1988年に原作者自らがアニメ映画化し、その未来的な映像で世界中に衝撃を与えたSFアニメ『AKIRA』が、今回最新映像音響技術を利用して、ブルーレイディスク(BD)として新たに生まれ変わった。 このBD版『AKIRA』が、10月18日に東京・表参道ヒルズで特別上映される。今回の上映は、現在開催中のJAPAN 国際コンテンツフェスティバル実行委員会のオリジナルイベント「最新デジタル映像音響技術が開く新世界」のプログラムのひとつである。最新映像と音響の体験を紹介するイベントのオープニングを飾る。 イベント当日の上映会は13時開始と17時開始の2回、この間15時半から16時半には作品について語るトークセッションも行う。 AV評論家の麻倉怜士さん、東京大学の廣瀬通孝教授、それに映画の音楽を手掛けた作曲家山城祥二さんがゲストとして登場する。作品誕生から20年を経ても色褪せることのない『AKIRA』の魅力を語る。 『AKIRA』BD版は、バンダイビジュアルが2009年2月に日米同時発売を予定している。BDならのフルスペックを利用して、日本語5.1ch音声を192kHz24bitのサンプリングで収録、さらにBDのために新規HDテレシネを行ったニューマスターによる映像となっている。 今回は「ハイパーメディア・コンテンツの衝撃PartⅠ~知覚を超えるコンテンツがよびさます美と感動そして健康と快感の脳機能~」と題してこの新しい映像と音響の上映を行う。 「最新デジタル映像音響技術が開く新世界」は、4K 映像による高精細映像やハイパーソニック・エフェクトによる全く新しい音響を経験するイベントである。 イベントではポストプロダクションの3DCG 技術や米国ハリウッドにおける4K 解像度スキャンによるデジタルリマスターなども紹介する。最新のデジタル映像技術を紹介することで、この分野での人材育成を目指す。 また、2日目以降も魅力的なプログラムが用意され、19日はハイパーメディア・コンテンツの衝撃の第2弾として現代画家マデ・ウィアンタ氏を紹介する『エコースケープ・ウィアンタ・ギャラクシー』が上映される。 さらに、20日には3DCG の映画製作技術を紹介する「3DCG を中心とした映画製作技術の最新事例~3DCG が切り開く映画製作の新世界~」、21日には『羅生門』4K デジタル復元プロジェクトで制作された同作品のデジタルリマスター版が上映される。 いずれも参加は無料だが、事前にデジタルコンテンツ協会のサイトにて、申し込みが必要となる。各イベントの詳細もそちらで確認出来る。 (c)1988マッシュルーム/アキラ製作委員会10月18日(土) ハイパーメディア・コンテンツの衝撃PartⅠ~知覚を超えるコンテンツがよびさます美と感動そして健康と快感の脳機能~ハイパーソニック・ブルーレイ・ディスク『AKIRA』13時~15時半 劇場版アニメ「AKIRA」第1回上映会15時半~16時半 トークセッションゲスト:AV評論家 麻倉怜士、東京大学 廣瀬通孝、作曲家山城祥二、(脳科学者 大橋力)17時~19時15分 劇場版アニメ「AKIRA」第2回上映会最先端デジタル技術を体験する 最新デジタル映像音響技術が開く新世界会場: 表参道ヒルズB3F SPACE [O:]日程: 2008 年10 月18 日(土)~21 日(火)主催: 最新デジタル映像音響技術が開く新世界実行委員会、経済産業省共催: JAPAN 国際コンテンツフェスティバル実行委員会特別協力: 大橋力研究室参加費: 無料申込先: /http://www.dcaj.org/cofesta2008/shinsekai.html申込締切: 各イベント開催前日まで(定員になりしだい受付終了)
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