沖縄の人形アニメーション 下北沢のトリウッドで上映 | アニメ!アニメ!

沖縄の人形アニメーション 下北沢のトリウッドで上映

 日本をはじめ世界各地のアート系のアニメーションの紹介に大きな実績のある下北沢の短編映画館トリウッドが、5月3日から国内異色のアニメーション作品『鉄の子カナヒル』を上映する。
 作品は版画家・儀間比呂志さん原作に、沖縄に鉄が伝来した逸話をファンタジーと

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 日本をはじめ世界各地のアート系のアニメーションの紹介に大きな実績のある下北沢の短編映画館トリウッドが、5月3日から国内異色のアニメーション作品『鉄の子カナヒル』を上映する。
 作品は版画家・儀間比呂志さん原作に、沖縄に鉄が伝来した逸話をファンタジーとして語る。制作に9年を費やした人形を利用したストップモーションアニメーションとなる。
 映画の長さは32分、人形アニメーションとしては、かなりの長編となる。バンコク国際映画祭やフランスデジタルアニメーション映画祭e-magician(招待上映作品)、沖縄・世界と子供と映画祭などで紹介されている。

 作品の特徴は題材を沖縄から採っただけでなく、制作や原作も沖縄で行われている沖縄発のアニメーションとなっていることである。原作の儀間比呂志さんは、沖縄を拠点にする版画家である。
 また、人形アニメーションを担当する比嘉ブラザーズ(比嘉一哲・比嘉之典)も沖縄を拠点に、制作活動を行っている。比嘉ブラザーズは、特撮映像の巨匠であるハリー・ハウゼンに強い影響を受けているという。高校卒業後、米国・ハリウッドで活動を続けた後、東京で映画、CM等に参加、その後1999年に拠点を移し今回の『鉄の子カナヒル』の制作を開始した。
 定休日火曜日を除く毎日上映、詳しい日程はトリッドのホームページで確認出来る。

トリウッド /http://homepage1.nifty.com/tollywood/
映画部@トリウッド in 下北沢 /http://blog.livedoor.jp/tollywood/

kanahiru.jpg【スタッフ】
原作: 儀間比呂志
製作、監督、脚色、撮影、編集、アニメーション: 比嘉一哲、比嘉之典
音楽: 伊波興奨
デジタルエフェクト: 比嘉秀年
プロダクションアシスタント: 比嘉健成
衣装: 比嘉洋子
録音: 茶畑三男、渡邊弘樹
効果: 朝倉三紀子、狩俣秀己
現像: 株式会社イマジカウェスト
技術協力: 株式会社モアモア、東洋音響
協力: オキナワデジタルモーション、比嘉清喜、リキマル
《animeanime》
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