からも2002年に手塚治虫さんが、2004年には小池一夫さん、小島剛夕さんが選ばれている。もし、今回辰巳さんが選ばれれば、日本人としては4人目となる。

 辰巳ヨシヒロさんは日本を代表するマンガ家の一人で、特に劇画の産みの親として知られる。日本以上に海外での名声が高い。これまでにもアイズナー賞でその作品が候補に挙がってきたほか2006年には、サンディゴ・コミコンに訪れ特別賞を受賞している。
 最近では、劇画誕生前後のマンガ家の様子を描いた『劇画漂流』が、日本だけでなく、北米、ヨーロッパで話題を呼んでいる。

 殿堂入りの投票はウェブサイトを通じて行われる。投票者はコミックスのアーティスト、出版関係者、編集者、コミックストア関係者などである。投票は3月31日までとなっている。

ウィル・アイズナー賞 http://www.comic-con.org/cci/cci_eisners_main.shtml

"辰巳ヨシヒロさん 米国コミックスの殿堂入り候補に" »
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2010.02.09
賞/コンテスト ]
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 宮城・仙台アニメーショングランプリ実行委員会は、2月20日に仙台青葉カルチャーセンターにて、宮城・仙台アニメーショングランプリ2010の表彰式と記念シンポジウムを開催する。
 宮城・仙台アニメーショングランプリは、商業アニメーション制作の企画力および技術力を持つクリエイターの発掘、首都圏または東北地域のアニメーション関連事業者とのマッチングにより、宮城・東北発のオリジナルコンテンツとしての作品化を支援することを目的に、昨年より開始された。

 当日は、受賞4作品の上映と各制作者への表彰と記念シンポジウムを行う。記念シンポジウムは「宮城・東北のアニメ産業について考える(仮題)」となっている。
 司会を東北芸術工科大学大学院教授の岡田勲氏が務め、パネリストとして、ぴえろ代表取締役社長の布川郁司氏、シンク代表取締役社長の森祐治氏、宮城学院女子大学大学院准教授の西浦和樹氏が登壇する。パネリストの3名は、宮城・仙台アニメーショングランプリ2010の審査員も務めた。

 また、会場には展示コーナーも設けられている。こちらでは県内の各専門学校や卒業制作作品、目下制作が進んでいる『アニメむすび丸』、テレビシリーズとしてヒットした『戦国BASARA』の紹介が行われる。
【真狩祐志】

宮城・仙台アニメーショングランプリ http://www.1038anime.jp/

当サイトの関連記事
宮城・仙台アニメーショングランプリ2010 受賞作品発表

表彰式・記念シンポジウム

■表彰式及び受賞作品上映会 
「宮城・仙台アニメーショングランプリ2010」
各賞受賞者への表彰・今年度受賞4作品の上映

■記念シンポジウム 「宮城・東北のアニメ産業について考える」(仮)
司会:
  岡田勲 (東北芸術工科大学大学院教授)
パネリスト:
 布川郁司 (ぴえろ代表取締役社長)
 森祐治 (シンク代表取締役社長)
 西浦和樹 (宮城学院女子大学大学院准教授)

■展示コーナー 
 県内専門学校による生徒の卒業作品等展示及び学校紹介
 『アニメむすび丸』、『戦国BASARA』に関する紹介展示

"仙台でアニメーショングランプリ2010 記念シンポジウム" »
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賞/コンテスト ]
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 2月6日、米国・ロサンジェルスのUCLAロイスホールにて、第37回アニー賞の授賞式と受賞作品、受賞者の発表が行われた。このうち最も注目される最優秀長編アニメーション賞は、ピート・ドク監督、ピクサー・アニメーション・スタジオ制作の『カールじいさんの空飛ぶ家』が選ばれた。
 数多くの良作が劇場公開された2009年だが、『カールじいさんの空飛ぶ家』は一際高い評価を受けている。既にゴールデングロープ賞など数多くの賞を受賞している。アカデミー賞の長編アニメーション賞の有力候補ともされており、今回はハリウッドのアニメーション業界関係者の投票にとって選ばれるアニー賞でも栄誉を勝ち取った。また、監督賞(映画部門)でもピート・ドク監督が選ばれた。

 しかし一方で、同作の受賞は、全てで30近く、映画だけでも10部門あるアニー賞の中でこのふたつにとどまった。最も受賞の多かったのはディズニーの2Dアニメーション『プリンセスと魔法のキス』とストップモーションアニメーション『コララインとボタンの魔女 3D』の2本が、それぞれ3部門を受賞した。さらに脚本賞の『モンスターvsエイリアン』、脚本賞の『Fantastic Mr. Fox』と5つの作品が賞を分け合った。
 近年のアニー賞は、全部門、あるいはほとんどの部門をひとつの作品が独占することが多かっただけに、新しい傾向となった。2009年の劇場アニメーションのクオリティーが総じて高かく、また作品の多様化が進んだと言える。

 受賞部門を見ると長編アニメーション賞と監督賞の『カールじいさん』は物語も含めた総合的な評価、キャラクターデザイン賞、音楽賞、プロダクションデザイン賞の『コララインとボタンの魔女 3D』はアーティステックな側面が見える。また、『プリンセスと魔法のキス』はアニメーション効果賞、キャラクターアニメーション賞、声優賞とアニメートの部分の評価が2部門となっている。
 また、『崖の上のポニョ』で監督賞(映画部門)にノミネートされていた宮崎駿監督、音楽賞にノミネートされていた久石譲さんは共に受賞には至らなかった。

アニー賞公式 サイト http://www.annieawards.org/

[アニー賞受賞作・受賞者リスト]

■ 長編アニメーション賞
   『カールじいさんの空飛ぶ家』(ピクサー・アニメーション・スタジオ)
■ ホームエンタテイメント賞(映像パッケージ部門)
   『Futurama: Into the Wild Green Yonder』
■ 短編アニメーション賞
   『ロボット・チキン スターウォーズ2.5』「シャドー・マシーン」
■ テレビコマーシャル賞
   『Deportees』(Spanish LotteryのためのCM)
■ テレビアニメーション賞
   『Prep and Landing』(ABC/ディズニー)
■ テレビアニメーション賞(児童部門)
   『マダガスカルのペンギン達』(ニコロデオン/ドリームワークスアニメーション)

■ アニメーション効果賞
   『プリンセスと魔法のキス』(ジェームス・マンスフィールド)
■ キャラクターアニメーション賞(映画部門)
   『プリンセスと魔法のキス』(エリック・ゴールドバーグ)
■ キャラクターデザイン賞(映画部門)
   『コララインとボタンの魔女 3D』(シェーン・プリモア)
■ 監督賞(映画部門)
   『カールじいさんの空飛ぶ家』(ピート・ドク)
■ 音楽賞(映画部門)
   『コララインとボタンの魔女 3D』(ブリュノ・クーレ)
■ プロダクションデザイン賞(映画部門)
   『コララインとボタンの魔女 3D』(上杉忠弘)
■ ストーリーボード賞(映画部門)
   『モンスターvsエイリアン』(トム・オーウェンス)
■ 声優賞(映画部門)
   シャルロット役(ジェニファー・コーディ)『プリンセスと魔法のキス』
■ 脚本賞(映画部門)
   『Fantastic Mr. Fox』(ウェス・アンダーセン/ノア・ボーンバッハ)

■ キャラクターアニーション賞(テレビ部門)
   『モンスターvs.エイリアン』「Mutant Pumpkins from Outer Space」
   (フリップ・トゥー)
■ キャラクターデザイン賞(テレビ部門)
   『Prep and Landing』(ビル・シュワブ)
■ 監督賞(テレビ部門)
   『マダガスカルのペンギン達』(ブレット・ハーランド)
■ 音楽賞(テレビ部門)
   『The Fairly OddParents』「Wishology-The Big Beginning」(ガイ・ムーン)
■ プロダクションデザイン賞(テレビ部門)
   『Prep and Landing』(アンディ・ハークネス)
■ ストーリーボード賞(テレビ部門)
   『メリー マダガスカル』(ロバート・クー)
■ 声優賞(テレビ部門)
   スポンジ・ボブ役(トム・ケニー)『スポンジ・ボブ』
■ 脚本賞(テレビ部門)
   『ザ・シンプソンズ』「Treehouse of Horror XX」(ダニエル・チュン)

"アニー賞作品賞に「カールじいさん」 今年の受賞は分散傾向" »
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2010.02.07
賞/コンテスト ]
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 2月6日、ロサンゼルスのUCLA ロイスホールにて、今年のアニー賞の授賞式が行われた。このうち最優秀美術賞を『コララインとボタンの魔女 3D』のコンセプトアートを担当した上杉忠弘さんが受賞した。アニー賞は国際アニメーション協会(ASIFA)ハリウッド支部が主催するもので、アニメのアカデミー賞とも呼ばれることがある。
 劇場やテレビなど広い範囲から、前年に大きな功績のあったアニメーションを表彰する。米国の賞ということもあり、これまで日本からの受賞は宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』などだけで数少ない。特に海外の作品への参加する日本人の受賞というこれまでにないかたちは快挙と言えるだろう。

        cal.JPG
(C) Focus features and other respective production studios and distributors.

 『コララインとボタンの魔女 3D』は、ニール・ゲイマンさんの児童小説をヘンリー・セリック監督が人形を使ったストップモーション・アニメーションとCGアニメーションを融合させて完成させた。その世界観と映像が高い評価を受けている。
 アカデミー賞をはじめ、これまで多くの映画祭のアニメーション部門でノミネートを果たしている。今回、アニー賞では併せて最優秀音楽賞、最優秀キャラクター・デザイン賞も受賞し、存在感を発揮した。

 上杉忠弘さんはこの映画のコンセプトアートを担当し、キャラクターや建物などビジュアルイメージは、上杉さんのイラストをもとに膨らまされている。コンセプトアーティストとして映画の中核のひとりになっている。
 上杉さんは1966年生まれ、セツ・モードセミナー出身で、卒業後、アンアンやJJなどの女性誌でイラストレーターとして活躍した。その後、企業広告やパッケージ、映画ポスター、CDジャケットなどの活動の場を広げていった。
 フランスのバンド・デシネ、アメリカのイラストレーションやUPA などのアニメーションのスタイルに影響を受けるとされるエレガントな作風は、自由さと古典的な感覚の同居が特徴である。海外では、立体物をデザイン的視点で再構成する手法が評価されている。

上杉忠弘さん受賞コメント
「まさか自分が受賞すると思っていなく、今日はスタートレックのカーク船長が司会というのもあり
お客さん気分で楽しんでいたので、名前を呼ばれた瞬間は、頭が真っ白になりました。
スピーチについては本当に準備をしていなかったので、
「ありがとうございました、非常にハッピーです」とだけ英語で言って
「自分はアメリカの50-60年代のアニメーションに影響を受けてこの仕事をしています。
なのでここアメリカでこういった名誉ある賞を受けられて光栄です。」 と日本語で言いました。
監督からもおめでとう、おめでとうと何度も言ってもらえ、とても嬉しい気持ちでいっぱいです」

『コララインとボタンの魔女 3D』 http://coraline.gaga.ne.jp/
2/19(金)より TOHOシネマズ六本木ヒルズ他にて全国3D公開

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        コララインのメインイメージ

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     コララインが新しく引越したおうち「ピンクパレスアパート」の外観

"アニー賞 「コラライン」で日本人上杉忠弘が最優秀美術賞受賞" »
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2010.02.03
賞/コンテスト ]
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 2月2日、映画芸術科学アカデミー協会は、今年で82回目を迎える米国アカデミー賞の受賞作品を発表した。数ある米国の映画賞の中でも特に注目が高い賞だけに、ノミネートの段階から報道機関や映画会社の反応は熱気を帯びている。
 このうち長編アニメーション部門では、ノミネート対象20作品の中から『コララインとボタンの魔女』、『Fantastic Mr. Fox』、『プリンセスと魔法のキス』、『The Secret of Kells』、『カールじいさんと空飛ぶ家』の5本が勝ち抜いた。日本アニメからのノミネートが期待された宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』は、ノミネート入りを逃した。

 前評判の高かった『カールじいさんと空飛ぶ家』が選ばれたほか、これまで他の賞で強さを発揮している『コララインとボタンの魔女』、『Fantastic Mr. Fox』もリスト入りしている。また、ディズニーが久しぶりに手がける2D長編アニメーションとして話題を呼ぶ『プリンセスと魔法のキス』も含まれた。『カールじいさんと空飛ぶ家』と合わせてディズニーとピクサーで2作品が候補作となり、アニメーション帝国ディズニーの面目躍起となった。
 今回のノミネートでのサプライズは、『The Secret of Kells』だろう。フランス、ベルギー、アイルランドのヨーロッパ3カ国共同製作による2Dアニメーションで、ヨーロッパ各地の映画祭で高い評価を受けてきた。しかし、北米ではほとんど上映実績がなく、これまで知名度の低い作品のノミネートがほとんどない米国アカデミー賞では快挙と言っていい。

 『The Secret of Kells』は、今年の米国アカデミー賞長編アニメーション部門を象徴する存在とも言えそうだ。これまで同部門では、ハリウッドメジャーの大作CGアニメーション作品が並んで来た。昨年も劇場公開では、『アイスエイジ3』、『モンスターVSエイリアン』といったビッグムービーは数多い。しかし、実際には「泣ける」と話題を呼んだ『カールじいさん』だけが今回のノミネートに残った。
 派手な演出よりストーリーや個性がより重視されたのが、今年のアカデミー賞ではないだろうか。逆に言えば、CGアニメーションの映像の驚きは、少なくともアカデミー賞の場では既になくなっていると言える。

 長編アニメーション映画は、音楽部門でも活躍している。音楽賞(Music (Original Score))には、2作品がノミネート。『カールじいさんの空飛ぶ家』と『Fantastic Mr. Fox』である。さらに歌曲賞(Music (Original Song))では、『プリンセスと魔法のキス』から「Almost There」 、「Down in New Orleans 」の2曲が選ばれている。
 『カールじいさんの空飛ぶ家』は、このほか音響編集賞、脚本賞、さらにアニメーションとしては珍しい、作品賞でのノミネートもされている。作品賞のノミネートが今年から10作品に拡大された恩恵を受けたともいえるが、長編アニメーション部門の有力候補ならの高評価である。

 短編アニメーション賞部門の候補作品も発表されている。昨年日本でも劇場公開されたニック・パーク監督の『ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢』をはじめとし、『French Roast』(Fabrice O. Joubert)、『Granny O’Grimm’s Sleeping Beauty』 (Nicky Phelan and Darragh O’Connell)、『La Dama y la Muerte』(Javier Recio Gracia)、『Logorama』(Nicolas Schmerkin)を含めた5作品である。国際色豊かなラインナップだ。
 また、視覚効果賞候補作品は、3回に及ぶ予備選考を経て、3作品のみが選ばれている。話題の3D映画『アバター』、『第9地区』、『スタートレック』といった派手なSF映画並ぶ。
 本年の受賞作品、受賞者は例年よりやや遅い3月7日、ハリウッドのコダックシアターで行われる授賞式で発表される。

米国アカデミー賞 公式サイト http://www.oscars.org/awards/

長編アニメーション部門(Animated Feature Film)候補作品
 『コララインとボタンの魔女 』 ヘンリー・セリック
 『Fantastic Mr. Fox』 ウェス・アンダーセン
 『プリンセスと魔法のキス』 ジョン・マスカー/ロン・クレメンツ
 『The Secret of Kells』 トム・ムーア
 『カールじいさんと空飛ぶ家』 ピート・ドクター

短編アニメーション賞(Short Film (Animated))候補作品
 『French Roast』 Fabrice O. Joubert
 『Granny O’Grimm’s Sleeping Beauty』 Nicky Phelan and Darragh O’Connell
 『The Lady and the Reaper (La Dama y la Muerte) 』 Javier Recio Gracia
 『Logorama』 Nicolas Schmerkin
 『ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢』 ニック・パーク

視覚効果賞(Visual Effects)候補作品
 『アバター』
 『第9地区』
 『スタートレック』

"アカデミー賞アニメーション部門候補 多様性重視の作品リスト" »
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賞/コンテスト ]
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 宮城・仙台アニメーショングランプリ実行委員会は、宮城・仙台アニメーショングランプリ2010の受賞作品を発表した。この宮城・仙台アニメーショングランプリは昨年より開始され、今回で2回目となった。宮城・東北地域からオリジナルコンテンツを発信する仕組みをつくることを目的としている。

 今回は前回と異なり、受賞候補となるノミネート作品のみが公開されていた。その最終12作品は昨年12月14日から今年1月14日まで公式サイトで一般投票の受付が行われていた。
 その結果、グランプリに白田明日香氏の『青いさざなみ』、優秀賞に山元隼一氏の『memory』、藤間さちお氏の『PEN』が選ばれた。
 グランプリの白田氏は昨年『ベベル・ベベル』で入選していた。今回は別の作品『ピカビアの機械』も入選となっている。優秀賞の山元氏が制作した『memory』は、昨年から様々な受賞歴のある作品である。山元氏は別の作品『熱血宇宙人』も入選となっている。

 また、インターネットによる一般投票審査で選ばれた作品に与えられる特別賞には、たかはらみのる氏と芦名みのる氏の『魔法使い!?まなみ』が選ばれた。
 受賞作品を含む各12作品は、3月に開催される東京国際アニメフェア2010の宮城・仙台アニメーショングランプリ2010ブースでプレゼンテーションおよび各企業とのマッチング支援が行われる。前回は授賞式も東京国際アニメフェアで実施されていたが、今回は宮城県内で実施される。
【真狩祐志】

宮城・仙台アニメーショングランプリ http://www.1038anime.jp/

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宮城・仙台アニメーショングランプリ 受賞作品発表

宮城・仙台アニメーショングランプリ2010 受賞作品

グランプリ
  『青いさざなみ』 白田明日香

優秀賞 自由課題/学生部門
  『memory』 山元隼一

自由課題/一般部門
  『PEN』 藤間さちお

特別賞(インターネットによる一般投票審査) 
自由課題/学生部門
  『魔法使い!?まなみ』 たかはらみのる&芦名みのる

入選
  『モエ千代』 ステ
  『犬戦国時代・大坂夏の陣(「こじゅーろう」と「ユキムラ」)』 Kojyuro Project
  『美吉野の炎』 Kei
  『忍、くノ一軍団』 不知火模型店
  『熱血宇宙人』 山元隼一
  『ピカビアの機械』 白田明日香
  『れむくんのおはなし』 きくちゆう
  『ロボアーム君』 CG-LOVE

"宮城・仙台アニメーショングランプリ2010 受賞作品発表" »
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賞/コンテスト ]
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 2月2日、六本木・東京ミッドタウンにて、文化庁メディア芸術祭の受賞者贈呈式が行われた。贈呈式には、アートやゲーム、テクノロジー、アニメーション、マンガなど幅広い範囲から受賞者や審査員といった関係者が集まった。
 この多彩な分野のアーティスト、クリエイターに、文部科学省や文化庁など行政関係者も加わる。メディア芸術祭の目指すクロスオーバーは、芸術表現だけでなく、人の交流にも及んでいるかのようだ。
また、海外作品の受賞が増えていることから、海外からの出席が目立った。それはは過去13年間で、メディア芸術祭が、これまでにないグローバルな存在へと広がった表れでもある。

       media201009.JPG

 登壇する受賞者たちの姿も様々で、ラフなジーンズ姿や正装まで、それぞれの考え方や自己表現のあり方を伺わせて興味深いものだった。なかでもユニークだったのがマンガ部門大賞を受賞した『ヴィンラド・サガ』の幸村誠さん。中世のヨーロッパ風のヘルメットにマント姿は、まさに『ヴィンラド・サガ』の中で描かれたヴァイキングの装いである。
 幸村誠さんは「今回は非常に厳粛な式と聞いて、正装をしてきました」と、茶目っ気を見せる。そして、作品の完成にあたっては、ふたりのアシスタント、編集者、出版元である講談社、家族のおかげと話す。「そして何よりもファンのおかげです」と作品に関わった全ての人に感謝を述べた。

 アニメーション部門でも、大賞の細田守監督が挨拶を行った。「『サマーウォーズ』は、インターネットで起きた出来事に、日本の田舎の大家族が立ち向かう親戚の物語」と作品のコンセプトを説明する。そして、「奥さんや家族から多くのインスピレーションをいただいた。優秀なスタッフたちのおかけで完成した」と周囲に助けられてことに触れた。

       media20106.JPG

 一際高い拍手を浴びたのは、功労省の宮本茂さんと特別功労賞の故金田伊功さんの代理として受賞式に出席した牧子夫人である。ゲームとアニメとジャンルは異なるが、両人とも、西洋からの強い影響で生まれたカルチャー領域で、日本独自のスタイルを築いた人物である。
 もし、クールジャパンが本当に存在するのなら、それは宮本茂さんや金田伊功さんのようなクリエイターたちによって生み出されと言っていいだろう。大きな拍手は、日本のメディア芸術の原点はそこにあるという会場の一致した思いである。

文化庁メディア芸術祭 http://plaza.bunka.go.jp/festival/

"文化庁メディア芸術祭贈呈式 細田守監督、幸村誠さんら" »
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2010.02.01
賞/コンテスト ]
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 広島国際アニメーションフェスティバル実行委員会は、第13回広島国際アニメーションフェスティバルの作品募集を開始した。
 広島国際アニメーションフェスティバルは「愛と平和」をテーマに隔年で開催されている。そして、今年の開催で1985年からの第1回から25周年を迎えることになった。第13回の会期は8月7日から11日までである。

 作品を公募しているコンペティションの応募締め切りは4月1日となっている。広島は他の映画祭と異なり、コンペティションはPVやテレビシリーズの1話分なども含む、原則30分以内の短編作品のみに絞られているのが特徴だ。
 前回は山村浩二氏の『カフカ 田舎医者』がグランプリ、加藤久仁生氏の『つみきのいえ』がヒロシマ賞となった。加藤氏の『つみきのいえ』は、その後第81回アカデミー賞の短編アニメーション賞に輝いたことでも知られる。

 広島国際アニメーションフェスティバルでは、アート色の強い作品が上映されるというイメージが強いが、セル調の作品や3DCG作品も少なからず上映されており、毎回、国内でアニメーションシーンの総体を知る絶好の機会となっている。
 3DCG作品としては、前回はピクサーの『プレスト』とディズニーの『グラゴーズ・ゲスト』といった短編が国内初のお披露目となった。また別室では、『グラゴーズ・ゲスト』やウェルツアニメーションスタジオが制作した『アルトとふしぎな海の森~TestDrive~』などを3D(立体視)で視聴可能となっていた。

 広島国際アニメーションフェスティバルは、手塚治虫とも関わりが深い。前回の第12回は手塚治虫の生誕80周年を兼ねた大会としても開催され、杉井ギサブロー監督、出崎統監督、富野由悠季監督、りんたろう監督、高橋良輔監督といった虫プロ時代を支えた5名が登壇するトークショー「オサムとアトムとアニメの日々」にも注目が集まった。
 トークショーの最後には、手塚眞氏が『森の伝説』の未完部分である第2楽章、第3楽章を完成させると発表した。
【真狩祐志】

広島国際アニメーションフェスティバル http://hiroanim.org/

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広島国際アニメ グランプリに「田舎医者」、ヒロシマ賞「つみきのいえ」
広島国際アニメーションフェスティバルから見えるアニメーションの現在

"第13回広島国際アニメーションフェスティバル 作品募集開始" »
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2010.01.29
賞/コンテスト ]
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 フジテレビ短編アニメ大賞が1次審査の結果を発表した。今回が初開催であるこのフジテレビ短編アニメ大賞は、新しいアニメの可能性の探究や才能の発掘を目的としている。
 当コンテストは、昨年の8月10日より作品の募集を開始し、今年1月12日までエントリーを受け付けていた。作品は、フジテレビが管理する動画共有サイトのワッチミー!TVにアップロードすることでエントリーが完了する。1次審査の通過には作品の視聴回数も考慮されていた。

 その結果、20作品が2次審査に臨むことになった。山本隼一氏の『熱血宇宙人』、石田祐康氏の『フミコの告白』、野山映氏の『ひとりだけの部屋』、椙本晃佑氏の『the TV show』、ひだかしんさく氏の『恋するネズミ』といった、昨年各コンテストを賑わせた作品も見られる。
 このほか山路直樹氏の『ODEKI+』、上村孝人氏の『ハナモグラ』、MATSUMO氏の『にゃんセグ』なども見られる。こちらは過去のコンテストで見られた作品であるが、応募規定に制作年次に関する制限は特に設けられていないので問題はない。

 今後のスケジュールとして、応募者との面談、審査員による最終審査が予定されている。受賞作品の発表は3月下旬を予定している。
【真狩祐志】

フジテレビ短編アニメ大賞 http://www.watchme.tv/e/fujianime/

[フジテレビ短編アニメ大賞 1次審査通過作品]

 『AOA』
 『熱血宇宙人』
 『恐怖中学ホラー子ちゃん』
 『CM2057』
 『ODEKI+』
 『フミコの告白』
 『イーのおこづかいちょう』
 『WILDERNESS』
 『チョコレートのウサギ パルピー』
 『ハナモグラ』
 『午後三時 ~after examination~』
 『switch off』
 『にゃんセグ』
 『クレイジーOLアワー エピソード6』
 『ひとりだけの部屋』
 『the TV show』
 『天の川流星群』
 『恋するネズミ』
 『ぶちねこぽっけのおつかい』
 『平成サンタ』

"フジテレビ短編アニメ大賞 1次審査通過20作品を発表" »
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2010.01.27
賞/コンテスト ]
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 2010年で5回目を迎えるSAPPOROショートフェスト(札幌国際短編映画祭)は、今年は10月6日から11日まで札幌市内で開催される。短編映画(ショートフィルム)にフォーカスしたユニークな映画祭で、この分野では国内最大、世界でも有数の存在だ。
 また、札幌市とSAPPOROショートフェスト実行委員会が開催する映画祭は、短編映画の商業化推進の役目も担っている。映画上映だけでなく、ワークショップ、それに短編映画専門のフィルム・マーケットを併設する。世界的にコンテンツのデジタル化、ウェブ、モバイルでの活用が進む中で、短編作品へのニーズ、注目が増しており、SAPPOROショートフェストの役割拡大が期待されている。

 そうした中で、映画祭は2010年の作品公募を開始した。募集する作品はノンジャンルで長さ30分以内となる。募集部門はふたつに分かれており、2009年1月1日以降に制作された作品を個別に応募する作品部門、そして映画祭の特徴ともなっているフィルムメーカー部門である。
 フィルムメーカー部門は、3本以上15本以内の作品をポートフォリオとして提出する。同一監督作品、グループによる作品など様々なパターンが可能だ。こちらでは作品の完成年は問わない。

 作品の応募は3月31日まで、エントリーはスポットライツ(Spotrights)を利用したウェブからだけで受付ける。これによりオンラインを通じたBtoBマーケットも実現するという。こちらもユニークな試みとなっている。
 昨年は世界97か国から3411作品の応募があった。このうち上映に至ったのは28か国103本。競争は厳しいが、それだけにレベルの高い作品が集まり札幌への注目を高めている。

 短編映画におけるアニメーションの存在感の大きさもあり、映画祭の上映作品にはアニメーションが多い。実際、昨年のフィルムメーカー部門のグランプリは、アニメーション作家横須賀玲子さんによるポートフォリオだった。また、作品部門も英国のマルク・クレステさんのアニメーション『ヴァーミンツ: Varmints』である。
 さらに最優秀国内作品賞は最優秀アニメーション賞も受賞した泉原昭人さんの『赤い森の歌』、最優秀北海道作品賞は宇木敦哉さんの『センコロール』とアニメーションが席巻した。このほかの賞でも国内外のアニメーションが活躍しており、短編アニメーションのトレンドを理解するうえでも重要な映画祭となっている。

SAPPOROショートフェスト(札幌国際短編映画祭) 作品応募詳細
http://sapporoshortfest.jp/blogs/news/2010/01/ssf2010-opecall-jp.html

SAPPOROショートフェスト(札幌国際短編映画祭) 
http://sapporoshortfest.jp/

MySpace http://www.myspace.com/sapporoshortfest
YouTube http://www.youtube.com/user/sapporoshortfest

"札幌国際短編映画祭 作品募集を開始 短編アニメも発信" »
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2010.01.22
賞/コンテスト ]
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 小学館は1月21日に55回目を迎える小学館漫画賞の最終審査委員会を開催し、今年の受賞4作品を決定した。受賞作品は4部門各1作品ずつ、児童向け部門が永井ゆうじさんの『ペンギンの時間』、少年向け部門は篠原健太さんの『SKET DANCE』、少女向け部門は岩本ナオさんの『町でうわさの天狗の子』、一般向け部門には安部夜郎さんの『深夜食堂』である。
 さらに審査委員特別賞として、映画会社の東宝株式会社が選出された。小学館は東宝がマンガ作品の積極的な映像化とマンガの普及と認知への貢献したとし、また映画制作と配給を代表するとして特別賞を決定した。

  『ペンギンの問題』は、コロコロコミック掲載のギャグマンガ。2008年から2009年にかけては、ゲーム化、アニメ化などメディア展開が相次ぎ注目度が一気に高まった。
 『深夜食堂』も2009年にテレビドラマ化されるなど注目が高まっている。深夜だけ開店する食堂を舞台に人間ドラマと食の物語が展開する。

 小学館漫画賞は、もともと小学館とつながりの深い作家への功労賞的な側面も強い。このため毎回、小学館及ぶグループ会社の出版する作品・作家が選ばれる傾向が強い。集英社・週刊少年ジャンプ連載『SKET DANCE』は、今回小学館以外の雑誌から唯一選ばれた。
 『町でうわさの天狗の子』は天狗の血を引く少女 秋姫が主人公。心暖まる恋愛マンガになっている。 贈賞式は3月3日午後6時から、帝国ホテルにて行われる予定である。
 
