まんが甲子園20回大会記念 5校増の出場枠で開催 | アニメ!アニメ!

まんが甲子園20回大会記念 5校増の出場枠で開催

第20回まんが甲子園が開催される。今回は「20年」と「○○の神様」をテーマに予選が行われ、35校が本選に進んだ。

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 8月6日、7日に高知市文化プラザにて、第20回まんが甲子園が開催される。今回は「20年」と「○○の神様」をテーマに予選が行われ、35校が本選に進んだ。今年は20回記念大会でもあることから出場枠が5校増加した。
 本選では、第1次競技、敗者復活戦、決勝戦ごとにそれぞれテーマが発表され、制限時間内に制作することが求められる。日本一を目指し、各校が技を競う。

 例年、会期中は各種イベントも行われる。今回は「やなせたかしとアンパンマンコンサート」などだ。
 また、マンガ出版を行う各社による出張編集部が、毎年注目を集めている。一般の持ち込み作品を受付けるものだ。今回は小学館から「ゲッサン Sho-Comi」、「ビッグコミックスピリッツ」、「Cheese!」、講談社から「イブニング」、「月刊少年ライバル」、「月刊アフタヌーン」、集英社から「別冊マーガレット」、秋田書店から「週刊少年チャンピオン」、「月刊プリンセス」、アスキー・メディアワークスから「電撃大王」、エンターブレインから「フェローズ!」、角川書店から「月刊少年エース」、富士見書房から「ドラゴンエイジ」、Bbmfマガジンから「Bbmfマガジン」がやってくる。

 まんが甲子園は、1988年から行われていたまんがフェスティバルを前身としている。高知県が横山隆一さん、やなせたかしさん、青柳裕介さん、はらたいらさん、黒鉄ヒロシさん、西原理恵子さんなどの漫画家を多数輩出していることもあり、漫画を貴重な文化資源として位置づけ、県民にまんが文化を親しんでもらう目的で開催されていた。現在の各地域によるまんが施策の先鞭ともなっていた。
 まんがフェスティバルには県下の高校の漫画研究部も参加していた。「高校生が積極的に参加できるようなイベントを」という生の声を受け、1992年にまんが甲子園が誕生することになった。 2003年からは新たに「まんさい」も開始されている。このほか高知の関連では、7月9日に海洋堂四万十ホビー館が開館して話題になっている。
【真狩祐志】

まんが甲子園 /http://manga-koshien.net/
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