4月1日に米国でCGアニメーション『イースターラビットのキャンディ工場』（原題：HOP）が公開され、週末興行初登場1位と好スタートを切った。公開劇場は3579館、ファミリー層を中心に4月1日から3日までの3日間で3754万ドルを稼ぎ出した。作品への注目と評判が高いのもそのはずで、本作は2010年に世界中で人気を博したアニメーション映画『怪盗グルーの月泥棒』のスタッフが放つ最新作なのである。ユニバーサル・スタジオとクリス・メレダンドリ率いるアニメーション・プロダクション イルミネーションは、前作の大ヒットと高評価でピクサーやドリームワークスに続く、勢力とも言われている。国内の公開は本年8月となるが、いち早く米国で観客支持を受けた。
作品はまるでテーマパークとされた前作の賑やかさや、キャラクターの可愛さが今回も打ち出されている。夢を追いかけるうさぎ と ヒヨコ"軍団の対決というなんとも楽しい作品となっている。映像はアニメーションと実写を融合され、笑って歌って踊って元気になれるのが特徴だ。
監督は『アルビン/歌うシマリス三兄弟』のティム・ヒル、そしてプロデューサーを『怪盗グルーの月泥棒 3D』や『アイス・エイジ』シリーズのクリス・メレダンドリが務める。
物語の舞台はイースター島にあるお菓子の国。そこではうさぎとヒヨコが世界中の子供たちのために、色とりどりのキャンディを作っている。
ところがうさぎの王子イービーは、もうすぐ父親のあとを継がなければいけないのにミュージシャンになる夢が諦められない。そこでイービーはこっそりハリウッドへ向かい、オーディションを受ける。一方で、お菓子の国では、ヒヨコたちのボス・カルロスがキャンディ工場を乗っ取ろうと企て大混乱に陥る。お菓子の国とイービーの運命は・・・？イルミネーションならでは、明るく楽しいストーリーが繰り広げられる。
(c)2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
『イースターラビットのキャンディ工場』（原題：HOP）
8月、TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー
/http://easter-rabbit.jp/
プロデューサー： クリス・メレダンドリ
監督： ティム・ヒル
2011年／アメリカ