第55回(平成21年度)小学館漫画賞
http://comics.shogakukan.co.jp/mangasho/

児童向け部門
『ペンギンの時間』 永井ゆうじ (コロコロコミック・小学館)

少年向け部門
『SKET DANCE』 篠原健太 (週刊少年ジャンプ・集英社)

少女向け部門
『町でうわさの天狗の子』 岩本ナオ (flowers・小学館)

一般向け部門
『深夜食堂』 安部夜郎 (ビッグコミックオリジナル・小学館)

審査委員特別賞 東宝 株式会社

"小学館漫画賞 「深夜食堂」「ペンギンの問題」などが受賞" »
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2010.01.20
賞/コンテスト ]
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SW-BD.jpg 劇場アニメ『サマーウォーズ』が、また大きな賞に輝いた。日本で最も長い歴史を誇る映画祭のひとつ毎日映画コンクールは、アニメーション映画賞に細田守監督の『サマーウォーズ』を選び出した。細田監督の作品としては3年前の同賞となった『時をかける少女』に続くものとなる。2作連続受賞の快挙だ。
 『サマーウォーズ』は、既に第13回文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門大賞受賞、第24回デジタルコンテンツグランプリ 経済産業大臣賞受賞と国内ふたつの大型賞を獲得している。今後3月に発表される東京アニメアワード、日本アカデミー賞最優秀アニメーション賞での活躍も期待されそうだ。

 また、昨年のシッチェス国際映画祭の最優秀アニメーション賞の受賞、ロカルノ国際映画祭のオフィシャルセレクションに続き、海外での作品の活躍も広がっている。2月10日から開催されるベルリン国際映画祭のジェネレーション部門への公式出品が既に発表されている。さらにフランスやシンガポールでも劇場公開が決まるなど、海外での注目も増している。
 一方、3月3日の『サマーウォーズ』の映像パッケージの発売も近づいており、こちらも盛り上がりを見せそうだ。深く作品世界を知りたい人に向けたBlu Ray Discは税込み10290円、より手軽なDVDは税込み5040円、いずれも特典ディスクがセットされる。発売元のVAPによれば予約は絶好調とのことである。劇場興行、映画賞、海外に続いてこちらでも大きなムーブメントを起こしそうだ。

 毎日映画コンクールは1935年にスタートした映画賞で、キネマ旬報ベスト・テンと並び、長年日本の映画シーンを支えてきた。特に1962年に設けられた大藤信郎賞は日本で最も古いアニメーション賞として知られている。さらに1989年には、アニメーション映画賞が新たに設けられている。現在は、映画の総合的な評価としてアニメーション映画賞、アニメーション表現の革新性を評価する大藤信郎賞と住み分けている。
 今回、大藤信郎賞は中田秀人監督の『電信柱エレミの恋』が選ばれた。受賞にあたっては、「立体アニメ表現の完成度に対して」と付されている。長編作品の制作に非常に手間がかかることで知られるストップモーション・アニメーションで45分もの大作を創り上げ、発表当時、アニメーション界に大きな驚きを与えた作品である。その映像表現の驚きが、今回の受賞につながった。

 毎日映画コンクールの授賞式は、2月8日川崎のミューザ川崎シンフォニアホールで開催される。授賞者のほか一般招待客も招く。また、東京交響楽団が祝賀演奏を行うなど、授賞に相応しい華やかなイベントとなる。
画像:  (c)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS

毎日映画コンクール http://mfablog.jugem.jp/ 

"「サマーウォーズ」毎日映画コンクール受賞「時かけ」に続く" »
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2010.01.18
賞/コンテスト ]
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 1月17日、米国アカデミー賞と並ぶ映画賞とされるゴールデングローブ賞の受賞者、受賞作品がハリウッド外国人記者協会から発表された。
 このうち最優秀アニメーション映画賞(Best Animated Feature Film)に、ウォルト・ディズニー/ピクサーが製作した『カールじいさんの空飛ぶ家』が輝いた。他の4作品『くもりときどきミートボール』、『コララインとボタンの魔女 3D』、『Fantastic Mr. Fox』、『プリンセスと魔法のキス』を退けた。
 下馬評どおりの強さを発揮したと言っていいだろう。『カールじいさんの空飛ぶ家』は、このほかマイケル・ジアッキノさんが音楽賞(Best Original Score - Motion Picture)を受賞し、ダブル受賞となった。

 一方、劇場映画作品賞のドラマ部門は、ジェームス・キャメロン監督の12年ぶりの劇場新作『アバター』が受賞、さらに監督賞もキャメロン監督が受賞した。こちらもダブル受賞である。
 『アバター』は新世代の3D映画として誕生したSF大作である。その映像が大きな話題になり、現在世界的なメガヒットを続けている。今回のゴールデングローブ賞の受賞は、こうしたブームをさらに拡大させることになりそうだ。

 『アバター』だけでなく、『カールじいさんの空飛ぶ家』も3D映画である。この結果作品賞(ドラマ部門)、監督賞、音楽賞、アニメーション映画賞の4部門が3D映画で占められたことになる。また、アニメーション映画賞のノミネート作品のうち『カールじいさん』以外の『くもりときどきミートボール』、『コララインとボタンの魔女』も3D映画であった。5作品のうち3作品が3D映画だったことになる。
 2009年は3D映画が急速に普及し、3D元年とも評されたが、そうした現状を反映したかたちだ。特に、3Dと愛称がいいとされるアニメーション分野への広がりは特筆すべきものがありそうだ。

ゴールデングローブ賞 公式サイト http://www.goldenglobes.org/

"ゴールデングローブ賞に「カールじいさん」「アバター」3D映画が躍進" »
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2010.01.14
賞/コンテスト ]
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 YouTube JAPANは、 YouTube VIDEO AWARDS JAPAN 2009の各受賞作品を発表した。YouTube VIDEO AWARDS JAPANは昨年より開始され、今回で2度目となる。昨年12月18日から今月10日まで各部門にノミネートされた作品を、視聴者が投票して選ぶ形式で実施された。

 そのうちアニメ部門では石田祐康氏の『フミコの告白』が選ばれた。この『フミコの告白』は、昨年11月上旬に公開されると瞬く間に話題をさらった。2Dパートとしてとにかくよく動く作画、3Dパートとしてのダイナミックなカメラワークの融合で見る人を魅了した。
 三大アニメ誌の1つニュータイプでは巻頭のカラー1ページで特集され、細田守監督もコメントを寄せるなど各メディアもこぞって反応した。『フミコの告白』はコンテストでの受賞は今回が初となったが、今年は、今後実施される各コンテストを沸かせてくれる作品になりそうだ。

 このほか音楽部門では『日々の音色』、実写・特撮部門では『I AM ROBOT』、ハウツー・ブログ部門では『少ない髪でリボン編』、動物部門では『大きな箱とねこ。』、テクノロジー・乗り物部門では『頭洗えよ!』、風景・夜景・自然部門では『miniature city 2』は選ばれている。
【真狩祐志】

YouTube VIDEO AWARDS JAPAN 2009 
http://www.youtube.com/ytvawardsjp2009

当サイトの関連記事
YouTube VIDEO AWARDS JAPAN 2009 ノミネートに「フミコの告白」等

YouTube VIDEO AWARDS JAPAN 2009 受賞作品

音楽
  『日々の音色』
アニメ
  『フミコの告白』
実写・特撮
  『I AM ROBOT』
ハウツー・ブログ
  『少ない髪でリボン編』
動物
  『大きな箱とねこ。』
テクノロジー・乗り物
  『頭洗えよ!』
風景・夜景・自然
  『miniature city 2』

"YouTube VIDEO AWARDS JAPAN 2009 「フミコの告白」などが受賞" »
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2010.01.12
賞/コンテスト ]
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 国内で最も古い映画賞であるキネマ旬報ベスト・テンが、第83回にあたる2009年の監督賞、脚本賞、主演男優・女優賞など12の賞の受賞者、受賞作品を発表した。作品賞は、日本映画では西川美和監督『ディア・ドクター』、外国映画ではクリント・イーストウッド監督の『グラン・トリノ』、文化映画では土井敏邦監督の『沈黙を破る』が選ばれた。
 また、同時に日本映画、外国映画、文化映画の3部門の2009年ベスト・テンが発表されている。このうち日本映画の第8位に細田守監督の『サマーウォーズ』が挙がった。映画芸術を重視する傾向の強いキネマ旬報ベスト・テンは、エンタテイメント色の強いアニメーション映画の名前が挙がることが少なく、『サマーウォーズ』がジャンルを超えて高い評価を受けたことが判る。

 キネマ旬報ベスト・テンは、映画雑誌『キネマ旬報』が主催する映画賞で、作品の映画評論家、日本映画記者クラブ員を中心に70名余り(延べ)の選出者によって決められる。選出者に厳しいスタンダードが設けられており、作品評価も厳しい賞として知られる。
 アニメ映画がキネマ旬報ベスト・テンに入ったのは、2007年の5位につけた原恵一監督の『河童のクゥと夏休み』から2年ぶりである。同監督の作品では2006年の『時をかける少女』が、国内外の多くの受賞をしたが、キネマ旬報ベスト・テンランクインしなかった。『サマーウォーズ』が初となる。
 べスト・テンにアニメ映画を送り込んだ監督は、80年を超える歴史の中で、細田監督を含め原恵一監督、宮崎駿監督、高畑勲監督の4人のみという快挙である。

 一方で、宮崎監督は1988年に1位となった『となりのトトロ』を筆頭に、1984年『風の谷のナウシカ』、1986年『ラピュタ』、1989年『魔女の宅急便』、1992年『紅の豚』、1997年『もののけ姫』、2001年『千と千尋の神隠し』など数多くの作品がベスト・テンに挙がっている。
 ポスト宮崎駿として名前を挙げられることの多い細田監督だが、映画批評家からの評価でも宮崎監督を追い上げているようだ。

キネマ旬報 http://www.kinejun.com/
『サマーウォーズ』 公式サイト http://s-wars.jp/

"キネマ旬報ベスト・テン 日本映画8位に「サマーウォーズ」" »
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2010.01.09
賞/コンテスト ]
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 英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)は、1月10日に今年の英国アカデミー賞(British Academy Film Awards)のノミネート作品を発表した。このうち長編アニメーション部門には、5作品の名前が挙げられた。『コララインとボタンの魔女 3D』、『クリスマス・キャロル』、『Fantastic Mr Fox』、『アイスエイジ3』、『カールじいさんの空飛ぶ家』である。
 英国アカデミー賞は英国の賞とはしているものの、実際には同じ英語圏ということもあり、通常は米国映画もかなりの部分を占める。今年のアニメーション賞のノミネートもそうした傾向を反映したものとなった。

 米国の映画賞レースで、既に注目を集めている『カールじいさんの空飛ぶ家』、『コララインとボタンの魔女 3D』、『Fantastic Mr Fox』が順当にノミネートされている。さらに『クリスマス・キャロル』、『アイスエイジ3』のノミネートは、これまでも意外に大作映画志向が強かった英国アカデミー賞の性格を反映していそうだ。
 昨年のアニメーション賞の受賞は『ウォーリー』、一昨年は『レミーのおいしいレストラン』、さらにその前は『カーズ』が受賞している。3年連続、ディズニー/ピクサーの作品が選ばれており、今年も『カールじいさんの空飛ぶ家』を中心に展開しそうだ。

 実際に『カールじいさん』は有力候補であるだけでなく、アニメーション映画賞以外にも、作品賞、監督賞、オリジナル脚本賞、編集賞、音響賞、音楽賞にノミネートされている。英国アカデミー賞は米国のアカデミー賞よりもノミネートの数が多い特徴はあるが、それでもこの作品がジャンルを超えて高い評価を受けていることが分かる。
 他の有力作品では、『Fantastic Mr Fox』が特殊映像効果賞、音響賞、音楽賞のノミネートに挙がっている。また音楽賞には『コラライン ボタンの魔女 3D』の名前も挙がり、批評家に評価の高いこれらの作品が英国でも関心を集めている。

BAFTA(英国映画テレビ芸術アカデミー) 英国アカデミー賞
http://www.bafta.org/awards/

[長編アニメーション賞ノミネート作品]

 ■ 『コララインとボタンの魔女 3D』
 ■ 『クリスマス・キャロル』
 ■ 『Fantastic Mr Fox』
 ■ 『アイスエイジ3』
 ■ 『カールじいさんの空飛ぶ家』

"英国アカデミー賞アニメ部門候補「カールじいさん」「コラライン」など" »
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2010.01.07
賞/コンテスト ]
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 今年3月7日に発表される第82回米国アカデミー賞のVFX部門視覚映像賞の二次選考通過作品が、米国映画科芸術アカデミーから発表された。この選考は視覚映像賞の対象となるノミネート作品の予備選考の役割を果たしている。
 すでに2009年12月11日に一次選考結果(semifinalists)の15作品が発表されているが、今回はそれをさらに7作品に絞り込んだ。この中からアカデミー賞視覚映像部門の審査員の投票により、ノミネート3作品が決定する。受賞までには一次選考、二次選考、ノミネートと実に3段階も選考を経ることになる。

 2次選考作品は、新時代の3D映像が大反響を巻き起こしている『アバター』のほか、『第9地区(District 9)』、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』、『スター・トレック』、『ターミネーター4』、『トランスフォーマー/リベンジ』、『2012』である。この段階で、アニメーション映画と一般映画は全てふるい落とされ、VFXを前面に押し出したSF映画とファンタジー映画に絞られた。
 今後は、2月2日にノミネート作品が発表される。また、3月7日には、ハリウッドのコダックシアターで行われる授賞式で受賞作品が決定する。

当サイトの関連記事
米国アカデミー賞VFX部門 一次選考に「アバター」等15作品

米国映画科芸術アカデミー アカデミー賞 http://www.oscars.org/

[視覚効果(VFX)賞 二次選考通過作品]

 ■ 『アバター』 
 ■ 『第9地区』
 ■ 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』 
 ■ 『スタートレック』 
 ■ 『ターミネーター4』 
 ■ 『トランスフォーマー/リベンジ』 
 ■ 『2012』 

"アカデミー賞VFX部門7作に絞り込み ノミネートは3作品" »
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2009.12.30
賞/コンテスト ]
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 将来、アニメ制作の仕事に携わることを志望する中学・高校生らに制作の楽しさを体験して貰う、そんな願いから第3回 高校生アニメフェア『アニメ甲子園2009-2010』が開催される。イベントは若い学生たちを対象に、アニメ制作には欠かせないシナリオや絵コンテ、キャラクター・メカデザイン、アフレコといった分野別に応募者を募集するものだ。
 開催3回目を迎える今回は、12月15日までシナリオ・ストーリー部門、ボイスアクト部門、キャラクター・メカデザイン部門で募集をした。ボイスアクト部門では318人もの応募があるなど、今年も盛況となっている。また、オリジナルアニメーション部門は、年明け2010年1月8日まで募集が行われている。

 今後、審査員による審査へ経て、最優秀賞、TAC賞、SMN賞、高校生審査員賞、その他特別賞などを選考する。2010年3月27日には、東京国際アニメフェア2010内特設ステージにて表彰式を行う予定である。
 このほど、この作品選考を行う専門家である審査員が発表された。オリジナルアニメーション部門では、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントで映画プロデユースをする佐野哲章さん、そして杉並アニメーションミュージアム館長の鈴木伸一さんである。厳しいプロの視点から、応募作品にあたる。

 シナリオ・ストーリー部門は、LAMBDA FILMの代表取締役社長でアニメプロデューサーの村濱章司さんが審査をする。村濱さんは『青の6号』や『LAST EXILE』など数多くの名作のプロデュースデ知られた存在だ。
 さらにボイスアクト部門では音響制作会社マジックカプセルの明田川進社長、青ニプロダクションの声優プロダクションマネージャー池田克明さん、日本音声製作者連盟理事長の南沢道義さんとプロ中のプロが並ぶ。こうした専門家の審査を経験するだけでも、魅力的な企画となりそうだ。主催者によれば、審査員は今後も増える予定だと言う。

 甲子園といえば、初夏の高校野球大会の代名詞だ。それが転じて、高校生が参加する大型イベントの冠に使われることが多い。マンガ甲子園などがよく知られたものだろう。
 このアニメ甲子園は、特定非営利活動法人学校マルチメディアネットワーク支援センターが主催する。同センターは、既に音楽甲子園、映画甲子園、そして演芸を対象にしたギャグ高を開催している。そうしたポップカルチャー分野の大会のひとつとして、アニメ甲子園にも力を入れている。

第3回 高校生アニメフェア『アニメ甲子園2009-2010』
http://www.smn.or.jp/animekoushien/index.html

オリジナルアニメーション部門/シナリオ・ストーリー部門/シナリオ・ストーリー部門
主催: 特定非営利活動法人 学校マルチメディアネットワーク支援センター
共催: 
東京アニメセンター、早稲田大学ブロードバンドネットワーク研究所、コンテンツクリエーション アンド コミュニケーション学会、財団法人電磁応用研究所
後援: 経済産業省、日本動画協会、日本音声製作者連盟

[審査委員]
オリジナルアニメーション部門
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 佐野哲章(映画プロデューサー)
杉並アニメーションミュージアム 館長 鈴木 伸一(漫画家・アニメーション作家)

シナリオ・ストーリー部門
LAMBDA FILM 代表取締役社長 村濱章司(アニメプロデューサー)

ボイスアクト部門
マジックカプセル 代表取締役 明田川進(音響監督)
青二プロダクション 池田克明(声優プロダクションマネージャー)
81プロデュース 代表取締役社長 南沢道義(日本音声製作者連盟 理事長)

"アニメ甲子園審査員に鈴木伸一氏、村濱章司氏、SPE佐野氏ら決定" »
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2009.12.28
賞/コンテスト ]
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 2009アジアデジタルアート大賞が受賞作品を発表した。このアジアデジタルアート大賞は、2001年よりアジアから世界へ向けた知の発信およびデジタルアートとデザインの普及啓発を目的として開催されてきたコンテストである。

 最高賞に該当するADAA大賞は、各部門で大賞となった作品から選出される。今年も動画部門からの選出となり、同部門で大賞となった柴田大平氏の『The Light of Life』に与えられた。
 作者の柴田氏は、学生時代に制作した『Tiny』でも様々な受賞歴があり、就職後も作品を作り続けている。今年は別の作品『AUTOPOIESIS』がデジタルアートグランプリ2009でグランプリを受賞するなどしている。

 柴田氏の『The Light of Life』は、主に一般を対象としたカテゴリーAへの応募作品である。カテゴリーAの動画部門では、優秀賞に白川東一氏の『Mr.Shape』がある。
 白川氏は、今年別の作品『ぴったんこ!』がオタワ国際アニメーションフェスティバルにノミネートするなどしている。入賞には、山元隼一氏と古屋隆介氏の『memory』、宮城亨氏の『ミスブラッドベリー』、清水誠一郎氏の『中学星 chu-gakusei』、椙本晃佑氏の『the TV show』など、今年、他のコンテストを賑わせてきた作品がいくつか見られる。

 一方、主に学生を対象としたカテゴリーBでは、堀康史氏の『彼女のきのこは僕が食べるの』が大賞に選ばれた。堀氏の『彼女のきのこは僕が食べるの』は、デジタルクリエイターズコンペティション2009では優秀賞を受賞していた。
 このほか優秀賞に今津良樹氏の『アトミック・ワールド』、特別賞に大桃洋祐氏の『輝きの川』など、こちらでも他のコンテストを賑わせてきた作品がいくつか見られる。

 2009アジアデジタルアート大賞展は、2月16日から28日まで福岡アジア美術館で開催される。またアクロス福岡では、前日15日に福岡コンテンツマーケット2010、中日の21日にファミリークラシックコンサート「ドラゴンクエストの世界 in 福岡」が開催される。
 そして3月6日には、「第3回ゲームフロンティア in 福岡」の開催が予定されている。
【真狩祐志】

アジアデジタルアート大賞 http://adaa.jp/

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福岡発2008アジアデジタルアート大賞発表 エンタメ部門も新設
福岡の2009アジアデジタルアート大賞 作品募集を開始

2009アジアデジタルアート大賞 受賞作品(動画部門)

[カテゴリーA]

ADAA大賞/福岡県知事賞/文部科学大臣奨励賞
 『The Light of Life』 柴田大平

優秀賞
 『Mr.Shape』 白川東一
 『motion』 園田大也、林裕市朗、永吉宏行、丹野寛明、西川剛史、高口英隆
 『ZURERUZ』 松下健太郎
入賞
 『memory』 山元隼一、古屋隆介
 『marionette』 飯田将茂
 『Amagoi』 鈴木一平
 『Close up to you, little by little』 Kim Jinyoup
 『The shape that the will drew』 Kim Jinyoup
 『ミスブラッドベリー』 宮城亨
 『MIZU-HANABI』 新山哲河
 『Catharsis』 戸川蛍
 『中学星 chu-gakusei』 清水誠一郎
 『the TV show』 椙本晃佑

[カテゴリーB]

大賞
 『彼女のきのこは僕が食べるの』 堀康史

優秀賞
 『アトミック・ワールド』 今津良樹
 『目覚ましレモン』 鄧穎楡

特別賞(福岡市水道事業管理者賞)
 『輝きの川』 大桃洋祐

入賞
 『月天』 藤本佐知子
 『時めくり』 鈴木裕偉
 『pieces pisur』 桑野由貴子、高橋紀乃、三宅紗都子
 『Notation of Rotating Earth』 大橋史
 『KoKoOto』 乗田朋子
 『Stellar Evolution』 KumaLab.
 『DOT』 内田達也
 『テブラハ』 舟橋英志、守金育夫、吉村祥伍
 『ESCAPE』 加納大督
 『抹茶のプディング』 ヘコミロ(小林功幸、窪井裕美)

"福岡の2009アジアデジタルアート大賞 受賞作品を発表" »
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2009.12.22
賞/コンテスト ]
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 日本アカデミー賞協会は、12月22日に東京・グランドプリンスホテル新高輪にて、2010年第33回日本アカデミー賞の優秀賞受賞者、受賞作品を発表した。
 優秀アニメーション作品賞の5作品も決定した。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、『サマーウォーズ』、『映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』、『ホッタラケの島~遥と魔法の鏡~』、『名探偵コナン 漆黒の追跡者〈チェイサー〉』である。動きが特に活発だったとされる2009年の劇場アニメの中で、見事に選ばれた作品である。

 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』は、2008年第31回で前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』も同賞を受賞している。今年本作はその前作の2倍の興収40億円を叩き出す大ヒットになり注目を浴びた。
 『サマーウォーズ』も大ヒットが注目を浴びた。4ヶ月に及ぶロングランで16億円超の興収をあげた。こちらも細田守監督の前作『時をかける少女』が、2007年第30回でも同賞を受賞、さらに最優秀アニメーション作品賞にも輝いている。同作は既に文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞など複数の大型賞を獲得しており、日本アカデミーでも最優秀アニメーション作品賞の候補だろう。

 『ホッタラケの島~遥と魔法の鏡~』は、佐藤信介監督のもとプロダクション I.Gが挑んだCGアニメーションである。日本ではまだ少ない3DCGを全編に取り入れた。日本のCGアニメーションの今後の可能性の大きさを感じさせる大作である。
 『映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』は昨年に引き続きシリーズ2回目の受賞、『名探偵コナン 漆黒の追跡者〈チェイサー〉』は優秀アニメーション作品賞設立以来シリーズから4年連続で受賞となる。シリーズ過去最高のヒットになったことが話題を呼んだ。

 日本アカデミー賞は、日本の映画の振興・発展を目指して1978年にスタートした。日本アカデミー賞協会の会員の投票によりその受賞者・作品を決定する。
 優秀アニメーション作品賞は2007年より設けられている。これまで『時をかける少女』、『鉄コン筋クリート』、『崖の上のポニョ』が最優秀アニメーション作品賞を受賞している。

 今回の最優秀アニメーション作品賞は、4225名の日本アカデミー賞協会会員の投票により決定する。結果は2010年3月5日に、新高輪プリンスホテルで開かれる第33回日本アカデミー賞授賞式で他の受賞作品と共に発表される。

日本アカデミー賞協会 http://www.japan-academy-prize.jp/

日本アカデミー優秀アニメーション作品賞受賞作

 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
 『サマーウォーズ』
 『映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』
 『ホッタラケの島~遥と魔法の鏡~』
 『名探偵コナン 漆黒の追跡者〈チェイサー〉』

"日本アカデミー賞にホッタラケ、ヱヴァ、サマーウォーズ等" »
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2009.12.20
賞/コンテスト ]
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 YouTube JAPANが主催する「YouTube VIDEO AWARDS JAPAN 2009」のノミネート作品が公開された。「YouTube VIDEO AWARDS JAPAN」は昨年より開始され、今回が2回目となる。気に入った作品には視聴者が投票を行うことが可能で、締切は1月10日となっている。

 YouTube JAPANはトップページで特集を組んでいるが、定期的にアニメーションの自主制作作品の紹介も行っている。「YouTube VIDEO AWARDS JAPAN 2009」では今回も「アニメ」カテゴリーが設定されたが、紹介された作品の中には、他のコンテストでも受賞歴のある作品も少なからずある。
  それに該当する作品は、山元準一氏の『memory7min』、岡本将徳氏の『パンク直し -mending a puncture-』、ひだかしんさく氏の『恋するネズミ 第1話』、上甲トモヨシ氏の『BUILDINGS』、植草航氏の『向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった』などで、今回は昨年に比べてそうした傾向が反映されている。また、先月公開された話題を呼んだ石田祐康氏の『フミコの告白』もある。

 一方、他のカテゴリーにもアニメーション作品の範疇に含まれる作品がいくつか見られる。「音楽」には椙本晃佑氏の『the TV show』、「実写・特撮」にはオカダシゲル氏の『KAMISUMOU』と竹内泰人氏の『オオカミとブタ。』、「テクノロジー・乗り物」には真壁友氏の『無限上昇』、「風景・夜景・自然」には竹内泰人氏の『公園で24時間写真撮影しっぱなし』がある。 
 このほかアニメーション作品以外のトピックでは、「音楽」に第13回文化庁メディア芸術祭のエンターテインメント部門で大賞に選ばれた『日々の音色』などもある。
【真狩祐志】

YouTube VIDEO AWARDS JAPAN 2009 
http://www.youtube.com/ytvawardsjp2009

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YouTube Video Awards Japan 2008 映画とアニメで「PiKAPiKA」受賞

YouTube Video Awards Japan 2009 ノミネート作品(アニメ)

 『アダチンもケータイがほしいだチン!』 青木純
 『memory7min』 山元準一
 『パンク直し -mending a puncture-』 岡本将徳
 『DOUDOU1』 ホッチカズヒロ
 『Elephant SANTIE 3 (not alone)』 Artmic8neo
 『DENSHA』 堀康史
 『無人島ショートショート』 小田文子
 『恋するネズミ 第1話』 ひだかしんさく
 『BUILDINGS』 上甲トモヨシ
 『アースウォード』 大和秀夫
 『向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった』 植草航
 『YUME』 斎藤俊介
 『フミコの告白』 石田祐康

"YouTube VIDEO AWARDS JAPAN 2009 ノミネートに「フミコの告白」等" »
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賞/コンテスト ]
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 2010年2月11日から21日まで開催されるベルリン国際映画祭は、児童向け・若者向け映画のコンペティション「ジェネレーション(Generation)部門」の公式出品作の一部を12月17日発表した。このうち若者向けの14プラス(14Plus)に、細田守監督の劇場アニメ『サマーウォーズ』がリストアップされた。
 ジェネレーション部門は児童向け映画のKプラス(Kplus)と14プラスのふたつから構成される。今回はKプラスに9作品、14プラスに9作品が挙げられている。このうち日本からの作品は『サマーウォーズ』とKプラスに入った日仏合作の実写映画『ユキとニナ』の2本である。

 ベルリン国際映画祭のコンペティション部門は、よく知られるインターナショナルコンペティションのほか、新人監督部門、短編映画部門などがあり、ジェネレーション部門はこれらと並ぶ部門を構成している。
 ジェネレーション部門からは、Kプラスと14プラスそれぞれに最も優れた長編映画と短編映画にクリスタルベアー賞が贈られる。
 『サマーウォーズ』は、国内では文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞、デジタルコンテンツグランプリ経済産業大臣賞を受賞している。また、海外ではロカルノ国際映画祭でインターネショナルコンペティション正式出品、シッチェス国際映画祭最優秀アニメーション映画賞受賞など着々と実績を重ねている。

ベルリン国際映画祭 公式サイト http://www.berlinale.de/en/

"「サマーウォーズ」ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門公式出品" »
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2009.12.15
賞/コンテスト ]
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 12月15日、ハリウッド外国人映画記者クラブ(Hollywood Foreign Press Association)は、第67回ゴールデングローブ賞のノミネート作品を発表した。
 長編アニメーション映画賞でも、5つの候補作品が発表された。『くもりときどきミートボール』、『コララインとボタンの魔女 3D』、『FANTASTIC MR. FOX』、『プリンセスと魔法のキス』、『カールじいさんの空飛ぶ家』である。
 選考対象15作品に挙がっていた『崖の上のポニョ』は、候補作に含まれなかった。同作はアカデミー賞の前哨戦のひとつであるアニー賞の長編映画部門に続いてノミネートを逃した。2009年の映画賞レースでは厳しい戦いを強いられている。

