2012年4月7日より、テレビアニメ『宇宙戦艦ヤマト2199』が全国10館でイベント上映を開始する。本作は、シリーズの原点となった1974年の『宇宙戦艦ヤマト』を現在の技術で完全新作、再構築する話題の作品だ。 1974年に世の中に衝撃を与えた物語が、2012年にどの様なかたちで姿を見せるのか。2月18日に発進式イベントの開催も決まり、その姿を見せ始め注目されている。 さらに1月12日には、作品で大きな役割を果たすことになる劇中音楽を作曲家・宮川彬良さんが担当することが発表された。本作の一端がさらに明らかになる。 舞台音楽家、音楽番組のエンタテナーとしても活躍する宮川彬良さんは、実は1974年に『宇宙戦艦ヤマト』の音楽を手がけた宮川泰さんの実の息子にあたる。親子2代でヤマトシリーズに関わることになる。宮川彬良さんは、父・泰さんが生み出した『宇宙戦艦ヤマト』の音楽を全て再スコア化、フルオーケストラで収録する大作業を決行した。さらに『宇宙戦艦ヤマト2199』のための新曲も創りだす。親子2代にわたり、ヤマトの映像に魂を注ぎ込む。 宮川泰さんは1931年生まれ、ザ・ピーナッツの楽曲をはじめ数々の作曲・編曲を手がけ日本のポップス音楽を代表する音楽家として知られる。「宮川音楽」の愛称で人気を博した。 『宇宙戦艦ヤマト』もその代表作のひとつ、その音楽は宇宙空間の壮大さ、重厚な人間ドラマを強く印象づけた。『宇宙戦艦ヤマト』を新たに作るあたり、出渕裕総監督らスタッフは、ヤマトの音楽を実現出来るのは宮川彬良さんしかいないと考え、今回の起用につながった。 宮川彬良さんは今回の作業について、父親の音楽を「神の宿った音楽」と評する。わずか1ヵ月で全てを作曲したのは、「神の宿った1ヵ月だった」と。そして、その音楽をスコア化することで、その1ヵ月を追体験したと話す。 同氏の音楽、『宇宙戦艦ヤマト』、父親に対する熱い想いは、『宇宙戦艦ヤマト2199』の公式サイトでもインタビューとして披露されている。また、2月18日によみうりホールで開催される「宇宙戦艦ヤマト2199」発進式~俺たちのヤマトSP~にも同氏は出演する。画像: (c)2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会 『宇宙戦艦ヤマト2199』劇中音楽の収録でタクトを振る宮川彬良さん『宇宙戦艦ヤマト2199』公式サイト /http://yamato2199.net/全26話のTVシリーズを7章に分けてイベント上映 第1章(1話、2話)4月7日より上映 (第2章~第7章は各4話ずつの上映)2012年4月7日より全国10館にて第1章(約50分)上映開始[上映館]新宿ピカデリー/横浜ブルク13/MOVIX柏の葉/MOVIXさいたま/MOVIX宇都宮/なんばパークスシネマMOVIX京都/ミッドランドスクエアシネマ/福岡中洲大洋/札幌シネマフロンティア[スタッフ]原作: 西﨑義展総監督: 出渕裕キャラクターデザイン: 結城信輝音楽: 宮川彬良アニメーション制作: XEBEC、AIC 他[キャスト]沖田十三: 菅生隆之古代進: 小野大輔島大介: 鈴村健一森雪: 桑島法子 他
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