好評の藝大公開講座が再び 現代映像プロデュース論2010 | アニメ!アニメ!

好評の藝大公開講座が再び 現代映像プロデュース論2010

東京藝術大学大学院映像研究科の公開講座「馬車道エッジズ」が現代映像プロデュース論2010の実施を開始した。

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 横浜の東京藝術大学大学院映像研究科の公開講座「馬車道エッジズ」が現代映像プロデュース論2010の実施を開始した。同大学院の現代映像プロデュース論は昨年に引き続いて第2回目だ。昨年度の第1回ではマッドハウスの元・代表取締役社長である丸田順悟氏ら5名が講演している。
 今年度の第1回は1月28日で、広島国際アニメーションフェスティバルのフェスティバルディレクターとしても活躍する木下小夜子氏が「才能発掘の場としてのフェスティバル」と題して行った。

 この現代映像プロデュース論は「コンテンツ制作および日本のアニメーション界に対してどういうビジョンを描き、どういう事業を展開し、どういう人材を育成していくか、まさに今に生きるプロデューサーたちが取り組まなければいけない問題」とし、「アニメーションという文化を自覚的に将来にわたって発展させていくべき時期を迎えている」ことを背景として開催している。

 第2回は2月5日にディレクションズ代表取締役・長江努氏による「インディペンデント監督のプロデュース論」、第3回は2月11日に電通・テレビ&エンターテインメント局の亀田卓氏による「アニメの製作スキーム」、第4回は2月25日にプロダクション・アイジー代表取締役社長の石川光久氏による「監督をつくる~プロダクションI.Gの戦略」、第5回は3月11日にNHKエンタープライズ・エグゼクティブプロデューサーの飯野恵子氏による「NHKみんなのうた~壮大な才能開拓プログラム」となっている。今回もまた長編から短編まで、多角的な視点から意見を聞ける貴重な機会となりそうだ。
【真狩祐志】

現代映像プロデュース論2010 /http://animation.geidai.ac.jp/pd2010/

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