 2009年の有力候補とされる『カールじいさんの空飛ぶ家』がノミネートされる一方で、同年の大ヒット映画『モンスターVSエイリアン』や『アイスエイジ4』が含まれていない。
 一方で、独立系のアニメーション映画として大ヒットになった『コララインとボタンの魔女 3D』や『FANTASTIC MR. FOX』といったストップモーション・アニメーションが選ばれている。これに2Dアニメーションの『プリンセスと魔法のキス』が加わり、CGアニメーション2本、ストップモーション2本、2Dアニメーション1本の内訳となる。さらに、スタジオ別ではディズニー2本(ディズニー1本、ピクサー1本)、ソニー1本、独立系(ライカ/アメリカン・エンピリカル)である。

 『カールじいさんの空飛ぶ家』は音楽賞でもノミネ-トされ、作品の評価の高さを感じさせた。ゴールデングローブ賞は、今後ハリウッド外国人映画記者クラブでの投票を経て、1月17日に受賞作品が発表される。

ゴールデングローブ賞 公式サイト http://www.goldenglobes.org/

"ゴールデングローブ賞候補作品発表 アニメ部門ポニョ含まれず" »
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2009.12.13
賞/コンテスト ]
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 12月11日、米国映画科芸術アカデミーは、2009年の第82回米国アカデミー賞の視覚映像(VFX)部門の一次選考結果(semifinalists)を発表した。
 一次選考を通過したのは全部で15作品、VFX賞に相応しく、最先端の撮影・映像技術を用いた大型映画が並んだ。そのほとんどがブロックバスター級の大ヒット映画だ。アカデミー賞の中でも、ひと際華やかなラインナップである。

 SF映画からは、興行で大記録を打ち立てる一方で作品としての評価の高かったJ.J.エイブラムス監督の『スタートレック』、『トランスフォーマー/リベンジ』、さらに『ターミネーター4』が並ぶ。地球崩壊を現在の映像技術で存分に描いた『2012』も、日本で話題を呼んだ作品だ。
 しかし、このジャンルの注目は、今回候補とされた15作の中で唯一劇場公開が始まっていない『アバター』だろう。映画界で大きな潮流となっている3Dをさらに独自に進化させた映像が、大きな関心を呼んでいる。劇場公開はまだだが、既に一部公開されているフッテージからその驚愕の映像が明らかになっている。VFX賞の有力候補で間違いないだろう。
 一方で、低予算映画の中から見事に候補に挙がったのは、『District 9』である。この秋の米国での予想を超えた大ヒットは記憶に新しいところだ。

 ファンタジー作品からは『ハリー・ポッターと謎のプリンス』と、日本では来年1月に公開する『かいじゅうたちのいるところ』の2作品。『かいじゅうたちのいるところ』は、1963年に発表された世界的なベストセラーの絵本をスパイク・ジョーンズ監督が実写映画とした。
 往年の人気作品をビッグバジットの大作映画に仕立てるのは、最近のハリウッドのトレンドである。『GIジョー』は玩具フィギュアから、『ウォッチメン』はコミックスのヒーローから映画化された。ロバート・ダウニー・Jrの『シャーロック・ホームズ』もそうした作品かもしれない。

 候補作のうちSFでも、ファンタジーでもアニメーションでもない作品は、『シャーロック・ホームズ』以外には、ダン・ブラウンのベストセラーを映画化した『天使と悪魔』だけだった。
 一方で、アニメーション映画からは3作品が挙がった。『コララインとボタンの魔女 3D』、『クリスマス・キャロル』、『G-Force』である。『コララインとボタンの魔女 3D』、『クリスマス・キャロル』は、長編アニメーション部門でも選考対象作品に挙がっている。

 ディズニーの制作する『G-Force』は、アニメーション部門の対象となっていない。実写とCGアニメーションを合成する本作は、米国アカデミーでは実写映画と位置づけられる。CGアニメーションの発達で、アニメーション映画にも、高度な視覚効果が取り入られているが、実写映画とアニメーション映画の境界は益々曖昧になっている現状を反映している。
 技術の進歩と曖昧さという点では、『コララインとボタンの魔女 3D』も同様だ。作品は人形をコマドリで動かすストップモーションアニメーションの技術で制作されている。しかし、CGが大胆に取り入られ、昔ながらのアニメーションと最新技術が融合する。英国のアードマンの作品にも見られるストプモーションの新しい流れだ。

 米国映画科芸術アカデミーの視覚効果部門は今後さらに審査を進め、2月2日にノミネート作品を発表する。さらに3月7日にハリウッドのコダックシアターで行われる授賞式で、受賞作品が決定する。

米国映画科芸術アカデミー アカデミー賞 http://www.oscars.org/

[視覚効果(VFX)賞 一次選考通過作品]

『天使と悪魔』 http://bd-dvd.sonypictures.jp/angelsanddemons/
『アバター』 http://movies.foxjapan.com/avatar/
『コララインとボタンの魔女 3D』 http://coraline.gaga.ne.jp/
『クリスマス・キャロル』 http://www.disney.co.jp/movies/christmas-carol/
『District 9』 http://www.district9movie.com/
『G-Force』 http://disneydvd.disney.go.com/g-force.html
『GIジョー』 http://www.gi-j.jp/
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』 http://harrypotter.warnerbros.co.jp/
『Sherlock Holmes』 http://sherlock-holmes-movie.warnerbros.com/
『スタートレック』 http://www.startrekmovie.com/intl/jp/
『ターミネーター4』 http://bd-dvd.sonypictures.jp/terminatorsalvation/
『トランスフォーマー/リベンジ』 http://www.tf-revenge.jp/
『2012』 http://www.sonypictures.jp/movies/2012/
『ウォッチメン』 http://www.watchmenmovie.co.uk/intl/jp/
『かいじゅうたちのいるところ』
http://wwws.warnerbros.co.jp/wherethewildthingsare/

"米国アカデミー賞VFX部門 一次選考に「アバター」等15作品" »
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2009.12.09
賞/コンテスト ]
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 第8回インディーズアニメフェスタが作品の募集を開始した。三鷹市の主催で2003年より開始されたインディーズアニメフェスタは、アニメーションに関わる様々な才能の発掘を目的として毎年行われている。
 募集対象はアニメーションの技術をメインに用いた作品で、長さは1分~20分程度、商業的な公開をされていないことを条件とする。また、作品の新旧は問わないなど幅広い応募が可能になっている。

 募集締め切りは2010年1月29日、卒業制作等で遅れる場合は、個別対応も検討する。こちらも応募者への配慮が伺われる。応募作品の中から各賞が決定される。
 賞体系はグランプリ<三鷹市賞>、審査員特別賞、市民審査員賞であるが、三鷹市には国立天文台もあることから、昨年からは科学的なデータや科学的研究成果に関した作品を対象としたサイエンティフィック・ビジュアライゼーション賞も新設された。

 例年インディーズアニメフェスタは、三鷹の森アニメフェスタのプログラムの1つとしても開催されている。第8回インディーズアニメフェスタのノミネート作品の上映および受賞作品の発表は、3月7日に三鷹市芸術文化センターで行われる。

 前回の第7回でグランプリを受賞したのは青木純氏の『スペースネコシアター』である。青木氏は、足立区の文化芸術振興イメージキャラクター『アダチン』の制作などで活躍している。
 一方『クレイジー・クレイ・レスリング』で三上賞を受賞した長尾武奈氏は、『チェーンソー・メイド』でフランスのアヌシー国際アニメーションフェスティバル短編部門にノミネートされた。過去の受賞者にも、近年こうした活躍をする者が増えてきている。
【真狩祐志】

インディーズアニメフェスタ http://www.mitaka-univ.org/iafesta/

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第7回インディーズアニメフェスタ 受賞作品決定!

"第8回インディーズアニメフェスタ 作品募集開始" »
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賞/コンテスト ]
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 去る10月18日に第14回アニメーション神戸賞の授賞式が神戸国際会議場にて開催された。その模様は例年シービットTVでの配信を通じてライブ中継されているが、今年も編集したものが改めて配信開始された。
 アニメーション神戸は、神戸市や神戸デジタルコンテンツ振興会議などの主催で1995年から実施されている。国内における商用アニメーションへの顕彰と、クリエーターを目指す人材の発掘や育成を目的としている。

 配信されているのは、第1部のデジタル・クリエーターズ・コンテストの各受賞作品や表彰式、第2部のアニメーション神戸賞の授賞式である。第1部では審査委員長であるアニメーション監督の大地丙太郎氏による総評など、第2部では審査委員長であるアニメージュ編集長の松下俊也氏による審査総評やアニメーション神戸実行委員会委員長の神谷明氏による総評なども合わせて観ることが出来る。
 また、アニメーション神戸の公式サイトでは、第1部のデジタル・クリエーターズ・コンテストの各受賞作品や一部の応募作品の視聴が可能である。

 このほかアニメーション神戸に関する話題としては、3月にオープンを予定している神戸発のアニメーション制作スタジオ「アニタス神戸」がある。「アニタス神戸」の所在地は新長田の「アスタくにづか4番館」で、一帯には今年9月末に完成した鉄人28号のモニュメントなどがあり、盛り上げに一役買っている。
【真狩祐志】

シービットTV  http://www.broadcast-neo.tv/seebit/index_anime.html
アニメーション神戸 http://www.anime-kobe.jp/

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第14回アニメーション神戸 オリジナル公募受賞作品決定
アニメ制作スタジオ「アニタス神戸」3月始動 制作スタッフ募集

"第14回アニメーション神戸 授賞式のネット配信を開始" »
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賞/コンテスト ]
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 2010年6月7日から12日まで開催されるフランスのアヌシー国際アニメーション映画祭(Festival international du film d'animation à Annecy)の公式作品の締切りが2010年1月15日までと残り1ヶ月余りとなった。応募は短編部門、長編部門、テレビ部門、コマシャール部門、学生部門に分けられている。
この応募はいずれも事前審査で、このなかから映画祭期間中の上映作品が選ばれる。上映作品はそのままノミネートになり、映画祭最終日に各賞が決定する。
 アヌシーではこれまでに、2003年に山村浩二監督『頭山』、2008年に加藤久仁生監督の『つみきのいえ』が短編アニメーションのグランプリにあたるアヌシー・クリスタル賞を受賞している。このほか2007年には、細田守監督の『時をかける少女』が長編部門の特別賞に輝いた。

 アヌシーは世界最大のアニメーション映画祭として知られている。世界のアニメーション映画祭の多くが短編アニメーションを中心にプログラムを組むのに対して、長編アニメーションも重視し、さらに映画見本市のMIFAを併設するなど総合的なアニメーション映画祭となっている。
 2010年は映画祭の50周年にあたり、例年より規模を拡大することが見込まれる。映画祭を運営するCITIAは、回顧企画や展覧会、特別上映などを予定する。

 また、CITIAはこのほかにも、現在関連企画でも募集をしている。2月15日まで募集されるクリエイティブフォーカス(The Creative Focus)は、現在進行中のプロジェクトを紹介するもの。短編アニメーション、長編映画、テレビ番組、クロスメディア他の4分野を対象とする。
 映画見本市のMIFAでは、出展企業を募集する。こちらは劇場アニメーションやテレビアニメーションなどのビジネス取引向けである。2009年は日本からも東映アニメーションや練馬アニメーション協議会などが出展を行っていた。

アヌシー国際アニメーション映画祭
(Festival international du film d'animation à Annecy)
http://www.annecy.org/home

"アヌシー国際アニメーション映画祭 作品応募締切り1月15日" »
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2009.12.07
賞/コンテスト ]
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 日本SF作家クラブは、2009年第30回日本SF大賞に今年3月に逝去した伊藤計劃さんの『ハーモニー』を決定した。『ハーモニー』は完璧な医療体制国家築いたはずの近未来、その社会に襲った危機を舞台に繰り広げられる作品である。
 他の候補作品には、長谷敏司さんの『あなたのための物語』、神林長平さんの『アンブロークン アロー』、上田早夕里さんの『魚舟・獣舟』、佐藤哲也さんの『下りの船』の4編が挙がっていた。選考は日本のSF作家の集まりである日本SF作家クラブの選考委員会が行った。

 作者の伊藤計劃さんは、2007年に『虐殺器官』にて作家デビューし、その高い才能にさらなる活躍を期待されていた。しかし、今年3月に34歳の若さで亡くなり、多くのファンに衝撃を与えた。
 残された長編小説は多くないが、『ハーモニー』の日本SF大賞の受賞が「伊藤計劃」の名前を多くの人の記憶にとどめることになるだろう。

 また、日本SF作家クラブは大賞と同時に、特別賞と第11回日本SF新人賞も発表している。特別賞には、長編ヒロイックファンタジー『グイン・サーガ』シリーズとその作者 栗本薫さんが受賞した。栗本薫さんは、今年5月に56歳で逝去している。
 日本SF大賞の受賞者と特別賞の受賞者の両名が故人となった。受賞という喜びと共に、SF界が大きな才能を相次いで失ったことを感じさせる2009年となった。

 栗本薫さんは若くして作家デビューをして、SF、推理小説、サスペンス、時代小説と数多くの著書を残し、その多作ぶりで知られていた。なかでもそのキャリアの初期から書き続けてきた『グイン・サーガ』は、個人で書いた小説としては世界最長とされ、名実共に著者を代表する作品であった。
 著者の逝去により作品は未完に終わったが、その偉業に異を唱える人はいないに違いない。また、今年春からはテレビアニメ化され、こちらも話題を呼んでいた。
 
 また、日本SF新人賞には、伊野隆之さんの『森の言葉/森への飛翔』、山口優さんの『シンギュラリティ・コンクェスト』が選ばれた。昨年、一昨年に続く、2作品同時受賞である。
 日本SF新人賞は、才能あるSF作家、SF小説の誕生を目指して1999年より設けられている。

日本SF作家クラブ http://www.sfwj.or.jp/

"日本SF大賞に伊藤計劃氏 特別賞に栗本薫氏" »
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2009.12.04
賞/コンテスト ]
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 子供たちがアニメを通じていろいろな想いを伝える「アニメ感想文コンクール」が開催される。このコンクールは、昨年まで「アニメ感想文グランプリ」として開催されていたものを引き継ぎ、今年で4回目を迎える。
 イベントは日本のアニメ製作者の団体である日本動画協会が主催する。アニメという子供たちに親しみやすい題材を用いることで、子供たちの書く力と考える力を育むことを目的としている。また、子供たちは、アニメにとって重要な視聴者、観客でもある。コンクールを通じて、子供たちによりアニメを身近に感じてもらう狙いもある。昨年は全国から155通の応募があった。

 応募の題材は自由に選んだ「アニメ」を題材にした文章。昨年まではアニメのキャラクターに向けた手紙としていたが、今回は手紙の形式だけでなく、感想文などのより広いかたちが可能となる。
 応募部門は小学校入学前から小学校3年生までの小学校低学年の部、4年生から6年生までの小学校高学年の部、そして中学校の部となる。原稿用紙で1200字以内、日本語のみの受付となる。

 応募された作品から選考のうえ、グランプリ、準グランプリ、佳作などが決められる。受賞には賞状と賞品が贈呈されるほか、グランプリと準グランプリ受賞者は2010年3月25日から28日に東京ビッグサイトで開催される東京国際アニメフェア2010へ招待される。
 応募先は日本動画協会アニメ感想文コンクール係、受付は既に開始しており、1月17日(当日消印有効)まで受付ける。詳しくは日本動画協会の公式サイトで確認出来る。

アニメ感想文コンクール http://www.aja.gr.jp/data/anigra.php

"子供たちの想いを届ける アニメ感想文コンクール開催" »
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賞/コンテスト ]
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 12月3日、米国ハリウッド外国人映画記者クラブ(Hollywood Foreign Press Association)は、第67回ゴールデングローブ賞(Golden Globe Awards)のノミネート対象作品を発表した。
 今年は長編アニメーション部門(最優秀アニメーション映画賞)でも独立したリストが発表され、15作品がリストに並べられた。今年からノミネート作品が3枠から5枠へ拡大することが決まっており、アニメーション部門の強化が打ち出されている。

 このノミネート対象には、日本の劇場アニメ『崖の上のポニョ』や国内では公開間近の『カールじいさんの空飛ぶ家』、そして『くもりときどきミートボール』、『クリスマス・キャロル』、『アイスエイジ3』、『モンスターVSエイリアン』などの大作映画、来年国内公開が決まっている『コララインとボタンの魔女 3D』、 『プリンセスと魔法のキス』などが含まれている。
 一方、ゴールデングローブ賞の対象15作品は、既に発表されている米国アカデミー賞の長編アニメーション部門ノミネート対象20作品より少ない。この15作品は全てアカデミー賞とか重なっており、アカデミー賞から『ATOM』、『The Secret of Kells』、『ティンカー・ベルと月の石』、『A Town Called Panic』、『The Dolphin – Story of a Dreamer』が抜け落ちたかたちだ。

 『ATOM』が対象作品に含まれていないのは意外だが、抜け落ちた作品の多くは小規模公開の比較的マイナーな作品が多い。大衆志向の作品が重視される傾向があり、またアカデミー賞のほうがよりメディアに注目されるため、応募の段階で既に選別がされていた可能性も強そうだ。また、2009年に北米公開された『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』もリストには含まれなかった。
 この後、ハリウッド外国人映画記者クラブは、12月15日にノミネート5作品を発表する。さらに2010年1月15日にビバリーヒルトンホテルで開催される授賞式で、受賞作品を発表する。

ゴールデングローブ賞(Golden Globe Awards)公式サイト 
http://www.goldenglobes.org/

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ゴールデングローブ賞 長編アニメーション候補作3枠から5枠に拡大
米アカデミー賞 選考対象作品に「ポニョ」ノミネート5作品目指す

第67回 長編アニメーション部門(最優秀アニメーション映画賞)
ノミネート対象作品

 『9』
 『Alvin and the Chipmunks: The Squeakque』
 『Battle for Terra』
 『くもりときどきミートボール』
 『コララインとボタンの魔女 3D』
 『クリスマス・キャロル』
 『Fantastic Mr. Fox』
 『アイスエイジ3』
 『Mary and Max』
 『The Missing Lynx』
 『モンスターVSエイリアン』
 『Planet 51』
 『崖の上のポニョ』
 『プリンセスと魔法のキス』
 『カールじいさんの空飛ぶ家』

"ゴールデングローブ 「ポニョ」などアニメ部門対象15作品発表" »
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2009.12.02
賞/コンテスト ]
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 12月1日、国際アニメーションフイルム協会(ASIFA)ハリウッド支部は、2009年第37回アニー賞(Annie Award)のノミネート作品と個人を発表した。このうち映画監督賞に、今年の夏に米国でも劇場公開された『崖の上のポニョ』の宮崎駿監督が、他の4人の監督の名前と伴に挙がった。
 また、映画音楽部門の4人の候補者の1人も、『崖の上のポニョ』の音楽を手掛けた久石譲さんだった。アニー賞の劇場アニメーション部門に、久々に日本アニメの関係者がノミネートされた。

 しかし、期待された最優秀映画作品の候補作品には、『崖の上のポニョ』は含まれなかった。ノミネートされたのは『くもりときどきミートボール』、『コララインとボタンの魔女 3D』(Coraline)、『Fantastic Mr. Fox』、『プリンセスと魔法のキス』(The Princess and the Frog)、『The Secret of Kells』、『カールじいさんの空飛ぶ家』(UP)である。
 『くもりときどきミートボール』、『コラライン』、『Fantastic Mr. Fox』など名の知られた児童文学を原作としたが作品が多かったこと、また『コラライン』と『The Secret of Kells』の非メジャー系の2作品が含まれていることが注目される。
 また、ディズニーからはディスニースタジオの久々の2Dアニメーション『プリンセスと魔法のキス』と大ヒットとなったピクサーアニメーション・スタジオの『カールじいさんの空飛ぶ家』の2作が選ばれている。米国版の制作や北米配給をディズニーグループが行った『崖の上のポニョ』が、さらにここに加わるのはやや苦しかったという事情もありそうだ。

 アニー賞は、毎年ハリウッドのアニメーション業界関係者から構成されるASIFAハリウッド支部の投票によって決められる。今回のノミネート作品は、その前段階として選考委員会が決定したものである。
 また、米国ではアニメーション映画・テレビなどの賞として最もよく知られており、アニメーションのアカデミー賞とも言われている。また、米国で公開された作品のみを対象とする点でも、米国アカデミー賞とよく似ている。

 アニー賞の映画部門全体では、事前の予想どおり前評判の高かった『カールじいさんの空飛ぶ家』が強さを発揮している。作品賞のほか、アニメーション効果賞、キャラクターアニメーション賞、キャラクターデザイン賞、監督賞、音楽賞、ストリーボード賞、脚本賞などの主要部門を中心に8部門にノミネートされた。
 さらに注目されるのは『コララインとボタンの魔女 3D』である。こちらも8部門にノミネートされたが、重複候補もあり、ノミネート数では10と『カールじいさんの空飛ぶ家』を上回った。今年のアニー賞の台風の目となりそうな勢いだ。

 一方で、毎年ピクサーやディズニーと並んで注目されるドリームワークス・アニメーションは、『モンスターVSエイリアン』が振るわず、その存在感が薄かった。一方、米国でもまだ拡大公開に入っていない『プリンセスと魔法のキス』の活躍が目立つ。
 このほか日本のマンガ『鉄腕アトム』を原作にイマジ・スタジオが制作した『ATOM』が2部門で名前が挙がっている。映画・ストリーボード部門では、シャーロン・ブリッジマンさんが5人に候補者の一人に、映画・脚本部門ではティモシー・ハイド・ハリスさんと監督でもあるデビッド・ボウアさん(共同執筆)が候補となった。物語は面白いと評価されてきた『ATOM』だが、アニー賞の審査員からもあらためてそのストーリーが評価されたかたちである。
 ここ数年アニー賞は、ひとつの作品がほとんどの賞を獲得する雪崩れ現象がしばしば見られる。しかし、有力作品が多い2009年は、複数の作品が賞を分け合うことが期待される。

アニー賞(Annie Award) 公式サイト http://www.annieawards.org/

"アニー賞ノミネート発表 監督部門に宮崎駿、音楽部門に久石譲" »
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2009.11.26
賞/コンテスト ]
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 米国の映画芸術科学アカデミーは、11月20日に2009年の第82回アカデミー賞の短編アニメーション部門のノミネート対象10作品を発表した。作品は候補作品の資格がある37本から10本に絞り込まれたものである。
 ノミネート対象作品は今後審査委員会の上映会を経て、2010年2月2日にノミネート作品5本に絞られる。さらに3月7日には、アカデミー賞授賞式で受賞作が発表される。

 短編アニメーション部門は1932年から始まり80年近い歴史を持つ。2001年に始まりその歴史が10年に満たない長編アニメーション部門とは対照的に実は米国アカデミー賞の中でも最も歴史のある賞のひとつである。
 また、ノミネート作品は長編アニメーション部門のように、米国での商業公開を条件としていない。このため毎年世界各国のアニメーション作品が候補作品となる。
 今年春に発表された2008年のアカデミー賞では、日本の加藤久仁生さんによる『つみきのいえ』の受賞が大きな話題を呼んでいる。しかし、今年はノミネート対象作品の段階で日本の作品はなく、やや残念な結果となっている。

 一方で、10本の作品には国際色豊かな作品が並んでいる。フランス・アヌシー国際アニメーション映画祭で審査員特別賞を受賞した『Runaway』(Cordell Barker監督)は、カナダ国立映画庁の製作である。
 また、大きな映画祭で受賞経験があるのは、フランスのFabrice O. Joubert監督による『French Roast』である。今年のSIGGRAPH コンピュター・アニメーション・・フェスティバルアワードの最高賞であるベスト・オブ・ショウを受賞している。いずれの作品も特に注目の作品である。

 日本の映画ファンに馴染みが深いのは、今年夏に劇場公開がされた『ウォレスとグルミット/ベーカリー街の悪夢』であろう。英国アードマン・アニメーションズによるクレイを使った、人気のストップモーションのアニメーションの最新シリーズである。
 シリーズ作品は、過去に短編アニメーション部門で2回、長編アニメーション部門で1回アカデミー賞を受賞している。今回の賞の行方も目が離せない。
 『晴れ ときどき くもり』 は、日本ではこれから公開されるディズニー/ピクサーの映画『カールじいさんの空飛ぶ家』と同時公開されるピクサー・アニメーションスタジオの作品。ピーター・ソウ監督が、コウノトリが子供運んでくるとの逸話もとに心温まる短編とした。長編アニメーション部門との同時ノミネート、受賞も期待される。

米国アカデミー賞 公式サイト http://www.oscars.org/

第82回米国アカデミー賞
短編アニメーション部門ノミネート候補作品

『The Cat Piano』 
Eddie White/Ari Gibson 監督 (The People’s Republic of Animation)

『French Roast』
Fabrice O. Joubert 監督 (Pumpkin Factory/Bibo Films)

『Granny O’Grimm’s Sleeping Beauty』
Nicky Phelan監督 Darragh O’Connell プロデューサー(Brown Bag Films)

『The Kinematograph』
Tomek Baginski 監督/プロデューサー(Platige Image)

『The Lady and the Reaper (La Dama y la Muerte)』
Javier Recio Gracia 監督 (Kandor Graphics and Green Moon)

『Logorama』
Nicolas Schmerkin プロデューサー(Autour de Minuit)

『ウォレスとグルミット/ベーカリー街の悪夢』
ニック・パーク監督 (アードマン・アニメーションズ)

『晴れ ときどき くもり』
ピーター・ソウ監督 (ピクサー・アニメーションスタジオ)

『Runaway』
Cordell Barker 監督 (カナダNFB)

『Variete』
Roelof van den Bergh 監督 (il Luster Productions)

"米国アカデミー短編アニメ部門ノミンネート候補10作品を発表" »
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2009.11.25
賞/コンテスト ]
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 アカデミー賞と並び、米国映画界で最も注目される賞であるゴールデングローブ賞(Golden Globe Awards)は、2009年の第67回から長編アニメーション部門の候補作をこれまでの3作から5作に拡大すると発表した。
 米国アカデミー賞の長編アニメーション部門でも、今年はノミネートが5作品になることが明らかになっている。いよいよ始まる2009年の映画賞レースで、長編アニメーション部門がこれまで以上に注目されることになる。また、候補作の枠拡大は、有力候補である『崖の上のポニョ』のノミネート入りの可能性をさらに広げるだろう。

 11月17日に、ゴールデングローブ賞を運営するハリウッド外国人映画記者クラブ(Hollywood Foreign Press Association)が発表した新しいルールによれば、長編アニメーション部門のノミネートは選考対象資格のある作品が13以上となれば5作品となる。これまでのルールでは、選考対象が9作以上であれば全て3作品としていた。
 また、新しい基準でも、選考対象が8作以下になった場合は、従来どおり長編アニメーション部門は設けられず、アニメーション映画も通常の作品賞での選考となる。

 13以上で5つの候補作という新たな基準は、16以上で5つとするアカデミー賞より、選考基準が緩くなる。2010年以降はゴールデングローブ賞のほうが、より多くのアニメーション映画が並ぶケースも現れそうだ。また、ゴールデングローブ賞は、長編アニメーション映画の定義を、映画の長さが70分以上で、実写パートが25%以上にならないこととしている。
 今後、ハリウッド外国人記者クラブは、12月15日に他の部門と共に、長編アニメーション部門の候補作品を発表する。また、受賞作は1月17日にハリウッドのビバリー ヒルトンホテルで発表される。昨年受賞作品は、ディズニー/ピクサーの『ウォーリー』だった。

 長編アニメーション賞のノミネート枠の拡大は、米国の映画ビジネス、映画興行におけるアニメーション映画の重要性が高まっていることを反映している。2000年代に入り、ピクサーやドリームワークスアニメーションがフルCGアニメーションの超大作を定期に製作するようになり、長編アニメーション映画のメガヒットが急増している。
 そうした映画のヒットにより、他のハリウッドメジャーも長編アニメーション映画の製作の力を注ぐ様になっている。その結果、アニメーション映画は独立カテゴリーとして選考することが可能となった。実際に、長編アニメーション部門がゴールデングローブ賞に設けられたのは2006年からに過ぎない。アカデミー賞でも2001年からとなっており、長編アニメーション映画の賞レースの歴史は意外なほど短い。

ゴールデングローブ賞 http://www.goldenglobes.org/

"ゴールデングローブ賞 長編アニメーション候補作3枠から5枠に拡大" »
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2009.11.23
賞/コンテスト ]
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 11月22日、丸の内の丸ビルホールにてTBSの主催する「第11回DigiCon6」が開催され、各受賞作品が発表された。
 DigiCon6は、クリエイターの発掘および支援を目的として2000年から開始された。近年はアジアからの応募受付も行われ、各地のポスプロが制作したクオリティの高い作品も見られるのが特徴だ。その一方で国内作品は主に学生作品が多い傾向にある。今回からは新たに学生賞が設けられた。

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 最優秀賞を受賞したのは、大桃洋祐氏の『輝きの川』である。この作品は切り絵などを用いたコマ撮り撮影で制作された作品だ。
 これまで第5回吉祥寺アニメーション映画祭で佳作、第9回飛騨国際メルヘンアニメ映像祭の
第8回メルヘンアニメ・コンテストで飛騨まんが王国国民賞などを受賞している。

 優秀賞以下では植草航氏の『向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった』、ひだかしんさく氏の『恋するネズミ』、中田彩郁氏の『コルネリス』、百人組&大森清一郎氏の『百鬼』、椙本晃祐氏の『the TV show』などが選ばれている。
 これまで植草氏の『向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった』は、デジタルクリエイターズコンペティション2009で金の翼賞など、ひだか氏の『恋するネズミ』は第5回吉祥寺アニメーション映画祭でグランプリなど、中田氏の『コルネリス』はHe Art2008 長崎水辺の映像祭でゴールドドラゴン賞など、大森氏の『百鬼』と椙本氏の『the TV show』は第21回CGアニメコンテストで佳作などを受賞している。また、ひだか氏の『恋するネズミ』は、最近YouTubeやニコニコ動画でも話題となっている。
【真狩祐志】

