2010年で5回目を迎えるSAPPOROショートフェスト(札幌国際短編映画祭)は、今年は10月6日から11日まで札幌市内で開催される。短編映画(ショートフィルム)にフォーカスしたユニークな映画祭で、この分野では国内最大、世界でも有数の存在だ。 また、札幌市とSAPPOROショートフェスト実行委員会が開催する映画祭は、短編映画の商業化推進の役目も担っている。映画上映だけでなく、ワークショップ、それに短編映画専門のフィルム・マーケットを併設する。世界的にコンテンツのデジタル化、ウェブ、モバイルでの活用が進む中で、短編作品へのニーズ、注目が増しており、SAPPOROショートフェストの役割拡大が期待されている。 そうした中で、映画祭は2010年の作品公募を開始した。募集する作品はノンジャンルで長さ30分以内となる。募集部門はふたつに分かれており、2009年1月1日以降に制作された作品を個別に応募する作品部門、そして映画祭の特徴ともなっているフィルムメーカー部門である。 フィルムメーカー部門は、3本以上15本以内の作品をポートフォリオとして提出する。同一監督作品、グループによる作品など様々なパターンが可能だ。こちらでは作品の完成年は問わない。 作品の応募は3月31日まで、エントリーはスポットライツ(Spotrights)を利用したウェブからだけで受付ける。これによりオンラインを通じたBtoBマーケットも実現するという。こちらもユニークな試みとなっている。 昨年は世界97か国から3411作品の応募があった。このうち上映に至ったのは28か国103本。競争は厳しいが、それだけにレベルの高い作品が集まり札幌への注目を高めている。 短編映画におけるアニメーションの存在感の大きさもあり、映画祭の上映作品にはアニメーションが多い。実際、昨年のフィルムメーカー部門のグランプリは、アニメーション作家横須賀玲子さんによるポートフォリオだった。また、作品部門も英国のマルク・クレステさんのアニメーション『ヴァーミンツ: Varmints』である。 さらに最優秀国内作品賞は最優秀アニメーション賞も受賞した泉原昭人さんの『赤い森の歌』、最優秀北海道作品賞は宇木敦哉さんの『センコロール』とアニメーションが席巻した。このほかの賞でも国内外のアニメーションが活躍しており、短編アニメーションのトレンドを理解するうえでも重要な映画祭となっている。SAPPOROショートフェスト(札幌国際短編映画祭) 作品応募詳細/http://sapporoshortfest.jp/blogs/news/2010/01/ssf2010-opecall-jp.htmlSAPPOROショートフェスト(札幌国際短編映画祭) /http://sapporoshortfest.jp/MySpace /http://www.myspace.com/sapporoshortfestYouTube /http://www.youtube.com/user/sapporoshortfest
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