米国アカデミー賞 VFX部門7作品に絞込み | アニメ!アニメ!

米国アカデミー賞 VFX部門7作品に絞込み

米国の映画芸術科学アカデミーは、2月27日に発表する第83回アカデミー賞の視覚効果(Visual Effects Award)部門の選考対象作を7本まで絞込んだ。

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 米国の映画芸術科学アカデミーは、2月27日に発表する第83回アカデミー賞の視覚効果(Visual Effects Award)部門の選考対象作を7本まで絞込んだ。選考対象に残ったのは、『アリス・イン・ワンダーランド』、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』、『Hereafter』、『インセプション』、『アイアンマン2』、『スコット・ピルグリムvs.ザ・ワールド』、『トロン:レガシー』である。
 視覚効果(VFX)部門は、映画の映像効果に焦点をあてた賞である。部門賞の歴史はアカデミー賞創設期に辿れるが、近年映画において特殊映像の重要性が増していることから注目が増している。アカデミー賞のなかでもSF・ファンタジーの大作映画が並ぶ、特に華やかな部門となっている。

 今回の7本もVFXを大量に用いた派手な映像で、2010年の映画シーンを彩った作品ばかりである。このうち『アリス・イン・ワンダーランド』、『ハリー・ポッター』と『インセプション』、『アイアンマン2』、『トロン:レガシー』は国内でも既に公開され大ヒットになっている。
 一方、12月の段階で15本挙げられていた選考対象から、『ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島』、『タイタンの戦い』などの有力作品が、今回の7本に含まれなかぅた。それでも先に発表された米国視覚効果協会VESアワードのノミネート作品でも『インセプション』、『ハリー・ポッター』、『トロン:レガシー』などの活躍が目立っている。これらの作品を軸に賞レースが展開しそうだ。

 今後アカデミーは7作品をさらに5つのノミネート作品に絞り込む、そして1月25日にビバリーヒルズにある協会のサミュエル・ゴールドウィンシアターにてノミネート発表する予定である。
 さらに2月27日に、ハリウッドハイランドのコダックシアターで行なわれる授賞式で、受賞作品が発表される。授賞式の様子はABCにより中継される。

第83回米国アカデミー賞 公式サイト /http://www.oscars.org/awards/index.html

 ■ 『アリス・イン・ワンダーランド』
 ■ 『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』
 ■ 『Hereafter』
 ■ 『インセプション』
 ■ 『アイアンマン2』
 ■ 『スコット・ピルグリムvs.ザ・ワールド』
 ■ 『トロン:レガシー』
《animeanime》
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