TBS DigiCon6 http://www.tbs.co.jp/digicon/

当サイトの関連記事
TBSの映像コンテスト 「第10回DigiCon6」受賞作品発表

第11回 TBS DigiCon6 受賞作品

最優秀賞
 『輝きの川』 大桃洋祐

優秀賞
 『STOP』 Park Jae Ok
 『THE SOLILOQUIST』 Ma Kuang Pei 
 『向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった』 植草航

BS-TBS賞
 『恋するネズミ』 ひだかしんさく

TBS Digicon6.com 賞
 『THE・キングおさる』 藤勝友侑也

HP賞
 『roundabout』 吉野耕平

三菱地所賞
 『赤い糸』 奥下和彦

サンライズ賞
 『ヒューマンビーイング」 ムサオカフィルムズ

奨励賞
 『Such Is Life』 Wong Lai-Ming, Emily
 『Time To Say Goodbye』 Radio Television Hong Kong / QiQiher Int'l Ltd.
 『コルネリス』 中田彩郁
 『百鬼』 百人組&大森清一郎
 『the TV show』 椙本晃祐

学生賞
 『僕の石鹸』 武井琴
 『RAAH』 Sanjay Jangir  

"TBS「第11回DigiCon6」受賞作品発表 「恋するネズミ」など" »
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2009.11.20
賞/コンテスト ]
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 CG-ARTS協会は、第15回学生CGコンテストの受賞作品を発表した。1995年から開始された学生CGコンテストでは、これまで学生ならではのチャレンジ精神と斬新なアイデアにあふれた作品を募集してきた。
 コンピューターやデジタル技術を使った作品を通じて、未来を担う若い才能の発掘および作品発表の場の提供を目的としている。今年の応募総数1173作品から選ばれた静止画部門の25作品、動画部門の20作品、インタラクティブ部門の15作品が最終選考へと進んだ。
 今回は賞体系にも変更があった。最優秀賞と優秀賞はそのままだが、U-18賞と特別賞がなくなった。そして佳作に代えてエンターテインメント賞、奨励賞、CG-ARTS推薦賞が新たに設けられた。

 そのうち動画部門では、上甲トモヨシさんの『Lizard Planet』が最優秀賞となった。『Lizard Planet』は、第21回CGアニメコンテストで佳作などを受賞している。
 優秀賞以下でも、植草航さんの『向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった』など、これまで他のコンテストでも見られた作品名のほか、ニコニコ動画でも話題を呼んだ清水誠一郎さんの『中学星 chu-gakusei』などが見られる。
 なかでも『NEO ANTIQUE』の石川真綾さんは高校生だ。石川さんは中学生の時に第12回で静止画の『おばけ横丁』がU-18賞を受賞しているが、それからさらに画力を上げてきている。

 動画部門以外でも高校生の躍進が見られる。静止画部門では市川航也さんの『進化の想像』が最優秀賞、インタラクティブ部門では、木下奈緒さんの『a daily life』と栗林麻美さんの『家電動物』が奨励賞に選ばれている。
 第15回学生CGコンテストの受賞作品展は、2月3日から2月14日に国立新美術館にて行われる。例年通り第13回文化庁メディア芸術祭との併催となる。
【真狩祐志】

第15回学生CGコンテスト http://www.cgarts.or.jp/scg/2009/

当サイトの関連記事
第14回学生CGコンテスト受賞作決定 2月4日から作品展
http://animeanime.jp/news/archives/2008/11/14cg24.html

第15回学生CGコンテスト 受賞作品(動画部門)

最優秀賞
 『Lizard Planet』 上甲トモヨシ

優秀賞
 『アトミック・ワールド』 今津良樹
 『中学星 chu-gakusei』 清水誠一郎
 『ひとりだけの部屋』 野山映
 『向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった』 植草航

エンターテインメント賞
 『Express Yourself』 小山久美子
 『輝きの川』 大桃洋祐

奨励賞
 『HANDS』 中川真理子、高橋圭、福士亮平
 『NEO ANTIQUE』 石川真綾

CG-ARTS推薦賞
 『Love Wool』 佐野雄太

第15回学生CGコンテスト ノミネート作品(動画部門)

 『a small opportunity』 赤井紀文
 『family』 山田園子
 『KokoOto』 乗田朋子
 『marionette』 飯田将茂
 『アニマルダンス』 大川原亮
 『川旅行』 坂元友介
 『月天』 藤本佐知子
 『スケッチブック 華屋八兵衛ノ巻』 竹内僚平、高橋紀乃、佐々木大輔
 『テブラハ』 舟橋英志、守金育夫、吉村祥伍
 『ニッポニテスの夏』 川尻将由、安井英智、高木惠悟

"第15回学生CGコンテスト受賞作品発表 「中学星」など" »
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2009.11.17
賞/コンテスト ]
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 開催から4回目を迎える声優アワードに、今回から新たに「キッズファミリー賞」が登場する。この賞は小学校以下の子供たちとその家族に投票を募り、その上位となった声優から選考委員会が1名を選ぶ。
 投票者を限定した特別賞では、前回から設けられている海外ファン賞に次ぐものとなる。声優アワードのさらなる広がりを感じさせるものだ。

 声優アワード実行委員会は、今回新たにキッズファミリー賞を設けた理由を、子供たちに人気の声優を顕彰することで、より多くの視点から声優アワードを評価して貰えるためとする。また、アニメのメインターゲットが子供たちであることもそのひとつだ。
 現在、声優は子どもたちのなりたい職業ランキングでも上位を占める憧れの職業であると同時に、数多くのアニメ作品を通して身近な存在でもある。その子供たちが選ぶ最も魅力的な声優が誰になるのか、来年3月6日の発表が気にあるところだ。

 賞への応募は声優アワードの公式サイト内に設けられたキッズ向けサイトで行うほか、東京・秋葉原の東京アニメセンターの来場でも受付ける。投票は好きなキャラクター、もしくは声優本人の名前を記入する。
 投票期間は11月24日から2010年1月1日まで、キッズファミリー賞は第4回声優アワードの新たな目玉となりそうだ。声優アワードはこのほか主演男優賞・女優賞、特別賞など多彩な部門があり、いずれも3月6日に行なわれる授賞式にて発表される。一般投票を行なう7部門、海外ファン賞も、1月1日まで投票を受付けている。

声優アワード 公式サイト http://www.seiyuawards.jp/
  キッズ向けサイト http://www.seiyuawards.jp/kids/

"子供たちが決める 声優アワードにキッズファミリー賞が登場" »
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2009.11.15
賞/コンテスト ]
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 関西テレビは12月11日に「子BACA-JAナイト」を開催する。この「子BACA-JAナイト」は、学生コンテストのBACA-JAからスピンオフしたコンテストである。
 BACA-JAが各大学の担当教授らの推薦形式であったのに対し、「子BACA-JAナイト」は学生であれば自薦可と、対象が広がった。審査員は京都精華大学芸術学部教授の伊奈新祐氏、livedoorネットアニメで『モフ☆モフ』を制作しているちぃ氏らが務める。締め切りは11月30日となっている。

 BACA-JAはメディアの急速な多様化、コンテンツに対する需要の高まりを背景として開始され、今回で8回目を迎えた。
 これまでアルス・エレクトロニカへの受賞作のエントリーも行っていたが、2007年には正式に業務提携してアルス・エレクトロニカの日本語サイトの運営も行っている。

 今年BACA-JA2009では、映像コンテンツ部門の最優秀作に山元隼一氏と古屋隆介氏の制作した『MEMORY』が選ばれた。『MEMORY』は、第21回CGアニメコンテストで佳作、ASIAGRAPH2009の動画作品公募部門で最優秀作品、第14回アニメーション神戸のデジタル・クリエーターズ・コンテストで最優秀賞などを受賞してきた。
 BACA-JA2009の上映会および表彰式は10月27日に実施された。BACA-JA2009の上映会は東京でも11月27日に開催される。当日は映像コンテンツ部門の各受賞作とアルスエレクトロニカ2009映像部門最優秀作の『HA'Aki』が上映される。会場は関西テレビ放送東京支社となっている。
【真狩祐志】

子BACA-JAナイト http://ktv-lab.jp/cobaca-ja/
BACA-JA http://www.ktv.co.jp/baca/

当サイトの関連記事
関西テレビのBACA-JA2008 受賞作品決定
コンテンツの祭典「CrIS関西」開催中 今年は21の関連イベント

BACA-JA2009 受賞作一覧

[映像コンテンツ部門]

最優秀作
 『MEMORY』 山元隼一/古屋隆介
優秀作
 『目覚め』 徳井伸哉
佳作
 『コンセント』 野中聡紀/梅脇かおり/瀬川亜希/松本早織
 『アトミック・ワールド』 今津良樹
 『マッド前線』 浅場万矢
 『赤い糸』 奥下和彦
入選作
 『HANDS』 髙橋圭
 『Wondjina』 宮永亮
 『slip』 辻尾真由美

[ネットワークアート部門]

最優秀作
 『Mov Touch』 有田翔悟
優秀作
 『全的に歪な行且 -第二犯-』 多田ひと美
 『VOICE-PORTRAIT ~self-introduction~』 松島俊介
佳作
 『Motion sequencer』 弘田月彦
 『おはなしパネル』 山村知世
 『Motion_Recorder_』 工藤達郎

特別賞
 『輝きの川』 大桃洋祐

"関西テレビ「子BACA-JAナイト」開催 BACA-JA2009東京上映会も" »
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2009.11.12
賞/コンテスト ]
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 米国アカデミー賞を選考する映画芸術科学アカデミーは、11月11日に、2009年長編アニメーション部門の選考対象作品20作を発表した。この中には今年8月の全米公開で、好評を博した宮崎駿監督の最新作『崖の上のポニョ』の名前も挙がった。
 また、手塚治虫さんのマンガ『鉄腕アトム』をハリウッドと香港で大作CGアニメーションとした『ATOM』、ディズニー/ピクサーの話題作『カールじいさんの空飛ぶ家』、アヌシー国際アニメーションフェスティバル 長編部門グランプリ受賞の『Mary and Max』と『Coraline』などの作品が連なる。

第82回(2009年)米国アカデミー賞長編アニメーション部門
選考対象作品

『Alvin and the Chipmunks: The Squeakquel』 http://www.munkyourself.com/
『ATOM』 http://atom.kadokawa-ent.jp/
『Battle for Terra』 http://www.battleforterra.com/
『くもりときどきミートボール』 http://www.kumori-tokidoki.jp/
『Coraline』 http://www.coraline.com/
『クリスマス・キャロル』 http://www.disney.co.jp/movies/christmas-carol/
『The Dolphin – Story of a Dreamer』 http://www.thedolphin-movie.com/
『Fantastic Mr. Fox』 http://www.fantasticmrfoxmovie.com/
『アイスエイジ3』 http://movies.foxjapan.com/iceage3/
『Mary and Max』 http://www.maryandmax.com/
『The Missing Lynx』 http://www.themissinglynxmovie.com/
『モンスターVSエイリアン』 http://www.mon-eri.jp/
『9』 http://www.90909.in/
『Planet 51』 http://www.planet51.com/
『崖の上のポニョ』 http://www.ghibli.jp/ponyo/
『The Princess and the Frog』
http://disney.go.com/disneypictures/princessandthefrog/
『The Secret of Kells』 http://www.thesecretofkells.com/
『ティンカー・ベルと月の石』 http://www.disney.co.jp/movies/tbell/
『A Town Called Panic』 http://www.atowncalledpanic.tv/
『カールじいさんの空飛ぶ家』 http://www.disney.co.jp/movies/carl-gsan/

 長編アニメーション部門の選考対象作品は、ノミネート対象作品を選び出すための予備選考リストである。毎年、他の部門以上に長編アニメーション部門で注目されるユニークな制度となっている。
 これはアカデミー賞応募のための資格審査の役目を果たしており、作品のクオリティだけでなく、的確性が問われている。この段階でアニメーション映画でなく実写映画とみなされたものや、劇場公開日や期間などが不適格とされたものが候補から外される。
 今回はロサンゼルスでの1週間以上の商業上映を行った『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 序』が、選考対象作品入りしなかった。事前にメディアで報道された日本での製作が2年前2007年であることが、問題となったようだ。

 一方で、2009年で注目されるのは、選考対象作品が20作品となったことである。映画芸術科学アカデミーのルールでは、選考対象作品が16を越えた場合ノミネート作品は5つ、15以下では3としている。
 これまでは16作品を越えることは殆どなく、長編アニメーション部門がスタートした2001年以来、5作品がノミネートされたのは、『千と千尋の神隠し』が受賞した2002年のみである。2009年は実に7年ぶりの5作品ノミネートになる可能性が高い。

 そこで少し早くなるが、ノミネート入りの可能性と賞レースの今後の行方を探ってみたい。まず、『カールじいさんの空飛ぶ家』のノミネート作品入りはほぼ間違いないだろう。受賞候補の筆頭でもある。
 ノミネート作品が5枠に拡大したことで、『崖の上のポニョ』もかなり有力だ。巨匠宮崎駿の名前に多くの映画人が敬意を払うだろう。

 残りの作品はなかなか判断し難い。20作品のうち7作品が年末に向ってこれから公開をするため、現状では映画の評判などが聞こえない。
 この中から敢えて可能性の高い作品を選ぶなら『The Princess and the Frog』である。『The Princess and the Frog』は、ウォルト・ディズニーが2Dアニメーションスタジオを再開して製作した久々の2D大作である。現在の最注目作で、作品の内容次第でノミネートの有力候補になる。

 一方で、フルCGのアニメーションが多数並び、ここでは競争がかなり激化しそうだ。『カールじいさん』以外では、既に興行的に大ヒットとなった『くもりときどきミートボール』、『アイスエイジ3』、『モンスターVS エイリアン』、先日公開したばかりのロバート・ゼメキス監督の『クリスマス・キャロル』などは有力だ。
 興行的に平凡な結果となった『ATOM』、『Battle for Terra』は苦しく、今後公開する作品も余程強い印象を残さなければ厳しい。

 アート系の作品も見逃せないが、これだけ有力候補が多いと5枠でもノミネート入りは辛そうだ。アヌシー受賞作だけでも『Mary and Max』、『Coraline』の2作品、それに『The Secret of Kells』、『9』がある。最も可能性が高いのは興行的にも当たった『9』、次いで『Mary and Max』といったところだろうか。
 ノミネート作品の発表は2010年2月2日、さらに3月7日の授賞式にその発表された作品の中から受賞作品が決まる。

映画芸術科学アカデミー アカデミー賞公式サイト 
http://www.oscars.org/awards/index.html

"米アカデミー賞 選考対象作品に「ポニョ」ノミネート5作品目指す" »
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2009.11.07
賞/コンテスト ]
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 広島アニメーションシティは、第2回みんなのライトノベルコンテストの作品募集を11月9日より開始する。みんなのライトノベルコンテストは、瀬戸内をモチーフとした作品を対象としている。
 2007年に第1回の募集を行い、受賞8作品は翌年実施されたアニメ制作コンペの題材となった。コンペに募集されたアニメーションの受賞作品は、東京国際アニメフェア2009で発表された。

 今回は宮島と瀬戸内海をテーマとした。募集部門は小説(ライトノベル)部門と随筆(エッセイ)部門の2部門である。
 小説(ライトノベル)部門はファンタジー・ミステリー・恋愛・SFなど、ビジュアルが付くことを意識したエンターテイメント小説、随筆(エッセイ)部門は旅行記やグルメリポートなど、意の趣くままに感想や見聞などをまとめた文章としている。

 応募の締め切りは2月28日となっている。その後のスケジュールは、3月1日から14日まで公式サイトで人気投票、同時に実行委員による1次審査が行われる。
 そして15日から21日まで特別審査員による2次審査、4月に入賞作品の発表および表彰式を予定している。

 同コンテストを主催する広島アニメーションシティは、広島経済同友会アニメーションビエンナーレ基金が運営していた。同基金は、2004年より広島国際アニメーションフェスティバルの開催年に、広島アニメーションビエンナーレを開催するなどの事業を行ってきた。
 しかし、東京国際アニメフェア2009でのアニメ制作コンペ受賞作品発表をもって解散した。このほどリニューアルした広島アニメーションシティは、市民団体に引き継がれることになった。
【真狩祐志】

広島アニメーションシティ http://www.hac.or.jp/

当サイトの関連記事
瀬戸内産ライトノベル原作の「アニメ制作コンペ」 入選作品発表

"第2回みんなのライトノベルコンテスト テーマは瀬戸内" »
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2009.11.04
賞/コンテスト ]
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 10月28日にアニプレックスから発売された『化物語』のBlu‐Ray Disc(BD)第2巻が、テレビアニメのBD売上で史上最高を記録した。『化物語第二巻まよいマイマイ(完全生産限定版)』BDは10月26日から11月1日までに3万9000枚を売上げて、オリコンが発表する11月9日付けのBlu‐Ray Discランキングのトップに立った。
 『化物語』は9月30日に発売された第1巻が、10月12日付け、10月19日付けのBDランキングでもトップをとっており、これに続くものだ。

 初動3万9000枚の売上は、BDランキングでは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(EVANGELION:1.11)』の4万9000枚に次ぐ歴代2位となった。また、テレビアニメのBDとしては、『けいおん!(1)』の初動3万3000枚を上回る過去最高となっている。
 『化物語』の第2巻が第1巻の初動2万9000枚を大きく上回ったのは、ファンのニーズに応えられる十分な商品を供給出来たことも理由にある。第1巻の発売時には、予想を上回る人気から一部の小売店で売り切れとなっていた。

 『化物語』は西尾維新さんの原作を基に、新房昭之監督、シャフトがアニメ制作を手掛けた。今年の7月から9月までテレビ放映され、第2巻では第3話から5話までを収録する。
 BDの完全生産限定版には、本編のほか まよいマイマイ主題歌「帰り道」 と あとがたり完全版収録する特典CD、特製ブックレット、西尾維新さん書き下ろしのキャラクターコメンタリーが付属する。

オリコン http://www.oricon.co.jp/

"「化物語 第二巻」BD初動3万9000枚 テレビアニメ歴代1位に" »
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2009.11.03
賞/コンテスト ]
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 次世代のアニメを担う才能発掘を目指すアニマックス大賞が、11月1日から第8回の作品募集を開始した。これまでアニマックス大賞はアニメのためのシナリオ・脚本を募集していたが、今回からコンテストの内容に大きな変更が加えられた。
 ひとつはシナリオ部門に加えて、映像部門の募集を開始したことである。また、これまでシナリオ部門で毎回設けられてきたテーマが外される。今回はオリジナルアニメーションのためのシナリオとし、自由なテーマで作品応募が可能となる。

 今回から始まる映像部門もテーマを設けず、作品の長さも自由としている。映像部門は、有望なクリエーターの発掘と支援を目的とし、若手クリエーターの登竜門となることを目指す。応募者は、プロでもアマチュアでも可能だ。
 また大賞受賞作品は、アニマックスにて放送、もしくはそれに準ずる方法によって公開するとしている。テレビ放送を使った作品のアピールにも魅力的な賞となる。

 アニマックス大賞はこれまでアニメ化を前提としたシナリオ募集としていた。しかし、個人アニメーション作家、インディーズアニメーションの活動が活発になるなか、映像作品自体の募集を行うことで、新たな方法で若い才能を支援するようだ。
 作品の応募期間はいずれも2009年11月1日から2010年3月31日までである。それぞれの部門に大賞作品と佳作を選ぶ。大賞は100万円、佳作は20万円の賞金が贈呈される。

第8回アニマックス大賞 http://www.animax.co.jp/award08/index.html

"アニマックス大賞 今回は映像部門とシナリオ部門で" »
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2009.11.02
賞/コンテスト ]
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 ヴァンパイアとの禁断の恋を描き、世界中で社会現象を巻き起こしている「トワイライト・サーガ」。その最新劇場映画『ニュームーン/トワイライト・サーガ』が日本にも上陸する。11月28日から新宿ピカデリーほか全国ロードショーとなる。
 『ニュームーン』では、ベラを守るため彼女から去ったエドワードと傷心のベラを励ます狼一族の末裔ジェイコブの二人の男性の間で心が揺れるベラが描かれる。さらにヴァンパイア最大勢力であるヴォルトゥーリ一族も登場し、物語は新たな展開を始める。

 『ニュームーン/トワイライト・サーガ』の劇場公開を記念して、イラスト投稿サイトとして人気の「pixiv」で「トワイライト・サーガ」をテーマにしたイラストコンテストが開催される。
 イラストコンテストは「トワイライト」をイメージしたイラストをユーザーに投稿してもらい、審査員が優秀作品を選定する。Pixivが映画とコラボレートしたイラストコンテストを実施するのは、今回が初めてとなる。映画の配給宣伝を行う角川エンタテインメントが、シリーズの魅力とその世界観をより多くの人に知って貰いたいと企画を立ち上げた。

 また、今回のイラスト投稿コンテストのために集まった豪華な審査員も注目される。貞本義行さん、小島秀夫さん、ゴツボ×リュウジさんの3人である。いずれも「トワイライト」シリーズの大ファンということから本企画に賛同し、参加するという。
 貞本義行さんはこの夏の大ヒット映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、『サマーウォーズ』のキャラクターデザインを手掛ける人気クリエイター。『ヤングエース』にて連載中の「新世紀エヴァンゲリオン」コミック版も人気を呼んでいる。
 小島秀夫さんは、全世界累計販売本数2700万本を越えた『METAL GEAR』シリーズの監督としてゲームファンでその名前を知らない人はいないだろう。ゴツボ×リュウジさんは、単行本『トワイライト』シリーズのイラストを手掛ける本作とは深いつながりがある。

 イラスト投稿はPixivにて直接行う。サイトではコンテストの詳細もPixivで確認出来る。11月15日23時59分まで、選考のうえ貞本義行賞、ゴツボ×リュウジ賞、小島秀夫賞などが決定される。クリエイターさんからの各賞の受賞者には、それぞれのサイン入りの賞品が贈られる。

映画「ニュームーン/トワイライト・サーガ」×pixivのイラストコンテスト
http://dev.pixiv.net/archives/885935.html

『ニュームーン/トワイライト・サーガ』
http://twilight.kadokawa-ent.jp/newmoon/
11月28日新宿ピカデリー他 全国ロードショー
配給:アスミック・エース、角川エンタテインメント

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"貞本義行、小島秀夫も 「pixiv×トワイライト イラストコンテスト」" »
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2009.10.25
賞/コンテスト ]
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 次回で64回目を迎える毎日映画コンクールが、10月20日よりアニメーション部門の募集を開始した。毎日映画コンクールは1935年に始まる映画賞で、その歴史の長さでは国内有数の存在である。毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社が主催する。
 特に1962年からスタートした大藤信郎賞は、日本で最も古いアニメーション映画を対象とした賞として知られている。また、1989年にはアニメーション映画賞が設けられ、現在は、最優秀作品はアニメーション映画賞、革新的、斬新な表現を行った作品を大藤信郎賞として表彰する。ただし、応募はアニメーション部門として一括して行われるため、各賞の決定は審査委員に委ねられる。

 今回、対象なる映画は、2009年1月1日から12月31日までに上映、上映予定、もしくは完成したアニメーション映画である。商業作品、アマチャア作品の区別はないが、アニメーション映画賞についてはこれまで商業アニメーション映画の受賞が続いている。また、映画のための賞であることから、テレビ用としてのみ制作された作品は選考の対象外となる。
 昨年の受賞作品は、アニメーション映画賞が『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』、大藤信郎賞は「『崖の上のポニョ』における宮崎駿の独創的表現」であった。実験的なアニメーションの賞とされていた大藤信郎賞に、2008年国内最大のヒット映画が選ばれたことが話題を呼んだ。

 応募受付は、毎日新聞社事業本部毎日映画コンクール事務局で行っている。募集期間はは、10月20日から11月19日(必着)まで。
 また、受賞作品の決定は1月に行われ、表彰式は2月8日にミューザ川崎シンフォニーホールで開催される。表彰式はこれまでは東京・渋谷のセルリアンタワー東京ホテルで行って来たが、今回から「映像のまち」を掲げる川崎市と連携することになった。
 表彰式は東京交響楽団のライブ演奏よる演出も行い、一般客の鑑賞も行えるイベントにする。映画ファンにより身近な、エンタテイメント溢れる表彰式となりそうだ。

毎日映画コンクール http://www.japan-movie.net/
毎日映画コンクール 公式ブログ http://mfablog.jugem.jp/

"毎日映画コンクール アニメーション部門募集開始" »
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2009.10.24
賞/コンテスト ]
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 10月24日、 東京国際交流館で第24回デジタルコンテンツグランプリ/デジタルクリエーターズコンペティション2009、映像甲子園2009の贈賞式が行われた。
 会場には、映像甲子園に参加した高校生たち、デジタルクリエーターズコンペティションを受賞した若手アーティスト、そしてデジタルコンテンツグランプリの受賞者が集まった。クリエイターの卵から最先端で活躍するプロフェッシナルが、一同に会した。

 今年デジタルコンテンツグランプリにはアニメやキャラクター関係の受賞が多く、授賞式でもアニメファンにもなじみ作品やクリエイター、会社の名前が並んだ。
 経済大臣賞は細田守監督の劇場アニメ『サマーウォーズ』、コンテンツ制作スタッフ賞の京都アニメーション、錦賞「富山観光アニメプロジェクト」のピーエーワークス、ビリッチ、ファンワークス、さらに審査員特別賞の『機動戦士ガンダム』RX-78-2ガンダム実物大18m立像などである。
 また、審査員特別賞の人物表彰は、今年なくなられたアニメーター金田伊功氏が受賞している。授賞式では、アニドウ代表のなみきたかし氏が賞状を受け取った。

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 経済大臣賞を受賞した細田監督はその挨拶で、「アニメーション映画は日本独特の発展を遂げた面白い世界です。アニメーションの世界の可能性を信じて作品を作っています」とその制作について語った。
 また、「それでも作品の傾向は片寄りがちです。そのポテンシャルを十分発揮出来ていない。今回の受賞は同業者たちやアニメーションを作る人たちに、そうでなくてもやっていけることを示しました」と受賞を喜んだ。

 映画のエグゼクティブプロデューサーの奥田誠二氏は、受賞について映画がマーケットでの成功と評価の高さで両立したことを素晴らしいと語った。
 そして、「映画には現在、世界各地の映画祭から引き合いがある。これから世界中のマーケットでやって行きたい」「自分の身の周りを丁寧に描いた作品。世界中に伝えることが出来る」と『サマーウォーズ』の世界展開に意欲を見せた。

 審査委員長の妹尾堅一郎氏は、『サマーウォーズ』は日本のデジタルコンテンツを磨き上げた境地と評し、さらにDCAJ会長賞を受賞した芸者東京エンターティンメントによる『電脳フィギア ARris』を従来の常識を超えたイノベーターと述べた。
 今回のデジタルコンテンツグランプリは、今後さらに磨くべき伝統モデルが見えてきたこと、そして壊すべきモデルも見えてきたことを特徴とした。そのうえで、これはデジタルコンテンツもまた、歴史となり始めていることを示しているのだと語った。

デジタルコンテンツ協会 http://www.dcaj.org/

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"「アニメーションの可能性を信じている」細田監督 経済産業大臣賞で" »
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賞/コンテスト ]
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 第4回TOHOシネマズ学生映画祭が作品の募集を開始した。TOHOシネマズ学生映画祭は「学生による、学生のための映画祭」というコンセプトのもと、現役大学生主導のもとにTOHOシネマズとBIGLOBEがサポートするかたちで開催されている。
 映画祭のテーマは「つながる」で、映像を通じた街の活性化およびプロ作家の登竜門となることを目的としている。

 前回は惜しくも受賞に至らなかったが、小岩洋貴氏の『ねずみとり』、坂元友介氏の『おるすばん』、宮崎秀輝氏の『ツクモノキモチ』などのアニメーション作品もノミネートされていた。
 これらの作品の受賞・上映歴として、小岩氏の『ねずみとり』は第4回那須国際短編映画祭の那須アワード2009で観客賞、坂元氏の『おるすばん』は第2回したまちコメディ映画祭 in 台東のしたまちコメディ大賞2009にノミネート、宮崎氏の『ツクモノキモチ』は東京国際アニメフェア2009の第8回東京アニメアワード公募部門で学生・優秀賞となっている。

 作品の募集部門は、これまでショートフィルム部門とCM部門の2カテゴリーであった。アニメーション作品もショートフィルム部門に応募されていた。しかし、今回の募集から新たに短編アニメーション部門が設けられた。
 また、特別賞に相当するROBOT賞も前回設立されている。この賞は『つみきのいえ』などの短編作品でも知られる映像制作会社ROBOTに準ずる賞である。受賞者は、同社の短編企画への参加資格を得られるとしている。

 作品の募集締め切りは、来年1月31日である。今後の開催スケジュールとしては、来年3月2日にTOHOシネマズ南大沢で東日本予選、4日にTOHOシネマズ二条で西日本予選、13日にお台場シネマメディアージュで決勝が行われる予定である。
【真狩祐志】

