荻窪スタジオ制作「ヒピラくん」高品質ビデオでモバイルに配信 | アニメ!アニメ!

荻窪スタジオ制作「ヒピラくん」高品質ビデオでモバイルに配信

特徴は3DCGと2Dの融合である。3DCGの技術を用いながら、日本の2Dアニメの持ち味を描いている。そして、その最も新しい成果となったのが、『ヒピラくん』である。

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hipira.jpg 「機動戦士ガンダム」シリーズをはじめ、人気作品を次々に世に送り出す大手アニメスタジオ サンライズ。その中で荻窪スタジオは、特に異彩を放つ存在だ。これまで同スタジオはハイクオリティーの劇場アニメとして話題を呼んだ『スチームボーイ』、新世代の日本のアニメ映像となった『FREEDOM』など、数々の野心的な作品を生み出してきた。
 特徴は3DCGと2Dの融合である。3DCGの技術を用いながら、日本の2Dアニメの持ち味を描いている。そして、その最も新しい成果となったのが、『ヒピラくん』である。マンガ家・映画監督して知られる大友克洋さんが物語、アニメ監督・美術監督の木村真二さんがイラストを描くコラボレーションのアニメ化である。

 映像づくりには最新のCG技術を使っているが、ストーリーはこどもたちのファンタジーになっている。少し怖くて、かわいく、楽しい作品に仕上がったキモカワ・キャラクターが魅力となっている。
 作品はNHK BS2 「BS 冬休みアニメ特選 2009」で、2009年12月21日から25日に全10話がテレビ初放送された。さらに2010年2月11日には、NHK教育テレビで一挙放送もされている。テレビ放映を通じて、子供たちにその面白さが伝わったに違いない。

 この作品が2月17日より、さらにモバイルでも展開されることになった。au のサービスLISMO Video Storeで提供されている。LISMO Video Storeでは、『ヒピラくん』の映像のクオリティに相応しい高品質ビデオでの配信だ。2月17日から第1話から第4話が、2月24日以降は毎週水曜日1話ずつ第12話まで配信を予定する。
 このうち第11話と第12話はテレビ未放映、au ケータイ限定の貴重な配信となる。テレビ放映を観た人も『ヒピラくん』のさらなる映像を観るチャンスである。
 第1話と第2話無料配信で、第2話以降は税込み各105円、購入から72時間以内の再ダウンロード可能となっており期間中は何度も楽しめる。別途YOUNG 半額キャンペーンを実施しており、これを利用するとさらに安く楽しめる。
画像: (c)大友克洋・マッシュルーム・木村真二/ヒピラくん製作委員会

『ヒピラくん』 /http://www.hipira.net/

2010年2月17日(水)より
auのLISMO Video Store(高画質ビデオ)にて配信開始

[スタッフ]
監督: 木村真二
原作: 「ヒピラくん」 おはなし・大友克洋 え・木村真二
CGI 監督: 佐藤広大
音響監督: 百瀬慶一
音楽: コーニッシュ
制作:サンライズ 荻窪スタジオ

[キャスト]
ヒピラ: 小林由美子
ソウルくん: 大原さやか
ゲオルゲ: 鈴木千尋
エレナ: 藤村 歩
ナレーション: 島田 敏
《animeanime》
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