講談社のMiChao!と電子書籍のeBookJapanが提携開始 | アニメ!アニメ!

講談社のMiChao!と電子書籍のeBookJapanが提携開始

 電子書籍、電子マンガ配信サービスの大手イーブック イニシアティブ ジャパンは、11月14日から講談社が運営するマンガ配信サイトMiChao!と提携を開始した。
 この提携はモバイルとPC向けに新作マンガを提供しているMiChao!の連載作品を、イーブック イニシアティブ

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 電子書籍、電子マンガ配信サービスの大手イーブック イニシアティブ ジャパンは、11月14日から講談社が運営するマンガ配信サイトMiChao!と提携を開始した。
 この提携はモバイルとPC向けに新作マンガを提供しているMiChao!の連載作品を、イーブック イニシアティブ ジャパンが運営する「eBookJapan」で有料配信するものである。

 eBookJapanはMiChao!の有料配信を開始するにあたり、特設ページを設置する。
 そのうえで人気作品の第1巻を集めた「MiChao!ボックス for Boys」と「MiChao!ボックス for Girls」のセット販売を行う。これらのセット販売は、期間限定で通常より手頃な割引価格で提供される。

 MiChao! は2006年春に講談社が、無料でマンガが閲覧出来るサイトとして、スタートした。新作マンガが毎月千ページ以上の更新される国内有数のマンガ配信サイトである。
 現在MiChao! が提供する無料コンテンツは、最新話のみが無料である。バックナンバーは購入する仕組みとなっている。またインターネットやケータイで有料配信するだけでなく、人気の高い作品はマンガ単行本として書籍化され、書店でも入手出来る。

 大量の無料コンテンツの提供は、こうした有料サービスにビジネスを拡大する目的がある。しかし、巨大サイトとは言え、自社サイトだけでの販売では、購読者層や購買層に限りがあり、広がりにかける。
 講談社は電子マンガ販売で国内有数の規模を持つ「eBookJapan」と手を組むことで、これまでと異なった読者を獲得出来る可能性が広がる。また、「eBookJapan」は、競合他社とは異なるユニークな作品のライナップを拡大できる。

 雑誌や単行本で発売されたマンガに較べて、当初より電子媒体向けに制作されたマンガは、流通のためのコストが低くなるメリットがある。
 電子マンガの連載作品を、電子マンガのかたちのままで単行本として売るのは魅力的なビジネスであろう。こうしたビジネスは今回の二社の提携とは別に、今後も拡大する可能性が高そうだ。

MiChao! /http://moura.jp/manga/
eBookJapan  /http://www.ebookjapan.jp/shop/
MiChao!特設ページ
  /http://www.ebookjapan.jp/shop/genre.asp?genreid=28007
《animeanime》
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