TOHOシネマズ学生映画祭 http://www.gakuseieigasai.jp/

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第3回TOHOシネマズ学生映画祭にROBOT賞新設

"TOHOシネマズ学生映画祭に短編アニメーション部門新設" »
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2009.10.21
賞/コンテスト ]
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 10月18日、第14回アニメーション神戸のアニメーション神戸賞の授賞式が神戸国際会議場メインホールで開催された。第1部のデジタル・クリエーターズ・コンテストでは、オリジナル・アニメーション最終ノミネート5作品の上映と各受賞作品の発表などがされた。
 デジタル・クリエーターズ・コンテストでは、未来のコンテンツ・クリエーターとなる人材の発掘・育成に努め、地域の教育機関の学生等による作品制作を奨励している。また、プロとして活躍する監督からのアドバイスを受けられるなどの支援を行っている。

 最終ノミネート5作品について審査委員長の大地丙太郎監督は「昨年に続きレベルアップ出来ている。去年以上の力が出ていると思って大変嬉しい。5つとも理屈なく肌で感じられ、何だか分からないではなくて五感に響いてくる」と評した。その一方で「プロの世界にこういった作品がなくなってきている」とも述べた。
 また他の審査員からも「ワンカットの長さが心地よい」、「年々クオリティが上がっていて今年はそれ以上。ノミネートされていない作品のクオリティも高い」、「映像の技術とアイデアのどちらかに偏るが、両方を兼ね合わせた作品が多い」といった意見が聞かれた。

 今回予備審査を通過したのは25作品である。大地監督はそれらについても「キャラクター・タッチ・画面構成がいい」とし、そのなかから「見る人の感覚がストンとくる」ものを最終5作品に選んだという。
 最終ノミネート5作品のなかから、最優秀賞は山元準一氏の『memory』となった。この『memory』は第21回CGアニメコンテストで佳作、ASIAGRAPH2009の動画作品公募部門で最優秀作品、BACA-JA2009の動画部門で最優秀作などと賞歴を重ねている。また山元氏は『熱血宇宙人』も最終に残っており、こちらはダイナマイト賞を受賞した。これら2作品の作風の違いも評価されている。
 例年、最終ノミネート作品には何らかの賞が与えられている。それぞれ山地真雄氏の『夏祭り』に天の川賞、SHERE300の『Presious』にレインボーハート賞、七尾一哉氏の『真夜中のこども』に月のあかり賞とJ:COM賞が授与された。なおJ:COM賞は今回新設されたもので、受賞作品はJ:COMで放送されることになっている。 

 第1部の終了時には、大地監督による田村信氏の同名マンガを自主的にアニメーション化した『ラーメン大戦』も上映された。この『ラーメン大戦』は、イントゥ・アニメーション5・横浜でも上映していた。
 続いて第2部では、第14回アニメーション神戸賞の受賞式が開催された。各受賞結果は先に発表されていた通りである。今年も受賞式はネットでライブ中継された。当日の模様は後日配信予定となっている。
【真狩祐志】

アニメーション神戸 http://www.anime-kobe.jp/
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第14回アニメーション神戸 オリジナル公募ノミネート5作品発表

オリジナル・アニメーション 受賞作品

最優秀賞 『memory』 山元準一 
月のあかり賞/J:COM賞 『真夜中のこども』 七尾一哉
ダイナマイト賞 『熱血宇宙人』 山元準一
レインボーハート賞 『Presious』 SHERE300
天の川賞 『夏祭り』 山地真雄

予備審査通過作品(受賞作品以外)

『はじめてのおつかい』
『FUSEN KARA AMEZI』
『Rainbow』
『アニマルダンス』
『ゆめみし』
『ウッチとロバーロの珍道中』
『繋がるアンダースコア』
『たまたま玉子』
『なんとかなる世』
『IT comes to become it.』
『おらえさけ』
『今日あったこと』
『NETMAN - episode1』
『ぽん造のひととき』
『ひとりだけの部屋』
『DOUBLE TROUBLE』
『AMIDANIMATION-アミダニメーション-』
『彼女のきのこは僕が食べるの』
『DENSYA』
『ゴキブリのクロ』

"第14回アニメーション神戸 オリジナル公募受賞作品決定" »
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2009.10.20
賞/コンテスト ]
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 10月18日、第4回札幌国際短編映画祭が閉幕した。映画祭のコンペティションであるSAPPOROショートフェスト2009のAWARDで宇木敦哉氏の『センコロール』などが受賞した。
 宇木氏の『センコロール』が受賞したのは、最優秀北海道作品賞である。地元が札幌である宇木氏にとってこの上ない受賞であるに違いない。
 『センコロール』は動画革命東京の支援作品で、アニプレックスの配給により8月下旬から東京・大阪で劇場公開された。また先月は、札幌においても劇場公開されていた。そして今月28日にはDVDが
発売となる。

 このほかの国内作品・作者では、最優秀アニメーション賞と最優秀国内作品賞に泉原昭人氏の『赤い森の歌』、フィルムメーカー部門グランプリに横須賀令子氏となっている。
 泉原氏の『赤い森の歌』は、東京国際アニメフェア2009の第8回東京アニメアワード公募部門で一般・優秀賞ともなっている。横須賀氏は、『GAKI 琵琶法師』などの墨絵調のアニメーション作品で知
られている。
【真狩祐志】

札幌国際短編映画祭 http://sapporoshortfest.jp/

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第4回札幌国際短編映画祭
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環境賞
 『ラウンド』 カーク・ヘンドリー(イギリス)

子ども審査員賞金賞
 『まいごのペンギン』 フィリップ・ハント(イギリス)

平和賞
 『秘密の学校』 サッシオ・レペイラ・ド・サントス(ブラジル)

CRYPTON Best Sound Award
 『コントロール・マスター』 ラン・レイク(イギリス)

最優秀コンテンポラリー/エクスペリメンタル・ショート賞 
 『死の舞踏』 ペドロ・ピレス(カナダ)

最優秀美術賞
 『ネクストフロア』 デニス・ヴィルヌーブ(カナダ)

最優秀ドキュメンタリー賞 
 『パッセージ』 マリー・ジョゼ・サンピエール(カナダ)

最優秀アニメーション賞
 『赤い森の歌』 泉原昭人(日本)

最優秀ノンダイアログ賞
 『モラナ』 シモン・ボゴイヤビッチ・ナラス(クロアチア)

最優秀ベリーショート賞
 『アトランティック』 コナー・ファーガソン(アイルランド)

最優秀ミニショート賞
 『ムトー』 ブルー(イタリア)

最優秀チルドレン・ショート賞
 『まいごのペンギン』 フィリップ・ハント(イギリス)

最優秀子役賞
 『ロビン』 ハン・オルダーデッセン、ルーベン・フィッシャー(ドイツ)

最優秀学生監督賞
 『八人目の侍』 ジャスティン・アンブロシーノ(アメリカ)

最優秀女優賞
 『早熟』 ラシャード・アーネスト・グリーン(アメリカ)

最優秀男優賞
 『2 バーズ』 ルナー・ルナーソン(アイスランド)

最優秀編集賞
 『死の舞踏』 ペドロ・ピレス(カナダ)

最優秀撮影賞
 『消え行く光』 ティエン・ド(ベトナム)

最優秀脚本賞
 『パラダイスカフェ』 アロンソ・ルイズィパラシオス(メキシコ)

最優秀作曲賞 
 『ヴァーミンツ』 マルク・クレステ(イギリス)

最優秀北海道作品賞
 『センコロール』 宇木敦哉(日本)

最優秀国内作品賞
 『赤い森の歌』 泉原昭人(日本)

最優秀監督賞
 『2 バーズ』 ルナー・ルナーソン(アイスランド)

作品部門グランプリ
 『ヴァーミンツ』 マルク・クレステ(イギリス)

フィルムメーカー部門グランプリ
 横須賀令子

"札幌国際短編映画祭 「センコロール」などが受賞" »
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2009.10.17
賞/コンテスト ]
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 第14回アニメーション神戸の「デジタル・クリエーターズ・コンテスト」において公募していたオリジナル・アニメーションの最終ノミネート5作品が決定した。アニメーション神戸は、神戸市、アニメーション神戸実行委員会、神戸デジタルコンテンツ振興会議が主催する。
 世界的に評価が高い国内の商用アニメーションに対する顕彰と、未来のコンテンツ・クリエーターを目指す人材の発掘と育成を目指している。デジタル・クリエーターズ・コンテストは、この人材発掘と育成を担っている。

 今回の最終ノミネート5作品中、山元隼一氏が『memory』と『熱血宇宙人』の2作品で名前が挙がったのが目を惹く。このうち『memory』は、大阪で27日に上映会が開催される関西テレビ主催の学生を対象としたコンテスト「BACA-JA2009」の動画部門最優秀作でもある。
 また、七尾一哉氏の『真夜中のこども』は、第21回CGアニメコンテストで入選していた作品だ。そしてSHARE300の『Precious』は2007年に『Jack in the Box』を応募していた増田智美氏とのコラボレーション作品である。

 一方、より手軽な作品を公募するWebアニメコンテストの各受賞作品も発表になっている。各大賞は、一般の部では『かめニャン』(ま~み)、中高校生の部では『夢をかなえる!』(すー)、小学生以下の部では『肉まん君お化け退治に行く』(YASUSHI)となった。

 先に発表されていた第14回アニメーション神戸賞の授賞式は、18日に神戸国際会議場メインホールにて行われる。オリジナル・アニメーションの各受賞作品も当日発表され、Webアニメコンテストと共に授賞式が行われる。
 先に募集を行っていた授賞式の一般観覧の抽選は終了している。例年先着順ではあるが、当日入場も可能となっている。
【真狩祐志】

アニメーション神戸 http://www.anime-kobe.jp/

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オリジナル・アニメーション ノミネート作品

 『夏祭り』 山地真雄
 『memory』 山元隼一
 『熱血宇宙人』 山元隼一
 『真夜中のこども』 七尾一哉
 『Precious』 SHARE300

2009年Webアニメコンテスト入賞作品

大賞
 一般の部 『かめニャン』 ま~み
 中高校生の部 『夢をかなえる!』 すー
 小学生以下の部 『肉まん君お化け退治に行く』 YASUSHI

コベルコシステム賞
 『夜空にツバサ』 ひろさわ
コベルコシステム賞優秀賞
 『夢の記憶』 佑輔
 『夢をかなえる!』 すー
 『わたしのゆめ♪』 しゃけ
 『続ウサギとカメ』 ODC CG学科WebコースCチーム

"第14回アニメーション神戸 オリジナル公募ノミネート5作品発表" »
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2009.10.14
賞/コンテスト ]
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 10月1日から10月12日までスペインのシッチェスで開催されていたシッチェス・カタロニア国際映画祭は、2009年の各賞の受賞作品を発表した。アニメーション部門「ANIMA'T」でも、3つの賞が決定した。
 このうち最優秀アニメーション映画賞は、細田守監督による『サマーウォーズ』が選ばれた。日本のアニメ作品が最優秀アニメーション映画賞に輝くのは、3年ぶりとなる。3年前に同じ賞を取ったのは、やはり細田守監督による『時をかける少女』だった。細田監督は2作連続で、シッチェス・カタロニア国際映画祭のアニメーション部門最高の賞を受賞したことになる。

 シッチェス・カタロニア国際映画祭は、ジャンル映画、SF、ファンタジー、ホラーなどに特化したファンタジック映画祭である。この分野では世界的に知られた映画祭だ。
 2000年代に入り、日本のアニメ作品に強い関心を向けるようになり、日本アニメがしばしば受賞作に選ばれることでも知られている。今年の映画祭でも『いばらの王 -King of Thorn-』(仮題)や『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、『ホッタラケの島 -遥と魔法の鏡-』、『よなよなペンギン』など多数の作品が日本から出品されている。そうした中から今回は、『サマーウォーズ』が大きな賞に輝いた。

 『サマーウォーズ』は、13日には国内ではデジタルコンテンツグランプリの経済産業大臣賞の受賞が決定したばかり。また12日にはアジア・パシフィック・スクリーン・アワードのノミネートも発表されている。
 『時をかける少女』では国内外の賞を多数獲得して注目を浴びたが、今回の『サマーウォーズ』でもこうした情景が繰り返されることになるのかもしれない。

 このほかシッチェスのアニメーション部門では短編アニメーション賞でフランスの『ル・プチ ドラゴン: Le Petit Dragon』(ブルーノ・コレット監督)が受賞している。
 また、子供のためのアニメーション映画賞の受賞作品もフランスの作品となった。ヴァンサン・パタル監督とステファン・オビエ監督による『パニック・ビレッジ:Panique au village』が選ばれている。

『サマーウォーズ』 公式サイト http://s-wars.jp/index.html
シッチェス・カタロニア国際映画祭 http://sitgesfilmfestival.com/eng/

"「サマーウォーズ」スペインで最優秀アニメーション映画賞受賞" »
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2009.10.13
賞/コンテスト ]
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 10月13日、デジタルコンテンツ協会(DCAJ)はデジタルクリエイターズコンペティション2009の各賞を発表した。
 デジタルクリエイターズコンペティションは、次代を担うクリエイターの発掘やコンテンツ制作業界での活躍支援に基づき、コンテンツ産業の活性化や国際競争力の強化を目的として開催されている。

 今年のグランプリに相当する金の翼賞は、植草航氏の『向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった』に決定した。植草氏の同作は、これまでASK?映像祭2009で西村智弘賞、第1回下北沢映画祭でグランプリ、第5回吉祥寺アニメーション映画祭でぴえろ賞などの賞歴となっている。
 銀の翼賞には澤田裕太郎氏の『奴との遭遇』が見られる。澤田氏は、2006年に『じゅうじん』で優秀賞を受賞している。澤田氏の『奴との遭遇』は、2009ひめじ国際短編映画祭や第2回したまちコメディ映画祭 in 台東のしたまちコメディ大賞2009でグランプリとなっている実力作だ。

 このほか東映アニメーション賞にひだかしんさく氏の『恋するネズミ』、ソフトバンク賞に椙本晃佑氏の『The TV Show』などとなっている。ひだか氏の同作は、第5回吉祥寺アニメーション映画祭でグランプリなど、椙本氏の同作は、第21回CGアニメコンテストで佳作なども受賞している。
 また、ひだか氏は2005年に『BoNES』で優秀賞を受賞していた。『BoNES』がフォトリアルであったのに対し、『恋するネズミ』がセルタッチであることでも注目されている。

 デジタルクリエイターズコンペティション2009は、第24回デジタルコンテンツグランプリとの併催となっている。贈賞式はデジタルコンテンツエキスポ2009の会期の10月24日に実施される。
【真狩祐志】

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デジタルコンテンツグランプリに「サマーウォーズ」など決定

デジタルクリエイターズコンペティション2009 受賞結果

金の翼賞
  『向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった』 植草航
銀の翼賞
  『Black Out』 リュ・ジンホ/ソン・ウン
  『奴との遭遇』 澤田裕太郎
優秀賞
  『彼女のきのこは僕が食べるの』 堀康史
  『BIRTH』 パク・キ・ワン
  『SHUIBAINU』 浜口泰昭
韓国コンテンツ振興院長賞
  『Entering The Mind Through The Mouth』 チェ・ジンソン
東映アニメーション賞
  『恋するネズミ』 ひだかしんさく
ソフトバンク賞
  『The TV Show』 椙本晃佑
ケベックアニメ賞
  『Tjukrpa』 グエンダル・クルーラー
審査員特別賞
  『View』 リー・ナユン

"デジタルクリエイターズコンペティション2009 受賞作品発表" »
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賞/コンテスト ]
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 10月13日、デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、第24回デジタルコンテンツの各賞を発表した。デジタルコンテンツグランプリはデジタルコンテンツ産業の活性化を目指すDCAJが、毎年コンテンツ業界に大きく貢献した作品や技術、人物などを表彰している。
 その範囲は製品や映像、サービス、技術、人物、企業など幅広い範囲に及んでいる。過去24年間に賞は様々なかたちを取ってきたが、それぞれの時代のコンテンツ産業の潮流を映し出す役割も果たしてきた。

 24回目を迎えた2009年は、グランプリにあたる経済産業大臣賞を、今夏に大ヒットになった劇場アニメ『サマーウォーズ』が受賞した。映画は数々の受賞暦に輝いた劇場アニメ『時をかける少女』に次いで、細田守監督が手掛けた。前作の『時をかける少女』も、第21回デジテルコンテンツグランプリの優秀賞を獲得しており、2作品連続の受賞となる。
 また昨年、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』が受賞したDCAJ会長賞には、あたかも現実に少女がいるかのような仮想を生み出す芸者東京エンターティンメントの拡張現実ソフトウェア「ARis(アリス)」である。急激に進化する3D空間の表現の流れを象徴する。

 優秀賞は、大人気のゲームソフト『ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人』となった。長年続く、ロングセラーのシリーズだが、今回は通信機能を利用したコミュニーケーションによるゲーム性が強化されている。
 さらに美術賞には、映画制作会社ルーデンスが鮮やか色彩で、不思議な映像にリアリティを与えた『パコと魔法の絵本』、錦賞には富山放送、アニメ制作のピーエーワークス、キャラクター会社ファンワークス、クリエイター The BERICHの共同企画による『富山観光プロジェクト』が選ばれている。
 コンテンツ制作スタッフ賞は、京都アニメーションである。『涼宮ハルヒの憂鬱』や『らき☆すた』、『けいおん!』など次々にヒット作を生み出してきたアニメスタジオが輝いた。

 審査員特別賞では今年7月に逝去されたアニメーターの金田伊功さん、そしてこの夏お台場に再現された高さ18メートルの1/1ガンダム「『機動戦士ガンダム』RX-78-2ガンダム実物大18m立像」を決定した。
 金田伊功さんは、日本のアニメーションの動きの表現に革新的な方法を生み出してきたことで知られている。フルアニメーションの省略としてのリミテッドアニメーションでなく、日本のリミテッドアニメーションに独自の動きを与えた。それが現在の日本のアニメの表現の豊かさにつながった。
 ガンダム像は今年放映開始から30周年を迎えた『機動戦士ガンダム』を記念して作られたものだ。その設置場所には、予想を遥かに上回る400万人以上の人出が繰り出した。この夏の一大ムーブメントとになっただけでなく、ロングランのキャラクターの持つ力をあらためて認識させるものでもあった。

 また、今年のデジタルコンテンツグランプリでは、とりわけアニメの活躍が目立った。経済産業大臣賞が劇場アニメ『サマーウォーズ』となっただけでなく、アニメスタジオの京都アニメーションがコンテンツ制作スタッフ賞、錦賞の「富山観光アニメプロジェクト」も、アニメ作品によるプロジェクトだ。
 審査員特別賞の人物表彰の金田伊功さんは、アニメ、そしてゲームでも活躍したベテランアニメータである。同じく審査員特別賞のガンダム像も、テレビアニメから派生した大型プロジェクトである。
 作品からクリエイター、企業、そしてキャラクターまで、今日の日本のデジタルコンテンツにおけるアニメの影響の大きさ、そしてトレンドメーカーとしての重要性をこれは表しているのだろう。

デジタルコンテンツ協会 http://www.dcaj.org/

24回デジタルコンテンツグランプリ受賞作品

経済産業大臣賞
「サマーウォーズ」 サマーウォーズ製作委員会

DCAJ会長賞
拡張現実ソフトウェア「ARis(アリス)」 芸者東京エンターテインメント

優秀賞
「ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人」 スクウェア・エニックス

技術賞
「パコと魔法の絵本」
パコと魔法の絵本製作委員会/ルーデンス

コンテンツ制作スタッフ賞
京都アニメーション (企業表彰)

錦賞
「富山観光アニメプロジェクト」
富山テレビ放送/ファンワークス/ピーエーワークス/The BERICH

審査員特別賞
「機動戦士ガンダム」RX-78-2ガンダム実物大18m立像
バンダイナムコホールディングス

審査員特別賞
金田伊功 (人物表彰・故人)

"デジタルコンテンツグランプリに「サマーウォーズ」など決定" »
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賞/コンテスト ]
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 10月12日、武蔵野商工会館4階の吉祥寺ゼロワンホールにて第5回吉祥寺アニメーション映画祭のノミネート作品上映と各賞の発表が行われた。
 吉祥寺アニメーション映画祭は、2005年から吉祥寺アニメワンダーランドの一環として開始された。一般から作品の募集をするようになって今年で4回目を迎え、編集家の竹熊健太郎氏、アニメ評論家の氷川竜介氏、アニメーション史研究家の津堅信之氏らといった専門家のほか、地元近辺に集まるアニメーション関連の企業が審査に加わっている。

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 一般部門では、ひだかしんさく氏の『恋するネズミ』がグランプリとコアミックス賞を獲得した。この作品は、第26回富士町古湯日韓海峡圏映画祭の日韓ムービーアワード2009で日韓海峡圏映像賞、第21回CGアニメコンテストで作品賞、AGIAGRAPH2009の動画作品公募部門で最優秀作品賞と着実に賞歴を重ねている。また、優秀賞と三鷹の森ジブリ美術館賞に金子修の『ヤマイグイ』となった。
 一方、今回は良作が集まったということから初めて佳作も選ばれた。石上裕規氏の『印鑑検査工場』と大桃洋祐氏の『輝きの川』の2作品が佳作となった。大桃氏の『輝きの川』は、関西テレビが主催するBACA-JA 2009で特別賞ともなっている。
 このほか中田彩郁氏の『コルネリス』に特別賞、長畑ゆか氏の『はなぐもり』にスタジオディーン賞、植草航氏の『向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった』にぴえろ賞が授与された。

 ギャグアニメ部門では、岩井澤健治氏の『嘆きのアイスキャンディー』がグランプリを獲得した。岩井澤氏は、昨年一般部門で『福来町、トンネル路地の男』がグランプリとなっており、この受賞で2部門を制覇した。また、こちらの特別賞には長尾武奈氏の『プッシーキャット』が選ばれた。
【真狩祐志】

吉祥寺アニメーション映画祭 http://www.kichifes.jp/animation/

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第5回吉祥寺アニメーション映画祭 ノミネート作品発表

第5回吉祥寺アニメーション映画祭 受賞作品

[一般部門]

グランプリ/コアミックス賞
『恋するネズミ』 ひだかしんさく

優秀賞/三鷹の森ジブリ美術館賞
『ヤマイグイ』 金子修

佳作
『印鑑検査工場』 石上裕規
『輝きの川』 大桃洋祐

特別賞
『コルネリス』 中田彩郁

スタジオディーン賞
『はなぐもり』 長畑ゆか

ぴえろ賞
『向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった』 植草航

[ギャグアニメ部門]

グランプリ
『嘆きのアイスキャンディー』 岩井澤健治

特別賞
『プッシーキャット』 長尾武奈

"第5回吉祥寺アニメーション映画祭 受賞作品発表" »
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2009.10.12
賞/コンテスト ]
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 10月22日から25日まで、東京・お台場で開催されるAGIAGRAPH2009は、公募を行っていたCGアートギャラリーの各入選作品を発表した。AGIAGRAPHは、アジア独自の多様な文化と科学と芸術の融合から生れるデジタルコンテンツの発展を目指して行われている。
 関連分野の研究者とクリエイターが参加するほか、先端技術の発表や作品の展示なども行う。現在は、デジタルコンテンツエキスポの主要企画のひとつとなっている。CGアートギャラリーは、アジア地域のCGアーティストの作品を広く紹介するもので、アニメーションのほかインタラクティブアート、インスタレーションなどを広く取上げる。

 アニメーションを対象とした動画作品公募部門では、最優秀作品にひだかしんさく氏の『恋するネズミ』、山元準一氏の『memory』などが選ばれた。優秀作品には植草航氏の『向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった』など、入選作品には水江未来氏の『DEVOUR DINNER』、大森清一郎氏の『百鬼』など、準入選作品には杉山実氏の『ソフトさんの悲劇』、金子修氏の『ヤマイグイ』などとなった。
 このうちひだか氏の『恋するネズミ』、山元氏の『memory』、大森氏の『百鬼』、金子氏の『ヤマイグイ』は先月末に京都で開催された第21回CGアニメコンテストで受賞や入選となっている作品だ。
 また山元氏の『memory』は、25歳以下を対象とした学生アニメーション作品公募部門でも最優秀作品に選ばれている。この作品は、関西テレビが主催するBACA-JA2009の動画部門最優秀作ともなっている。

 一方『ソフトさんの悲劇』の杉山氏は、静止画を対象としたCGアート作品公募部門でも『ケンタウロス』が最優秀作品となっている。『ソフトさんの悲劇』は、東京コンテンツマーケット2009のTCMアワード2009ではGモード賞とファンワークス賞を受賞している。
 AGIAGRAPH2009の各作品展示は、10月22日から日本科学未来館などで開催されるデジタルコンテンツエキスポ2009内で実施される。
【真狩祐志】

AGIAGRAPH http://www.asiagraph.jp/

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賞/コンテスト ]
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 アジア・太平洋地域の大型映画祭として2007年よりスタートしたアジア・パシフィック・スクリーン・アワード(APSA)の各部門のノミネート作品が、10月12日に発表された。今回明らかにされたのは、最優秀映画賞、最優秀アニメーション映画賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞など9部門、37の候補作品、候補者たちである。
 このうち日本からのノミネートは7つと中国の6つを上回り、国別では最多となり日本映画の注目が高くなっている。なかでも目を惹くのがアニメーション映画部門である。

 最優秀アニメーション映画賞は、APSAにとって主要部門として位置づけられている。今回この候補5作品のうち3作品が日本アニメとなった。
 押井守監督の『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』、細田守監督の『サマーウォーズ』、芦野芳晴監督の『ファースト・スクワッド』である。いずれも既に国内外で高い評価を受けている作品だけに、受賞にも期待がかかる。

 残る2作品のうち『Mary and Max』は、オーストラリアのアダム・エリオット監督によるクレイを利用したストップモーションアニメーション。2009年のアヌシー国際アニメーションフェスティバルの長編アニメーション部門グランプリ(アヌシー・クリスタル賞)の受賞作品だ。アヌシーで大絶賛された作品だけに、最有力候補だろう。
 残りのひとつはロシアの巨匠レオニード・フィラトフ監督による『The Tale Of Soldier Fedot, The Daring Fellow』である。こちらは伝統的な2Dアニメーションのスタイルである。

 アジア・パシフィック・スクリーン・アワード(APSA)は、開催3回目と歴史は浅い。しかし、アジア・太平洋地域の作品というユニークなテーマとCNNインターナショナルの強力なスポンサードやユネスコ協賛でその存在感を高めている。
 最優秀アニメーション映画賞の第1回受賞作品は日本からの『秒速5センチメートル』、第2回はイスラエルの『戦場でワルツを』である。昨年は『ストレンヂア -無皇刃譚-』もノミネートされていた。

 各部門の受賞者は11月26日に、オーストラリアのゴールドコーストの授賞式にて発表される。また、授賞式の様子は、各国のCNNにて放送される予定である。

アジア・パシフィック・スクリーン・アワード(APSA)公式サイト
http://www.asiapacificscreenawards.com/

"「サマーウォーズ」「スカイ・クロラ」等 アジア太平洋賞候補作に" »
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2009.10.09
賞/コンテスト ]
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 第5回吉祥寺アニメーション映画祭のノミネート作品が発表された。吉祥寺アニメーション映画祭は、吉祥寺アニメワンダーランドの1イベントとして2005年から始まった。作品の募集が開始されたのは翌年からで、コンテスト自体は今回で4回目となる。
 審査員は編集家の竹熊健太郎氏、アニメ評論家の氷川竜介氏、アニメーション史研究家の津堅信之氏といったおなじみのメンバーである。またスタジオ4℃やコアミックス、スタジオディーン、ぴえろ、そして三鷹の森ジブリ美術館といった吉祥寺近辺のアニメーションに関する企業も審査に加わっているのが特徴だ。

 一般部門には、先月末に京都で開催された第21回CGアニメコンテストでも入選や受賞となった作品が5作品見られる。藤原智樹氏の『ネコ魔女のキポラ』、ひだかしんさく氏の『恋するネズミ』、上甲トモヨシ氏の『Lizard Planet』、水江未来氏の『JAM』、金子修氏の『ヤマイグイ』だ。
 このうち藤原氏の『ネコ魔女のキポラ』と金子氏の『ヤマイグイ』は、10月10日から開催される花の街ふかや映画祭のふかや・インディーズ・フィルム・フェスティバル2009にもノミネートされている。

 また、石上裕規氏の『印鑑検査工場』は第4回那須国際短編映画祭の那須アワード2009で優秀賞など、中田彩郁氏の『コルネリス』は東京国際アニメフェア2009の第8回東京アニメアワード公募部門で特別賞などを受賞した。植草航氏の『向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった』は第1回下北沢映画祭でグランプリなどと受賞歴と有力作が集まっている。

 一方ギャグアニメ部門には、長尾武奈氏の『プッシーキャット』、岩井澤健治氏の『嘆きのアイスキャンディー』、青木純氏の『スペースネコシアター』が選ばれた。長尾氏は、今年のアヌシー国際アニメーションフェスティバル短編部門にノミネートされるなどで話題となった『チェーンソー・メイド』で知られる。
 岩井澤氏は、昨年の第4回に『福来町、トンネル路地の男』でグランプリ、青木氏の『スペースネコシアター』は、第7回インディーズアニメフェスタでグランプリを受賞している作品と、こちらも見逃せない。
 各作品の上映と受賞作品の発表は、10月12日に武蔵野商工会館4階の吉祥寺ゼロワンホールにて行われる。
【真狩祐志】

吉祥寺アニメーション映画祭 http://www.kichifes.jp/animation/

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第5回アニメーション映画祭10月12日開催 作品募集中
吉祥寺吉祥寺アニメワンダーランド10月3日から 「天才バカボン」など

