数々のハイクオリティ フィギュアを手掛けてきたオーガニックが、メディア事業の新サービスとしてホビー専門のコュニティサイト「Web Media ORGANIC」を9月末にスタートする。 「Web Media ORGANIC」は同社の主力商品でもあるフィギュアを中心に、ホビー商品のレビューが読めるコミュニティサイトとなる。ホビーメーカーが、自らホビー専門のコミュニティサイトを運営するのは国内初のケースである。
「Web Media ORGANIC」では、ユーザーの細かなニーズに応じて、コミュニティを5カテゴリーに分けて運営する。20代から30代男性が好む硬派な男性キャラクターを中心とした「漢系」、「美少女系」、「マスコットキャラ系」、「ホビー&フィギュア」、そして「BL系」の5つである。 これは、同じフィギュアでも、それぞれの商品ごとに異なるユーザーが存在することなどを考慮したもののようだ。
オーガニックは今年7月、インターネット上で様々なサービスを提供しているオウケイウェイヴと資本・業務提携を行っている。今回の「Web Media ORGANIC」の立ち上げにも、オウケイウェイヴとの協力が行われている。サイトのなかの商品購買システムは、同社の関連会社OKライフのECサイトであるOKマーケットと連動している。 フィギュアやアニメなどインターネットユーザーと親縁性の高いビジネスを展開するオーガニックだけに、今後も新たな展開が期待出来そうだ。オーガニックは、今回のホビー専門のコミュニティサイトを立ち上げで、ホビー業界全体の活性化を図り、メディア事業からホビー業界を牽引する存在を目指すとしている。