10月17日から25日まで開催される第22回東京国際映画祭は、今年のクロージング作品にディズニー/ピクサーの最新長編アニメーション映画『カールじいさんの空飛ぶ家』(監督: ピート・ドクター)を決定した。 この決定は9月4日に発表されたオープニング作品、ジャック・ベラン監督のドキュメンタリー映画『オーシャンズ』に続くものだ。アジアを代表する国際映画祭の最後を、世界を代表するアニメーションスタジオの話題作が飾ることになる。 (c)Disney Enterprises,Inc. All Rights Reserved. 『カールじいさんの空飛ぶ家』は、フルCGアニメーションの先駆者として『ファインディング・ニモ』や『Mr.インクレディブル』、『ウォーリー』などでアカデミー賞長編アニメーション賞に輝くディズニー/ピクサーの第10作目となる。 これまでの子供たち親しめるかわいいキャラクターから一転して、78歳のカールじいさんが主人公となり、意表をついた。しかし、先に公開された北米ではこれが大当たり、そのオープニングの15分で泣く人が続出という、愛と感動、そして冒険の物語として話題になった。 また、作品はアニメーションやVFX映画で急激に導入が進むデジタル3D映画である。画面一杯に広がる風船をはじめ、3Dの表現を最大限に活かした映像も注目されている。 東京国際映画祭では、映画祭最終日10月25日に『カールじいさんの空飛ぶ家』を上映する。前売りチケットは10月3日にチケットぴあ、ローソンチケットにて発売する。また、12月5日に国内全国ロードショーとなる。東京国際映画祭 公式サイト /http://www.tiff-jp.net/pre/2009/ja/『カールじいさんの空飛ぶ家』 公式サイト /http://www.disney.co.jp/movies/carl-gsan/
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