第5回吉祥寺アニメーション映画祭 ノミネート作品

[一般部門]
 『印鑑検査工場』 石上裕規
 『コルネリス』 中田彩郁
 『輝きの川』 大桃洋祐
 『ネコ魔女のキポラ』 藤原智樹
 『Horizon -ホライゾン-』 Artmic8neo
 『恋するネズミ』 ひだかしんさく
 『Lizard Planet』 上甲トモヨシ
 『はなぐもり』 長畑ゆか
 『JAM』 水江未来
 『クロスワード』 花山とおる
 『くじびき』 イ・ドンフン
 『ヤマイグイ』 金子修
 『向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった』 植草航

[ギャグアニメ部門]
 『プッシーキャット』 長尾武奈
 『嘆きのアイスキャンディー』 岩井澤健治
 『スペースネコシアター』 青木純

"第5回吉祥寺アニメーション映画祭 ノミネート作品発表" »
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2009.10.04
賞/コンテスト ]
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 クリエイターの見本市を掲げる東京コンテンツマーケット(TCM)2009が、10月14日から16日まで東京ビッグサイトの東1ホールで開催される。開催に先立ち出展作品の中から選考されるTCMアワードの各賞が発表された。
 最優秀作品に与えられるアワード大賞には、ボーナス株式会社のCGアニメ『Yans!Gans!MEAT OR DIE_01』が選ばれた。さらにTCMアワード2009審査員特別賞に4作品、サポーターズ企業各社が選ぶTCMアワード2009サポーターズ賞には9作品が選ばれた。

 TCMアワードの特長は、作品自身の評価に加えて、市場性、娯楽性、発展性とビジネス面での展開の可能性を謡っていることである。市場性は作品に対してマーケットのニーズが存在すること、娯楽性ではエアンタテイメント作品であること、発展性では複数のメディアで展開出来ることを求めている。芸術性が強く求めらる多くのコンテストを一線を画したユニークなものとなっている。
 TCMは経済産業省の関東経済産業局が主催、首都圏情報ベンチャーフォーラムが協力するなど、もともとコンテンツ関連分野の中小企業や個人事業の育成、振興を目指して誕生した。アワードは出展者の作品を候補として選考する。市場性、娯楽性、発展性という審査基準には、こうしたことが背景にある。

 そうしたなかで今回大賞となった『Yans!Gans!MEAT OR DIE_01』は、腹を空かせた恐竜が共喰いを始めるというもの。鮮やかな色彩の3DCGアニメとして表現されている。受賞者のボーナス株式会社によれば本作は独立後第1作、「このような栄誉に恵まれ大感激です」とのことだ。
 また、作品は全108話の展開予定しているという。製作費は確保はまだ一部としており、スポンサーシップやパートナー会社を期待しているとする。作品はポリゴン・ピクチュアズからサポーターズ賞も獲得している。

 受賞作にはこのほかにも、審査員特別賞を受賞したグレープシティ株式会社ワインスタジオスが伊達政宗を取上げた『戦国驍刃デュラハン』やサポーターズ賞の『Pico 音を奏でる者』(株式会社ピコナ)、『Glass in Love』(株式会社アニマ)、『炬燵猫』(弥栄堂フヰルム)などアニメ作品が目立った。
 また、既にある程度の実績を築いている企業による作品が多いのも、特徴となっている。これらの作品は、いずれもTCM2009の会場にて紹介されている。

東京コンテンツマーケット2009 http://tcm2009.jp

開催日時: 
2009年10月14日・15日 10時~18時 16日 10時~17時
会場: 東京ビッグサイト 東1ホール
同時開催: ライセンシング・アジア2009
主催:経済産業省 関東経済産業局 協力:首都圏情報ベンチャーフォーラム

■ アワード大賞
 『Yans!Gans!MEAT OR DIE_01』ボーナス株式会社

■ 審査員特別賞
 『仏像キャラクターブッディーズ』レイランド
 『モザイコ「舞妓」』 モザイコ
 『戦国驍刃デュラハン』 グレープシティ株式会社ワインスタジオス
 『歳字記』 静岡県中部地区 SOHO推進協議会

サポーターズ賞
[NECビッグローブ賞]
 『Pico 音を奏でる者』 株式会社ピコナ
[アドビ賞]
 『鳥と恋人』 CO2・竹内佐々木高橋・begoberlin
[Gモード賞]
  『ソフトさんの悲劇』 杉山実
[DreamTribe賞]
  『まめまめねこねこ』 ひごみお
[THINK賞]
 『Glass in Love』 株式会社アニマ
[ファンワークス賞]
  『ソフトさんの悲劇』 杉山実
[フォアキャスト・コミュニケーションズ賞]
 『たびするふたご ピーナッツインズ』 Planet Planeter(プラプラ)
[ワッチミー!TV賞]
  『炬燵猫』 株式会社弥栄堂フヰルム
[ポリゴン・ピクチュアズ賞]
  『Yans! Gans! MEAT OR DIE_01』 ボーナス株式会社

"TCMアワード大賞 CGアニメ「Yans!Gans!」に決定" »
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2009.10.03
賞/コンテスト ]
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 『涼宮ハルヒの憂鬱』、『らき☆すた』、『けいおん!』などのアニメーション制作で知られる京都アニメーションは、京都アニメーション大賞の作品募集を開始した。
 京都アニメーション大賞は、京都府宇治市の同社が主催して行うコンテストである。ジャンルを問わず、幅広い層へ向けたエンターテインメント作品を募集する。

 設けられている部門は小説部門、漫画部門、シナリオ部門である。小説部門は手書き原稿の場合、A4サイズの400字詰め原稿用紙に縦書きで200枚から400枚、パソコンなどの場合、40字×35行のページ設定で58枚から114枚となっている。
 漫画部門はストーリー漫画の場合、16ページから32ページ、ショートおよび4コマ漫画の場合、4ページから8ページである。また、手描き原稿の場合、B5サイズの漫画用原稿用紙に黒インクか墨汁、パソコンの場合、解像度を600dpiに設定し、画像とセリフをレイヤーで分けたpsdファイル(Photoshop形式)で提出する。
 シナリオ部門は30分から50分程度の尺を想定し、手書き原稿の場合、A4サイズの400字詰め原稿用紙に縦書きで200枚から400枚、パソコンなどの場合、20字×20行のページ設定で40枚から100枚となっている。

 応募された作品のうち、好評を得た作品はアニメーション化する予定もあるという。同社では『ムント』などのオリジナル作品の制作も行っていることから、このコンテストもそれらの一環となるに違いない。作品の締め切りは1月15日となっている。
【真狩祐志】

京都アニメーション大賞 http://www.kyotoanimation.co.jp/kyoani_award/

"京アニが京都アニメーション大賞作品募集開始" »
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2009.10.02
賞/コンテスト ]
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 宝島ワンダーネットが主催するデジタル・コミック大賞の2009年の結果がこのほど発表された。賞金250万円を受け取る大賞には、ancouさんのマンガ作品『田んぼの記憶』が選ばれた。また、準大賞は、久海夏輝さんが制作したショートアニメーション『SORA』である。
 デジタル・コミック大賞は今年で3回目、デジタル分野のクリエイターの発掘を目的に開催されている。募集部門は今年より、マンガとアニメのふたつにフォーカスしコミック・アニメ部門に再編されている。また、デジタルコンテンツ関連の賞としては、かなり高額な賞金も注目を浴びている。

 今年のコンテストに多数の作品が寄せられ、2次審査に50以上、最終審査にはマンガ6作、アニメ5作が選ばれた。この11作品から、今回の各賞が決定した。
 審査にあたったのは、コミティア代表で「ぱふ」の代表も務めたこともある中村公彦さん、オタクの分野から建築にアプローチする明治大学国際日本学部の森川嘉一郎准教授、そしてコロムビアミュージックエンタテインメントでアニメ製作を行う前山寛邦さん、デジタル・コミック大賞湯川正事務局長である。個性的で確かな目を持つ審査員である。

 そうしたなか『田んぼの記憶』は、いままでのマンガと異なる独特の空間表現、映像化を意識したような絵コンテようなの作画タッチの中に、非日常的なストーリーが違和感無く埋め込まれていているとし、高評価を獲得した。審査員のいずれからも高い評価を受け、今回の大賞受賞につながった。
 一方、アニメ作品では、『SORA』が高い完成度を持ちながら16分の長尺を実現していることなどから、アニメ作品の最高作とされた。この結果大賞と準大賞をマンガとアニメで分け合った。そのほかか作4作品、事務局奨励賞が1作品選ばれた。

 デジタル・コミック大賞は、インターネット、モバイルから優れた作品を発信することも目指している。受賞作品は、今後随時宝島ワンダーネットの運営する携帯サイト「ワンコミ」での配信を予定する。 

【デジタル・コミック大賞 2009 受賞作品】

大賞
  『田んぼの記憶』 ancou

準大賞
  『SORA』 久海夏輝

佳作
  『かわいい おいしい バリ日記』 マツダシホ
  『PKG』 G23
  『ストレイジブリングス』 ぴこぴこリョウ
  『3つのマシュマロ』、『ミソラビ』 キャラテレブー

事務局奨励賞
  『お館さまとわたし』 一訶

"準大賞にアニメ作品 デジタル・コミック大賞2009発表" »
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2009.09.25
賞/コンテスト ]
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 声優アワード実行委員会は、第4回声優アワードの開催を発表した。声優アワードの一次審査となる一般投票が、10月1日から開始する。
 声優アワードは2006年に声優業界の発展と若手声優の育成を目指し誕生した。声優の仕事を通じて業界に貢献してきた才能に対する顕彰などを行う。

 このうち一般投票は、主演賞、助演賞、新人賞、歌唱賞、そしてラジオやテレビなどでも活躍した人に贈るパーソナリティ賞などで行われる。これらの分野では一般投票の結果をもとに、二次審査のためのリストが作られる。 
 さらに二次審査では選考委員会を経てノミネート者を決定、そこら最終審査を経て各アワードの受賞者が決定される。一般投票による得票は二次審査、最終審査でも参考資料にされており、声優アワードの中では重要な役割を果たしている。

 一般投票の方法は、幾つかある。声優アワードの公式サイトを通じて行うもの、角川書店のVOICE Newtype NO.034(10月9日発売予定号)の専用ハガキもしくはVOICE Newtype Caféサイトからの投票、文化放送の携帯サイトからの投票、ドワンゴの携帯サイト「アニメロミックス」、「アニメロ★うた」、「超!アニメロ」での投票、さらに秋葉原の東京アニメセンターでの投票箱で投票である。
 投票期間は10月1日2010年1月1日までを予定する。昨年の主演男優賞は神谷浩史さん、主演女優賞は釘宮理恵さん、今年はどんな顔ぶれになるのか、また大きな話題を呼びそうだ。
 このほか声優アワードでは一般投票を経ずに、選考委員会により受賞を決定する功労賞、特別功労賞、シナジー賞、富山敬賞も選考する。授賞式は来年3月に開催予定だ。

第四回 声優アワード 公式サイト http://www.seiyuawards.jp/

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主催: 声優アワード実行委員会
共催:
東京アニメセンター/株式会社 角川書店/株式会社小学館/株式会社 小学館集英社プロダクション/株式会社 文化放送/NPO法人 AII
特別協賛: 株式会社ドワンゴ
協賛: アニメ・声優関連メーカー/学校 他
後援: 一般社団法人日本動画協会 他
協力: 東京国際アニメフェア実行委員会事務局 他

[一般投票]
2009年10月1日~ 2010年1月1日
[授賞式]
2010年3月6日

投票期間: 2009年10月1日~ 2010年1月1日
*詳しい投票方法は公式サイトを参照ください。

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(c)声優アワード実行委員会

"第4回声優アワード開催決定 10月1日一般投票スタート" »
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2009.09.23
賞/コンテスト ]
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 2009アジアデジタルアート大賞が作品の募集を開始した。アジアデジタルアート大賞は、デジタルコンテンツ技術の向上と人材育成・発掘を図る目的で開催されており、次回で9回目となる。九州大学や福岡コンテンツ産業拠点推進会議、福岡県、福岡市、北九州市などによる2009アジアデジタルアート大賞展実行委員会が主催する。
 各受賞作品を表彰する以外に、アジアデジタルアート大賞展も開催している。同展は開催地の福岡市のほか、近年は東京ミッドタウンでも行っている。今年も同じく東京ミッドタウンで、8月22日から9月6日まで実施した。

 作品の募集は、専門家および専門家を志す者を対象としたカテゴリーAと、一般および学生を対象としたカテゴリーBに分類されている。
 カテゴリーAには昨年よりエンターテインメント部門が新設され、その審査に今回はエンターブレイン代表取締役社長の浜村弘一氏も参加する。
 作品の募集締め切りは10月31日となっている。2009アジアデジタルアート大賞展は、来年の2月16日から28日まで福岡アジア美術館にて開催される。

 一方、中日の2月21日には、アクロス福岡で地元のゲーム会社レベルファイブの協賛によるファミリークラシックコンサート「ドラゴンクエストの世界 in 福岡」が行われる。このコンサートは、作曲者のすぎやまこういち氏が例年各地で実施しているもので、福岡では3度目となる。
 当日は、『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』の各曲が演奏される。こちらのチケットは10月3日から発売開始になる。

 また、第3回福岡ゲームコンテストも現在作品を募集中である。そちらの締め切りは12月25日となっている。
【真狩祐志】

アジアデジタルアート大賞 http://adaa.jp/

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2008ADAA大賞・福岡コンテンツマーケット2009 福岡県知事も来場
福岡ゲーム産業振興機構 第3回福岡ゲームコンテスト開催

"福岡の2009アジアデジタルアート大賞 作品募集を開始" »
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2009.09.22
賞/コンテスト ]
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 第5回那須国際短編映画祭は、那須アワード2010の作品募集を開始した。当映画祭は、以前はショートショートフィルムフェスティバルの国内ツアー開催地の1つであったが、2006年より那須国際短編映画祭として独立した。
 いまでは栃木県の那須高原一帯で広く実施されるリゾート型映画祭として認知度が高まりつつある。「フィルムのまち・那須」を目指し、文化芸術、観光振興、人材育成といった地域活性化活動に派生していくことを目指している。

 映像コンテストの那須アワードは、若手映像作家の支援および映像関係者や映像ファンが集う場所となることを目的として、2007年より作品の応募を開始した。
 那須アワード2010の作品選考は、当映画祭を運営する那須フィルム・コミッションと那須フィルムフェスト実行委員会により招かれた各審査員が行っている。

 今年は優秀賞に石上裕規氏らが制作した『印鑑検査工場』、観客賞に小岩洋貴氏が制作した『ねずみとり』が選ばれた。優秀賞と観客賞を、いずれもアニメーション作品が受賞したことから実写作品の充実を図る意見も聞かれたという。
 那須アワード2010の作品の締め切りは来年1月31日となっている。なお、第5回那須国際短編映画祭の開催日程は未定である。
【真狩祐志】

那須国際短編映画祭 http://www.nasu-filmfest.jp/

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第4回那須国際短編映画祭 「印鑑検査工場」が優秀賞受賞

"第5回那須国際短編映画祭 那須アワード2010の作品募集開始" »
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2009.09.21
賞/コンテスト ]
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RAZOR_JK.jpg テレビ番組のアカデミー賞とも呼ばれる米国のエミー賞(The Emmy Awards)、その授賞式がロサンゼルス市のノキアシアターで開催された。このうち音響編集賞にVFXを駆使したSFドラマ『GALACTICA/ギャラクティカ』のファイナルシーズン「結:season 4」ファイナル・エピソード(#420)が輝いた。
 同部門は『GALACTICA/ギャラクティカ』のほか、『24』や『ターミネーター:サラ・コナークロニクルズ』、『CSI』といった米国の人気ドラマがノミネート作品に立ち並んでいた。これらの有力作品を制しての受賞となる。

 『GALACTICA/ギャラクティカ』は、1978年に製作され一大ムーブメントを巻き起こした『宇宙空母ギャラクティカ』を2004年に再構成して生まれた新しいSFドラマである。厚みのあるドラマと華麗な映像が多くのファンを集め、前作を上回る支持を集めている。
 この新シリーズは今年3月に5年間にわたって繰り広げられてきた物語を最終シーズンとして完結させた。『GALACTICA/ギャラクティカ』は、2007年にも#401でエミー賞視覚効果賞、WEBスピンオフ「RAZOR FLASHBACKS #4」でウェブサイト動画コンテンツ賞を受賞している。しかし、今回はこの最後を飾る記念すべきエピソードでのエミー賞獲得になった。

 同作は日本でも、日本テレビやCSでの放送もされ、またDVDも発売され、熱狂的なファンも少なくない。今年8月27日には、そうしたファンでもある映画監督の庵野秀明さん、樋口真嗣さんが出演したトークイベントが新宿バルト9で開催され話題を呼んだばかりである。
 その際には、「結:season 4」に先立つ「承:Season2」のスピンオフストーリー『RAZOR/ペガサスの黙示録』が紹介された。今回の受賞作「結:season 4」は日本では現在未公開だが、今後のリリースが予想される。それだけに今回の高評価に、ファンの期待はさらに高まるだろう。
画像:  (c)2007 Universal Studios. All Rights Reserved.

「GALACTICA/ギャラクティカ」公式サイト
http://www.galactica-saga.com/

GALACTICA:スピンオフTVムービー
【RAZOR/ペガサスの黙示録】DVD-BOX

2009年9月25日リリース

税込3990円 2枚組 本編DISC:1枚(約105分)+特典DISC:1枚(約135分)
製作総指揮・企画: ロナルド・D・ムーア 
製作総指揮: デヴィッド・エイック
監督: フェリックス・アルカラ 
脚本: マイケル・テイラー

【特典映像】
『GALACTICA:WEBスピンオフ』 
【RAZOR FLASHBACKS/第1次サイロン戦争】(約20分)
放送版『GALACTICA:スピンオフTVムービー』【RAZOR/ペガサスの黙示録】(88分)
マイ・フェイバリット・エピソード~8人のスタッフ&キャストが回顧
斬新な世界観はこうして作られた!~スタッフ&キャストが語る製作秘話
【結:season 4】最速情報  RAZORとFINAL SEASONの密接な関係

■製作者・脚本家によるコメンタリー 
   
発売元:デイライト   販売元:アミューズソフトエンタテインメント

"樋口、庵野両監督も絶賛「GALACTICA」 エミー賞で音響編集賞" »
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2009.09.14
賞/コンテスト ]
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 東京国際映画祭の開催にあわせて、映画祭事務局は今年も「映画批評家プロジェクト」を行う。今年4回目を迎えるこの企画は、映画を観る眼を持った批評のプロを育成するべく生まれたものである。
 映画祭で上映された映画作品を批評対象に、プロを目指す書き手の批評を募集する。審査員となる映画評論家が審査を行い、優れた批評文には優秀賞、佳作などの各賞が送られる。

 応募の条件は年齢など特別な制限はないが、人材育成がテーマとなっているためプロの応募は出来ない。具体的には映画に関する媒体で原稿料を伴う執筆の経験がある場合は、応募を不可としている。個人運営のウェブサイトやブログなどの執筆は、これに含まれない。
 また、このプロジェクトの特長は、10月17日から25日まで東京国際映画祭で上映されるコンペティション部門の作品に対象を限定している点だ。映画祭を盛り上げながら最新の映画を題材にする。審査委員もその作品を観ていることが前提になるため、合理的な方法だ。

 応募は映画祭期間中にコンペティション部門の作品を鑑賞、そのうえで 1作品につき800字以上、1500字以内の批評文を書く。応募はメールにて11月13日まで(必着)で行う。
 東京国際映画祭のコンペティション作品は、辻仁成監督の『ACACIA』のみが発表されているが、今後国内外の作品が多数加わるはずだ。コンペティションにアニメーション作品が出品される可能性は必ずしも高くないが、映像表現を語るという点では実写もアニメーションも区別がない。普段、アニメーションを中心に語っている人も、挑戦してみてはどうだろうか。

 人材育成のコンテストとなっているが、選考の基準は厳しい。昨年は多数の応募があったにもかかわらず、突出した作品はないことを理由に優秀賞はなく、佳作3点のみが選ばれた。それだけに各賞に選び出される価値も高いものになるだろう。
 
『映画批評家プロジェクト』
[応募要項]
・映画祭期間中(10/17~25)に、コンペティション部門の作品を鑑賞の上、1作品につき800字以上、1500字以内の批評文を募集
・複数応募可能
・応募〆切: 11月13日(金)必着

■審査員
品田雄吉(映画評論家)、土屋好生(映画評論家)、明智惠子(キネマ旬報編集長)

■応募資格
・年齢性別制限なし
・映画に関する媒体に対し、原稿料を伴う執筆経験者は応募不可
(但し、個人ウェブサイト、ブログ等の執筆に関しては上記の範囲に入らない)

■結果発表
・厳正なる審査のうえ、2010年1月末に東京国際映画祭の公式サイト上にて発表。

■賞
・審査の結果、優れた批評文に対して優秀賞、佳作の各賞が授与。
(但し、該当する批評文がない場合は、該当作品なしとする。)

■応募先
応募専用アドレス、tiff-project2009@tiff-jp.net へ名前、連絡先(住所、TEL、e-mailアドレス)を一緒に記載のうえご応募。受賞者の方にのみ映画祭事務局より連絡。
問合せ: 東京国際映画祭事務局 tiffinfo2009@tiff-jp.net

第22回東京国際映画祭 オフィシャルサイト: http://www.tiff-jp.net
開催期間: 2009年10月17日(土)~10月25日(日)9日間
開催会場: 六本木ヒルズほか

"映画批評家を目指せ! 東京国際映画祭が評論コンテスト開催" »
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2009.09.07
賞/コンテスト ]
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 ヨコハマ国際映像祭2009は、CREAMコンペティションの受賞作品を発表した。コンペティションの名称にもなっている「CREAM」とは、同映像祭のテーマ「Creativity for Arts and Media」の略称である。

 CREAMコンペティションは、型にはまらないあらゆるジャンルの映像作品を審査の対象としていた。
 国内外から992件の応募があり、1次審査を通過した中には、ひだかしんさく氏の『love mouse』、大川原亮氏の『アニマルダンス』、大山慶氏の『HAND SOAP』、横田将士氏の『記憶全景』などアニメーション作品も含まれていた。

 各受賞作品のうち、大山氏の『HAND SOAP』が優秀賞の1つに選ばれた。大山氏は写真のコラージュなどを交えた作風で知られ、2005年には代表作の『診察室』が第11回学生CGコンテストの動画部門最優秀賞、BACA-JA 2005の映像コンテンツ部門最優秀賞、同作の15秒バージョンである『保健室』がMTV STATION IDコンテストでグランプリ受賞など評価が高い。また同年には、カンヌ国際映画祭の監督週間に正式招待された経験も持っている。

 ヨコハマ国際映像祭2009は、映像をコミュニケーションツールとして社会との関わりを考える体験型のイベントを目指している。
 会期は10月31日から11月29日までを予定しており、新港ピア、BankART Studio NYK、東京藝術大学横浜キャンパス馬車道校舎が主な会場である。そのうちアニメーションを含む映像作品の上映は、東京藝術大学横浜キャンパス馬車道校舎で行われる。
【真狩祐志】

ヨコハマ国際映像祭 http://ifamy.jp/

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ヨコハマ国際映像祭2009 CREAMコンペティション作品募集

CREAMコンペティション受賞結果

CREAM賞
『VOICE-PORTRAIT ~self-introduction~』 松島俊介

優秀賞
『…niland 1』 Marius Leneweit、Rocio Rodoriguez
『HAND SOAP』 大山慶
『HACHIOJI: HOLE IN GAP- the crossing of zebra crossing』 
津田道子、キャロライン・バーナード

審査員特別賞
『The Sound of eBay』 UBERMORGEN.COM
『DOUBLE TAKE』 Johan Gremonprez

"ヨコハマ国際映像祭2009 CREAMコンペティション受賞作品決定" »
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2009.09.05
賞/コンテスト ]
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 9月2日、パシフィコ横浜で開催されていたCEDEC(CESAデベロッパーズカンファレンス)2009は、今年のCEDEC AWARDSのプログラミング・開発環境、ビジュアルアーツ、ゲームデザイン、サウンド、ネットワークの5部門の発表を行った。また、既に発表されていた特別賞と著述賞を含めた全7部門の表彰式を開催した。
 CEDEC AWARDSはゲーム開発技術の普及、産業の発展などを目的に、昨年スタート、今年で第2回目を迎える。ゲーム開発の進歩に功績のあった技術や開発者を表彰するものである。

 開発技術を対象とする5部門では、事前に選考されていたノミネート候補から9月2日にそれぞれひとつの受賞者が選ばれた。
 プログラミング開発部門は、「『ワンダと巨像』プログラミングチーム」が実現したリアルタイム変形コリジョンと、優れた描画表現技術である。ハリウッド映画化も噂される『ワンダと巨像』の評価の高さをあらためて印象づけるものとなった。
 ビジュアルアーツ部門も、これまで高い評価を獲得してきた作品である。『大神』のアーティストとテクニカルアーティストによる「独創的な「墨絵」表現のゲーム応用」を選び出した。一般的には和風の表現のアイディアに目を奪われるが、CEDEC AWARDSではこれをトゥーンシェーダーによらない独自の技法を用いて実現したと技術面から評価する。ゲームにおけるビジュアルワークの存在感と可能性を再認識させたものだという。

 ゲームデザイン部門は大ヒット作『モンスターハンターポータブル』開発チームを選んだ。ゲームにおける協力プレイを対象としたものだ。サウンド部門は「リズム天国ゴールド」開発チーム、「音ゲー」と呼ばれるゲームジャンルを、新たに「リズムゲーム」というステージに引き上げたことを理由に挙げた。
 ネットワーク部門は、今回の受賞者のなかでも極めて異色となった。動画投稿、共有サイト「ニコニコ動画」の開発チームである。インターネットやモバイルで数多くのゲームが展開するなか、いわゆるゲームの範囲を超えたサービスを敢えて選び出している。
 これについてCEDECは、「ニコニコ動画」はいわゆるゲームとは異なるが、ネットワーク上でユーザーがコンテンツを提供し、インタラクションを行うのは、広義のゲームと位置づける。新しい楽しみ方とバックエンド技術の積極的な公開による業界の貢献も高く評価されたかたちだ。

 特別賞と著述賞は、業界の発展に貢献した個人賞の位置づけである。特別賞は今回CEDEC3日目の基調講演を行ったゲームデザイナー堀井雄二さんに贈られた。
 『ドラゴンクエスト』シリーズのゲーム開発者として、堀井雄二さんの名前を知らない人はほとんどいないはずだけに誰もが納得の結果だろう。コンソールゲーム黎明期から、現在に至るまでゲーム開発に関わり、RPGのゲームデザインの基礎を確立したとCEDECは受賞理由を説明する。

 著述賞も長年ゲーム開発技術に貢献してきたふたりが選ばれた。セガの平山尚さんは、『ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術』の著作で広く知られている。ゲーム開発現場からの技術解説は、ゲーム開発におきてバイブル的な存在となっている。
 石田晴久さんは、ゲームの開発基盤となるプログラミング言語やUNIXの普及に大きな実績を残した。今年3月に逝去されたが、日本のIT界全体の草分けとして表彰された。

CEDEC(CESAデベロッパーズカンファレンス)2009 公式サイト
http://cedec.cesa.or.jp/2009/index.html

[CEDEC AWARDS2009 受賞者]

【プログラミング・開発環境】
「ワンダと巨像」プログラミングチーム
(株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント)
■ リアルタイム変形コリジョンと、優れた描画表現技術。

【ビジュアルアーツ】
「大神」アーティスト、及びテクニカルアーティスト
(株式会社カプコン)
■ 独創的な「墨絵」表現のゲーム応用。

【ゲームデザイン】
「モンスターハンターポータブル」開発チーム
(株式会社カプコン)
■ 友人同士の協力プレイを活かしたゲームデザイン。

【サウンド】
「リズム天国ゴールド」開発チーム
(任天堂株式会社)
■ 丁寧な作り込みにより、「音ゲー」を、「リズムゲーム」という新たなステージに昇華させた。

【ネットワーク】
「ニコニコ動画」開発チーム
(株式会社ニワンゴ)
■ ネットワーク上での新しい楽しみ方の実現。

【特別賞】
堀井雄二 ゲームデザイナー

【著述賞】
平山尚 株式会社セガ
石田晴久

"CEDECアワード決定 「モンハン」、「ワンダと巨像」からニコ動まで" »
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2009.09.04
賞/コンテスト ]
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edenkey.jpg 9月4日、神戸市は、今年で14回目を迎えるアニメーション神戸賞7部門の受賞者と受賞作品を発表した。このうち劇場部門、テレビ部門、ネットワーク部門の各作品賞は、それぞれ『ウォーリー』と『東のエデン』、『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱&にょろーん☆ちゅるやさん』が決定した。

 期間中に特に大きな活躍をした人物を対象にした個人賞は『つみきのいえ』を監督した加藤久仁生さんが選ばれた。また、テレビアニメ『サザエさん』のシナリオ2000本以上などを書いたベテラン脚本家の雪室俊一さんを特別賞とした。
 7部門のうち唯一、審査にファンからの投票を盛り込んだ主題歌賞(ラジオ関西賞)は、この春から大きな話題を呼んでいる『けいおん!』の主題歌「Don’t say “lazy”」となった。

 今回のアニメーション神戸賞は、これまで以上にアニメーションの範囲を広く取り、極めて多彩な受賞作品、受賞者となっている。それを代表するのが、作品賞・劇場部門の『ウォーリー』だろう。ディズニー/ピクサー製作のフルCGアニメーション、ロボットの恋を取上げた異色のSF作品だ。受賞理由では、「映画の楽しさがすべて詰まった作品」として、日本発のアニメでないのが残念と述べている。
 このほか加藤久仁生さんの『つみきのいえ』の短編アニメーション、『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱&にょろーん☆ちゅるやさん』はネット発の作品、雪室俊一さんの代表作『サザエさん』は長年人気を集める国民的アニメである。ジャンルや国境を大きくと飛び越えたかたちだ。

 一般的にイメージするアニメらしい作品は、テレビ部門の『東のエデン』に違いない。『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』や『精霊の守り人』で高い評価を受けてきた神山健治監督が、原作・脚本・監督を手掛ける意欲作だ。
 テレビアニメで完全オリジナルという話題性はあるが、番組放映中の評価の高さを考えれば順当な受賞と言っていいだろう。それでも作品はテレビアニメから劇場2部作へとつながる試みが盛り込まれ、ジャンルの越境という今年のアニメーション神戸賞の特長を浮き上がらせる。

 「Don’t say “lazy”」の主題歌賞に異論を唱えられる人はいないだろう。作品の人気もさることながら、高校の軽音部、そして音楽が主題となったこの作品こそ主題歌賞に相応しい。
 その楽曲群はCD発売されると次々にヒットチャートにランキングされる大きなムーブメントを巻き起こしている。話題性も十分の2009年を代表する作品である。
 今回の受賞者、受賞作品の表彰は、受賞関係者によるトークショーと共に10月18日神戸国際会議場 メインホールで行われる。当日は、公募によるアニメーション賞デジタル・クリエイターズ・アワードの発表と表彰も予定する。
*画像は『東のエデン』 (c)東のエデン製作委員会 イラスト:羽海野チカ

アニメーション神戸 http://anime-kobe.jp/

第14回アニメーション神戸賞」受賞者・受賞作
個人賞: 加藤 久仁生(監督)
特別賞: 雪室 俊一(脚本家)
作品賞・劇場部門: ウォーリー
作品賞・テレビ部門: 東のエデン
作品賞・ネットワーク部門: 涼宮ハルヒちゃんの憂鬱&にょろーん☆ちゅるやさん
主題歌賞: Don’t say “lazy”(歌:桜高軽音部)

"アニメーション神戸賞 「東のエデン」や「けいおん!」主題歌が受賞" »
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2009.08.28
賞/コンテスト ]
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 第5回吉祥寺アニメーション映画祭が10月12日に開催される。この吉祥寺アニメーション映画祭はアニメやマンガと縁のある吉祥寺で、吉祥寺近辺のアニメーションスタジオなどと共に創り上げる映画祭として定着してきている。
 第5回吉祥寺アニメーション映画祭では、作品を9月24日まで募集している。今年も審査員には、おなじみの編集家の竹熊健太郎氏、アニメ評論家の氷川竜介氏、アニメーション史研究家の津堅信之氏が務めている。
 また企業としては、スタジオ4℃やコアミックスのほか、昨年から新たに参加したスタジオディーン、ぴえろ、三鷹の森ジブリ美術館も引き続き審査に加わっている。

 前回グランプリを受賞したのは岩井澤健治氏の『福来町、トンネル路地の男』だった。『福来町、トンネル路地の男』は、実写を元に1コマ1コマ描きおろしたロトスコープを用いている作品である。『福来町、トンネル路地の男』は、このほか第6回インディーズアニメフェスタでグランプリ、デジタルクリエイターズコンペティション2008で銀の翼賞、東京ネットムービーフェスティバル2008で準グランプリなどを受賞している。
 吉祥寺アニメーション映画祭は、吉祥寺アニメワンダーランドの1イベントとしても開催されている。今年の吉祥寺アニメワンダーランドの会期は、10月3日から10月12日までとなっている。
【真狩祐志】

吉祥寺アニメーション映画祭 http://www.kichifes.jp/animation/

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第4回吉祥寺アニメーション映画祭 受賞作品発表

"第5回吉祥寺アニメーション映画祭10月12日開催 作品募集中" »
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賞/コンテスト ]
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 2007年に全米で放映されると若者たちに大きな支持を受けたアニメ『アフロサムライ』が、再び米国で大きな注目を受けている。
 2009年1月に米国の大手ケーブルチャンネル スパイクTVで放映された続編『アフロサムライ:レザレクション』(『Afro Samurai: Resurrection』)の美術部門でエミー賞を受賞した。

 『アフロサムライ』シリーズは、国内のアニメスタジオ GONZOが世界市場を狙って制作した大型アニメ作品として知られる。美術監督を務めた池田繁美さんが、アニメーション個人部門審査員賞(Juried award for Outstanding Individual Achievement in Animation)を受賞した。
 美術スタジオのアトリエムサで活躍する池田繁美さんは国内ではアニメ美術の実力派としてよく知られた存在だ。しかし、今回は『アフロサムライ:レザレクション』を通して、米国でもその高い芸術性が認められたかたちである。

 エミー賞は日本国でもよく知られるように、米国のテレビ作品を評価する賞の最高峰だ。テレビ界のアカデミー賞と評されることも多い。
 『アフロサムライ:レザレクション』は、既に発表されているクリエイティブアートエミ-賞(Creative Arts Emmy® Awards)作品賞長編アニメーション番組部門(Outstanding Animated Program for programming one hour or more)にもノミネートされており、有力作品の一角とされている。こちらの受賞作品は9月12日に発表される。こちらももし受賞となれば、日本のアニメ作品として快挙となる。

『AFRO SAMURAI: RESURRECTION』

【キャスト】
サミュエル・L・ジャクソン、ルーシー・リュー、マーク・ハミル

【スタッフ】
音楽: The RZA
原作: 岡崎能士
脚本: むとうやすゆき、Leo Chu、Eric Garcia、Josh Fialkov、Eric Calderon(英語版)
監督: 木﨑文智
キャャラクターデザイン: 飯島弘也
美術監督: 池田繁美
アニメーション制作: GONZO
製作: GONZO
GONZO 公式HP内作品情報 http://www.gonzo.co.jp/works/0905.html

"シリーズ第2弾 「アフロサムライ:レザレクション」がエミー賞受賞" »
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2009.08.17
賞/コンテスト ]
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 東京国際アニメフェア実行委員会は、2010年の東京アニメアワードの公募作品募集を10月12日から開始する。公募スタートを前に、募集要項を発表した。
 東京アニメアワードは、毎年春の大型イベントとして注目を集める東京国際アニメフェアの主要企画のひとつだ。ノミネート部門のよる商業作品のコンペティションと、応募作品による公募部門のコンペティションのふたつから構成されている。今年はノミネート部門のアニメーション・オブ・ザ・イヤー(グランプリ)を『崖の上のポニョ』が、公募部門はドイツのハイコ・ヴァン・デル・シェルムさんの『Descendants』がグランプリを獲得している。

 今回募集要項が発表になった公募部門の特長は、世界から新しい才能と人材発掘を行うことである。毎年、世界各国からハイレベルな作品が多数出品されている。2009年の応募総数は331、未来のクリエイターということもあり、およそ6割が学生によるものである。
 また、海外からの応募も多くなっており、半数以上にあたる190作品が海外からだった。その国籍は中国、ドイツ、カナダ、韓国、イギリス、米国など世界19ヶ国に及ぶ。

 応募は個人やグループ、企業などが制作した作品で、これまでテレビ、劇場、ビデオグラムで商業展開したことのないアニメーション作品である。10月12日から11月30日まで、インターネットで申し込み受付、作品の郵送受付を行う。
 応募された作品は審査委員会により審査され、2月以降に結果が発表される。審査の結果公募作品グランプリ、優秀賞(一般部門・学生部門)、特別賞、企業賞、東京アニメ文化賞などを選出する。
 受賞作品は、トロフィーや楯と副賞の賞金を授与され、また、アニメフェアの会場や様々なイベント、メディアで広く作品が紹介されるのも魅力となっている。詳しい内容は、東京国際アニメフェアの公式サイトで確認出来る。

東京国際アニメフェア2010 公式サイト http://www.tokyoanime.jp/ja/

"東京アニメアワード 2010年公募部門応募要項発表" »
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2009.08.16
賞/コンテスト ]
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 東京国際アニメフェア実行委員会は2010年3月に開催されるアニメフェアに向けて、第8回クリエイターズワールドの参加クリエイター募集を開始した。クリエイターズワールドは、次世代のクリエイター育成を目的に毎年アニメフェアの会場内に設けられている。
 若手クリエイターやアニメアワード受賞者などの才能豊かなクリエイターに個人ブースを無償で提供する。上映や企画展示などを通じて、国内外から訪れるアニメーション関係者に作品を紹介する。

 東京国際アニメフェア実行委員会によれば、2009年はクリエイターズワールドに参加した8組のアーティストに対して、ビジネス的に有効と判断されたものだけでも195社のアプローチがあったという。また、名刺交換枚数は976件のものぼった。クリエイターズワールドの参加が、大きなビジネスチャンスにつながっている。
 また、参加クリエイターは、公式パンフットやDVD、リーフレットの掲載などもあり、認知度の向上が大きく期待出来る。これまでのクリエイターズワールド参加者には、その後大きな活躍をしているグループ、クリエイターも数多い。ビジネスチャンスが大きいだけに、参加するための競争は今年もかなり激戦になりそうだ。

 応募者は日本国内に在住しアニメ制作を行っている個人、またはグループ、プロ・アマは問わないが、商業アニメーション制作の経験がある場合は10年未満であるか国内外のアニメーション作品コンペティション・コンクールなどでの受賞経歴があることを条件とする。
 さらに東京国際アニメフェア2010期間中、会場において自作のアニメーションのプレゼンテーションが出来ること、作品は新作であることが望ましいとしている。応募書類は10月30日までに実行委員会事務局必着で、選考結果は11月30日までに採用された応募者に直接連絡を行う。

東京国際アニメフェア2010 公式サイト http://www.tokyoanime.jp/ja/
クリエイターズワールド参加募集内容
http://www.tokyoanime.jp/ja/creators_world/2010entry

"東京国際アニメフェア 2010年クリエイターズワールド参加募集開始" »
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2009.08.13
賞/コンテスト ]
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 スイス・ロカルノで開催中のロカルノ国際映画祭で、細田守監督の最新作『サマーウォーズ』が8月12公式上映を行った。『サマーウォーズ』はアニメーション映画としては、初めてロカルノ国際映画祭のインターナショナル・コンペティションの出品されたこともあり、現地でも大きな関心を呼んでいる。
 上映に先立ちPalazzo Morettini行われた公式記者会見には、細田守監督とキャラクターデザインの貞本義行さんが出席したが、通常の3倍もの記者が詰めかける大盛況となった。今年のロカルノでは日本アニメーションの大特集が組まれアニメへの注目が増しているが、それを差し引いても破格の扱いと言っていいだろう。

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        (c) FOTOFESTIVAL / PEDRAZZINI

 公式上映にはメディアと一般観客およそ3000人が集まり、日本の最新アニメに見入っていた。満員の会場は途中で席を立つ人はおらず、映画終了後には、大勢の観客が立ち上がり熱狂的な拍手、スタンディングオベーションで映画を賞賛し、拍手が鳴り止むことがなかった。

 会場では細田守監督は、「日本ではすでに公開されていますが、海外では一番最初に皆さんに見ていただけるということで、非常に緊張しています。日本のサムライの末裔の家族の物語です。夏の家族アクション映画ですので、皆さん気楽に楽しんでください」と挨拶を行った。
 また貞本義行さんは、「今回のこの作品では、日本の普通の家族をモチーフにデザインしました。日本の普通の文化を知る上でも、楽しんで貰えれば光栄です」と語った。

 既に数多くのコンペティション作品が上映されているロカルノの会場だが、『サマーウォーズ』は今年の金豹賞(グランプリ)の有力候補に踊り出たと言って間違いないだろう。
 地元スイスの有力日刊紙ジュネーブ・トリビューンは、『サマーウォーズ』について「我々はこの独特で偉大なストーリーテーラーを十分言い表す形容詞を持たない。そこには伝統と近代性が共存している」と評する。そして、「息をつかすことのないシナリオ、詩的でユーモアに溢れており、金豹賞(Golden Leopard)の理想的な候補」と最大級の賛辞をおくっている。
 コンペティション部門受賞作品の発表は、スイス現地時間8月15日(日本時間16日未明)を予定している。日本作品ではこれまで、1970年に実相寺昭雄監督『無常』、2007年に小林政広監督の『愛の予感』が金豹賞を受賞している。

ロカルノ国際映画祭 http://jahia.pardo.ch/jahia/Jahia/home/lang/en

『サマーウォーズ』 公式サイト http://s-wars.jp/
8月1日(土)新宿バルト9、池袋HUMAXシネマズ、梅田ブルク7他全国ロードショー

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"ロカルノ国際映画祭 「サマーウォーズ」公式上映に絶賛の声" »
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2009.08.11
賞/コンテスト ]
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 10月14日から18日までカナダのオタワで開催されるオタワ国際アニメーションフェスティバルのコンペティションノミネート作品が発表された。
 今回は78の国と地域から2185作品のエントリーがあり、そのうち長編7作品と短編93作品が本選へと進む。日本からは長編1作品と短編1作品が選出された。

 長編は『マイマイ新子と千年の魔法』、短編は『ぴったんこ!』である。長編の『マイマイ新子と千年の魔法』はマッドハウスの制作で、片渕須直氏が監督・脚本を務めている。『マイマイ新子と千年の魔法』は11月21日から劇場公開されるが、最近では8月5日より始まったスイスのロカルノ国際映画祭でも上映されるなど早くも前評判の高い作品である。
 短編の『ぴったんこ!』は、空気(KOO-KI)の白川東一氏が制作した。空気は福岡にある映像制作スタジオである。近いところでは、代表の江口カン氏が演出したサガミオリジナル0.02のCM『LOVE DISTANCE』が、今年のカンヌ国際広告祭で金賞を受賞するなど、幅広い活躍を見せている。白川氏の『ぴったんこ!』は、国内では宮城・仙台アニメーショングランプリで優秀賞を受賞している。

 1976年から行われているオタワ国際アニメーションフェスティバルは北米最大級の映画祭として知られ、フランスのアヌシー、クロアチアのザグレブ、広島と並ぶ4大アニメーションフェスティバルの1つに位置している。そして米国アカデミー賞の公認映画祭の1つでもあるため、グランプリ受賞作品はアカデミー賞のノミネート候補となる。
 最近では、2007年に山村浩二氏の『カフカ 田舎医者』が短編でグランプリを受賞している。また昨年は、日本から若手の久保亜美香氏が本選の審査委員の1人となったことでも注目された。
【真狩祐志】

オタワ国際アニメーションフェスティバル http://ottawa.awn.com/

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地元・防府で 『マイマイ新子と千年の魔法』特別先行試写

"オタワ国際アニメフェス 「マイマイ新子」などが入選" »
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2009.08.10
賞/コンテスト ]
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 8月5日からスイス南部のロカルノで、ロカルノ国際映画祭(The Locarno Film Festival)が始まった。今年の映画祭は日本アニメーションを集中して取り上げる「Manga Impact」もあり、日本アニメに大きな関心が集まっている。
 そうしたなか映画祭は、日本の監督富野由悠季氏に名誉豹賞(Leopard in Honour)を贈ることを発表した。8月10日夜9時半から行われる『劇場版 機動戦士ガンダム』の上映後、イタリアの映画監督で俳優でもあるマウリツィオ・ニケッティ氏がトロフィーを授与する予定だ。

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           © FOTOFESTIVAL / DAULTE

 ロカルノは富野監督を、ロボットの登場するアニメーションに激しい感情とドラマを盛り込むことでそれまで見られなかったような革命を引き起したと評している。富野監督は2006年には、米国のシカゴ国際映画祭でも特別功労賞を受賞している。海外では子ども向けと見られがちなロボットアニメの映像的な評価の高まりを感じさせるものだ。
 名誉豹賞は映画界に貢献のあった監督に対し毎年贈られる。これまでにジャン=リュック・ゴダールやベルナルド・ベルトルッチ、テリー・ギリアムといった名だたる監督が受賞をしてきた。8月6日には、同じく日本のアニメ監督である高畑勲氏も名誉豹賞を受賞している。

 一方、ロカルノ国際映画祭の会場では、「Manga Impact」のほかにもインターナショナルコンペテイションの『サマーウォーズ』、フィルムメーカーズ・オブ・プレゼント・コンペティションの『宮本武蔵 -双剣に馳せる夢-』、そして今回『劇場版 機動戦士ガンダム』が上映されるマンガナイトと日本アニメが目白押しである。
 なかでも注目を集めているのが『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール アルセウス 超克の時空へ』だ。現地には湯山邦彦監督や主題歌を担当する中川翔子さんも姿を見せている。世界的なブームを巻き起こしたポケモンの最新映画のヨーロッパでの紹介となる。

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           © FOTOFESTIVAL / DAULTE

 『アルセウス 超克の時空へ』が上映されるのは、最新の映画文化の動向を追う「Ici et Ailleurs」部門の中にある「Anime Now」である。ここではさらに『コードギアス 反逆ルルーシュ』、テレビ『天元突破グレンラガン』、『マイマイ新子と千年の魔法』、『ONE PIECEエピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜』、『劇場版天元突破グレンラガン 螺旋篇』の上映も行っている。

ロカルノ国際映画祭(The Locarno Film Festival)
http://www.pardo.ch/jahia/Jahia/home/lang/en

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高畑勲監督 ロカルノ国際映画祭で名誉豹賞受賞

"ロカルノ国際映画祭 富野監督に名誉豹賞 ポケモンも登場" »
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2009.08.09
賞/コンテスト ]
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 社団法人デジタルメディア協会は、第14回AMD Award企画部門賞に応募20作の中から5作品の採択を決定した。
 AMD Award企画部門賞は、コンテンツのマルチユースを前提とした作品企画の創造インセンティブの向上を目指すものである。

 採択された企画のうちアニメ作品がふたつ含まれている。ひとつはシュガーカンパニーによる短編アニメ 『サクラエビ』、もうひとつは東北新社の『P!コケッコー』である。
 シュガーカンパニーは、キャラクターの企画・開発やウェブ関連の制作事業を手がける会社である。『サクラエビ』は既に短編アニメとして発表されており、これまで様々な賞を受賞している。『P!コケッコー』はテレビアニメで映像制作の大手東北新社が提案をしており、今後の展開が期待される。

 デジタルメディア協会は総務省系の社団法人で、毎年メディア・コンテンツ関連の優秀作品を顕彰するデジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー/ AMD Awardで知られている。
 また、eAT金沢や、アニメーション神戸、東京コンテンツマーケット、NAB東京セッションなどの特別協力や後援を行うなど映像やアニメーション関連の振興活動も行う。

 AMD Award企画部門では既に発表された作品でなく、今後マルチユース展開を目指す作品を採択している。自ら製作資金調達とリスクを負担することを前提に、番組内容、マルチユース計画、製作費の自己調達及び資金回収計画などの観点から評価を行う。
 採択された企画には、大手企業の番組スポンサーや製作出資、放送メディア、通信会社による放送展開などの協力体制が敷かれる。応募者にとっては、番組製作後の作品展開が広がるのが魅力となっている。

第14回AMD Award 公式サイト http://www.amd.or.jp/

【AMDアワード マルチユース企画公募採択作品】

■ シュガーカンパニー 『サクラエビ』 (短編アニメ)
■ ディーライツ  『ミロクローゼ』 (劇映画)
■ テレコムスタッフ  『CG曼荼羅 新・カイタイ新書』 アート・アンタテインメント
■ 東北新社  『P!コケッコー』 (テレビアニメ)
■ 博報堂DYメディアパートナーズ  『下町モラトリアム(仮)』 (ミニ番組)

"AMDアワード マルチユース企画に5作品採択" »
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2009.08.07
賞/コンテスト ]
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 8月5日からスイスで始まったロカルノ国際映画祭で、日本のアニメ監督である高畑勲氏が名誉豹賞を受賞した。これは高畑監督の長年の映画界に対する功績を讃えたものである。
 8月6日の夜に、映画祭の象徴でもあるピアッア・グランデで、アニメーション監督のミッシェル・オスロ氏から豹のかたちをした受賞トロフィーが手渡された。ミッシャエル・オスロ監督は、『キリクと魔女』や『アズールとアスマール』などの作品の監督として名高い。

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         © FOTOFESTIVAL / DAULTE

 名誉豹賞は1989年より、長年映画界に貢献してきた特に重要な映画監督に贈られている。ロカルノが国際的に注目度の高い映画祭ということもあり、これまでの受賞者にはジャン=リュック・ゴダールやベルナルド・ベルトルッチ、テリー・ギリアムと言った世界の巨匠たちが名前を連ねる。

 高畑監督は日本を代表するアニメ監督の一人。映画作品では『じゃりン子チエ』、『火垂るの墓』、『平成狸合戦ぽんぽこ』などの代表作がある。
 アニメのキャリアを東映動画(現東映アニメーション)でスタート、『太陽の王子 ホルスの大冒険』の演出に携わった。その後、日本のテレビアニメの代表作となった『アルプスの少女』など制作し、スタジオジブリの設立に参加した。現在は宮崎駿監督と伴に、スタジオジブリを支えている。

 今回は、ロカルノ国際映画祭が日本アニメを特集する「Manga Impact」に合わせて、スイスを訪れていた。
 受賞式の夜には『平成狸合戦ぽんぽこ』が上映されたほか、『火垂るの墓』や『太陽の王子 ホルスの大冒険』も期間中に上映される予定である。また、8月7日にはミッシェル・オスロ監督との公開シンポジウムも予定している。

 ロカルノ国際映画祭の「Manga Impact」は、海外で開催される日本アニメーションの特集企画としては過去最大規模のものである。
 高畑勲監督のほか、コンペティション部門に『サマーウォーズ』を出品する細田守監督や富野由悠季監督、山賀博之監督、板野一郎監督、小池健監督など多数の日本アニメ関係者が参加している。

ロカルノ国際映画祭(The Locarno Film Festival)
http://www.pardo.ch/jahia/Jahia/home/lang/en

"高畑勲監督 ロカルノ国際映画祭で名誉豹賞受賞" »
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2009.07.30
賞/コンテスト ]
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 第4回札幌国際短編映画祭のコンペティション「SAPPOROショートフェスト2009」のノミネート作品が公開された。札幌国際短編映画祭は2006年より札幌市などの主催で行われている。
 前身はショートショートフィルムフェスティバル&アジアの国内ツアー開催地の1つであった。初回より独自に募集を開始し、国内外から広く作品を集めることに成功した。今年の会期は10月14日から18日となっている。

 今回もアニメーション作品が多く見られる。海外作品部門には、合田経郎氏の『まくまくんのかいがいりょこう』、仁藤潤氏の『Jiro and Miu』、秋元きつね氏の『YANS! GANS!』などがある。
 合田氏の『まくまくんのかいがいりょこう』は、NHKのみんなのうた『ぼくはくま』で登場したキャラクター「まくまくん」が登場する続編である。仁藤氏の『Jiro and Miu』は、東京国際アニメフェア2008の第7回東京アニメアワード公募部門のTOKYO MX賞などを受賞している。秋元氏はスクウェア・エニックスのゲーム『せがれいじり』などで知られる。

 国内作品部門には、ダイノサトウ氏の『カエルのタネ』、高橋由紀子氏の『Round Road』、泉原昭人氏の『赤い森の歌』、ピコグラフの『テイルエンダーズ』、木村卓氏の『KUDAN』、宇木敦哉氏の『センコロール』などがある。
 泉原氏の『赤い森の歌』は、東京国際アニメフェア2009の第8回東京アニメアワード公募部門で一般・優秀賞を受賞している。木村氏の『KUDAN』は、第12回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で優秀賞などを受賞している。

 宇木氏の『センコロール』は、8月22日に東京と大阪で劇場公開される作品だ。『センコロール』は、ピコグラフの『テイルエンダーズ』とともに動画革命東京の支援を受けて制作されてきた。いずれも地元での上映は初になるので注目される。

 フィルムメーカー部門には横須賀令子氏と神風動画が選ばれている。横須賀氏は『GAKI 琵琶法師』などの墨絵作品などで知られている。神風動画は、最近はスクウェア・エニックスのゲーム『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』のオープニングや幕間のムービー制作などを行っているスタジオであるが、今年はオリジナル作品の『アマナツ』と『The Last Piece』も発表した。
【真狩祐志】

札幌国際短編映画祭 http://sapporoshortfest.jp/

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SAPPOROショートフェスト2008 AWARD受賞作品決定

"第4回札幌国際短編映画祭 オフィシャルセレクション決定" »
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2009.07.27
賞/コンテスト ]
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 7月25日と26日、北沢タウンホールで第1回下北沢映画祭が開催された。下北沢映画祭は、インディペンデント作品を中心に紹介する映画祭である。昨年より数度のプレイベントを開催してきた。今回が初めて正式なイベントである。
 クリエイティブを生むカルチャーを生む土壌のある下北沢で映画祭を開催することで、埋もれた映像クリエイターの才能の発掘や育成、映像に携わる人々の裾野を広げることを目的としている。

 7月26日の午前中は、第81回アカデミー賞短編アニメーション部門で受賞した加藤久仁生氏の『つみきのいえ』などが上映された。また、同日午後にはコンペティション部門の作品上映が行われた。
 そして、グランプリ作品に、植草航氏の『向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった』が決定した。準グランプリは中平悠里氏の『Hansel's Moon Town』、柴田哲平氏の『M.O.K』となっている。

 植草氏の同作品は、第359回デジタル・スタジアムでベストセレクション入り、ASK映像祭2009で西村智弘賞となっている。すでに様々な場所で評価を得ている。
 また植草氏は、昨年はNHKで放送されていた星新一ショートショートで『薬と夢』も制作している。こちらも、着実に実績を築きつつある。

 コンペティション部門全9作品中には、アニメーション作品のノミネートが多く見られた。グランプリとなった植草氏の『向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった』、中村智道氏の『蟻』、澤田裕太郎氏の『奴との遭遇』、倉田愛実氏の『シェルター』などである。
 準グランプリを受賞した中平氏の『Hansel's Moon Town』にも、アニメーションが取り入れられている。インディペンデントの映像作品のなかにおけるアニメーション作品の勢いを感じさせるものとなっている。
【真狩祐志】

下北沢映画祭 http://shimokitafilm.com/

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"第1回下北沢映画祭 グランプリにアニメーション作品" »
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2009.07.24
賞/コンテスト ]
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 財団法人デジタルコンテンツ協会は、デジタルクリエイターズコンペティション2009の作品を募集している。応募の締め切りは8月7日で、10月に開催するデジタルコンテンツエキスポの会期中に授賞式
を予定している。

 デジタルクリエイターズコンペティションは、コンテンツ産業の活性化や国際競争力強化を目的として2004年から実施している。これまで次代を担うクリエイターを発掘し、コンテンツ制作業界での活躍を支援してきた。
 過去の受賞者の最近のトピックの1つとして、6月18日にコミックス・ウェーブ・フィルムとブロスタTVが企画した『Peeping Life』のDVDが発売されている。『Peeping Life』を制作した森りょういち氏は、2006年に『EACH LIFE ~チーズケーキ~』で優秀賞を受賞している。

 また、デジタルクリエイターズコンペティションの受賞者だけでなく、全応募者を対象として選抜する経済産業省のクリエイター人材育成支援事業研修プログラムも実施されている。
 そのうちの1つ、クリエイターフォローアッププログラムでは、作品の新規制作や応募作品のブラッシュアップを行っている。例年東京国際アニメフェアの財団法人デジタルコンテンツ協会ブースで成果が発表されている。

        dcaj09.jpg

 前回のデジタルクリエイターズコンペティション2008で『ALGOL』が金の翼賞だった岡本憲昭氏は『monologue』、『福来町、トンネル路地の男』で銀の翼賞だった岩井澤健治氏は『嘆きのアイスキャンディー』を新規に制作した。
 一方、竹内良貴氏の『まよなかのいちご』や長尾武奈氏の『チェーンソー・メイド』などのブラッシュアップが行われた。竹内氏の『まよなかのいちご』は、昨年の第12回広島国際アニメーションフェスティバルにノミネート、長尾氏の『チェーンソー・メイド』は、今年のアヌシー国際アニメーションフェスティバル短編部門にノミネートされた作品である。
【真狩祐志】

財団法人デジタルコンテンツ協会 http://www.dcaj.org/

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デジタルクリエイターズコンペティション2008 贈賞式開催

"DCAJ デジタルクリエイターズコンペティションの作品募集" »
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2009.07.21
賞/コンテスト ]
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 7月25日と26日の両日、北沢タウンホールで第1回下北沢映画祭が開催される。下北沢映画祭は、昨年より数度のプレイベントを開催してきた。今回、初めて正式なイベントとして幕を揚げる。

 昨年6月の下北沢映画祭0.3では、『焼魚の唄』や『電信柱のお母さん』などの短編アニメーションで知られる坂元友介氏が特集されていた。
 また、そのコンペティションでは、長尾武奈氏の『チェーンソー・メイド』や岩井澤健治氏の『福来町、トンネル路地の男』などがノミネートされている。
 長尾氏の『チェーンソー・メイド』は、今年のアヌシー国際アニメーションフェスティバル短編部門にノミネートなど、岩井澤氏の『福来町、トンネル路地の男』は、第6回インディーズアニメフェスタでグランプリ
<三鷹賞>やデジタルクリエイターズコンペティション2008で銀の翼賞などとなっている。

 今回、第1回下北沢映画祭でノミネートされたのは6作品である。そのうち5作品がアニメーション作品となった。
 中村智道氏の『蟻』、澤田裕太郎氏の『奴との遭遇』、倉田愛実氏の『シェルター』、中平悠里氏の『Hansel's Moon Town』、植草航氏の『向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった』である。

 澤田氏の『奴との遭遇』は、2009ひめじ国際短編映画祭にノミネートなど、倉田氏の『シェルター』は、2008ひめじ国際短編映画祭でグランプリなど、植草氏の『向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった』は、ASK映像祭2009で西村智弘賞などとなっている。
 このほか審査の対象となっている作品には、柴田哲平氏の『M.O.K』など3作品がある。これらは、下北沢映画祭0.8でノミネートされていた中から選出された作品だ。

 コンペティション部門の作品上映が行われるのは、会期2日目の26日である。26日の午前中は、第81回アカデミー賞短編アニメーション部門で受賞した加藤久仁生氏の『つみきのいえ』の特別上映も行われる。
 加藤氏の『つみきのいえ』は、7月31日と8月1日の両日に開催される2009ひめじ国際短編映画祭でも上映される。『つみきのいえ』は、昨年も同映画祭で上映されていた。
【真狩祐志】

下北沢映画祭 http://shimokitafilm.com/

"第1回下北沢映画祭開催  「つみきのいえ」の特別上映なども" »
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2009.07.18
賞/コンテスト ]
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 Live2Dは誰でも手描き感覚で3D映像を制作出来ることを目指して開発された次世代のソフトウェアである。立体的な映像表現は、これまで高度な3D技術を持った専門家によって制作されてきた。
 ところが Live2Dでは、2Dイラストなどを拡張することで、立体的な映像作成することが出来る。3D映像表現に新たな可能性を与えるものとして、広く注目されている。

 このLive2Dを開発したサイバーノイズは、ソフトウェアを利用した新たな映像表現を拡大することを目指してLive2D 作品コンテストを開催している。
 今回のコンテストは募集テーマを1)動物、2)水面、浜、海中などの水関連、3)ビジネス向け素材、4)爆発といった4つ分けている。様々なテーマを設けることで、多様な映像表現を期待している。応募された作品のうち優秀な作品に、最大で10万円の賞金が与えられる。

 募集は7月1日より始まっており、7月28日までメールにて受け付ける。「Live2D」は絵を描ける人であれば、イラストを描く感覚で利用出来る。これまで未経験であっても、これを機にソフトウェアを手に取ってみるのも面白いかもしれない。
 生まれたばかりのソフトだけに、利用方法も未知数だ。コンテストをきっかけに新たな活用方法が広がりそうだ。

サイバーノイズ http://www.cybernoids.com/
Live2D  http://www.live2d.jp/

『Live2D 作品コンテスト』
http://www.live2d.jp/campaign/contest1/
締切: 2009 年7 月28 日(火)
*応募の詳細は上記サイトにて確認ください。

"手描き感覚の立体アニメーションソフト Live2Dが作品コンテンスト" »
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2009.07.16
賞/コンテスト ]
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 7月16日、世界で有数の歴史を持つロカルノ国際映画祭(The Locarno Film Festival)が、8月5日から始まる映画祭のコンペティション作品と公式出品作品を発表した。
 このうち国際コンペティション18作品の中に、日本から2本の映画が選ばれた。そのひとつは細田守監督のアニメ映画『サマーウォーズ』である。日本のアニメ映画がロカルノの国際コンペティションに出品されるのは、今回が初めてである。もう1本は2007年に『愛の予感』で金豹賞を受賞した小林政広監督の新作である。

 『サマーウォーズ』は2006年に『時をかける少女』で国内外の多くの映画賞に輝いた細田守監督の最新作、『時をかける少女』に続きマッドハウスが制作手掛け、主要スタッフも前作を引き継ぐ。
 日本では8月1日から劇場公開されるが、既に試写会を観た観客から高い評価の声が挙がっている。『時をかける少女』はシッチェス・カタロニア国際映画祭のアニメーション部門最優秀長編賞やアヌシー国際アニメーション映画祭の長編映画部門特別賞を受賞している。今回のロカルノは実写映画も交えた場だけに、『サマーウォーズ』のロカルノでの活躍に注目だ。

 マッドハウスの作品では、小池健監督の『REDLINE』も目玉となる。映画祭のメイン会場である野外劇場ピアッザ・グランデで、世界プレミアが行われる。作品はスタイリッシュなキャラクターと映像で仕上げられたカーレースを舞台としたもの。今年の東京国際アニメフェア2009でもトレーラーが紹介され注目された。
 『REDLINE』は6月に行なわれたアヌシー国際アニメーション映画祭で長編アニメーション部門の公式作品に選ばれたが、映画の完成の遅れから出品が取り下げられていた。今回あらためてロカルノが世界初公開の場に選ばれた。

 ロカルノはカンヌやベルリンと並び称される国際映画祭だが、両映画祭に較べて新しい映画のトレンドを捉えることにより熱心と言われている。新しい映画の潮流が生まれる場所である。
 さら日本の作品、アニメーション映画に関心の深い国際映画祭として知られている。今年は特にマンガインパクト(MANGA IMPACT)と題した、日本のアニメ、マンガの大型特集企画も決まっている。このため例年に増して日本アニメの上映が多くなっている。

 ピアッザ・グランデでは『REDLINE』以外に高畑勲監督の『平成狸合戦ぽんぽこ』が上映されるほか、FILMMAKERS OF THE PRESENT COMPETITIONには西久保瑞穂監督『宮本武蔵―双剣に馳せる夢―』が公式出品される。
 さらにピアッザ・グランデの深夜特別企画「PIAZZA GRANDE MANGA NIGHT」として、富野善幸(現由悠季)監督の『機動戦士ガンダム』、加藤久仁生監督の『つみきのいえ』、先日モスクワ国際映画祭でコメルサント賞を受賞した『First Squad The Moment Of Truth』の3本が上映される。

ロカルノ国際映画祭(The Locarno Film Festival)
http://www.pardo.ch/jahia/Jahia/home/lang/en

"ロカルノ映画祭「サマーウォーズ」国際コンペ「REDLINE」世界プレミア" »
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2009.07.13
賞/コンテスト ]
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 アニメーション神戸は、日本のアニメーション文化の振興とデジタル技術の融合促進を目指して1996年から開催されている。アニメーション作品やクリエイターを顕彰する賞では、国内でも有数の歴史を誇る歴史を持つアニメーション神戸賞を主催する。
 また、Webアニメコンテストやデジタル・クリエーターズ・コンテスト、実践型ワークショップなど、人材育成と若い才能の発掘にも力を入れている。国内でも注目の高いアニメーションイベントである。
 
 そうした人材発掘・育成の一環として、第14回アニメーション神戸は今年4月14日から5月15日まで、ロゴタイプとキャラクターの募集を行っていた。ロゴタイプの募集は今年7回目、キャラクターの募集は今年5回目である。アニメーション神戸でおなじみのコンテストである。
 このほどこの審査結果がアニメーション神戸実行委員会から発表された。応募総数87作品から選ばれたロゴタイプは、名古屋市在住の秋田幸平さんの作品である。KOBEの文字をシャープな中にも柔らかみのある線でほのぼの感を出し、一文字ずつ色を変えることによりアニメーションの持つ明るさ、楽しさを表現したという。

 キャラクターは、やはり名古屋市在住の石田秀雄さんの「アニメニアくん」に決定した。アニメニアくんは、世界を表す球体の身体に、デジタルアニメーションの輪を広げていくたすきをかけ、神戸を象徴する神戸港とポートタワーのシルクハットをかぶり、神戸発のアニメーションイベントをアピールする。
 また、同時に募集されていた今後も毎年継続利用する、公式ロゴタイプと公式キャラクターは該当なしとなった。今回の作品は、第14回アニメーション神戸のロゴタイプ、キャラクターとして使用される。

 アニメーション神戸は、今後もデジタル・クリエーターズ・コンテストやWEBアニメコンテスト、実践型ワークショップ、神戸子どもアニメーター教室、第10回DG展 各校合同巡覧展などのイベントを行う。
 10月14日に行われる第14回アニメーション神戸 授賞式が、イベントクライマックスとなる。

アニメーション神戸 http://www.anime-kobe.jp/

ロゴタイプ
作者: 秋田幸平(名古屋市昭和区)
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キャラクター
作者: 石田秀雄(名古屋市千種区)
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"第14回アニメーション神戸 ロゴタイプ・キャラクター決定" »
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2009.07.07
賞/コンテスト ]
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 今年も第9回飛騨国際メルヘンアニメ映像祭が12月5日、6日に開催される。同映像祭のプログラムの1つである第8回メルヘンアニメ・コンテストが作品の募集を開始した。
 この飛騨国際メルヘンアニメ映像祭は、産業や文化の側面からデジタル・コンテンツを中心として地域の活性化につなげる一環として、2002年より岐阜県高山市で行われてきた。昨年は、放送から30周年となった『赤毛のアン』やアニメーション化から30周年となった『銀河鉄道999』の上映、岡本忠成氏の作品上映や作中で使用した人形の展示などが行われた。

 前回メルヘンアニメ・コンテストで最優秀作品賞を受賞したのは、加藤久仁生氏の『つみきのいえ』だった。加藤氏は2004年の第2回に『或る旅人の日記』でも最優秀作品賞を受賞している。『つみきのいえ』は、今年、第81回アカデミー賞の短編アニメーション部門で受賞したことで一躍知られるようになった。
 アカデミー賞での受賞を受けて、飛騨国際メルヘンアニメ映像祭の会場である飛騨・世界生活文化センターでは、『つみきのいえ』を含む第7回メルヘンアニメ・コンテストの受賞作品を再上映した。
 また優秀作品賞は奥田昌輝氏らの『オーケストラ』だった。『オーケストラ』は、東京国際アニメフェア2009の第8回東京アニメアワード公募部門に入選、今年のアヌシー国際アニメーションフェスティバル学生部門にもノミネートされている。

 第8回メルヘンアニメ・コンテストの応募締め切りは9月7日である。一方、同時に募集している2009パラパラアニメコンテストの締め切りは7月31日となる。
【真狩祐志】

飛騨国際メルヘンアニメ映像祭 http://www.hida-anime.jp/

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第7回メルヘンアニメ・コンテスト 最優秀作品賞「つみきのいえ」

"飛騨のメルヘンアニメ・コンテスト今年も開催 作品募集開始" »
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2009.07.06
賞/コンテスト ]
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 7月5日、第4回那須国際短編映画祭が閉幕した。同映画祭で作品を公募していた那須アワード2009の受賞作品も発表された。
 石上裕規氏らが制作した『印鑑検査工場』が優秀賞、小岩洋貴氏が制作した『ねずみとり』が観客賞と、いずれもアニメーション作品が受賞した。

 優秀賞の『印鑑検査工場』は、デジタルクリエイターズコンペティション2008で銀の翼賞、第14回学生CGコンテストで佳作、東京国際アニメフェア2009の第8回東京アニメアワード公募部門入選など、これまでも高い評価を得てきている。

 那須アワードにおける賞体系は優秀賞と観客賞の2点であり、優秀賞が最高賞のグランプリに相当する。昨年は鈴木専氏の『レッツゴー番長デッドオアアライブ完全版』が優秀賞を受賞しており、アニメーション作品の優秀賞受賞が2年連続となった。
 昨年優秀賞を受賞した『レッツゴー番長デッドオアアライブ完全版』は、東京国際アニメフェア2006の第5回東京アニメアワード公募部門で特別賞、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2007の短編部門で最優秀作品賞などとなっている。

 那須国際短編映画祭は、ショートショートフィルムフェスティバル&アジアのナショナルツアー開催地を前身として2006年から始まった。
 那須アワードは2007年から開始されており、過去にはアニメーション作品も少なからずノミネートされている。2007年は杉田崇氏のアニメーション作品『とべないトリ』が観客賞を受賞している。
【真狩祐志】

那須国際短編映画祭 http://www.nasu-filmfest.jp/

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那須国際短編映画祭開幕 ノミネートの半数アニメーション作品に

"第4回那須国際短編映画祭 「印鑑検査工場」が優秀賞受賞" »
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2009.07.05
賞/コンテスト ]
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scg2009701.jpg 次世代を担う若い才能の発掘とその作品を広く紹介する学生CGコンテストが、今年も開催される。コンテストは学生により制作されたCG映像、アニメーション、実写映画、デジタルインタラクティブ作品を対象としており、昨年の応募作品数は1000点を超えた。
 コンテストは1995年から毎年CG-ARTS協会主催で開催されており、文化庁メディア芸術祭とも連動している。

 過去15年の受賞者は、これまでに274名に達している。近年は受賞者の受賞後の活躍も目立ち、受賞作品展をきっかけに商品化や海外に招聘されるケースなども増えている。コンテストの目指す若い才能の発掘に大きな力を発揮している。
 国立新美術館で開催される受賞作品展の来場者数も昨年は5万5000人を超えるなど、高い関心が持たれているコンテストでもある。CG分野の若手登竜門と言える存在だ。

 CG-ARTS協会は、2008年の第15回学生CGコンテストの作品募集を7月3日に開始した。募集部門は、これまでと同じく静止画部門、動画部門、インタラクティブ部門の3つである。グラフィックスや写真、映像、アニメーション、インタラクティブアート、ウェブ、ゲームなど、幅広いデジタル作品が対象となっている。
 また今回から新しい試みとして娯楽性の高い作品を対象としたエンターテインメント賞、今後の活躍が期待される作家の作品に与える奨励賞を新たに設ける。作品や作家のビジネス化を視野に入れた試みと考えられる。

 応募は7月3日から既に開始しており、9月15日まで受付ける。来年2月に国立新美術館で文化庁メディア芸術祭と連動した受賞作品展が開催される。

第15回 学生CGコンテスト http://www.cgarts.or.jp/scg/

応募期間: 2009年7月3日~9月15日必着
応募部門:
静止画部門/動画部門/インタラクティブ部門
応募料: 無料
応募資格: 学生であること。社会人学生、2009年3月卒業の卒制作作品などは対象。
各賞:
最優秀賞/優秀賞/エンターテインメント賞/奨励賞
主催: CGG-ARTS協会(財団法人 画像情報教育振興協会)

"学生CGコンテスト今年も開催 作品募集を開始" »
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2009.07.04
賞/コンテスト ]
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 7月4日、栃木県那須塩原にて開催された第48回日本SF大会(T‐con2009)会場にて、2009年の星雲賞の発表が行なわれた。星雲賞は昨年1月1日から12月31日の間に発表された中から最も優れた作品を、日本SF大会参加者の投票によって選び出す。
 日本SFファングループ連合会議が実施するもので、日本長編部門、海外長編部門、日本短編部門、海外短編部門、メディア部門、コミック部門、アート部門、ノンフィクション部門、自由部門の9つの部門から構成されている。日本のSF関連の賞では、最もよく知られたもののひとつである。

 2009年は、日本長編部門を伊藤計劃さんの『ハーモニー』(早川書房)が見事受賞した。作品は健康第一主義、完全な医療経済が実現した未来の世界を舞台にした意欲作である。
 受賞した伊藤計劃さんは、今年3月20日に、34歳の若さににして逝去した異才である。2007年に『虐殺器官』でデビューしたばかりであった。星雲賞の受賞で、あらためて豊かな才能の早世を惜しむことになった。
 また、日本短編部門は、野尻抱介さんの『南極点のピアピア動画』(早川書房)が選ばれた。昨年の『沈黙のフライバイ』に続く日本短編部門連続受賞となる。
 野尻抱介さんは2000年の『太陽の簒奪者』(日本短編部門)、2002年に『ふわふわの泉』(日本長編部門)、2003年に『太陽の簒奪者』(長編版)(日本長編部門)、2007年には『大風呂敷と蜘蛛の糸』(日本短編部門)を受賞している。2000年代の日本SF界を代表する作家であることを強く印象づける。

 過去にアニメ作品や特撮作品が数多く選ばれてきたメディア部門は、『マクロスFrontier』が選ばれた。昨年の『電脳コイル』、一昨年の『時をかける少女』に続くアニメからの受賞である。
 『マクロスFrontier』は、2008年から2009年までテレビ放映された話題作である。マクロスシリーズの最新作として総監督河森正治さんのもと、アニメスタジオのサテライトが制作した。これまでのシリーズと同様に、未来の宇宙を舞台に歌と戦い、そして三角関係が物語の中心に据えられる。菅野よう子さんによる音楽も話題で、2008年の大ヒット作となった。既に劇場制作も進んでおり、今年11月に第1弾が公開される。

 コミック部門は、最終第14巻が2008年2月に発売された内藤泰弘さんによる『トライガンマキシマム』 (少年画報社)である。未来の宇宙を舞台に活躍する賞金首 ヴァッシュを中心に繰り広げる作品は、国内外で大人気である。今回は高い人気と評価を裏付ける結果となった。
 『トライガン』は1998年にアニメ化されているが、こちらも現在劇場版『TRIGUN THE MOVIE』を制作中である。大きな話題が重なることになる。

 このほか海外作品では、長編部門をロバート・チャールズ・ウィルスンさんの『時間封鎖』 (東京創元社/翻訳者 茂木健)、短編部門をテッド・チャンさんの『商人と錬金術師の門』 (早川書房/翻訳者 大森望)が選ばれている。
 アート部門は昨年に引き続き加藤直之さん、ノンフィクション部門は小松左京さん監修により日本SF作家クラブが著作、翻訳、編集を行なう『世界のSFがやって来た!! ニッポンコン・ファイル2007』 (角川春樹事務所)となった。毎年ジャンルにとらわれない作品を選び出す自由部門は、今年は受賞作無しだった。

日本SFファングループ連合会議 http://www.sf-fan.gr.jp/

2009年星雲賞 

【日本長編部門】
『ハーモニー』  (早川書房)
著者 伊藤計劃

【日本短編部門】
『南極点のピアピア動画』  (早川書房)
著者 野尻抱介

【海外長編部門】
『時間封鎖』 (東京創元社)
著者 ロバート・チャールズ・ウィルスン
翻訳 茂木健

【海外短編部門】
『商人と錬金術師の門』 (早川書房)
著者 テッド・チャン
翻訳 大森望

【メディア部門】
『マクロスFrontier』
受賞者
河森正治(総監督)/株式会社サテライト(制作会社)

【コミック部門】
『トライガンマキシマム』 (少年画報社)
著者 内藤泰弘

【アート部門】
加藤直之

【ノンフィクション部門】
『世界のSFがやって来た!! ニッポンコン・ファイル2007』 (角川春樹事務所)
著者/翻訳 編集 日本SF作家クラブ
監修 小松左京

【自由部門】
受賞作無し

"2009年星雲賞 故伊藤計劃氏「ハーモニー」や「マクロスF」など" »
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賞/コンテスト ]
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 AGIAGRAPH2009は、CGアートギャラリー公募展示部門において8月10日まで作品を募集している。
 AGIAGRAPHは、自身もクリエイターである喜多見康氏を代表とした総合イベントである。日本を含むアジアの第一線の研究者やクリエイターが集い、学術・芸術・展示が一体化されたイベントとして2004年から開催されてきた。

 またAGIAGRAPHは、2007年より開始されたJAPAN国際コンテンツフェスティバル(コ・フェスタ)の1イベントとなった。さらに昨年からは、同じコ・フェスタのイベントとして初開催されたデジタルコンテンツエキスポのカテゴリーのひとつとなっている。
 昨年のデジタルコンテンツエキスポの会場では3-D(立体視)やAR(拡張現実)などの展示が行なわれた。このほか、6月25日に公式サイトが開設された「うるまでるびデラックス」でベータ版の利用が開始された「うるまでるびペイント」や、7月3日より放送が開始された『化物語』のキャラクター原案を担当したVOFAN氏などのシンポジウムが行われている。

 AGIAGRAPHは、今年も引き続きデジタルコンテンツエキスポ内のイベントとして開催される。今年の会期は10月22日から25日が予定している。
 CGアートギャラリー公募展示部門は昨年と同じく4部門で募集が行われている。静止画を対象としたCGアート作品公募部門、アニメーションを対象とした動画(アニメーション)作品公募部門、 学生(25歳以下)を対象としたアニメーション作品公募部門、中学生以下を対象として静止画や動画を募集するこどもCGコンテスト部門である。締め切りは8月10日となっている。
【真狩祐志】

AGIAGRAPH http://www.asiagraph.jp/

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"AGIAGRAPH2009 アニメーションなどCG作品を募集" »
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2009.06.28
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 6月27日、第4回那須国際短編映画祭が開幕した。那須国際短編映画祭は栃木県の那須高原一帯で開催される。
 2006年から昨年までの3回は、東京の原宿・表参道を中心にして行われているショートショートフィルムフェスティバル&アジアの国内ツアー開催地の1つであったが、今回より独立して行なわれることになった。

 映画祭では、ショートショートフィルムフェスティバル&アジアの作品のほか、那須アワード2009の作品上映もされる。那須アワードは、ショートショートフィルムフェスティバル&アジアとは別枠で作品を募集したものである。
 今回那須アワード2009には149作品の応募があり、21作品がノミネートされた。そのうちアニメーションは13作品と半数を占めている。
 石上裕規氏らの『印鑑検査工場』や岩井澤健治氏の『福来町、トンネル路地の男』、中田彩郁氏の『コルネリス』、青木純氏の『スペースネコシアター』など、デジタルクリエイターズコンペティションや東京国際アニメフェア、インディーズアニメフェスタなどで受賞歴のある作品が見られる。那須アワード2009の受賞作品は、映画祭最終日の7月5日に発表される。

 このほかショートショートフィルムフェスティバル&アジアの関連では、7月1日から31日まで横浜のブリリアショートショートシアターで「蛙男商会5年間の軌跡」が開催される。
 また、国内ツアーとして7月25日から31日まで名古屋の伏見ミリオン座でも、フェスティバルの作品上映が行われる。このほか海外ツアーとして国外ではメキシコシティで、9月3日から11日まで上映会が開催される。
【真狩祐志】

那須国際短編映画祭 http://www.nasu-filmfest.jp/

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「蛙男商会5年間の軌跡」 横浜みなとみらいで1ヶ月間上映

"那須国際短編映画祭開幕 ノミネートの半数アニメーション作品に" »
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2009.06.26
賞/コンテスト ]
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 ウォルト・ディズニー・テレビジョンインターナショナル ジャパンは、6月18日にニューヨークで発表された2009 PROMAX/BDA Promotion and Marketing Awardsの北米以外の部で、ディズニーグループから9部門で受賞があったことを明らかにした。
 PROMAX/BDA Promotion and Marketing Awardsは、世界の大手メディアグループが中心になり、毎年様々な宣伝やプロモーション、マーケティングなどの優れた企画を表彰する。数多くの部門で金賞、銀賞、銅賞が設ける。北米以外の部での9部門受賞は、ディズニーグループにとって過去最高の獲得となる。

 また、今年特に注目されるのが、その受賞のほとんどがウォルト・ディズニー・テレビジョンインターナショナル ジャパンが独自に企画した日本のアニメ作品のプロモーションとなったことである。ディズニーは2008年より、日本国内で日本のアニメ制作会社による作品の制作を開始している。
 ハリウッドメジャーが世界各地で進めるローカル・プロダクションのひとつであるが、ディズニーグループの中では特に目立ったプロジェクトである。宣伝、プロモーションにも力が入っており、それが今回の受賞につながったようだ。

 受賞が多かったのは、フル3DCG作品で女性型ロボットの登場する短編テレビ番組『ファイアボール』である。まず、動画を含めた情報提供とそのデザインが高く評価され、インタラクティブ・コンテンツプロモーション(子供番組)部門で公式サイトが金賞を受賞した。
 さらに『ファイアボール』の番組スタート時のプロモーション活動が、インタラクティブメディア・コンテンツプロモーション(子供番組宣伝)部門で銀賞、インタラクティブメディア・キャンペーンデザイン(総合)部門で金賞となった。同様に『ファイアボール』DVDサンプラーはスペシャルカテゴリー・DVDデザインで銀賞を取るなど、全部で4部門に輝く。

 国内を代表するアニメ製作会社マッドハウスとディズニーが手を組んだことで話題を呼んだ『スティッチ!』のプロモーションも注目された。
 こちらは促販アイテムが中心となった。『スティッチ!』風呂敷が、ジェネラル&コンテンツプロモーション(プロモーションアイテム部門)金賞、『スティッチ!』シーサーフィギュアがその他デザイン(プロモーションアイテム部門)銀賞、さらに『スティッチ!』オンライン広告バナーがインタラクティブメディア・オンライン広告(バナー部門)で銅賞を獲得した。

 PROMAX/BDA Promotion and Marketing Awardsは、米系メディアの受賞が多い傾向がある。その中で、ディズニーによる日本製のアニメ作品が存在感を増しつつあるようだ。
 ウォルト・ディズニー・テレビジョンインターナショナル ジャパンによる日本市場戦略が、垣間見える結果と言える。

ディズニー 公式サイト(日本) http://home.disney.co.jp/
『ファイアボール』 公式サイト 
http://www.disneychannel.jp/dc/program/anime/fireball/fireball.html
『スティッチ!』 公式サイト 
http://www.disney.co.jp/character/stitch/okinawa/index.html

PROMAX/BDA  http://www.promaxbda.org/

"「ファイアボール」公式サイト マーケティングの国際大会で金賞受賞" »
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賞/コンテスト ]
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posterMEDIA.jpg 今回で13回目を迎える文化庁メディア芸術祭が、今年の作品募集の詳細を発表した。これまで同様に、アニメーション、マンガ、アート、エンターテイメントの4分野で、新しい創造性を持った作品を7月16日から9月25日まで募集する。
 募集された作品は、部門ごとに大賞、優秀賞、奨励賞が選ばれる。そして、2010年2月に国立新美術館で開催される受賞作品展を初め、国内外の展覧会、イベント・上映会などで現在の芸術として広く紹介される予定である。

 文化庁メディア芸術祭の扱う領域は、デジタル表現やテクノロジーによるアート作品やコンピュターゲームなどを含むエンターテイメント、そしてポップカルチャーとして人気の高いアニメやマンガなどである。 
 その基準は何でもあり、一見は無秩序にも見える。しかし、こうしたごった煮感は、むしろ意図的に行われている。幅広い領域から作品を集めることで、ハイアートとポップカルチャー、創造性とテクノロジー、芸術作品と商業作品が、等しく価値のあることを示している。1997年にスタートしたメディア芸術祭は、芸術のボーダレス化の先駆的な試みなのである。

 今回の募集も同様に、募集されるのは幅広い作品である。アニメーション部門であれば、劇場映画、テレビ、OVAなどの商業作品、あるいはアート性の高い短編アニメーション、さらに個人作家による作品も含まれる。
 これまでの大賞作品の『もののけ姫』や『BLOOD THE LAST VAMPIRE』、連句アニメーション「冬の日」などからもその多彩さが伺われる。大手プロダクションから学生まで、あらゆるクリエイターが同じ場所に立つものだ。

 マンガ部門も同様で、ストーリーマンガだけでなく、4コママンガ、Webマンガ、自主制作マンガが対象に含まれる。多くの人があの作品と頷くものだけでなく、これまでに知られなかった才能を発見する点でも力を発揮する。
 これまでゲーム関連が多かったエンターテイメント部門は、ゲームだけでなく玩具やキャラクター、VFX、CM、MV、WEBまでが対象となる。アート部門は、インタラクティブアートやインスタレーション、映像、静止画、Webなど、新世代のテクノロジーを用いた芸術表現を網羅する。

 前回は日本だけでなく、世界44カ国・地域から2146作品の応募があったという。今年も多数の応募が期待されている。応募の詳細は、文化庁メディア芸術祭の公式サイトで確認出来る。

第13回 文化庁メディア芸術祭 http://plaza.bunka.go.jp/

平成21年度[第13回]文化庁メディア芸術祭 募集概要

募集期間: 
 平成21年7月16日(木)~ 9月25日(金)
募集部門:
 アート部門/エンターテインメント部門/アニメーション部門/マンガ部門
各賞:
 部門ごとに大賞1作品、優秀賞4作品、奨励賞1作品
贈呈式: 
 平成22年2月2日(火)
受賞作品展: 
 平成22年2月3日(水)~ 2月14日(日) 国立新美術館
主催:
 文化庁メディア芸術祭実行委員会(文化庁・国立新美術館・CG-ARTS協会)

"文化庁メディア芸術祭 アニメーション、マンガ等4部門で作品募集" »
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2009.06.21
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 韓国のソウル国際マンガアニメーションフェスティバル(SICAF)2009が、7月22日から26日まで開催される。韓国最大のアニメーション映画祭でもあるSICAFは、今回で13回目となる。例年は5月に開催されていたが、今年は7月となった。
 昨年の長編部門で『東京マーブルチョコレート』がグランプリを受賞するなど、日本作品の出品や活躍も目立つ。

 今年のコンペティションには、日本からは9作品が公式出品されている。テレビ部門には、このほど劇場版も公開されることが発表された『東のエデン』のほかに、『Po Po Loouise』、『虹色ラブレター』の名前が挙がった。『Po Po Loouise』と『虹色ラブレター』はNHKの「みんなのうた」の作品である。CM部門には、『ワールドサッカーウイニングイレブン2009』がある。
 また、短編部門に『Devour Dinner』、『KUDAN』、『Peeping Life』の3作品が選ばれた。『Devour Dinner』は水江未来氏の作品で、今月フランスで開催されたアヌシー国際アニメーションフェスティバルでも上映された。『KUDAN』は木村卓氏の作品で、第12回文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門で優秀賞などを受賞している。『Peeping Life』は森りょういち氏の作品で、6月18日にDVDが発売された。

 学生部門は『とらのたまご』となった。『とらのたまご』は、大手前大学の学生とテレコムアニメーションフィルムが共同制作した作品である。昨年この作品は、第13回アニメーション神戸のデジタル・クリエーターズ・コンテストでワンダフル作画大賞を受賞した。
 このほか選外のパノラマ上映としてキャプシーヌの『エデ